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語学学校に通う場合、学校によって様々なコースがありますが、多くの留学生は最初は英語初心者のレベルからスタートします。そのため、英語力が殆どないと自己分析ができている方の場合は、「一般英語コース」からスタートするのが一般的です。その後、英語力が身についてきた後に、自分の目的や希望に合ったコースに変更するのが一般的です。多くの学校では、コースの変更は4週間毎に行うことができます。コースによっては入学制限などがあるため、希望コースと入学条件が合っているかどうかを確認する必要があります。以下、学習目的別にコース内容をご紹介しています。
コースの種類 | コースの詳細内容 |
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一般英語コース | まずは基礎的な英語力を身につけたいという方におすすめのコースです。スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングといった基本的なスキルを伸ばすことができます。初級から上級までのクラスが用意されており、初心者からでも参加が可能なコースになります。 |
試験対策コース | TOEIC、IELTS、TOEFL、ケンブリッジ英検などの試験対策のコースです。英語レベルが初中級以上であり、進学や就職の際に語学試験のスコアが必要な方におすすめです。英語で各試験のノウハウを教える授業を行うため、最低限の日常会話ができるレベルに到達していなければ、コースの受講ができません。 |
職業訓練コース | 接客英語やバリスタコースなどを学び、現地でのアルバイトや帰国後のキャリアアップを目指す人におすすめです。初中級もしくは中級以上から参加が可能です。ワーキングホリデービザの方は、アルバイトのための訓練を兼ねて、一般英語コースで基礎を学んだ後、これらのコースに変更して学方が多くなります。 |
ビジネス英語コース | 国際ビジネスをするにあたり必要な英語力やプレゼンテーション能力を身につけるコースです。現在社会人で英語を使う必要に迫られている人や、これから国際企業に就職する人におすすめです。一般的にTOEIC700点以上のレベルか、一般英語コースで中上級以上のレベルに到達していないと受講できません。コース受講にはハードルがありますので、しっかりと一般英語コースで基礎力と会話力を磨く必要性があります。 |
資格英語コース | 児童英語教師養成のJ-SHINEやTECSOL、成人向けの英語教授法であるTESOL、翻訳技能など英語だけではなく資格取得に興味がある人向けのコースです。これらのコースの受講は、中級以上の英語力が必要となります。職業に直結する資格のため、キャリアアップを目指す方におすすめです。 |
上記のように、同じ語学学校の中でも受講可能なコースは、学生の英語レベルによって大別されます。留学したばかりの頃は、基本的にスタンダードな一般英語コースを受講し、英語の基礎をバランスよく身に着ける必要性があります。2カ国留学で英語力を身につけてオーストラリアへ渡航された方の場合は、試験対策や接客英語、ビジネス英語などワンランク上の英語コースを授業される方が多くなります。