【留学体験談】メルボルンで成功留学をした大学生へぶっちゃけインタビュー~留学が不安なあなたへ~
留学と聞くと文系の人の方が行くイメージが強いと思います。しかし今の世の中、理系・文系関係なく英語のスキルが求められています!
今回インタビューを行ったのは、そんなに留学に行く人が少ないといわれている理系大学生の水谷さんです。
現在愛知の国公立大学、理系学部に通う大学3年生
留学先: オーストラリア、メルボルン
留学期間: 6ヶ月
話を聞いていくと、水谷さんは「自分の成長や目標のためなら、時には回り道しても良い。」といった考え方を持っていることがわかりました。
そんな理系学部に通う彼がなぜ留学という大きな決断をしたのか…。
インタビューで、その真相をみなさんにご紹介していきたいと思います!
留学を決意したきっかけ・周りの反応
いいえ、将来いつかは留学したいと思っているので、もし今回タイミングが合わずに留学していなかったとしても、いつかはしてたとは思います。
まだ将来のことはわかりませんが、専門職に就いた後も研究を続けたいと思っているからです。30代とか40代になって時間ができた時に、もし英語ができたら学会の発表や文献を読むこともできるし全体的に可能性が広がると思いました。
食生活が一番心配でした。1年の終わりにアメリカに旅行に行ったことがあって、その時に現地の食べ物が合わなくて…。口内炎ができまくって本当辛かったです。(笑)
野菜を食べたかったらベジタリアン専用のレストランやスーパーで食材を買って調理しないといけなかったので、毎日ファーストフードでした。
メルボルンでの最高の思い出
僕は、絵を描くことが趣味なんですが、メルボルンでスプレーアートに挑戦できたのは本当に楽しかったです。メルボルンではスプレーアートが合法なので、世界中からスプレーアート好きが集まってくるんですよ。(笑)
スプレーアート好きのコミュニティーに参加したり、プロの人に意見を聞きに行ったりして積極的な行動をしていました。共通の趣味を持つ人達と多く出会えて、趣味を通して英語での交流もできて、僕にとってメルボルンは最高の留学先でした。
ホームステイ先の息子さんが結構家に友達を招待する人で、多い時だと週に2回くらい。いろんな人が家に遊びに来てました。疲れてる時や何か他にやりたいことがあっても、毎回ドアをノックされて呼ばれるんです。
でも、向こうからしたら”仲間に入れてあげよう”みたいな親切心だと思うとなかなか断れませんでした。
皆で海に行った時に自分だけ水着を忘れてしまったんですが、「ボクサーパンツでもいけるか!」って思って入ったら案の定透けてしまって、必死で隠したことですかね。(笑)
それを見て、友人達が「水谷どうしたんだ?」、「大丈夫か?」って心配してきたので、「お腹が痛くなった!イタタタ!」みたいな言い訳で乾くまで乗り切りました。(笑)
語学学校・授業内容について
僕は計6ヶ月メルボルンの語学学校に通っていたんですが、初めの3ヶ月が一般英語コース、後半はビジネス英語のコースを選択していました。
一般英語では、グループワークがメインで、後半の3ヶ月はプレゼンテーションがメインだったので自分でパワーポイントを作ったりするのが大変でしたが、とても勉強になる授業だったと思います。
前半は、夏休みと被っていたので日本人が多かったです。でも後半になるとみんな帰ってしまって、最終的にはクラスに日本人が1人もいなくなってしまいました。
「日本語を話さないようにしよう!」とか特に思ってなかったんですが、自動的に日本語が一切使えない環境になってましたね。(笑)
水谷さんが通っていた学校: ホーソン・メルボルン
・メルボルン大学の提携英語学校だから、大学の施設を自由に使うことが出来るよ。
・市内中心から少し離れているから雰囲気は落ち着いてるけど、交通の便が少し悪いかも。
留学時期や場所、学校によって日本人割合は大幅に変わってくるよ!希望がある人は早めに留学の相談をしよう!
