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オーストラリアには様々な語学学校がありますので、日本人の少ない学校を希望される方も少なくありません。各学校により運営スタイルやマーケティングしているターゲット層が異なるため、全ての語学学校が同じ方向性を向いて運営しているワケではありません。そのため、日本人がある程度在籍している学校と、そうでない学校はそれぞれメリットとデメリットがあり、この違いを比較しながら、自分に適した学校を見極める必要性があります。
日本人の多い学校 | 日本人の少ない学校 |
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日本人比率が30%を超えている学校は、「日本人が多い」と言えます。メリットは日本語ができるスタッフが常駐していることであり、困ったことがあった場合はすぐに相談することができるため安心感があります。デメリットとしては、外国人の友人に積極的に話しかけるよう意識しないと居心地の良い日本人と一緒に過ごす時間も多くなり、日本語で話してしまうことが多くなりがちなところです。 | 日本人比率が30%を切っている場合は「日本人が少ない」と言えます。メリットとしては、日本人が少ないため外国の友人が作りやすいことです。デメリットとしては、基本的には日本人スタッフが常駐していないことが多いため、何かトラブルが起こった際も全て英語で学校スタッフに伝えなければなりません。英語を使う機会は多くなりますが、サポート体制と言う面ではサバイバル性が強くなる傾向があります。 |
このように、どちらの学校にもメリットとデメリットがあります。また、日本人が多い学校でも、英語力が上がってくれば自然とスピーキングが得意なヨーロピアンが多いクラスに在籍することになるため、国籍比率は気にならなくなるでしょう。あまりに日本人が多い学校を選ばない限りは、特に支障はありません。そのため、どうしても日本人の少ない学校が良いというこだわりがある場合は、最初のうちは日本人スタッフが在籍している学校に通い、慣れてきたら日本人の少ない学校へ転校するやり方も検討しても良いでしょう。