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【動物好き必見】ワーホリするなら初心者でもおすすめなトリマー留学に決まり!

公開:2019/08/06 著者:塩口 真由佳 5141 Views

みなさんはトリマー留学を知っていますか?

トリマー留学とは、トリマーを目指すための留学スタイルです。

トリマーとはいわば犬・ネコの美容師で、ペットのヘアカットをすることを、トリミングと言うことからその名が付きました。

 

このトリマーですが、海外ではグルーマーと呼ばれていて、シャンプー、ブラッシング、爪切り、耳掃除健康を保つためのお手入れ全般(グルーミング)をする人を意味します。

 

トリマー留学はまだそれほどメジャーではないので、もしかしたら「初めて聞いた!そんな留学あるの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、トリマー留学こそ海外でワーキングホリデーを考えている方におすすめしたい留学プランです。

 

海外では日本人トリマーの需要は高く、今の時点でそれほど英語が話せなくても、海外のレストランで働くよりもお金を稼ぐことが出来てしまいます!

 

そこで、このコラムではまずトリマーの基礎知識、「トリマーのお仕事について」や「トリマー資格の種類」についてお伝えしていこうと思います。

では、現在のトリマー業界についてみていきましょう!

トリマー業界について

現在、日本人で犬を飼っている世帯割合は8.76%(一般社団法人ペットフード協会の2024年全国犬猫飼育実態調査より)となっており、約11人に1世帯が犬を飼っているという計算になります。

 

また、2015年には日本のペット業界関連ビジネスの市場が1兆円を越し、世界規模の市場では2,593億アメリカドルとされ今後も市場規模は増加傾向にあります。

その背景には、「ペットは家族の一員」と考える飼い主が増えたことや手厚い飼育環境によるペットの高齢化によって、ペットにかけるお金が増えたことが原因だと考えられています。

最近ではペットの健康食品やファッション、美容、オムツ会社もペット業界にぞくぞくと参入しています。

 

ちなみに、海外は日本以上に犬好き・猫好きが多いようです。

統計調査(月刊誌&ウェブサイトのDogster)によると、オーストラリアにはペットとしての犬は600万匹以上となっています。

これをオーストラリアの人口(2600万として)で割ると、約5人に1人が犬を飼っている事になります。

日本の人口は1億2000万人で犬の飼育数は約680万ですが、オーストラリアは人口2600万で約600万です。

こうして見るとオーストラリア人がいかに犬をたくさん飼っていて、そしてトリマーの需要があることがわかりますね!

 

トリマーの仕事って具体的に何がある?

トリマー留学では、海外でトリマーになるための基礎知識や技術を、実践を通して学んでいきます。では、トリマーの具体的な仕事内容を紹介します!

 

ブラッシング・コーミング

コームやスリッカーを使用して、毛を整え、毛玉やもつれ毛をときほぐします。ブラッシングには毛を整えるだけでなく、わんちゃんの血行を促進するマッサージ効果もあります。

また、定期的なマッサージによって毛のもつれや不要な抜け毛を予防できます。

このブラッシングの際に使う道具も犬種によって毛が抜けやすい犬用、毛があまり抜けない犬用、大型犬など使い分けがあり、わんちゃんに合わせてベストな道具を使い分けています。

 

トリミング(はさみでペットの毛を整える)

トリミングといってもただカットして整えるだけでなく、ペットの特長を踏まえたヘアスタイルと飼い主さんの要望や理想を正確に把握することが求められます。

そのため、双方にとってベストなスタイルを見つけ出す能力が必要です。

また、ベストなヘアスタイルを提案する経験、再現する技術もトリマーに求められます。

 

ベイシング(シャンプー)

トリマーはわんちゃんの汚れ具合や肌の弱さも考えてシャンプーも行います。

油汚れが多い犬にはクレンジング成分があるもの、肌が弱い子には敏感肌にも優しいものなど、肌トラブルがないように使い分けをしています。

 

ネイルトリミング(爪切り)・イヤークリーニング(耳かき)

爪切りや耳かきをして、直接わんちゃんの健康状態を確認しています。

この他にも、ペットの皮膚や毛の状態を見て病気にかかっていないか確認し、少しでも異常があれば飼い主さんへすぐ報告します。

 

トリマーになるには

実はトリマーには、美容師のような国が定める免許のようなものがありませんので、ルール上は誰にでもなる事ができます。

 

トリマー業界は、技術がものを言う実力主義の社会ですので、免許がなくても実力があればトリマーとして採用されます。

しかし、もし経験ゼロの方がトリマーを目指す場合には下記のような2つの方法が一般的です!

