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カテゴリー:留学の準備

海外留学の際に荷物を減らすためのコツを紹介!

更新:2024/06/20(公開:2018/07/19) 著者:鈴木 紗貴 3675 Views

海外留学は、ただでさえ荷物が多くなります。

1年の語学留学やワーホリを考えている方にとっては、スーツケース1つに1年分の荷物は収まりません。

 

できることなら、荷物を少しでも減らして身軽にしたいものですよね!

 

「持って行きたいものがたくさんあるからどうしよう…」と言って悩んでいる方がきっとたくさんいらっしゃると思います。

そこで今回は、留学に持って行く荷物を減らすコツをご紹介します!

コツ1)迷ったら持っていかない!

まず最初のコツは「迷ったら持っていかない!」です(笑)

これは荷物を減らすための鉄則ですので、まず一番最初にご紹介しています!

あなたが持って行くかどうか悩んでいるモノの大半は、「あったら便利だろうな~」と思っているものがほとんどのはずです。

特に初めての長期海外生活である人は、現地で何があるかわかりませんので、不安になるのもすごく分かります(実際私もそうでした…)

 

しかし、不安だからといって「あれも、これも!」といろんなものを持っていこうとしたらどうなるでしょうか

当然、荷物が膨大になってしまうのは容易に想像できますよね?

 

もしあなたがジャングルの奥地などまったく人がいない地域へ留学するのであれば話は別ですが…(苦笑)きっとあなたが留学する場所もそれなりの規模がある都市のはずです。

迷っているものを持っていかなかった場合に、もしかしたらその場所で多少の不便はあるかもしれません。

しかし、現地の人が問題なく毎日生活できているのも紛れもない事実です。

「心配だけど…でもまぁジャングルの奥地へ行くわけじゃないんだからなんとかなるだろう!」という気持ちで、迷ったものは日本に置いていきましょう!

 

あとは「これがあったら便利だなぁ~」という気持ちで持ち物を選ぶのではなく、「これがないと大変!」といった考え方に変えてみると荷物の選別もよりしやすくなると思いますよ。

・あったら便利だな→必須ではない
・これがないと大変!→必須

 

また、荷物を準備している時は必死なのでなかなか難しいかも知れませんが…帰国時の事も少し考えながら準備するのもオススメです。

帰国時は誰でもお土産を買うはずです。そのためお土産が増えても大丈夫なように、スーツケースのスペースを作りにも若干の余裕を持たせて準備するのです。

イメージとしては、「中身がギチギチ、パンパンの容量100%!」ではなく、「容量90%くらい」だとベストですね。

 

コツ2)現地で買えるものは省く!

次は、持って行く荷物が「現地で買えるモノかどうか」というも重要なコツです。

現地で買えるようなモノは、できるだけ現地で買うようにしましょう!

中には「日本食が恋しくなるだろうから…」と食品を準備する人もいると思いますが、実は21世紀のこの時代、日本食は海外でもなんなく手に入ります!

有名な留学地&ある程度の都市であれば、たいていは日本食材を取り扱うお店が1つや2つはありますのでご安心ください。

 

日本食取り扱いのお店については下記のコラムでも解説しているのでぜひご覧下さい。

 

上記のように基本的に食品も「迷ったものは持っていかない」のルールに当てはめで、迷ったら日本に置いていくのが吉です。

 

ただ、海外で買えない(買いにくい)ものとして「日本製の文房具」と「参考書」の2つは準備して置いた方が良いでしょう。

学校で使う予定の色ペンや消しゴム、ノートなどは予備をいくつか準備しておき、日本語で英語の解説されている参考書は事前に購入しておけるとベストです。

 

また、基本的に現地で買えるものは現地の環境に対応しているので、日本からわざわざ持って行くよりも使い勝手が良い事も多かったりします。

「現地で買えるものは持ち物から省くぞ!」という強い気持ちで荷物減らしを頑張りましょう!

 

コツ3)使い捨てを前提とする!

3つ目のコツは、「使い捨てを前提として荷物を準備する」です。

渡航後に使い捨て(現地で捨てて帰国)できるのであれば、帰国時の荷物が減り、捨てた分のスペースが増えることになります!

増えたスペースはお土産を詰めればスーツケースのスペースを賢く有効活用できますね。

私も日本に持ち帰っても使わないと思ったモノは、思い切って使い捨てるようにしていました。そうすることで帰国時に荷物量がグンと減りましたのでオススメです!

 

そのため「使い終わったら現地で捨てよう!」と思えるものを中心として荷物準備をしていきましょう。

ちなみに、そうした取捨選択する時のアイデアとして「安いもので揃える」のが重要です。

高価なものだと捨てる時に「もったいない!」と感じてしまいますので、高価なものは持っていかないのがベストです。

代わりに安価なもので荷物を揃えて渡航すれば帰国時に「もともと安かったものだし、だいぶくたびれてるから捨てちゃおう~」と気軽に決断できます

衣服もファストファッションなどで安いものを中心に揃えたり、身の回りの小物なども100円ショップなどで揃えていくと安心ですね。

 

コツ4)荷物は小分けに!

コツの4つ目は「どうしてもスーツケース内でかさばってしまう液体物など」を小分けにするという方法です。

特に化粧品やコンタクト洗浄液などの液体物は重量が重くなりますし、スーツケース内で場所も取ります。

そのため、旅行用の詰替ボトルやプラスチックの小袋などに中身を移し替えて、最低限の量を持参すると荷物を減らせます。

 

実際、化粧品やコンタクト洗浄液などは現地でも問題なく買えますので、わざわざ重い思いをして日本から大量に持ってかなくても大丈夫ですよ!

