海外生活2年目の衝撃!ワーホリ1年目と仕事はどう変わる?
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この記事では、2年目のワーホリ(セカンドワーホリ)でのお仕事(レストラン)についてご紹介しています。
「海外生活2年目だとやっぱりお仕事内容も1年目とちょっと違うのかな?」と気になる方もいると思いますので、私の体験談がお役に立てば幸いです。
下記は前回の記事(ワーホリ1年目のカフェのお仕事)になりますので、こちらもぜひご覧下さい!
ワーホリ2年目はダーウィンで!
ワーキングホリデーも2年目となると海外生活にも慣れ、仕事やシェアハウス探し、いろいろな手続き方法など大抵のことが経験済みとなります。
私は、せっかく取れたセカンドワーキングホリデービザ(2年目)も、「貴重な時間なのに、もしかしたらただ何となく過ごしてしまう可能性もあるかも!?」と考えました。
そう思い、私はあまり日本人には馴染みのないダーウィンという町へ行こうと決心し、このダーウィンで新たな地での仕事探し・生活することにしました。
→ダーウィンはオーストラリアの北側にあるノーザンテリトリー準州の州都です。
ちなみに、ノーザンテリトリー準州は、州1つだけで日本の総国土の約3.6倍にもなる巨大な面積となっています!
しかし、この州には人口は何とたった25万人しか住んでいないので、人口密度はものすごく薄い地域となります。
私は、このダーウィンに着いてすぐ、まずありとあらゆるお店にレジュメを配りました。
しかし…、何とレジュメを直接配っていないレストランで働くことに!
どうやら、どこかのお店が私のレジュメを誰かに渡し、その人からこんな電話が入ったのです。
「今度、私の友人が新しいレストランをオープンするんだけど、そのお店で面接してみない?」と。
私はその掛かって来た電話でお店の住所を教えてもらい、まだ準備段階のお店で面接をする事になったのです(笑)
これにはさすがオーストラリアというべき所ですが…私も2年目ですので、色々と細かな事は気にしません!
そして無事に面接を終え、その後はミーティングにも参加した私は、晴れてプレオープンでのトライアルを経て、無事採用してもらう事になったのです。
次は、このダーウィンのレストレンと1年目に働いていたレストランの仕事内容も比較しながら、詳しくご紹介していこうと思います。
ワーホリ1年目のレストランの環境
1年目は寿司レストランで働いていました。
ジャパレスですがキャッシュジョブ(給与を現金で支払うことによって国に払う税金などをごまかすやり雇用方法)ではない、正規の子用スタイルでのお店でした。
このお店は、スタッフは日本人、お客さんがローカルの人という感じです。
なので接客の際は英語を使いますが、スタッフとの会話は完全日本語。
仕事内容の説明はもちろん、何か分からないことがあった場合、接客に困った時など、日本人の先輩スタッフが教えてくれました。
仕事のポジションですが、英語を使いたかったので接客ができるウェイターの仕事をしていました。
ある程度流れややり方、接客英語を覚えたら最低限のことはできる仕事ですが、もちろんそれだけでは仕事にならないので、お客さんとのコミュニケーションが大事になってきます。
シフト的には週5日で、他のスタッフも多かったので忙しくなる週末は丸1日入っていましたが、それ以外はディナータイムだけといった感じでした。
こうしたジャパレスで働く上で注意するポイントがいくつかありますので、ご紹介します!
