【オーストラリア留学】留学のマストアイテム、意外と使わないものを紹介します!
今回のコラムではオーストラリア留学中に本当に必要なもの、不要なものを独自の目線から留学のリアルをご紹介します!
留学準備で持ち物などを現在考え中の方、必見の内容となっていますのでぜひお楽しみに!
また、実際の留学中に役に立ったものも紹介します!
日本から持ってきて良かったマストアイテム
まずは、日本から持ってきてよかったものを紹介します。
1. SIMフリーのスマートフォン
これは留学中、最も大切だと言っても過言ではないと思います。情報社会の中で、現地でインターネットが使えないのは本当に辛いです。
私の場合、最初は日本で契約中のiPhone Xと台湾製のSIMフリーのスマートフォンの2台持ちで生活をしていました。
Wi-Fi環境下ではどちらのスマートフォンも使えたのですが、LINEや日本のアプリケーションを使う場合はスピードの問題で場所が限られてしまって、家族や友人との連絡が遅くなることがありましたが…。
しかしながら、シドニーは学校やカフェ、レストランそしてシェアハウスではWi-Fiが繋がる場所がたくさんあります。
私は日本に一時帰国する機会があったので、そのタイミングで使っているiPhone XをSIMフリー化して現在は一台で快適に生活しています。
調べ物をする時には必ずインターネットが必要になるので、SIMフリーのスマートフォンを留学中に使うことを強くオススメします!
また、スマートフォンケースもカードが入るものだととても便利だと思います。多くの人がスマートフォンと一緒にクレジットカード、公共交通機関のオパールカードを携帯しています。すぐに取り出しが可能で邪魔になりませんので。
2. 小さめの財布(折りたたみ財布)
お金の管理ですが、小さめの財布をオススメします。シドニーはカード社会です。どこのお店でも基本的にはカードが使えます。キャッシュレス化がとても進んでいます。
友達とご飯に行ったとしても、お会計のお金を即座に相手の口座に振り込みすることも可能です。小さめの財布を使うことで現金をあまり持たず、セキュリティー面でも良いのではないかと思います。
具体的にはポケットに入るくらいの小さい財布が理想かと思います。小銭入れだと小さすぎますが、お札がたたんで入る程度の大きさのものが良いと思います。置き引きやひったくりが多いシドニーでは、バッグに財布を入れておくよりポケットに入れておくほうが安全です。
3. キャッシュパスポート
日本円の管理に重宝しているのがキャッシュパスポートです。キャッシュバスポートとは、海外専用のプリペイドカードです。Mastercardブランドのため、全世界のMastercardブランド加盟店で利用することができます。
プリペイドカードなので、事前のチャージは必須です。しかし、インターネット上で管理や残高確認が出来るのでお金が管理しやすいと思います。
私の場合、一度に大量にお金をキャッシュパスポート口座に振り込むのではなく、必要分だけ入れておき、現地で現金が必要になった場合にATMから通貨を引き出すようにしています。
もし紛失した場合でも、スペアカードがありますし、日本のクレジットカードとは違い、口座に入っている分だけなので、仮に不正利用されても経済的なダメージも多少は軽減されるのではないかと思います。
4. 洗濯ネット
正直オーストラリアの洗濯機は洗濯物に優しくないです。すぐにシャツなどは縮みますし、洗濯ネットを持参することをオススメします。
また、シェアハウスなどでは自分の洗濯物の管理にも洗濯ネットが活躍します。ぜひ日本から一つ持ってきてください。
5. 日本製の文房具
日本製の文房具は質、デザインともに世界一だと思います。
海外製のペンやシャープペンシルはインクがにじみやすかったり、芯が折れやすかったりするので日本から持参することをオススメします。自分が使い慣れたものを海外の学校でも使うのが一番かと思います。
ちなみにノートのクオリティーの高さは別格です。日本製のノートは裏写りもせず、快適に書けますが、海外製は紙自体が薄く、書きづらいと思います。
私が感じた一番の文房具は、4色のボールペン+シャープペンシルがついたペンです。クラスメートに一時帰国の際にお土産として渡すと大変喜ばれました。
今ではクラスメートの大半がこの4色ボールペン+シャープペンシルを使っています。
海外では日本製の文房具がとても人気があります。日本の文房具はクオリティー、使いやすさともに世界一だと思います。
6. 保温タンブラー
最後に保温タンブラーです。シドニーでは多くの公共水汲み場があります。また私の学校にはウォーターサーバーがあるので、飲み水の確保に保温タンブラーを重宝しています。
現地でも購入出来ますが、日本製の冷たい&熱いどちらも使えるタンブラーは高価なので日本から持ってくることをオススメします。
またタンブラーを持参してコーヒーを購入すると、少しの割引があったりするのでぜひ現地で確認してみてください。
日本から持参して実は意外に不要なもの
次に日本から持ってきたものの、実際あまり使っていないものを紹介します。
1. 電子辞書
初めに電子辞書です。多くのインターネット上のサイトでは電子辞書が必須と書かれていますが、学校で英語の勉強をしている私からすると必要ないかなと思います。
電子辞書はすべて日本語なので、英語学習中に辞書を引くことでその単語の意味を理解したとしても、覚えることが難しいと思います。私の経験からですが電子辞書で一度調べたからといって、実際にはその単語を次回使えません。
