【オーストラリア留学】オーストラリアにある世界遺産4箇所に行って来ました!!
今回のコラムでは私が実際に行ってきた、オーストラリアにある世界遺産4箇所について紹介したいと思います。
実際に行ってきたリアルな現地情報とこれから旅行などでオーストラリアの世界遺産を考えられている方、必見の内容となっています!
どの世界遺産もとても素敵で、シドニーから気軽に行ける場所を3つ。そして、エアーズロックは距離が離れてるので気軽に行ける場所ではありませんが、オーストラリアに来た際には是非行ってほしい場所です!
シドニーと言えばオペラハウス!
まずはオーストラリアの世界遺産の中で、一番有名なオペラハウスを紹介します。
留学前に「オーストラリアのシドニーと言えば何だろう?」と考えると、必ず思いつくのがこのオペラハウスだと思います。
シドニー国際空港からサーキュラーキーと言う駅まで電車で約25分前後と、アクセスも便利です。連日多くの観光客で賑わっていますが、季節ごとに様々なイベントが開催されています。
今回の記事では、vivid Sydney2019についてお伝えしたいと思います。
このイベントは2019年5月24日~6月15日の期間中、毎日オペラハウスやその周辺施設にプロジェクションマッピングが映し出され、イルミネーションや屋台などを楽しむ冬のシドニーの風物詩となっているもの。
普段は凛とした雰囲気のオペラハウスですが、この期間中の映像美は圧巻です。
最大の魅力は、オペラハウスを巨大なスクリーンに見立てて映し出されるプロジェクションマッピング。
また、お金はかかりますがナイトクルージングのプランに申し込むことで、夜の海からライトアップされたシドニーの景色を楽しむのも良いでしょう。
船から見るvivid Sydneyは幻想的で見るべき価値あり!シドニーに留学中の方や旅行で来年オーストラリアを計画中の方は、是非経験してほしいです。
グルーポンという様々な割引を使えるアプリで申し込むと、90分のクルージングを平日なら20~30ドルで楽しむことができます。学生の懐事情にとても優しいです。
またその期間中に、さまざまな劇や演奏をオペラハウス内で聞くことができます。
実際に私は、Thrones!というミュージカルパロディを見てきました!すべて英語ですが、実際に生で見る迫力はすごいものでした!
なかなかオペラハウスに入る機会がなくとも、こう言った機会を使って内側のオペラハウスを楽しむことも留学中の貴重な経験だと思います。
海外旅行でオペラハウスを訪れると、大抵は外観だけ見てお終いとなるケースが多いのが現状です。
しかし、留学中なら十分な時間の余裕がありますから、興味のある演目があればオペラハウス内に入って楽しみましょう!
値段もそれほど高くなく、私が見たミュージカルパロディショーは1人45ドルでした。
ぜひ皆さんもオペラハウスを内外から堪能してほしいと思います!
日帰りで行ける世界遺産ブルーマウンテンズ
次にシドニーから日帰りで行けるブルーマウンテンズについて紹介します。
まず初めに語学学校の先生から聞いた話ですが、ブルーマウンテンズの名前の由来は、ユーカリの森が発する油が気化して広がり、青い霧を生み出すことから来ているそうです。
シドニーから電車で約3時間のプチ旅行となりますが、カトゥーンバ(Katoomba)駅で降り、エコーポイント(Echo Point)展望台でブルーマウンテンズの景色を一望するのが一般のルートかと思います。
しかし、電車でカトゥーンバ駅までは簡単に行けるのですが、エコーポイント展望台までバスまたはタクシー、徒歩になります。このルートが地道に遠いです。
周遊バスが回っていますが頻繁ではなく、さらに混雑しているため、なかなか時間通りに来ません。徒歩で行くことも可能ですが、駅から約30分前後かかります。
私はカトゥーンバ駅から徒歩でエコーポイント展望台のルート、シドニー市内から車でも行ったことがあります。
天気の良い日は本当に気持ちがよく、ブルーマウンテンズの絶景を堪能できます!特に有名なのが、「スリーシスターズ」という岩です。
アボリジニの伝説にちなんで名づけられた3つの尖塔型の砂岩が、堂々した存在感を放っています。
また、このエコーポイントからトレッキングが出来ます。初心者でも簡単ですが、急な階段があったりするので、靴だけは動きやすいものをオススメします!
その他にも車かバスツアーでしか行けませんが、キングス・テーブルランドもとても素敵です!
こちらは、断崖絶壁からブルーマウンテンズを眺望できるスポットです。周りには柵が一切ないためスリル満点ですが、開放感がすごいです。
勇気ある方はぜひ記念撮影してください!私も実際に写真を撮りましたがとても貴重な体験となりました。
しかし、足元にしっかり注意を払ってくださいね!!
ブルーマウンテンズもシドニーに来た際には必ず訪れてほしい場所です!
日本ではあまり見ることが出来ない絶景があなたを待っています!
意外と知られてないコカトゥー島
このコカトゥー島は、かつて刑務所や造船所として使われていたシドニー湾に浮かぶ最大の島です。
オペラハウス近くのサーキュラーキーという港から、フェリーに乗って約30分で行ける世界遺産です。気軽に行けるところが魅力です。
現在はシドニーの主要な観光名所の1つで、 芸術祭など文化行事の会場としても利用されています。
コカトゥー島には、カフェバー、レストラン、BBQ施設がそろっています。
しかし、営業時間が平日と週末で異なりますので、実際に行かれる方はしっかり調べてから訪問しましょうね!
