留学ドットコム 地域視察レポート
日本人にも人気の観光地、マクタン島とセブシティで異なる雰囲気の街並み
リゾートエリア、セブシティ中心部から少し離れると地元の人生活に密着
多くの方が、「セブ = きれいな海」と思われるかもしれませんが、セブは大きく分けるとリゾートホテルが立ち並ぶマクタン島と、地元の方が多く暮らすオフィスや商業施設の集まるセブ島に分かれます。マクタン島はオーシャンビューのホテルや学校が多いですが、セブ島中心部のシティから海が見える場所は高層ビル以外ほとんどありません。シティ中心部から少し離れると、空き地や路上で犬や鶏、牛などが放し飼いされています。日本人が持つペットのイメージとは全く異なるため、襲われたり伝染病に掛かったりする危険性もゼロではありませんので、安易に動物に触らないようにしましょう。また、早朝から鶏が鳴いたり、犬が吠えたりしているので、動物の鳴き声がx気になる方は耳栓を持っていくことをお勧めします。
フィリピンの一般的な街並み
地元の人が利用する売店
放し飼いにしてある犬
セブシティにはアヤラモール、SMモールなどの大型商業施設があり
シティにはアヤラモール、SMモール、JYモールなどの大型商業施設がいくつかあります。フィリピンの商業施設では入り口に必ずセキュリティーが立っており、手荷物や身体検査をしています。入館の際には必ずチェックを受けてください。フィリピンでは同じ商品でも個人経営店や空港などお店によって値段が異なり、たいていの場合はスーパーで購入するよりも高額に設定されています。日常的に使うような買い物は、ショッピングセンターの中のスーパーで済ませておくことをお勧めします。SMモールにはユニクロがあり、フィリピン限定のジョリビーTシャツも人気です。また、フィリピンではマクドナルドより人気があると言われる「ジョリビー」というファーストフードの店舗も至るところで見られます。ジョリビーの基本メニューは、「チキンとご飯」という日本人からするとミスマッチともいえる組み合わせです。なお、水道水から作られた氷の水を飲んでお腹をこわしたという話も聞きますので、レストランでは氷がミネラルウォーターで作られているか確認しましょう。分からない場合は、スーパーで売っているお水を飲んだり、別の物を注文したりすることをお勧めします。
JYモールの外観風景
スーパーのドライマンゴー
コーナー
人気のファーストフードの
ジョリビー
リゾートに来た実感が持てるアイランドホッピング
セブシティ郊外の学校を選ばれた方は、学校から海は見えずなかなかフィリピンに来たという実感がないかもしれません。そんな方には、アイランドホッピングがお勧めです。アイランドホッピングとは、小型の船に乗って島々を周り、シュノーケリングやダイビングを楽しむレジャーです。学校が主催する場合もありますし、現地旅行デスクで申し込む場合もあります。カラフルな魚やサンゴを近くで見たい方はダイビングの方が良いですが、シュノーケリングでも十分に楽しめます。セブでは日本語のフリーペーパーが複数配布されているので、その中にあるクーポンを利用しても良いでしょう。日本よりかなり日差しが強いため、肌が弱い方や女性は日焼け止めをこまめに塗り直すようにしましょう。今まで滞在して日焼けで何の問題ないから大丈夫と油断していると、次の日からが本当に大変です。
アイランドホッピング風景
ホテルのプライベートビーチ
盛んなマリンスポーツ
セブでの交通手段とタクシーに乗るときの注意点
セブでの移動手段は、主にタクシー、ジプニー、トライシクルが挙げられます。どの交通手段を利用する際も荷物からは目を離さずに十分な注意が必要です。また、タクシーの長距離移動は運転手が嫌がり断られる場合や、車内にあるメーターを使用せず、「〇○ペソ」や「アディショナル50ペソ(追加費用の請求)」など交渉してくる場合もあります。特にセブシティ中心部からマクタン島への移動、早朝空港への移動時には注意が必要です。すぐ応じてしまのではなく、こちら交渉すると運転手も折れてくれる場合もあります。現地対応に慣れている学校の警備員さんやスタッフに話してもらうのも一つの手です。ただし、危険を感じるような状況になったら、無理な交渉は余計なトラブルのもとになるので避けるようにしましょう。
なお、セブシティではタクシーの他、ジプニーという乗り合いバスが走っており、料金は定額制です。日本のように決まったバス停はありませんので、降りる時には大きな声で「パラ」または「パラポ」と言ってください。ジプニーは地域によって料金設定が異なりますので、あらかじめ学校の方に金額の確認をしてください。基本的にセブ地域の各学校は、ジプニーはスリなどの被害があるため、「できる限り乗らないように!」と注意していますので、セブ内での移動はタクシーを利用するのが一般的です。マクタン島では自転車のサイドカーに乗せてくれる、トライシクルも良く走っています。人力ですので走行スピードは遅いですが、タクシーが走ってないエリアを移動しなければならない場合は利用する場合もあるでしょう。
乗り合いバスのジプニー
ジプニーには後ろから乗降車
自転車のトライシクル
セブエリアは学校の選択肢も多く、日本人にも過ごしやすい環境
フィリピンの方は気さくな方が多く、特にセブ島は観光地でもあるため、ショップの定員さんはほとんど英語を話せます。英語を試す実践の場として、ぜひ積極的に話かけてください。観光地にある店舗では片言の日本語で話しかけてくる人懐っこい定員さんもいますが、その時は是非流暢な英語で返して驚かせてみましょう!フィリピンではスムージーやお菓子が比較的安いということもあり、女性の方は太りやすい傾向にあるそうです。スムージーは加糖されているので、甘さ控えめをご希望の方は注文の際に伝えてください。ジムやプールを利用できる学校の場合は、勉強の後には適度に運動した方が良いです。セブは日本人に人気のエリアということもあり、毎日ではありませんが語学学校の食事も日本食が多く出されます。フィリピン料理も日本人の口に合うと思いますので、ぜひチャレンジしてください。この地域には語学学校が数多くあり、みなさんの選択肢はたくさんあります。それぞれ学校には特徴がありますので、皆さん留学の目的に合わせて選んでみてください。
フィリピン料理
パンシットカントン(手前)
ルンピア(奥)
フィリピン料理シニガン(左)
シシグ(右)
セブのフリーペーパー各種