ワーホリ前に英語力と友達作り両方に役立つ準備
こんにちは、みさきです。
今日は、私がオーストラリアに行く前にやってよかった準備があるので、それを紹介したいと思います。
それは、「日本の生活のアルバムを作ること。」と「写真を使った英語の勉強法。」になります。
当時にお世話になった留学エージェントさんのおすすめで、日本での生活が分かりやすいように日本の写真を準備してノートに貼り付けました。
当時はまだスマホやSNSが発達していなかったので、私は紙のノートに写真を切りはりして作りました。
今は色々スマホでもツールがあると思いますので、もっと手軽に写真の準備もできると思います。
日本の生活アルバムはこんな時役立つ
留学をする際、初期に多くの人が使うのはホームステイだと思います。
初日は飛行機にも乗って疲れている中、到着して早々に初対面の人となるので緊張してしまいますよね。最初はコミュニケーションが上手に出来なくて当然です。
英語にまだ慣れない中、言葉だけで自分について話すことってとてもハードルが高いので、写真というツールを使うと伝わりやすくなります。
私の場合は、主に以下の写真を準備しました。
特に着物の写真と家族の写真は、新しく会う人とのコミュニケションツールとなりました。
ホームステイを受け入れる家庭の多くは、日本に興味があったり、いつか日本に旅行に行きたいと考えていたりする人が多かったりします。
日本の文化についてネットの情報でなく、リアルに住んでいる人からの情報には、とても興味を持ってくれました。
また、ホームステイ以外にも、初対面の人と会う時や仲良くなった友達に対して、日本の出来事を伝える時にも使えました。
視覚的に情景が見えた方が相手にも伝わりやすいのは、日本人の友達と仲良くなる時と一緒です。もちろん、会話も弾みます。
Facebookに登録してアルバムを作っておこう
海外で友達ができると、「Facebookを交換しよう!」と気軽に言ってくる人がいます。
私も、オーストラリアのワーホリ時代に初めてFacebookに登録して、友達と交換をはじめました。
日本では自分の写真を発信するのは少数かもしれませんが、海外ではオープンに友達遊んだ時の写真を投稿したり、シェアしたりする文化があります。
語学学校卒業後は帰国する人もいれば、他の都市に移動する人もいれば、アルバイトに集中する人もいるので、学校卒業後の連絡を取るためのツールにもなります。
私もパースの語学学校卒業後、バラバラの都市に住んだ友達とメーセージで連絡を取り合い、メルボルンで再会して一緒に旅行をしました。
もし、今私がもう一度留学するとしたら、日本の生活アルバムを紙のアルバムの代わりにFacebookのアルバムで作り、一覧で見れるようにしておくと思います。
Facebookはタイムラインに最新の写真が一番上にあり、時系列に表示されます。
アルバムを作っておくと、見せたい写真だけをすぐにピックアップして見せることができます。
ワーキングホリデーだと、ラウンドや旅行に興味がある方も多いと思います。
大量に写真を撮ってデータが溢れてしまう時も、私はFacebookで行き先ごとにアルバムを作って整理していました。
今でも、ブログや記事を書く時にはこのデータ整理がとても役立っています。
写真の描写に使える簡単な中学英語
以下では、写真を見ながら会話をする時の英語表現を紹介します。
① This is / They are で人の説明
人物が写っている場合は、人物を指しながらこれは誰と説明しましょう。
シンプルな表現です。「あなたとどういう関係なのか?」にポイントを置いて説明します。
日本だと弟なのか兄なのか、年齢が兄弟では大事にってきますが、海外ではbrother, sisterについては年上なのか年下なのかは一言で言う時には説明がいらない文化です。
何の友達なのかは、my friend from high school などfromの後に出会った場所を付け加えます。
my boss ※上司
my dog/cat ※ペットの犬・猫
my dogなどをさらに説明する場合は、he/sheなどオスかメスかもつけて人間のように説明するのが海外の文化です。家族同然なのでitではないです。
I have a dog. His name is Taro.
