【オーストラリア留学】私の住んでいるシェアハウスを大公開&ちょっとこわーい海外でのハプニングについて
今回のコラムでは私の住んでいた、現在住んでいるシェアハウスについてご紹介します!
また、オーストラリアでのシェアハウス事情や、家賃、良い物件の見つけ方などをお伝えしたいと思います。
私が現在生活しているシェアハウスで、実際に起こった海外らしいハプニングもありましたので、そちらも併せて公開したいと思います。皆さんもシェアハウスに入る際は、ご注意くださいね!
オーストラリアのシェアハウス事情
皆さんはオーストラリアのシェアハウス事情を知っていますか?
留学生の大半は、一つのフラット(アパートなどの集合住宅)を数人で共有しています。
留学前はこの経験も海外でしか出来ない経験だと思って、ワクワクしていました。
しかし、実際に生活してみると「意外に大変なことが多いな…。」というのが私の印象です。
私の留学の場合、シェアハウスを探す前にホームスティを数週間申し込み、その期間中にシェアハウスを探しました。
シェアハウスを選ぶ時の傾向ですが、聞くところによると日本人やアジア人は基本的にシティに近い比較的にアクセスが良い場所を好むそうです。
逆にヨーロッパや南米の人は、郊外であまり混まないような場合を好む傾向があるみたいです。
大体は一つのフラットにいくつかの部屋があり、その部屋やリビングを何人かでシェアすることが多いです。
言っても普通のアパートですので、トイレやキッチンは通常1つしかありませんから、部屋以外の施設は共同で使用します。
全くの他人と突然共同生活をすることに最初は戸惑いましたが、慣れれば意外に快適に過ごすことができると思います。
複数人で1部屋に住む相部屋であれば家賃は安く、1人部屋(オウンルーム)だと割高になります。
シェアメイト(同居人)はとても優しく面白い人ばかりでしたが、シェアハウスに住むことでプラベートの空間が無く、私はいつも他人の目を気にしていました。
プライベートを大事にする人は、オウンルームにした方が良いでしょう。できる限り家賃を安くしたいなら、市内からできるだけ離れた郊外エリアにすると良いでしょう。
通勤・通学時間が長くなるのと、交通費もその分高くなりますが…。
私のシェアハウス大公開
次に私が住んでいたシェアハウスを公開したいと思います。
2部屋あるフラットで、男女合わせて6人の生活していました。
部屋の大きさですが1部屋が畳6畳分ぐらいで、1人部屋のスペースを私ともう一人の日本人男性の2人でシェアしていました。
当時住んでいたシェアルーム
私が滞在していたシェアルームですが、日本人のオーナーで一緒に住んでいる人も全員日本人。リビングに1人と他の部屋に3人で男女別のバスルームがあり、キッチンは共同でした。
ルームメート同士もとても仲が良く、車でドライブに連れて行ってもらったり、一緒にご飯を作ったりと和気あいあいとしていました。
清潔感があって、とても快適な場所に住んでいたのですが、私の通っている学校からは少し遠いと感じていました。…という事で、アクセスの便利さを優先させて、現在は他の場所に引っ越しました。
現在のオウンルームの様子
現在のシェアハウスですが、シティの中心に位置するフラットの1部屋にオウンルームで住んでいます。
このフラットにも、私の他に日本人が1人と日本人カップルが住んでいます。キッチンとトイレだけ共有となっています。
今回はオウンルームという事で、プライベートな空間があるのでストレスなく、快適に過ごせています。
以前の部屋も快適でしたが、部屋に他の人がいるので相手が寝ていたり、少し遅く帰ると電気が真っ暗だったりとお互いが気を使いながら生活しなければいけませんでした。
日本人とシェアすることに関しては、外国人の友達から「英語を使わないからあまり良くない。」と言われることが多くあります。
一方でメリットもあって、日本人と生活するとお互いが気を使える相手なので、部屋や共同スペースがきれいに使える面もあります。
また、私は学生ビザなので生活スタイルが一定です。一方、他のルームメイトは仕事をしている人ばかりで、私と生活リズムが違うこともあって、あまり関わりが無いのです。
日本人と一緒に生活していても、日常の関わり合いが薄いので、特段日本人と一緒に住むことでのデメリットは感じていません。
もちろん外国の友達と一緒に生活することで語学力が伸び、一生の友達になる可能性もあるので、どちらが良いかを考えてシェアハウス選びをすると良いと思います。
私の友達で外国の方と生活している人もたくさんいますが、メリットもデメリットもあると聞きます。
例えば、勝手に友達を呼んでパーティーが始まることもあり、遅い時間まで騒がしかったりすることも…。一方でシェアメイトと旅行したり、楽しく過ごしていたりする友達もいるので、何事にも両面がありますね。
良い物件をどのように探すのか?
