英語ゼロから2ヵ国留学!フィリピン→豪州で英会話力が激変! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

英語ゼロから2ヵ国留学!フィリピン→豪州で英会話力が激変!

更新:2024/10/11(公開:2019/05/09) 著者:名嘉 奨生 748 Views

このコラムでは英語力ゼロからスタートした私の留学体験談をご紹介します。

プランは「フィリピン6ヶ月→オーストラリア1ヶ月」です。

今、まさに2ヵ国留学を考えている人の少しでも参考になれば幸いです!

まずはフィリピンで英語力を底上げ

まず、私は最初本当に英語力ゼロからのスタートしたので、「最初からオーストラリアに行ったら相当苦戦するぞ!」と思っていました(笑)

そのため、短期集中でコスパ良く英語力アップができるフィリピン留学をまずは最初の留学先に選びました。

 

また、フィリピン留学の期間は、ゼロからしっかりとした英語力まで持っていきたかったのでカウンセラーさんと相談して半年間としました。

 

→フィリピンでの留学期間を決める時には上記コラムの情報も参考になるはずです。

 

フィリピン留学は毎日しっかりとした授業時間+マンツーマン授業ですので、短期間でガッツリ英語力を伸ばせます。

しかし、フィリピン留学が全部パーフェクトかというとそうではなく、足りない部分もあります。

 

それは、フィリピン留学では先生以外と会話する機会が少ないことです。

もちろんフィリピン留学の語学学校にも外国人生徒はいますが、オーストラリアなどの英語圏と比べると少ないです。

これは、フィリピン留学での留学生は韓国人と日本人が中心なためです。

 

私がフィリピン留学後にオーストラリアにも渡航して2ヵ国留学をした理由は2つです。

1つは、フィリピン留学では、多くの国籍の学生との交流が難しいかったため、いろいろな国籍の人と交流したかったから。

そして、2つ目はフィリピンで培った英語力が、英語が第一言語の国でどれ程通用するか試してみたいと思ったからです。

 

ちなみに、2カ国目であるオーストラリアの語学学校はシドニーにあるNSECという学校です。

私がこのNSECを選んだ1番の理由は、アジア圏の学生だけでなく、ヨーロッパや南米からの学生も多いので、様々な考え方や文化などを吸収できると思ったからです。

 

そこで、今回は私がフィリピン留学半年間で身に着けた英語力で、オーストラリアのNSECでどのような学校生活を過ごしていたのかご紹介したいと思います!

 

NSECの全体的な雰囲気と感想

まずNSECの立地ですが、最寄りの駅から歩いて5分程ですごく便利でした。

周りにも有名な観光地や数多くの飲食店が並んでいたので不便を感じる事もなく、オペラハウスやダーリングハーバーなどの有名観光地も徒歩圏内だったのはすごくお得でしたね。

また、有名観光地近くという事もあり公共交通機関も電車、バス、フェリーなどとても充実しています。

 

そのため、授業終わりなどには、クラスメイトと観光に出かけたり、ご飯を食べに 行ったりなど気軽に行く事ができました。

 

学校の講師陣はベテランの方が多く、現地の大学進学や永住権取得のために通っている生徒も多くいましたので、本格的に英語を学びたいと思っている学生には良い環境であるなと感じました。

 

また、授業以外のイベントや学生サポートも充実しており、毎月様々なアクティビティが催されています。

学校主催のアクティビティは比較的リーズブルな価格で参加することができ、私が滞在していた時には、サーフィンキャンプツアーが開催されていました。

 

こういったアクティビティを通し、学生間のコミュニケーション力のアップのために、英語を使う場を広く提供しようとする工夫がオーストラリアの学校にはあるんだなとフィリピンの違いを感じました。

 

学内の施設全般、特に多くの時間を過ごす教室にも清潔感があり、自動販売機、レンジ、ウォーターサーバーも完備されておりとても快適に過ごす事ができました。

先生、 スタッフ、学生も皆明るく、休み時間や授業の前の時間には楽しく英語でのやり取りをする事ができ、「友達を作りやすい環境であるな~」とすごく感じたのを覚えています。

 

そして、学校内には日本人スタッフも常駐しており、初めての留学の方などには安心して学校生活を送ることができます。

 

→ 校内にある自動販売機。現金だけでなくクレジットカード払いにも対応(驚)

 

入学初日のオリエンテーションの雰囲気

初日に学校に登校すると、オリエンテーションが行われます。

そこでは、クラス分けのための英語レベルのチェックテストや、学校施設や校内ルールの案内などが行われます。

受付で名前の確認、学校確認書類の記入や顔写真提出後に教室で待機を指示されました。

 

もちろんこの時のやり取りは、受付スタッフと英語で行いますが、日本人スタッフも常駐しているので分からないところなどがあれば気軽に質問できるのでご安心を!

