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カテゴリー:学校の選び方

留学期間中のバイトは両立できる?アルバイトで得るモノと失うモノ

公開:2019/01/10 著者:阪本 達郎 2313 Views

皆さんが海外留学を決意した時、避けられない問題はお金(予算)ですよね!

晴れて留学が実現できたとして、現地で語学学校に通いながら生活費を稼ぐためのアルバイトの是非について、皆さんはどう思いますか?

勉強とアルバイトの両立は可能なのか、留学前の皆さんにとって興味のあるテーマだと思います。

 

自分のやりたいことをやり、たくさんの素晴らしい体験をしたいなら、お金もたくさん掛かるのが世の常です。

 

語学学校に通いながらアルバイトできる国は、主にオーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどのワーキングホリデーで渡航する方。

そして、オーストラリアとニュージーランドなど一部の国では、学生ビザで渡航する方もアルバイトが可能です。一方、留学の本場とも言えるアメリカでは、アルバイトは原則禁止となります。

今回は、アルバイトによるメリットとデメリットについて紹介したいと思います。

アルバイトすれば充実した留学生活が送れるか?

海外留学における最大の目的は何でしょうか?

 

留学を考えてる方の多くは、「語学習得と、その国の文化を吸収し見聞を広め、未来へ繋げていくこと。」と答えるはずです。

 

留学中は何しろお金が掛かるので、十分な資金がない場合はアルバイトを検討するのは当然のことです。

では、語学学校に通っている期間、アルバイトをして何が得られるでしょうか? アルバイトを通じて得られる最大のものは、紛れもなくお金です。明日の生活費に困らないというのは、留学生にとっては大変ありがたいことです。

一定の収入を得ることで心にゆとりが持ちながら、落ち着いて勉強もできることでしょう。そういう意味では、予算が限られている方にとっては、アルバイトすることで生活面が安定できる要素が大きくなります。

 

留学期間中にアルバイトすることのメリットとデメリット

語学学校に通学期間中にアルバイトをするメリットは、以下のことが挙げられます。

 

アルバイトすることのメリット
・ 色々な人との出会いや情報を得ることができる。
・ 生活費の足しになるので金銭的に余裕ができる。
・ 語学学校で学んだ英語をアウトプットし実践的な英語力を身に着ける。

 

一方、語学学校に通っている間にアルバイトをするデメリットは容易に想像がつくと思いますが、以下のポイントが挙げられます。

 

アルバイトすることのデメリット
・ 学業との両立が難しくなり勉強に集中できなくなるかも。
・ 土日に休みがなく息抜きが難しい。
・ アルバイトによっては英語力向上にマイナスの環境となる可能性も。

 

多くの留学生は、語学学校に通っている期間中は、アルバイトはせず勉強に集中する方が多いです。

その理由が、以上のデメリット部分にあることが分かります。

 

留学期間中のアルバイトはデメリットの方が多いかも!

アルバイトをして失うものは何でしょうか。「勉強時間」と「体力」はすぐに思いつきます。

 

最も大きいものは、語学学校でできる友達と時間を過ごす時間が無くなることが、一番のデメリットではないでしょうか。

 

また、「英語が話せない人」にまともな仕事は提供されないため、良い条件のアルバイトが見つけ難いといったマイナス点もあります。

良い条件のアルバイトを見つけるために「語学力は必須」ですので、まずは語学力を磨くのが先決と言えそうです。

例えば、日本食レストランの裏方で皿洗いや仕込みのお手伝いの仕事をしていても、お金以外のメリットは思い浮かびません。

 

英語力が無い人が現地で働けたとしても、実態は安い給料でこき使われて、肝心の語学の方がさっぱりというようになっている人が後を絶ちません。

 

現実的な話ですが、多くの留学生を見ていて思うことは、学習とアルバイトを両立させることは、相当に難しいことだったりします。

バイト先では母国語(日本語)環境にどっぷりと浸かり、夜遅くまで働き、次第に語学学校も休みがちになり、何のために留学しているのかが分からない方もいるので注意が必要です。

 

大切な時間とお金を失わないために

単刀直入に言って、学習とアルバイトを上手く両立できる人は、稀であるということを肝に銘じておく必要性があります。

「二兎を追う者は一兎も得ず」という言葉もある通りです。このような状況を回避するため、気をつけるべきことを以下にまとめました。

 

1. 留学の目的をしっかりと持つ。
2. 英語力向上に注力し、中途半端な英語レベルでは働かない。
3. 日本食レストランでのアルバイトは最終手段と肝に銘じる。

 

自分の海外留学における目標は絶対に設定してから出発することは重要です。「TOEIC○○点を絶対に取るぞ!」や「スピーキング力をアップする!」などです。

留学(ワーホリ)したての時期は英語学習に集中し、中途半端な英語レベルでは働こうとしないことです。渡航間もない時期の英語力は、知れています。

最低でも語学学校で勉強する3~6カ月間程度留学費用は、日本側で用意して出発した方が良いでしょう。

 

相手に通じる英語が話せるかも怪しいレベルでは、英語力環境の仕事は見つけられません。

 

つまり、英語力が無い状態では、条件の悪いアルバイトが多くなるため注意が必要です。

店によっては休日もなければ、閉まるのも真夜中近くになり、長時間労働を強いられ、精神的にも肉体的にも支障をきたす悪循環に陥るケースも少なくありません。

渡航して3~4カ月間は、英語力向上に注力することをおすすめします。

 

留学期間中にアルバイトする功罪のまとめ

最後に、「日本食レストランでもいいか…。」と妥協しないことです。英語も流暢とはお世辞にも言えない段階で、アルバイトを探すのは大変なのは分かります。

また、母国語である日本語の利点を生かせるため、日本食レストランの応募にどうしても目が行ってしまうのも分かります。

日本食レストランで働いた場合、お店によってはアルバイトが全員日本人、マニュアルや飛び交う言葉は全て日本語なんてこともあり得ます。こうなると、せっかく語学学校で勉強したリスニング力もスピーキング力も、そこで成長が止まってしまいます。

 

自分自身の英語力のプライベートでも伸ばすためには、基礎的な英語力をしっかり身に着けて、英語環境のアルバイトをゲットするまで諦めないことがポイントです。

 

そして、留学プランをしっかり立てて出発すれば、英語環境でのアルバイトを見つけることは可能です。自分の留学プランは計画性がある内容なのかどうか、プロの留学カウンセラーに相談しましょう。

負のスパイラルに陥らないためには、到着してすぐに働き始める必要がないように、あらかじめ十分な費用はきちんと準備していくことが必要ですね。

 

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