次に良いシェアハウスの物件はどのように探せばよいのかについて、掘り下げていきたいと思います。
私は主に、以下のインターネット媒体から物件探しをしました。
・日豪プレス
・Flatmates.com.au
・Facebookでのシェアルームに関する情報
以前住んでいた部屋と現在住んでいる部屋は、たまたまJams.TVで見つけました。このサイトは日本語ですので、日本人にとって一番使いやすい媒体です。掲載されている情報は、主にシドニーが中心だと思います。
たくさんのシェアハウスの情報のページには、その部屋を募集しているオーナーの電話番号やメールアドレスが掲載されているので、そこに連絡してインスペクションに行きます。
「インスペクションって何?」という話ですが、これは物件見学を意味します。
気になった物件があれば、必ずインスペクションしてから契約することを強くオススメします。
インスペクションに行けば、実際にそのシェアハウスを見ることができます。そこで確認してほしいのが、お部屋や家具のコンディションはもちろん、キッチンやバスルームの水回りをチェックしましょう。
また、午前中の早い時間や夕方以降であれば、そこで生活している人に会える可能性もあります。同居人となる人がどんな方なのか確認できると安心できます。また、今住んでるシェアハウスは、どんな感じなのか聞いてみるのも良いでしょう。
あとはいつから入居できるのか、家賃やお金のことも聞いておきましょう。実際に見学に行くことで、市内までのアクセスも体感的に分かります。
私もこのインスペクション、最初の部屋を探す際に数十件見学に行きました。
家賃の低い部屋から高級な部屋まで見たのですが、やはりいいところもあれば悪いところもあるのが実情です。
そして、条件が良い部屋の家賃が割高になる傾向があり、条件が悪い部屋の家賃は割安いになる傾向にあります。この辺は非常に分かりやすいです。
自分のピンと来た物件に入居するのが一番なのかなと思います。ネット上で写真を見ただけで衝動的に契約するのではなく、実際に足を運んで部屋を見ることが一番大切です。
部屋の家賃に関してですが部屋の大きさ、立地条件、共同生活する人数によって異なります。
シドニーの相場は大体中心部のオウンルームだと週300~350ドルぐらい。シェアルーム(相部屋)は安いところで週130ドルぐらいからで、高くても2人部屋で週200ドルまでが相場です。
私の友人の部屋は一つの部屋に4人、リビングルームに3人、トイレとシャワーが一つで週130ドルという中で生活していました。
立地がかなり良く、シティの中心地ということで彼はそこを選んでいました。
しかし、部屋自体はかなり狭く、私は彼をとても尊敬していました。
シドニー中心部から離れると、オウンルームで安くて週150ドルくらいからあります。
シドニー中心部寄りの公共の交通機関で20~30分圏内の地域だと、高くても週230ドルぐらいです。1時間くらい離れた場所だと、オウンルームで週130ドルぐらいからあると聞いたことがあります。もちろん、値段の違いは、部屋のコンディションにもよります。
これはあくまでも相場ですので、この相場より安く快適な部屋もあります。
良い物件を見つけられるかは、タイミングの部分と、どれだけアンテナを伸ばして積極的に探すか次第です!