 

学生が集まり次第、クラス決めのテストが始まりました。

テストはリーディング、ライティングとスピーキングを受けました。

リーディングとライティングは、同じ時間に受け、スピーキングはそれらが終わった生徒の順に行います。

 

内容自体は、あまり難しいものでもなく、日本の高校で習うレベル程度の問題でしたね。

テスト後、一時間ほどで自分の英語レベルを知ることができ、その空き時間を使いキャンパス内の案内や本の貸出方法、クラス日程などを教えて貰いました。

また、自分のレベルを知った後その場で教科書を購入かレンタルすることができます。

 

ちなみに、私はフィリピン留学をしていたこともあり中級レベルのクラスからのスタートとなりました。

 

初日の初登校では、はじめての海外だったり、英語が全然話せない状況だったりで、誰しも緊張や不安があるものです。

しかし、そこはフィリピンでの留学経験がありますから、はじめての場所であっても「英語で最低限の会話ができる!」という自信が緊張や不安を感じることはありませんでした

このような感じで、スムーズにオリエンテーションは終了しました。

 

フィリピン留学での手応えを感じた瞬間

最初はフィリピンのマンツーマン授業と違い、欧米は大人数での授業と聞いていたので、ちゃんと授業が成り立つのかなと不安でした。

 

実際、フィリピン留学の時は4名前後の少人数でしたので、その3倍近い数の生徒の中で授業を受けるのは、同じ英語の授業でもかなり違った雰囲気があります。

 

フィリピンのグループクラスは少人数クラスなので、先生が生徒一人一人にかける時間も大人数と比べると多くなります。

当然、きめ細やかな対応をしてもらえるので、ストレスを感じることなく授業を進めることができました。

 

一方、オーストラリアの方は1クラス10~20名が一般的で、私のクラスも最大17名のクラスメイトがいました。

しかし、初日の授業を終えた後は、そのような不安は一切なくなりました。

 

フィリピン留学のマンツーマン授業で、しっかり英会話の強化を積んできたので、基本的なスピーキングには既に対応できる状態だったからです!

 

話をNSECの授業に戻しますが、授業では基本的にスピーキングを主に行います。

生徒同士ペアになって昨日の出来事などの身近な話題を報告しあったり、それぞれの国や故郷の問題についてなど色々な話題を皆の前で発表したりする機会が多くありました。

 

特に自分の英語を大勢の前で話すことで、大きく自信が付く授業内容だと痛感しました。

こうした大勢の前で話す機会は、フィリピンの語学学校ではなかったので自分にとってはすごく有難かったです。

 

ただ、それもフィリピン留学での英会話の基礎があるからこそ、このように感じるんだと思います。

 

もし自分が英語力ゼロの状態で「最初から大勢の前で英語で話すことになったらどうなっていたんだろう…」と考えると少しゾッとすると言うか、まったく想像がつきません(苦笑)

 

そういった意味でも、個人レッスンを集中的に行えるフィリピン留学を最初に経験してから、欧米圏に留学するのは理に適っていると改めて感じましたし、フィリピン留学をしていて良かったとすごく思えました。

 

また、NSECの先生は週に一度の交代制で、月火と水木金に分かれていました。

先生は生徒1人1人の細かな特徴を瞬時に理解してくれるため、「ミスをしたらどうしよう…。」といった不安になる事は一度もなく、楽しく学ぶ事が出来ました。

私のクラスは、13時から17時までの計4時間でしたが、短いなどと感じる事もなく充実していました。

 

授業では教科書だけを使った内容ではなく、補助プリントや先生の分かり易い例え話、ユーモアのある体験などを交えて説明してくれるので皆な飽きる事なく学習できていました。

 

そして、月の終わりには、クラスでの遠足があり、この遠足がものすごく楽しかったです。

教室内だけで勉強するだけでなく、こういった課外授業的な部分も学習する上でのモチベーションにも繋がりました。

 