それに、小物や細かいモノは、バラバラにならないようにまとめて1つの袋に入れるとパッキングもしやすいですし、液体物を袋に入れておけば、漏れた時でも被害を最小限に抑えることができます。

 

コツ5)衣類は着回し前提で!

コツの5つ目は「着回し前提で衣類を選ぶ」というものです。

イメージとしては、着回しがしやすいセット(インナー複数+アウターは1着だけ)で服を考えたり、ズボンもカジュアルなものを1つ、フォーマルなものを1つずつだけという感じですね。

 

個人的にはストールなどいろいろな用途に使用できるものを持って行くと、少ない量の衣服でもお洒落を楽しむことができるのでオススメです!

 

実際、荷物の中で特にかさばるのが「衣服」ですので、衣服を上手に減らせると荷物全体も大きく減らせる事ができます。

特に、衣服は現地で問題なく購入することできるものですし、特にカナダなど寒い地域へ留学する場合は、現地で上着を調達した方が寒さにも適応できます。

 

→長期留学やワーキングホリデーで何着くらい服を持っていけば良いか分からない人は上記コラムも参考になると思います。

 

また、海外でもお洒落を楽しみたい気持ちはわかりますが、日本と違い海外ではみんなラフな格好をしてますので、あまり着飾らない方が良いですね(こぎれいな身なりをしていると、スリに狙われる危険性も増えます!)

 

おまけ:詰め方や収納も工夫しよう

荷物を減らすコツは上記5つとなります!

参考になるものはありましたでしょうか?

 

また、これは下記荷物を減らす方法ではないのですが、パッキング(荷造り)の時に知っておいた方が良い事もせっかくなのでご紹介します!

衣類の詰め方

衣服は圧縮袋を使うと容量をギュッと減らせますが、圧縮袋を使わない場合には「同じ大きさにたたむ」ことを意識すると良いです。

また、小さめの衣服は、くるくると丸めて空いているスペースに詰めるのを意識しましょう。

この2つを意識するだけでもスーツケースの中がかなりスッキリしますよ!

 

サブバック活用

スーツケース1つでは、荷物の重量制限に引っかかる可能性もあるかも知れません。

万が一のために、コンパクトに折り畳めるサブバッグなども用意しておきましょう。

こうしたサブバッグが一つあれば帰国時のお土産を入れるバックとしても使えます。

 

重いものはスーツケース下側へ

スーツケースに荷物を詰める時には「重いものはスーツケースを立てた時の下側、軽いものは上側」ということを心がけてパッキングしましょう。

そうすることで、スーツケースを転がす時に重心が取れて安定して楽に転がしやすくなります。

 

また、壊れやすいものは真ん中に詰めるようにしましょう。

 

海外の空港ではスーツケースは雑に扱われることが多く、破損するリスクが高いのです。そのため、壊れやすい電化製品などはスーツケースの中心部に配置し、その周りを衣類でクッション替わりに配置するのがポイントです。

また、よく使うモノは、取り出しやすい位置に配置するとベストです!

 

スーツケースは軽いものを!

一般的にスーツケースのサイズは大まかに下記のようになっています。

SSサイズ(1~2泊用):30リットル前後/機内持ち込みサイズ
Sサイズ(1~3泊用):40リットル前後
Mサイズ(4~7泊用):60リットル前後
Lサイズ(7泊以上用):90リットル前後

 

海外留学する際は、ほとんどの方が一番大きいスーツケースを買うと思いますので、Lサイズ(7泊以上)の90リットル前後のものになるはずです。

一番大きいスーツケースを準備すれば「これで荷物もたくさん入るぞ!」思えるのでなんとなく安心感がありますよね。

 

しかし、ここで大きな落とし穴があります!大きなスーツケースほど重量が重くなるのです。

飛行機の預け荷物で一般的な重量はだいたい20kg前後です。

 

一番小さなスーツケースサイズであればスーツケースの重量は2kg程度ですが、一番大きなサイズでは重量がなんと2倍以上の5kg前後となります。

もし預け荷物の重量(20kg)のうち、1/4程度がスーツケースの重量となってしまったら、スーツケースがいくら大きくても重い荷物を入れにくくなりますよね…。

 

そのため、スーツケースはついつい「大きなサイズ&安いもの」の2ポイントでスーツケースを選びがちですが、飛行機の預け荷物の重量を考えると「スーツケースそのものの重量」も重要なのです!

ただっし、軽くて丈夫なスーツケースは高価ですので、「大きいサイズ&安いもの&軽いもの」の3つをうまくバランスを取ってスーツケースを準備できると良いですね^^

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

きっと1カ月程度の短期留学であれば、荷造りで苦悩することもないでしょう。

しかし、1年またはそれ以上の留学期間を考えている方にとっては、スーツケースに1年分のアイテムを全部詰めるのは至難の業です。

 

こうしたパッキングも海外に慣れていればなんてことない作業なのですが…はじめての海外留学の方は不安も大きいため、色々念入りに用意したくなる気持ちも分かります。

ですが、何も意識しないでパッキングしていると、あっという間にスーツケールは一杯になります。

 

そのため、この記事で紹介したように5つのポイント(迷ったら持っていかない・現地で買えるものは省く・使い捨てを前提に・荷物は小分け・衣類は着回し中心」を意識して用意していきましょう!

荷物はできるだけ身軽にして、たくさんの思い出を持ち帰ってこれたらいいですね!

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