世にも恐ろしいシェアハウスでの事件
次にここまで順調に過ごして来た留学生活ですが、新しい部屋に引っ越しした際に私は初めて海外の洗礼を受けることとなります。
シェアルームからオウンルームに引っ越したので家賃は倍増!しかし、待ち受けていたのはなんとベッドバグ。
みなさん、ご存知でしょうか?
このベッドバグ、日本語で南京虫と言われています。
人間が就寝したあと、人間が出す二酸化炭素に寄ってきて、人やペットの血を吸う虫です。日中はどこか日の当たらない場所に隠れていて、夜になると活動するとても厄介な吸血虫です。
日に日に虫に刺されたような痕が増え、一度目は痒くないのですが二度目に刺されるととても痒いです。
そこで私は決意します。まずオーナーに報告、全面清掃、ベッドスタンドの廃棄など。
ベッドスタンドの裏を確認してみると、思っていた以上に直視出来ないような悲惨な状況が待っていました。戦慄の瞬間でした…。
即、このベッドスタンドを廃棄です。
とても親切なオーナーなので、すぐに駆除業者に連絡してくれ、部屋の洗浄をしてもらいました。オーストラリアの部屋の床は、日本のようなフローリングではなく、大体カーペットになっています。
このベッドバグは、幼虫や成虫は駆除業者の薬で殺虫できるのですが、卵は駆除できないとのこと。
卵を死滅させるには、100~120度の熱駆除しか対策がないみたいです。ベッドカバーや毛布などを熱消毒、洋服なども同様にすべてクリーニングしました。
数日が経ち、もう大丈夫かなと思っていた矢先、また発見してしまうという絶望を味わいます。
その原因が木製の棚にありました。木製のものはベッドバグの住みかとなりますので注意が必要です。
オーナーに連絡を入れ、即、この棚も廃棄しました。
たくさんの苦労をしてきましたがオーナーの心意気でもう一度駆除業者が来てくれるとのこと。自宅で待っていたところ、また別の意味で事件が…。
それは駆除業者が音信不通。
予定していた時刻になっても来ない。連絡すらもない。何度か問い合わせると、まさかの天気が悪いから当日は行けないとのこと。
日本なら考えられないですよね。外を見ると雨は降ってないです。どういうことでしょうか?私は駆除後のことも考えて別のホテルを予約しているのに…駆除すると部屋が濡れているので乾燥するまで部屋に住めません。
まさに、これもオーストラリアという体験です。
オーストラリアに限らず、海外では普通にこんな理不尽なことが起きます。
日本人は海外生活にあこがれる人は多いですが、良いところしか見えてない人がとても多かったりします。
こうした理不尽な事件も含めて、海外経験だと割り切って考えるしかありませんね。
ベッドバグの対策について
このベッドバグ、正直なかなか根絶することが難しいです。
なぜなら専門業者でもベッドバグの卵を駆除することが出来ないからです。業者が散布した薬品は、人間には無害で幼虫から成虫まではこの薬品で効き目があるみたいです。
では、具体的に薬剤を散布後、何をすべきでしょうか?実際に私が行っている対策は以下の通りです。
【まとめ】長期滞在だからこそ、いろいろなことが起きる!
今回のコラムでは、シェアハウスの詳細と世にも恐ろしい体験談をまとめさせていただきました。
正直、海外には様々なトラブルや「日本ではあり得ないでしょ!」といった驚きがたくさんあります。
お洒落な街並みや観光地だけが海外ではありません。
オーストラリア含め欧米圏に住みたい方は多いと思いますが、日本ではあり得ないような理不尽な事件も含めて、それも海外なんだという事を理解しなければいけませんね!
私も実際にこのような事件を経験して、「とても大変ですが、これも海外!」と割り切って、日々いろいろなことに挑戦しています。