オーストラリア1ヶ月がベストバランスだった

NESEでのスピーキング科目の授業では、こんな意見があったのかと驚くような考え方や価値観を常々聞くことができたのはすごく刺激的でした。

友達の何気無いミスや会話からも勉強できる環境も、大人数のクラスだからこそ経験できることです。

外国人がミスしやすい部分や苦手なポイントなんかを客観的に知る機会があったと思います。

 

少人数で個人レッスンを受けられるフィリピン留学にも良い部分がありますが、大人数で大勢の生徒の英語に触れるのも、新たな気付きがあったと感じてます。

 

フィリピン留学では半年間勉強してましたが、オーストラリア留学は1カ月間だけの勉強でした。

最初は少し少ないかな?フィリピンを減らして、オーストラリアを増やそうかな?とも思っていたのですが、オーストラリアでの1ヶ月という短い留学期間とこのバランスは自分にとってすごく合ってました。

 

フィリピン留学は人気の留学地ではありますが、実際にフィリピン以外の国での留学も体験しないと、フィリピンの良さや足りないところは絶対にわからないと思います。

そして、一方でオーストラリアの語学学校でしか体験できない環境も当然あります。

その2つを自分の体で実感できたことはすごく大きいですね。

 

なまりは気にしない方が良い

訛りがあると言われるオーストラリア英語ですが、先生が教える英語は聞き取りやすく、ブリティッシュアクセントをメインに教えていました。

 

私は訛りや違ったアクセントにフィリピンにいた頃から興味があったので、これを話題にして先生と長話をすることも多く、オージーアクセントで話すととても喜んでくれました(笑)

 

思うに、私自身が沖縄出身ということもあって、本土とは違った言葉や訛りを生まれながらにして持っています。

そんなこともあって、あまり英語の発音の違いについてアレルギー反応のようなものはありません。

 

アメリカン英語、ブリティッシュ英語、オージー英語、多少の違いはあれども英語は英語です!

そこを区別してたら、本当の意味での国際人にはなれませんよね!

 

これは私の意見なのですが、この記事を読んでくれている、これから留学に行く人も、あまり英語の違いに関しては、アレルギー反応を持たない方が良いと思いますよ。

多少の違いはあっても、英語は英語ですから。

自分の英語力があれば、大抵の表現は理解できますので。

むしろ、色々な英語に触れることで、自分の英語耳を鍛えると言うか、適応力を上げて行く方が大事だと思います

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

オーストラリアの留学期間に比べて、フィリピンの留学期間が長かったので、オーストラリアでの時間はとても新鮮でした。

 

また、語学学校1つとっても、学習環境はフィリピンとオーストラリアでは大きく違います。

いや、全くの別物と表現しても良いかも知れませんね。

これは、両方の国を経験したからこそ分かることです。

 

自分自身の英語力アップはもちろんですが、人生や留学としての経験値を高めるためにも、私は皆さんにフィリピンに行ってからオーストラリアなどの欧米圏に留学する「2カ国留学」をオススメしたいと思います!

 

この記事を読んで、「オーストラリアに行く前にフィリピンに行ってみても良いかも…。」と少しでも思った方は、フィリピンにまず行った方が断然良いです!

オーストラリアにも良い部分はたくさんあるし、一方でフィリピンにしかない環境もあります。

何も1つの国にこだわる必要性なんかないんですよね!

 

両方経験できるのは幸せなことです。

後から後悔するくらいなら、両方やってしまった方が絶対に良いと思うので^^

この記事がみなさんの少しでも参考になればすごく嬉しいです。

 

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この記事を書いた人
留学・ワーホリ経験者
名嘉 奨生(SHIOI NAKA)

沖縄県豊見城市在住、県内大学4年生。2年間休学をし“2カ国留学(フィリピン・オーストラリア)”に挑戦。大学での広い価値観や世界に目を向けている友達、教授に影響を受け、大学3年に留学を意識し始める。1年間、留学資金を集めるため期間従業員として働き、その後フィリピン6カ月、オーストラリア1ヵ月の留学を経験。趣味はサーフィン、野球。海の中で国籍関係なく、波をシェアしながら気軽に友達になれるオーストラリアの海が大好きに。

英語力ゼロからのスタートで、まともな挨拶もできないままの渡航でしたが、留学終了後には一生付き合っていきたいと思える色々な国の友達が沢山できました。また留学を経験して英語力だけでなく、人としての魅力も磨けたことが一番の財産です。

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