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→ トライアルの給料はキャッシュでもらうことが多いです。
寿司レストランでの仕事内容
私のポジションのウェイター兼キャッシャーの仕事は、4つの役割がありました。
忙しくない時は2人、忙しい時は3~4人でお店を回していて具体的にはこんなお仕事で構成されていました。
1. レジでオーダーを取り会計までを担当する人
こちらのレストランは先払いタイプだったので、テーブル注文ではなく最初にレジで注文を受け会計までをします。
寿司レストランなので、とにかく似たようなメニューが多く、打ち間違いに注意しなければなりません。
また、メニューについての説明やお寿司の種類の違いを聞かれることもあるので、メニューの把握は必須。
忙しい時には行列ができるほど並ぶので、それをスムーズにさばいていかなければなりません。
もたもたしてると、どんどん詰まっていきます(笑)
会計が終わったら、お客さんの座るテーブルを自分たちでチェックします。
2. 食事を提供、片付けなどホールを担当する人
ホール担当は、食事提供や片付け中心に動きます。
ただ食事を運ぶだけではなく、注文された食事が正しくちゃんと出ているか、提供が遅れていないか、遅れているならキッチンに確認します。
また、お客さんからの質問や要望にも随時対応・接客する必要があります。
3. 電話注文を担当する人
電話注文では、ピックアップといって先に電話注文して後で注文品を取りに来るお客さんの対応や予約などを受けます。
ここでは、注文品と名前を聞き、どのくらいで食事が出来上がるかなどを伝えます。
その後、食事の準備をして、お客さんが来店したら、名前・注文品の確認・会計をします。
また、席予約なら日時・人数・名前・電話番号を伺います。
寿司プレートの予約なら、注文品・取りに来る日時・名前・電話番号を控えます。
4. デリバリー注文(Uber Eat)の対応
Uber Eatシステムに注文が入ってくるので、注文品をレジに打ち込み準備し、デリバリーの人が来たら番号を確認し手渡します。
週末などはひっきりなしに注文が入るので、間違えないようしっかり確認しながらやらなければなりません。
基本的な仕事内容はこんな感じ、流れとなっています。
店内スタッフは日本人ということもあり、日本語を話しながら仕事します。
そしてお客さんには、メニューの説明や要望への返答、また何かトラブルがあった場合は英語で対応していました。
この職場では、日本語と英語の半分半分で仕事をしている感じでした。
しかし、やはりここでも、日本では簡単にできることでも英語が混ざるとなると急に難しく感じることがありました。
お客さんの要望をなかなか理解出来ず先輩スタッフに助けてもらったり、電話対応も毎回緊張したりと大変に思うこともたくさんありました。
そのため、働きながらでも日々の勉強が必要になってきますし、少しでも英語を使うことに慣れることは大事だと思いました。
ジャパレスでもローカルのお客さんと接するポジションであれば少なからず英語を使うことはできます。
ローカルのお店に挑戦したいけどなかなか仕事が見つからないという方でも、ポジション次第で英語を使うことは出来ますよ!
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→ 日本食レストランはオーストラリアでも人気ですね。
ワーホリ2年目のレストランの環境
2年目はちょっとレベルを上げて、スタッフもお客さんも外国人という環境の中で、オープニングスタッフとしてレストランで働いています。
職場環境が全て英語であることに加え、レストラン自体が新しいのでこれから自分たちでシステムを作ったり、集客について考えたりお店を盛り上げていく立場になります。
1年目のカフェの時も英語環境でしたが、レジ場に立ってオーダーを受けてある程度使う英文や、仕事の流れを単純に覚えればいいと言う訳にはいきません。
レストランはカフェとは違ってお店の規模が大きいのと、ウェイターポジションなのでホール全体を任されます。
つまり、規模の大きいレストランでは他のスタッフとの意思疎通やシェフにオーダーを確認したり、複数のお客さんにもしっかり接客しなければいけません!
私が働いていたレストランでのホール担当のウェイターは、立ち上げから手伝っているダーウィン在住のフルタイムの人が2人と私を含めた合計3人です。
そのため、シフト的には週5日でランチとディナータイムの両方働いています。
働いているレストランでの接客内容
働いているレストランの接客はこんなような流れになっています。
「Hi, how are you? How many people? (何名ですか?)」
「Hi, how are you? Table for two? (お2人ですか?)」
オージーは外で食事をすることを好むので、店内に加えて外にも席があります。
「Which one would you like, inside or outside?(店内の席か外の席どちらが良いですか?)」
「This way, please./Please follow me.(こちらへどうぞ。)」
「Please have a seat.(どうぞお座りください。)」
「Here is the menu.(こちらがメニューになります。)」
→ここでメニューの説明や、何か質問があれば対応します。
「When you are ready to order, please let me know.(注文の準備ができましたら、教えてください。)」
「Are you ready to order?」「What would you like?」「What can/could I get for you?」(ご注文はお決まりですか?何になさいますか?)