*附属語学学校と私立語学学校の違いについて書かれているコラムは最後の参考リンクにまとめてあるので気になる人はチェックしてね!
個人的にプレゼンテーションのクラスが面白かったですね。文化の違いや考え方の違いを楽しめました。
プレゼンの後クラスで話し合いをしていた時に、クラスメイトの1人が「日本人はみんな社畜なんでしょ?仕事が原因で自殺するんでしょ?」って聞いてきたことがあって、どうやって説明するか迷ったことがありました。
英語力だけではなく、自国に関する知識を持っておくことも必要だと感じました。
なるほど…。他の国から見た日本の印象が知れるのは興味深いですね!海外に行くことで日本の良い所も悪いところも再認識することがありますよね。
前半のインタビューはここまでです!後半もよろしくお願いします。
まとめ
今回のコラムでは、水谷さんの留学前~留学中のエピソードを振り返りました。その中で私が印象的だった部分や感じたことを紹介していこうと思います。
① 水谷さんが留学に行くことを決めた理由!
「タイミング」シンプルな言葉ですが、これは本当に重要だと思います。逃がしたタイミングは、二度と目の前に現れることはありませんよね?
例えば、恋愛!マイナビウーマンの調査によると、約3割の男女がタイミングを逃がしてしまったことによる失恋を経験しています。
告白を躊躇している間に相手に好きな人ができてしまった、後から相手もあなたのことを好きだったなんて知った経験はありませんか?
何か決断をする時はここだ!!と思ったタイミングを見逃さないように日頃から環境を整えておくことや行動を起こすことが大切だとあらためて感じました。
また、そのタイミングにのるかどうかは将来を見据えて考えることが必要だと水谷さんのインタビューを通して感じました。
「理系だから英語は必要ない」と決め付けるのではなく、将来の自分に可能性を残す未来投資をしている水谷さんにとても感銘を受けました。
② 留学に対する周りの反応!
水谷さんの家族からも友人からも否定的な反応がなかったことに驚きました。
…と言うのも、私は留学行く前にある知り合いから「親のお金を使って遊びに行くのが留学でしょ!」と言われたことがあったからです。
このことから、私は留学に対して変なプレッシャーを感じてしまい、「もし留学に行って、英語ができなかったらどうしよう。」、「帰国して周りから馬鹿にされたらどうしよう。」などを毎日考えていました。
ただ、今だから言えるのは、「そんな気負わなくて良い!」ということです。留学が大きな決断であることに間違いはないのですが、もっと大切なことは、自分が納得しているかだと思います。
自分が納得して選んだ道だったら、それは全て正解です。周りの反応を気にする必要は一切ないし、プレッシャーを感じる必要もありません。
水谷さんも帰国後に「周りの意見があまり気にならなくなった、自分の思っていることを言える様になった」とおっしゃっていて共感しました。
一番残念なのは、後になって選ばなかった道を後悔したりすることだと思います。もし迷っている人がいたら、一度誰かに相談してみてはいかがでしょうか?
③趣味が英語でのコミュニケーションを円滑に!
水谷さんはインタビューの中の最高の思い出として、「スプレーアート」を挙げていました。
例えば、日常生活でも、今まで話したことがなかった相手が実は自分と同じ趣味を持っていると知り、その話題で盛り上がった勢いで次に会う予定を入れてしまった!こんな経験はありませんか?
これは世界共通の出来事で、趣味というのはそれだけ人と人とをつなぎ合わせる強力な力を持っています。
日本人同士でも趣味が合う人と話すのは楽しいのに、それが外国人だったらもっと楽しいはずです!
また、留学先で趣味を活かせると好きなことを通して英語も学べて一石二鳥です!
