【ファームステイ】費用を抑えての英語環境と言えばWWOOF(ウーフ)です!
ファームステイと聞くと、セカンドワーホリをイメージする方も多いですが…実は安価に英語環境で生活できる環境でもあります。
そこで、このコラムでは英語環境としてのファームステイをご紹介したいと思います!
費用を抑えて英語環境で生活するならWWOOF(ウーフ)
実は、WWOOF(ウーフ)というのは実は日本でもある制度で、働く対価として食べるものと寝る場所を提供するシステムです。
そのため、無給(労働⇔食事&住まいの交換)となり、お給料はでません。
日本国内ではWWOOF制度はかなりマイナーですが、オーストラリアとニュージーランドではとてもメジャーなファームステイの選択肢の1つになります。
ちなみに、2015年頃まではWWOOFで88日の生活をすることで、セカンドワーキングホリデービザを申請することができました。
しかし、現在はWWOOFでの経験はセカンドワーキングホリデービザ申請にはつながりませんので、セカンドワーホリを考えている方はご注意ください。
過去にWWOOFを経験した人のフィードバックによると、食事は提供されるので滞在中はほとんど出費がないとのことでした。
そもそも買い物できる場所が徒歩圏内になく、お金を使うような場所が近くにないというのも影響しているでしょう。
そのため、WWOOFを考える際に必要な出費は、単純に都会から田舎への移動費です。
飛行機を使うとかなりまとまった費用が出ていくかも知れませんが、バスや電車だけであればかなり節約して移動する事ができます。
そのため、バスや電車で上手に移動ができれば、出発前、滞在中ほとんど出費を伴わずに、都会を離れて田舎暮らしをしながら、日本人のいない場所で英語環境の生活ができるのがWWOOFなんですね。
WWOOFの良いところとは!?
ファーム経験者からヒアリングした、WWOOFの良いところをまとめました。
・都会のホームステイよりも田舎のファームのファミリーの方が親切で優しい。
・都会の生活ではアジア人とのシェア生活だが、ヨーロッパの若者とも生活できた。
・WWOOFにいる時が一番英語を使った!
・給料が発生しないため、そこまで長時間の重労働は求められなかった。
もちろんすべての受け入れ側が上記のような環境を提供してくれるとは限りません。
しかし、都市部の生活とは180度ガラッと違った魅力があるのは分かって頂けると思います!
また、お給料を貰っていない立場ですので、もし万が一、受け入れ側と気が合わなければ、気軽に違うところに移れるというのも安心ですね。
個人的にオススメの方法としては、万が一そこの環境が合わなかった時を想定して、「最初は1週間くらいの滞在を希望し、自分に合えば延長したい。それは可能か?」と事前に伝える形です(笑)
私の感覚では7~8割程度の人がWWOOFで満足感を覚えている印象があります。
WWOOF希望者は、どちらかと言えばアジアよりも欧米の若者が多いのも特徴です。
また、WWOOFを経験した人に共通することと言えば、比較的自由な時間が多いことです。
そういった時のために、英語の参考書を持って行って空き時間に勉強する事もできますし、パソコンやタブレットなどを持って行って、動画など見ながらのんびりと余暇を楽しむと良いでしょう。
英語環境の田舎生活?それとも日本語環境の都市生活?
ワーキングホリデービザでオーストラリアを訪れる日本人のほとんどが「会話が上手になりたい!」と考えています。
しかし、海外生活をしているにもかかわらず、実際の住環境や職場で、英語の必要性が低いケースも珍しくありません。
都市の中心部で生活している人ほど、その傾向が高くなります。
日本でも同様ですが、便利な生活環境が整っていればいるほど、言葉を発することなく何となく生活が成立してしまいます。
もし困ったことがあれば、日本人の友だちも身近にいるので、聞いてしまえばほとんどのことは解決できてしまいます。
そのため、1年間の滞在が終わった時に「1年の海外生活は楽しかったけど英語には自信がつかなかった…」という帰国される方の多くは、こうした便利な環境や場所で長く生活していた傾向があります。
もしあなたが「会話が上手になりたい!」強く願うのなら、WWOOFのような英語を使う環境に飛び込む、自分をそういう環境に置いてあげることも必要です。
実際、留学生の中には「日本食レストランで働いてお給料はそこまで悪くなかったけど、このままでは海外生活とは言えない!」と奮起してWWOOFへ行く方もいらっしゃいました。
ちなみに、日本では看護士のお仕事をしている方でしたので、農業とは無縁の方でしたが、農業未経験者の方であってもWWOOFを利用すれば環境をガラッと変える事ができるのです。
もちろん全く日本語が通じない環境での生活は、最初は苦労するとは思いますが、それはきっと皆さんの経験と自信につながります。
1人で田舎に行くのはとても心細いかもしれませんが、決断した方は「やるしかない!」という境地にもなります。
そういった環境に飛び込めば、積極的に英語を話すしかないという気持ちになるのもごく自然なことだと思います。
例えば、もし日本人の少ない語学学校に行きたかったが、思ったほどの環境ではなかったとあれば、WWOOFは打ってつけの環境かもしれませんね。
このように少し発想を変えれば、英語環境をかなえるのは、実はそれほど難しいことではないのです。
WWOOFにマイナス点はないの!?
残念ながら人と人との付き合いなので、どうしても相性が合わないというケースもあるようです。
こればかりは経験してみないと何とも言えません。
また、これは田舎に限ったことではないかもしれませんが、食事が美味しくない、質素倹約の家庭にあたるという可能性もあるでしょう。
海外留学やワーホリの意義として、行く先々で起きたトラブルを乗り越える経験は、人間が成長する糧となるのでトラブルさえもぜひプラス、前向き、ポジティブに捉えていきましょう!
また、かなり少数ではあるのですが、受け入れ側のファーム施設が男性1人のところに女性が1人で行くことは避けましょう。
女性の場合は、子供もいる受け入れ側を選んだり、複数名の家族構成のファーム施設を選んだりと、注意して滞在先を選べると良いですね。
留学ドットコムはWWOOFの正規代理店となっておりますので、WWOOFのメンバー登録も承っております。
留学ドットコムには、過去の生徒様の経験談もあります。お問い合わせ頂いた方には情報提供させて頂きますので、そうした情報を参考に検討してみましょう。
・円安で人気急上昇!豪州有給インターンの魅力
→こちらはWWOOFとはまた違うアプローチになりますが、「無給ではなくしっかりと稼げる場所に環境をガラッと変えてチャレンジしたい!」という方には有給インターンがオススメです。
→オーストラリアでの滞在方法は、WWOOF以外にどんなものがあるのか気になる方はこちらのコラムが参考になるはずです!