→ここでも何か分からないことや、要望に対して対応します。
オーストラリアではベジタリアンやビーガン(絶対菜食主義者)といって動物性の食品全て摂取しない方達が多くいるので、料理に何が使われているかなども質問も多いです。
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→ 移民国家であるオーストラリアは、食へのこだわりも異なります。
またグルテンフリーといって、小麦やライ麦、大麦などに含まれるタンパク質であるグルテンを使っていない物を食べる方もいるので、そういったメニューの相談もあります。
「Would you like anything to drink?(お飲み物はいかがですか?)」
「Anything else?(他にご注文はありますか?)」
上記9番までを終えたら、レジのシステムにメニューを打ち込み、キッチンへ流します。
そして、料理が出来上がったら呼ばれるので、シェフにテーブル番号を確認してお客さんのところへ提供します。
「Is that everything?(これで全てですか?)」
「Enjoy your meal(食事をお楽しみください。)」
「Can/Could I take your plate?(お皿を下げてもよろしいですか?)」
「Have you finished?(料理はお済みですか?)」
最後にお客さんの食事が終われば会計をして、テーブルの片付け&セッティングという流れです。
以上が、ひとテーブルでの大体の接客の流れになります。
【応用編】お店のルールを作って行く作業
勤務しているレストランでは、ホールスタッフが3人+随時マネージャーがヘルプしています。
それの3+アルファという人数に対して席数は70席ほどです。(3.5人換算で、1人あたり20名対応するイメージですね)
また、メニューやドリンクの種類もたくさんあります。
それらを私たちウェイターは、お客さんを席へ案内、メニュー説明し注文を取る、レジに打ち込みキッチンにメニューを伝える、ドリンク・食事の提供、会計、片付け、テーブルセッティングの工程をこなすので、とにかく目が回るほど忙しくなります。
さらに何か問題や困ったことがあっても、新しい機械やシステムを今すぐ導入することはできないので、自分たちで考えてお店の流れやルール、規則をきちんと具体化していく必要があります。
そのため、スタッフ同士のコミュニケーションが大事になってくるので、常にお互いに声を掛け合っています。
接客する中で改善点や気付いたことがあれば、他のスタッフやマネージャーに提案して少しでも改善できるように努めています。
また、レストランはオープンしたてなのでもちろん常連客はいません。
なので常にお店の外に出で人が通りかかったらメニューを見せて説明することでお店を認知してもらいます。
ローカルの人たちは新しいお店だとすぐ気づくので、メニュー以外にお店自体の説明もします。
入店してもらえたら、メニューの注文の仕方やおすすめの物を紹介するなど、時間がある限り丁寧に接客するように心がけています。
また、他にはお店を宣伝するためのプロモーションをかけて、割引券を配ることもしました。
通りすがる人にこちらから声をかけお店の宣伝をどんどんしていきます。
オージーは優しいので、割と皆さん立ち止まって話を聞いてくれます!
お店がオープンしたての頃はディナータイムでも忙しくなかったので、8時半くらいで早上がりしていました。
しかし、最近ではありがたい事に徐々にお客さんが増え、オープンからわずか1週間で一時テーブル席・カウンター席全てが埋まったこともありました。
なので、今では閉店時間までしっかり働くことができています。
コミュニュケーションの大切さ
初めはお店もバタバタでスタッフみんなが手探り状態、誰が何をやるのかなど意思疎通も上手くできずミスが多かったのですが、今ではだいぶお店の流れも整ってきて余裕も出てきました。
接客も大事ですが、特に他のスタッフやキッチンの人たちともしっかりコミュニケーションを取り合わなければ、お店もうまく回っていかないので常に意思疎通が必要となります。
働くにおいて、基本的な流れや覚えておくと便利なフレーズなどはあります。
しかし、一緒に仕事する人もお客さんも接する相手は 「人」 なので、基本的なフレーズ以外の丁寧なコミュニュケーション技術を習得していくことが重要になってくると思います。
それを働きながら習得できる環境なら最高ですよね!
自分の英語力もまだまだなので苦労していますが…、ワーホリ2年目のマンネリ化も防ぐことができ、日々頑張っています!
このように同じレストランの仕事でも、それぞれお店のスタイルがあってやり方はバラバラですが、何となくのイメージは沸いたでしょうか?
今回の体験談レポートですが、事前に情報や言い回しを覚えておくだけでも、ある程度対策が打てたり挑戦しやすくなったりすると思います。
これからワーホリを考えている方、まだワーホリが始まったばかりであまり海外でアルバイトをすることにイメージが湧かない方も多いと思います。
でもこの記事を読んで、だいたいどんな雰囲気なのか、仕事の流れはどうなのかといった情報が皆さんの少しでも参考になれば幸いです!
→ワーホリでお仕事探しをする時のお役立ち情報もこちらのコラムでまとめていますのでぜひご利用下さい!