英語だけなら日本でも勉強できますが、水谷さんのように積極的にコミュニティーに参加したり、プロに話を聞きに行ったりなど、現地の人と交流を通して英語を学ぶことは日本では難しいと思うので、留学先を決めるときに自分の趣味ができるところを選べると良いですね。
あなたの趣味はなんですか?サーフィン、シュノーケリング、アート、コーヒーやカフェめぐりが好き!など何でも良いので思い浮かべてみてください。
その趣味の話を、英語を使って海外の人と楽しくおしゃべりできたら…。それって凄くワクワクしませんか!?
そして、そんな共通の趣味を持った友人を作ることができたら、より充実した留学になること間違いなしです!
勇気を出して一歩踏み出してみませんか?
④日本で英語の基礎力をつけておく重要性
水谷さんのお話を聞いていて、日本で英語の基礎力を付けておくことの重要性に改めて痛感しました。
水谷さんは日本でも勉強できる英単語や、文法などの基礎をしっかりやっていたので、オーストラリアでは「どんどん話して、どんどん聞くこと」に集中できたんだと思います。
留学先で出会った私の友達Aさんは、「Be-verbsって何?」という状態で1か月間カナダに留学したので、コミュニケーションを取ることよりも、まず文法を覚えることに時間を費やしてしました。
なので、留学を成功させる鍵として単語や文法などの知識があるとより充実した留学になります!
ただ、水谷さんも最初から英語ができたわけではありません。日本人である以上、外国語を学ぶことは誰にとってもチャレンジだと思います。しかし、一度身に付けてしまえばその知識を使って、今までになかった素敵な経験を手に入れることができます!
また、英語力に自信がないという人にはフィリピン留学をしてから欧米圏へ留学する「2か国留学」もおすすめしています。
フィリピン留学が気になる人は、コラムの最後に参考リンクがあるのでチェックしてみてくださいね!
⑤ 価値観の違いがあるということを本当の意味で理解できる
インタビューの中で水谷さんは「自分の常識だと思っていたことが通じないことや、何言ってるんだこいつは?!」と思ったことが何回もあったと語ってくれました。
みんなそれぞれの価値観や考え方を持っているというのは当たり前のことですが、海外に行くとその違いがとてもよくわかるのだと思います。
私がカナダに留学をしていた時、電車に乗っているとあちこちから英語、中国語、韓国語、スペイン語、トルコ語など世界の様々な言語が飛び交っていました。これだけ異なる民族がなぜ1つの国で共存して暮らしていけるのか?日本人の私からすると少し不思議でした。
しかし、時が経つにつれ、それは「お互いのありのままの個性を認めあっているから。」ではないかと感じるようになりました。相手の見た目が自分と違うから関わらない、自分と意見が違うから相手の意見を変えようとするのではなく、「違うからこそ楽しい!違うのは当たり前!」というスタンスがカナダ人にはあるのだと思います。
私は留学して様々な背景を持つ人と関わりを持ったからこそ、「相手を変える必要などなく、自分も無理に変わる必要もない。」ことが分かります。また、「異なる価値観がある上で、どうやったら相手とうまくやっていけるのか。」という点をとても大切にできるようになりました。
この考え方は社会に出てからも人間関係を築く上で非常に大切になってくると思うので、そんな考え方を学生の内に身につけられたことも留学に行って良かったと感じることの1つです!
前半のインタビューはいかがだったでしょうか?少しでも留学を迷っている人の力になれたら嬉しいです!
インタビューはまだまだ続きます!
後半では、実際に理系大学で行った聞き込み調査を元に作成した「理系学生の留学に対する心配事や意見TOP5」を水谷さんにぶつけてみました。
理系学部だけど留学経験者の水谷さんからは、どのような意見が返ってきたのでしょうか?
また、留学に行った後に水谷さんが感じた変化や今後それをどう活かしていくかなどの目標についてもインタビューしました!
後半のコラムにも「留学に興味はあるけど…なかなか一歩踏み出せない。」そんな人の背中を押してくれるようなヒントがたくさん詰まっていると思います!(絶対見てね)
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