島全体は歩きやすく、造船所や刑務所跡を見ることができます。天気が良いと気持ちよく過ごせますよ。
私は友人達とコカトゥー島に宿泊体験をしてきました。
ここで他のサイトには載ってない情報ですが、コカトゥー島はアルコールの持ち込みが禁止されています。ただ、島内にあるバーではアルコールを飲むことが出来ます。
しかし、アパートや屋根付きの部屋に宿泊する場合、持ち込み可能でした。
チェックインの際に持ち物検査がありますが、アルコールを多少持ち込んでもそこまで厳しくは言われませんでした。
私の個人的な見解ですが、常識の範囲内であれば多少のアルコールを持ち込んでも大丈夫なのかな…と思います。(笑)
夜のコカトゥー島は真っ暗ですが、星空の下、散歩をしたり出来るので、とても気持ちが良かったです。
機会がある方、コカトゥー島での宿泊もオーストラリアの良い思い出になると思います!
シドニーから飛行機で3時間、エアーズロック/ウルル
最後に日本でもとても有名な「地球のへそ!」とも言われるエアーズロックの紹介です!私は2018年の10月に行って来ました。季節的には初夏の天候でした。
ご存知でしょうか?日本で有名なこのエアーズロック。実は名前が2つあるんです。
エアーズロックの名前は、オーストラリアがイギリスの植民地時代だった時に総督を務めていたヘンリー=エアーズにちなんで付けられた名称で、原住民のアボリジニにとっては「ウルル」が正式名称です。
行ってみての感想ですが、圧巻です。素晴らしかったです。オーストラリアの原住民アボリジニの聖地と言うことで地球のパワーをヒシヒシと感じる神秘的な名所です。
シドニー空港からエアーズロック近くの空港まで飛行機に乗って、約3時間半で行くことができます。私は日本語のツアーを予約していましたので、空港までガイドさんがピックアップ、その後ツアーという流れでした。
1日目はエアーズロック周辺を散策、ウルルのサンセットツアーに参加して来ました。夕日が見えるスポットで、軽食やワインなどを楽しみました。
ウルル周辺にはリゾート施設が集合していますが、私はその中で一番値段が安いバックパッカーズホテルに宿泊しました。なんと20人部屋でしたが、割と快適に過ごすことが出来ました。シャワーやトイレは共有でした。部屋はこんな感じです。
2日目は早朝からサンライズを見に行ったのですが、ウルルでは珍しく天候が雨で、コチラでは奇跡に近いとのこと。
ガイドさんでさえも雨降りは極めて珍しいらしく、そんな日にたまたま遭遇したとのこと。
2泊3日で行ってきましたが最大の目的だったウルル登頂は天候の関係上、達成できませんでした。しかし、実際に登山道を見てみると非常に険しく、個人的な意見ですがとても危険に思いました。
ガイドさん曰く、現在ウルルに登りたいと思っている外国人は、大部分が日本人と中国人だそうです。
原住民のアボリジニの人達はこのウルルを聖地として長い間守ってきましたが、観光客に開放されることで死者が出ることに心を痛めているそうです。
登山を考えられている方には残念な報告ですが、ウルルは2019年10月26日から観光客向けの登山が禁止されることとなりました。
先住民族にとって聖地であることが登山禁止の理由だそうです。あまり時間がありませんが登山を考えられている方、オーストラリア旅行を早めにご検討をした方が良いと思います。
また、個人的な意見ですが、ウルルを訪れる際はツアーを組まれた方が良いと思います。ウルルの見どころを凝縮できますし、様々な人にもめぐり会えます。
私の場合は、友人がツアーとレンタカーを借りて個人的に回りました。
しかし、周囲に話を聞いても、ツアーの方が見どころを詳しく案内してくれること。そして、時間を有効に使える点が良いと言っていました。
私は友人を含め3人で行ったのですが、ツアーで知り合った方とウルルで食事を共にし、その後、シドニーに戻っても再度その方々と食事に行くという経験をしました。
旅には多くの出逢いと発見があると感じた瞬間でした。
この方々とは、日本に帰国した後もぜひ一度日本でお会いしたいと思っています。
【まとめ】留学したらその土地の世界遺産に足を運ぼう!
いかがでしたでしょうか?
今回のコラムでは、オーストラリアにある世界遺産4箇所を紹介させていただきました。どの世界遺産もオーストラリア・シドニーを訪れた際には必ず行って欲しい観光スポットです。
今回の記事では私が住んでるシドニーを中心とした観光名所の紹介となりましたが、オーストラリアはとてつもなく広いです!見所はこんなもんじゃありません。
オーストラリアはワーホリビザ制度もありますが、最大3年間までワーホリビザでの滞在が可能です。旅好きな人はワーホリビザを最大限活用して、オーストラリア観光を楽しむことをお勧めします!
1年間の留学期間だと、各地の名所を一通り巡ることすら難しいかも知れません。留学中は勉強したり、アルバイトしたりと、観光以外にもいろいろすることがありますので。
限られた留学期間の方は、どの観光地を巡るのか絞り込まないといけませんが、まずは多くの観光客が訪れるメジャーな世界遺産を最優先で訪れることをお勧めします。
一度きりの人生なので、ぜひオーストラリアの世界遺産を見に来てください!