このように人物と同じように扱います。
② 場所の説明は大都市と所要時間を付け加えて
例えば、大学の友達と岐阜の下呂温泉に旅行に行った時の写真があるとします。
「県名くらい説明をスキップしても分かるだろう。」と思われがちですが、外国人の多くは東京と大阪くらいしか知りません。それ以外の地名に関しては、分かってもらえないことが多かったです。
日本人がヨーロッパの国の位置関係が分かりにくいのと同じですね。
よっぽどの親日家でない場合は、地名がどんな場所にあるか、東京や大阪などを使って説明すると分かりやすいです。
We went to Gifu to enjoy hotspring.(温泉を楽しみに岐阜にきました。)と言った後に、次のように確認しましょう。
Do you know Gifu? と相手に岐阜を知っているか確認をします。
岐阜は中部地方で、東京と大阪の間にあります。
このように詳しく説明すると相手に分かりやすくなります。
必要なら距離感が想像しやすいように、電車で何時間とか車で何時間なども付け加えるのも良いと思います。
私の家から岐阜へは電車で2時間かかります。
③ 写真だけで分からない動作や順番を表す
写真は静止画なので、必要な時はどんなことをしているのか動作について言葉で補ってあげましょう。
例えば、友達と袴で写った卒業式の写真は、今から式が始まる前なのか、式が終わった後に嬉しくて撮っている写真なのか。
式の後にこの写真を撮りました。
私たちは式に向かう途中です。
バーベキューをしている写真なら、準備しているのか、食べ終わって話しているのか。など。
バーベキューの準備をしています。
バーベキューの後、話しています。
このように、情報を付け加えることにより、相手に状況が伝わりやすいです。
④ 持ち物・存在は、haveを使って表す
人の持ち物を表す時は、They have bags.(彼らはカバンを持っている。)
このような簡単なシチュエーションにはもちろん、主語をものにしてThe school has two cafeterias.(その学校には2つ食堂がある。)こののうに、存在を表す場合にも使えます。
また、食べる場合や飲む場合にもhaveを使って、They are having pizza.(彼らはピザを食べている。)このように食べる動作を表すこともできます。
⑤ 「〜がある」や「〜がいる」はThereで表す
人が何人いる、家族などのメンバーは何人である、という説明に使うフレーズです。
家族は5人です。
私の街には2つショッピングモールがあります。
このように、あるものを説明する際にも使えます。
④ のhaveと似たようなシーンで使えます。
⑥ 「〜のように見える」をlookで表す
写っている人物がどんな状態、感情なのかを表す時に使います。
友達はとても幸せそうに見える。
彼らは怒っているように見えるけど、実は違います。
よく、look likeと混同している人がいますが、look likeだと「何かのようだ」「何かに似ている」という場合に使います。
後に来るのは、形容詞ではなく人の名前やモノの名前です。
彼女は女優みたいだ。
彼の新しい髪型は猿のようだ。
日常からスマホにある写真の描写で英語学習
自分が海外の人に見せるアルバムと、その英語での描写が準備できたら、日常でも口から英語が出てくるように、身近な写真を使って応用練習ができます。
英会話では、難しい単語を覚えて一発でそれを伝えるよりも、いかに自分の知っている単語で簡単に言い換えるかが重要な場面がたくさんあります。
そのため、日常から伝えたいことを描写する訓練をしておくと、単語を知らなくても描写で相手に伝えることができるのです。
例えば、「牛」という単語が出てこなかった時、どうやって伝えますか?
それは動物です。
色は白と黒です。
農場にいます。
私たちはそのミルクを飲みます。
このように、その単語が分からなくても知っている単語で描写をすることで、相手に単語を想像してもらえます。
日常から英語を意識して、スマートフォンの中にある「写真の情景を伝えるにはどうすればいいか?」など想定問答しておくと、言い変え力を鍛えることができます。
写真を準備することと英語学習が、ワーホリの準備に役立てば嬉しいです。