 

・トリマー専門学校に通う

・ペットサロンで働きながら学ぶ

 

一般的に日本でトリマーになりたい場合はまず専門学校に1年ほど通い、試験を受けて団体や協会の公認トリマーの資格を習得するというケースが多いです。

その後、学校の紹介や自分で働けるペットサロンを見つけて就職という方法ですね。

 

後者は、ペットサロンでアシスタントとして働きながら、トリマーとして必要な知識を身に付けて行く方法です。

ペットサロンが募集の段階で資格をもっている人を優先して採用するサロンもあったりしますが、こうしたOJTのような方法であれば実践を通してトリマーを目指せます。

 

まず、1つ目で紹介した公認トリマーの資格について紹介していきます!

 

トリマー資格の一覧

トリマーの資格には、国が定める資格はありませんので、民間団体が主催している「民間資格」となります。

民間資格の身近な例だと「TOEIC」や「カラーコーディネーター」などが挙げられますね。

 

先ほど紹介したように、トリマー資格を持っている人は、持っていない人よりも採用を優遇されるケースがありますが、資格がないからといってその仕事に就けないわけではありません。

 

上の図の民間のトリマー資格の中には、専門学校に通うものやネットの通信講座で簡単に取れてしまうものなどもあり、かなり資格種類の幅も広いのが実情です。

 

以下、その中でも有名なトリマー資格をいくつかご紹介していきますね。

 

① 圧倒的な認知度がある【JKC公認トリマー】

主催ジャパンケネルクラブ
C級、B級、A級、教士、師範の5段階
取得方法公認の養成機関で所定の課程を修了するか、JKC会員の資格習得試験に合格する
試験内容筆記と実技がどちらも70点以上なら合格

 

ジャパンケネルクラブ(JKC)は、純粋犬種の犬籍登録、有能・優良犬の普及、畜犬の飼育の指導奨励、動物愛護精神の高揚のために活動している国際的愛犬団体です。

世界87カ国が加盟する国際畜犬連盟(FCI)にも加盟しており、登録頭数は日本最多、世界第2位を誇る国際的なクラブです。

 

JKC公認トリマー資格は、C級、B級、A級、教士、師範の5段階に分かれており、「C級から順番に取得しなければならない」という決まりがあります。

取得するには、公認の養成機関で所定の課程を修了するか、JKC会員の資格習得試験に合格することが条件であり、専門学校に通う場合はC級ライセンス=約1年、C&B級ライセンス=約2年程度がかかります。

 

また、2023年度のデータによると、資格取得者の数はC級で6,500名以上、B級で7,600名以上、A級ライセンスの取得者は1,800名程度になっており、合格率は90%以上です。

A級ライセンスを取得するには、B級取得後の2年間学校に在籍し課程を修了するというルールがあるため、A級になると数が一気に減少するようです。

 

② 20年の運営実績がある【JPLA公認トリマー】

主催一般社団法人 日本ペット技能検定協会
トリマー2級、トリマー1級、トリマー教師の3段階
取得方法協会指定のカリキュラムを受講した上で試験に合格する(通信講座あり)
試験内容2級と1級試験では、筆記と実技試験、教師ライセンス取得の場合はこれらに加えて、面接試験も受ける必要がある

 

日本ペット技能検定協会は、平成8年にペット技能の検定団体として発足しました。

ペットトリミング、トレーニング技術の統一試験を実施し、日本ペット技能検定協会のオリジナルの通信制カリキュラムを作成しています。

全国に100ヶ所以上の実技研修施設があり、全国各地でペット業界に関わる人材を育成しています。

 

JPLA公認トリマーライセンスは、トリマー2級、トリマー1級、トリマー教師の3段階に分かれており、以下がその基準となっています。

 

