ワーキングホリデー半年だけはもったいない!6ヶ月と1年の費用額を比較 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

ワーキングホリデー半年だけはもったいない!6ヶ月と1年の費用額を比較

公開:2018/05/28 著者:水野 瞳 5453 Views

ワーホリことワーキングホリデービザは、「1年間の滞在が可能なビザ」です。

全ての国で取れるビザではなく、主にオーストラリアとカナダが人気です。次いでニュージーランド、イギリス、アイルランドと言ったところでしょうか。

カウンセリングに来られるお客様の中には、費用面を気にされて、「ワーホリは半年だけ」と検討されている方は少なくありません。

 

期間を短くすることで、ワーホリ留学の費用を抑えることができるのでしょうか?

 

今回のポイントは、ワーホリで「1年間」滞在する費用は「6カ月」で必要な費用の2倍になるのかどうかです。

日本で最も人気のあるワーホリ先であるオーストラリアを例に、具体的な必要な費用を紹介しますので、その違いを検討してみましょう!

ワーキングホリデーでの予算について

ワーホリは1年間自由に過ごせるビザなので、過ごし方によって予算は大きく変わります。

ココでは、一般的なワーホリの理想プランで紹介します。

 

6カ月と1年間のワーホリした場合の共通条件
・オーストラリアで語学学校に4カ月(16週間)通う。
・語学学校終了後に1日8時間、月20日間アルバイトする。

 

1年間ワーホリ滞在した場合 

授業料: 約14万円/月×4カ月= 約56万円

ホームステイ: 約13万円×1カ月= 約13万円

ルームシェア: 約12万円/月×11カ月= 約132万円

航空券(1年間オープン): 約15万円

海外旅行保険: 2.2万円/月×12カ月= 約26.4万円

ビザ費用: 約4万円

その他諸経費用(光熱費、交通費、通信費、交際費など): 約48万円

────────────────────

合計: 約294.4万円 ≒ 295万円

8カ月の就労での収入: 約192万円  ※学校に通う期間以外の期間でアルバイト

実質的な合計: 295万円 – 192万円 = 約103万円

 

6カ月間ワーホリ滞在した場合

授業料: 約14万円/月×4カ月= 約56万円
ホームステイ: 約13万円×1カ月= 約13万円
ルームシェア: 約12万円/月×5カ月= 約60万円
航空券(1年間オープン): 約15万円
海外旅行保険: 2.2万円/月×6カ月= 約13.2万円
ビザ費用: 約4万円
その他諸経費用(光熱費、交通費、通信費、交際費など): 約24万円
────────────────────
合計: 約185.2万円 ≒ 186万円

2カ月の就労での収入: 約48万円  ※学校に通う期間以外の期間でアルバイト

実質的な合計: 186万円 – 48万円 = 約137万円

 

ワーホリで1年間のトータル費用を算出してみると結構な金額になります。

1年間の滞在費用(約294.4万円)は、6カ月の滞在費用(約185.2万円)の「約1.6倍」になることが分かります。

分かりやすいように表にもまとめてみます。

 

1年間滞在した場合6カ月した場合
語学学校費用同額(約60万)
生活費約158万約80万
航空券同額(約15万)
海外旅行保険約22万約11万
ビザ費用同額(約5万)
その他(交際費、交通費等)約48万約24万
費用の合計約294.4万円約185.2万円
アルバイト収入約192万円約48万円

 

上記の表をご覧頂くと、滞在期間が1年でも、6カ月でも同額の費用がかかる部分が多いことが分かります。

 

単純に期間が半分になったからといって、費用も半分になるワケではありません!

 

注目すべきは収入の違いではないでしょうか。

アルバイトでの収入格差はおよそ4倍!

 

1年間滞在している場合は、半年滞在に比べて4倍もの金額を稼ぐことができます。この収入の差は大きく、1年間滞在した方が支出は高額になりますが、収入を含めて全体的に考えると、実質的なトータルコストはなんと6カ月滞在の方が上回ってしまいます。

「ワーキングホリデーで滞在する期間が短ければ、費用も抑えられるに違いない!」と思っていた方にとっては驚きではないでしょうか。

 

滞在期間の違いは英語力アップにも差が出る

英語力向上の側面からも、当然滞在期間が長い方が効果は高くなります。

 

1年間でも6カ月間でもワーホリで海外滞在するのであれば、滞在期間は長い方が生の英語に触れる時間も物理的に増えます。帰国時期が決まっていて、6カ月間しか行けない方は仕方がないですが、帰国時期が定まってない人はフルで1年間行かれた方が良いでしょう!

いずれにせよ、6カ月間も留学するとなれば、社会人は仕事を退職していきます。大学生であれば学校を休学することになります。学生の場合は、日本の多くの学校が1年間での学期制度を導入しているため、6カ月で帰国してもすぐに復学できないこともあります。

社会人の場合は、帰国後に再就職があります。面接の場では、「ワーホリの成果がどうだったか?」も尋ねられます。6カ月間の滞在期間では、時間も限られた中でアピールできる成果を手にできるかは不透明です。

 

「なぜ1年ではなく半年だったのか?」と問われた際、「費用がかかるから」と答えていたら、目的意識の薄い方だと思われて逆にマイナスになります。

 

ワーホリは1年間しっかり行くことがオススメ

ワーホリは1年間滞在すると6カ月の滞在に比べると約1.6倍の費用がかかりますが、その差額を上回るほどのアルバイト収入を得ることができます。また滞在期間の差は費用や収入だけでなく、英語力アップや国際交流する機会にも影響します。

滞在期間が6カ月間でも1年間でも、日本を出国する準備・手配、海外生活の準備などに必要な労力は全く変わりません。

カウンセラーとして、帰国された留学生に話を聞くと、ほぼ全員が「もっと長く滞在していたかった…」と口を揃えて言われます。

 

同じ労力が必要ならば、滞在期限である1年間を過ごされることが断然オススメです!

 

基本的にワーホリができるチャンスは、1つの国で1回限りです。同時に30歳までといった年齢制限もあります。長期間での海外滞在は、いつでもチャレンジできるワケではありません。

人生1度きりの留学機会を目先の費用だけで、期間短縮するのは本当に勿体ないです。海外留学で得られる成果を誇れるよう、充実した1年間を過ごして欲しいと思います。

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