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【節約留学】アルバイトしながら語学学校で勉強することは可能?両立するために必要な条件と心構え

公開:2018/12/17 著者:中川 友康 2195 Views

長期留学する場合は、必然的に予算が高くなる傾向にあります。そのため、「留学先でアルバイトできるの?」と考える方も多いはずです。

アルバイトができれば、生活費の一部をカバーできるので、留学予算も節約することができます。

欧米圏では学費と生活費を合わせると月25万円は最低ラインです。アルバイトすれば、3分の1~半分くらいの費用は節約することができます。

 

要するに、アルバイトとの両立で月13~18万円の留学費用を抑えることができます。

 

ただ、アルバイトをしながらの留学生活は、勉強時間を削ってアルバイトすることになります。時間のコントロールが求められますので、勉強でも成果を出しつつ、アルバイトでお金を稼ぐには心構えが必要になってきます。

今回は アルバイトと学習を上手く両立するために、必要なコツや心構えをテーマに検証してみたいと思います。

学業とアルバイトは両立できるのか?

ワーホリを含む海外留学では日本ではできない経験も色々とありますが、留学先でアルバイトをするというのも一つの経験です。積極的に色々な体験することは悪いことではありませんが、あくまで勉強がメインなので、本筋からずれない行動が求められます。

留学先で就労可能な国は、ある程度限られています。ワーキングホリデー制度があるオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどが有名です。

 

学生ビザでもアルバイトが許されているのは、オーストラリアとニュージーランド、アイルランドなどが一般的です。

 

可能ならばアルバイトを検討している留学生は意外と多く、これは同時にアルバイトの必要性、「海外で働いてみたい!」という現れでもあります。

そこで、アルバイトをしながら留学生活を成功させるためには何に気をつけるべきか、語学学校での勉強を怠らないためのコツや必要な心構えについて考えてみましょう。

 

なるべく近場でアルバイトを探す

これは日本でアルバイト探しをする際にも言えることですが、多くの人は自宅から近い場所でバイト先を探そうとするはずです。

 

アルバイト先に通いやすいかどうかは、職探しをする上で重要なポイントです。

 

雇う側も遠くに住んでいる人よりも、「近場でシフト調整が利く人が好ましい」のは間違いありません。

留学目的はあくまでも「英語の勉強」ですから、職場までの通勤時間の負担を減らしておくとは重要です。平日は学校が終わってから仕事することを考えると、学校から近い職場を選ぶと良いでしょう。

 

ハードな職場環境を選ばない

明らかに仕事がハードな職種、シフトにたくさん入らないといけないような職場は、選択肢から外すのがベターです。

例えば、深夜勤務できる方歓迎、土日祝日勤務可能な方、週5日以上勤務できる人、といった条件があるところは、勉強に支障が出てきます。

 

学生の身分でハードなアルバイト先を選んでしまうと、その時点で「両立はしなくてもいい」と半ば勉強を諦めたのと同じことになります。

 

アルバイトと勉強が同じくらいの比重になっているのはNGです。原則として、勉強が6~7割で、残りの3~4割がアルバイトくらいになる比重を意識しましょう。

アルバイトの比重が半分も占めていると、勉強が二の次になります。語学学習に集中するためには、アルバイトに入る日数や時間に余裕を持たせることが重要です。体調管理も大切なので、ガチガチのスケジュールはナンセンス。

仮に週5日入るタイプのバイトであっても、1日2~3時間であれば良いでしょう。ただ、それ以上の労働時間になってくると、仕事の疲れも溜まってくるので、翌日授業内容が耳に入らなくなるので要注意!

 

学生中心の職場を選ぶ

どの国でも学生に需要の多い仕事と言えば、ベビーシッターや日本食レストランあたりが相場になります。

このような職種は学生中心の仕事になります。同時に雇う側としても、現役の学生を雇いたいと思っているところが殆どです。

 

シフトも学生側のスケジュールを汲んで考えられていることが多くなります。

 

そのため、レポート提出やテスト前など忙しい時期であっても、学生側の都合も聞いて貰い易い環境だったりします。。

もしアルバイトを急に休まざるを得なくなった場合でも、他のスタッフに声をかけ易いメリットもあります。

 

長期休暇中に集中して働く

カレッジや大学などの正規留学の場合は、2カ月前後の長期の長期休みが年2回あります。

 

こうした長期休みを利用して、短期集中してしっかり稼ぐという手もあります。

 

長期休暇中は翌日の授業を気にする必要がないため、心置きなくアルバイトに励むことができます。観光地などに行けば、バケーション期間だけアルバイトを募集するというリゾートバイトもたくさんあります。

日本に一時帰国してゆっくりするのも良いですが、資金に余裕が無い場合は、長期休暇の時間は有効に活用してアルバイトに励む時期だと思います。

 

面接時に自分の希望を伝える

サービス業の場合は、雇用主が皆さんを学生だと思って採用したとしても、人手が少なかったりすると「もう少しシフト増やせる?」と聞いてくることもあります。

雇用主に気を使って断れなかったりして、「アルバイトと本業の板挟み」といった状況にならないように、自分のスケジュールはしっかりと面接時に伝えておくようにしましょう。

 

面接時に採用されたいがゆえに、無理な要求にも軽返事には注意しましょう。…とは言え、雇用主も融通が利く人材を最優先するのは間違いありません。

 

例えば、雇用主から「週4回出勤できるか?」と尋ねられたら、「毎週は難しいですが、月1~2回であれば大丈夫です。」といった形で含みを持たせた返答をすると良いでしょう。

 

 

アルバイトと留学生活をバランスよく送るためのポイントまとめ

留学先でアルバイトをする場合、の注意点や避けるべきポイントを紹介しました。アルバイトをすることは、お金を稼ぐということだけでなく、社会経験を積んだり、新たな出会いがあったりもします。

日本食レストランなどの日本語環境での職場でも、お客様の多くは外国人です。できる限り、英語を使う機会のあるホール業務を希望すると、お客様とのコミュニケーションも増えるのでプラスの要素になります。

留学中は学校の授業に集中できるようにシフトをコントロールし、本業である学業や友達との交流を殺さない程度にアルバイトすることが両立の条件と言えます。改めて、勉強とアルバイトの両立に必要な条件は、以下の4つになります。

 

・シフトがハードな職場は選ばない。
・1日数時間だけ、または土日に集中して働く。
・学生アルバイトが中心の職場で働く。
・夏休みや冬休みシーズンに集中して稼ぐ。(カレッジや大学の方)

 

これらのことを意識して、アルバイト生活にのめり込むようなことが無いように、時間のコントロールをしっかり行い、留学で充実した時間を過ごして欲しいと思います。

 

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