・トリマー2級:ペットサロンでグルーミング業務ができる技術がある

・トリマー1級:ペットサロンでグルーミング業務のリーダー的役割を果たすことができる

・トリマー教師:ペットサロンでグルーミング業務の最高責任者として人格的にも優れた技術者である

(日本ペット技能検定協会公式HPより)

 

JPLA公認トリマーの資格を習得するためには、協会指定のカリキュラムを受講した上で試験を受ける必要があります。

こちらのカリキュラム(約半年)は、通信講座でも受講することが可能です。

そのため、忙しくて学校に通っている暇がないという方も無理なく続けることができます。

 

また、こちらの資格もトリマー2級合格者のみが、1級に挑戦することができようになっています。

トリマー教師ライセンスを取得するには、1級の取得後3年以上の実務経験があることが必須条件となっています。

2級、1級は筆記と実技試験のみに対し、トリマー教師ライセンスには筆記と実技試験+面接試験も受ける必要があります。

 

③ 最短5ヶ月で資格が取れる【JCSA認定マスターライセンス ドッグトリマー】

主催一般社団法人 日本キャリア教育技能検定協会
マスターライセンス、インストラクターライセンスABC級の4段階
取得方法ドッグトリマー養成専門通信講座を受講する
試験内容筆記試験のみ(在宅で受験可能)

 

一般社団法人 日本キャリア教育技能検定協会は、「優秀な日本人材を育成する事を前提に、あらゆる分野において技能と知識の点で協会が求める水準を満たした方に協会認定の資格を発行する」協会です。

動物分野のほかにも、メディカル業、教育・福祉、ブライダルなど幅広い分野の人材育成に力を入れています。

また、JCSA認定ドッグトリマーの資格は、マスターライセンス、インストラクター資格A・B・C級の4つに分かれています。

 

マスターライセンスを取得するには、ペット資格専門学校の日本ケンネルカレッジなどで「ドッグトリマー養成専門通信講座」を5ヶ月受講したのち、在宅での認定試験に合格すれば、取得可能です。

インストラクターライセンスA・B・C級に挑戦したい場合は、マスターライセンス取得後、それぞれC級24時間・B級48時間・A級60時間の実技スクーリングに参加し、規定の単位を満たした方が試験を受講できます。

 

上記の2つの資格に比べて、最短で資格を取ることができる点や、マスターライセンスは実技がないので、JCSAドッグトリマーライセンスはお手軽に挑戦できる資格と言えます。

 

【番外編】犬より猫派のあなたにオススメな【I.C.C.グルーマーライセンス】

主催I.C.C. インターナショナル・キャット・クラブ
C級、B級、A級、教士の4段階
取得方法公認の養成機関で所定の課程を修了、またはCCの会員になり1年以上が経過している上で、試験に合格する
試験内容筆記試験と実技試験

 

グルーマーライセンスはやはり犬がメジャーとなっていますが、猫のトリマー、グルーマーとして必要な専門知識と技術を見つけられるのがこのICCグルーマーライセンスです。

認定教育機関で勉強をして取得するライセンスになりますので、犬よりも猫の技術を身に付けたいという方はこうした選択肢もあったりします。

 

まとめ

今回はトリマーのお仕事やトリマー資格について紹介してきましたが、いかがでしょうか?

今、ワーホリを考えていて動物が好きな方は、トリマー留学も選択肢に入れてみても良いかも知れません!

実際に、現在トリマーとして働いている方も最初は、「動物が好き」「接していると癒される」といった理由からトリマーを志しています。

せっかくワーホリするなら英語力も、スキルも同時に手に入れてしまいましょう!

 

また、留学ドットコムでは、トリマーとしての経験がまったくない初心者向けにオーストラリアのトリマー養成スクールの紹介や専用のプログラムも取り扱っています。

 

→プログラムの詳細はこちらのコラムでご確認ください!

 

海外のトリマースクールでは圧倒的に犬と触れ合う機会が多いので、通常日本では2年間専門学校に通って学習する内容をわずか半年で勉強できてしまいます!

オーストラリアのトリマースクールについてもっと知りたいという方は、お気軽に【留学ドットコムの公式LINEから】お問い合わせください。

 

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