私の場合、知らない単語が出てきた場合、Google上で単語の意味を検索、意味を英語で確認することで覚えるように努力しています。
学校の先生も日本人の電子辞書を使うことに疑問を持っていました。
英語の勉強をしているのに日本語脳に戻ってしまうということからだそうです。
分からない単語は先生がわかりやすい言葉で言い換えてくれますし、同意語を教えてくれるので安心してください。日本から持って来ましたが実際はほとんど使っていません。
2. 日本語の英語の参考書・旅行ガイドブック
スーツケースの中で荷物がかさばるなと思いながら、日本からわざわざ持ってきた日本語で書かれた英語の参考書ですが、ほとんど使いません。
英語に不安がある方でも心配いらないです。学校ではたくさんの宿題や課題が出ますので、日本から持って来た参考書を読んでいる時間などあまり無いように感じます。強いて言うなら、1冊で本当に十分です。
私は英語の文法の確認のため、にこの英文法書を持って来ましたがこれ以外必要ないです。実際に使っているのは「1億人の英文法」です。
この文法書は話すための英文法をわかりやすく解説していますので、英文法をもう一度復習したい人にはぴったりだと思います。
また旅行用のガイドブックも同様です。私は一冊ガイドブックを持って行きましたが、ほとんど読むこともなく本棚に放置されている状態です。
今ではGoogle MAPやインターネット上で、さまざまな観光情報が検索出来ます。またインスタグラムなどでもオシャレな場所など見つけることが出来ます。以上の方法から行きたい場所を見つけるので、ガイドブックはあまり使わないかなと思います。
3. 日用品の数々
留学前に心配事の一つは、現地で手に入る日用品についてだと思います。
正直、シドニーではほとんどの日用品は現地で購入可能です。日本からわざわざ持ってくる必要はありません。例えば、シャンプーやコンディショナー、ボディソープ、洗顔フォームもスーパーで簡単に購入可能です。値段も日本と差ほど変わらない気がします。
もちろん、トイレットペーパーやティッシュペーパー、歯磨き粉など洗面用具も現地で買えますのでご安心ください。
個人的な意見として、歯ブラシだけは日本から持ってきた方が良いかもしれません。海外製はブラシの部分が大きく日本人には合わないことがあるからです。
また、日本で購入した方が断然に安いのです。
4. ジャケット
私のイメージでは、ジャケットは海外留学中のパーティーや学校のイベントでフォーマルな服装をするものだと思っていました。そのためにフォーマルなジャケットを持って行きましたが、一度も着ることなく10ヶ月が過ぎようとしています。
海外ドラマや映画で外国ではフォーマルな格好でパーティーなどに参加するのかと思っていた私ですが、実際にはどの人もラフな格好で参加されています。
みなさんはその様なイメージありませんでしょうか?結論として、シドニーの語学留学ではフォーマルな服装は必要ないです。
NSW州で使える身分証明書「フォトカード」
みなさんは国際的な身分証明書(ID)についてご存知でしょうか?日本人が海外で身分を証明できるものはパスポートですよね?
他の国の人は顔写真付きのクレジットカードや国際的な運転免許証で証明をしています。しかし、日本人でこれらを持っている方は少ないと思います。
オーストラリアでは、お酒を買う時やパブやバーに入店する際に年齢を確認するIDの提示が必要です。しかし、お酒の席に肌身離さずパスポートを持ち歩くのも少し不安を感じますよね。
ちなみに、日本の国際運転免許証やパスポートのコピー、学生証ではアルコールを購入する際やパブやバー、カジノに入店する際の年齢を確認するIDとして受け付けてくれない場所が多いです。
以上のことから、今回紹介したいのは、パスポートの代わりになるフォトカードについてです。
Photo Card(フォトカード)とは、所持者の名前、生年月日、住所、サイン、使用期限が写真付きで記載された銀行のクレジットカードと同じサイズのカードです。
カードは水色で、銀行のクレジットカードと同様のサイズ・材質のため財布などに入れてもかさばらず、持ち運びが便利です。
なお、フォトカードはニューサウスウェルズ州(NSW州)のIDのため、他の州では正式なIDとしては使用できません。(単に生年月日確認ということであれば使用できる可能性はあります。)
このフォトカードはNSW州のみにあるもので、他州ではフォトカードなる制度はないようです。
NSW Photo Card 新規発行手数料(5年間有効)として、 $52 で作ることが出来ます。(2019年現在)
このカードがあればパスポートを携帯せずにどこにでも行け、とても便利だと思います。
パスポートは家で大切に管理出来るので安心です。
フォトカードの申請方法に関して
まず、最寄りのService NSWに行きましょう。
ちなみに今回私がフォトカードを作ったのは、Haymarket Service Centreです。セントラルステーションから徒歩数分の位置にあり、シティの外に住んでいる人や、家の近くにこのサービスセンターがない方にも、非常に便利な立地です。
スタッフにフォトカードを作りたい旨を伝えると、必要なものは銀行のクレジットカードとパスポートだけで申請できます。他のものは不要です。
あとは必要な書類を記入し、スタッフの案内を待つだけです!記入用紙もそこまで難しくないので大丈夫です。困ったことがあればスタッフがたくさん居ますので優しく教えてくれます。
申請後、約2週間程度で記入した住所にフォトカードが届きます。この時、記入した住所ですが、私は留学エージェントの住所を指定しました。ほとんどの人がシェハウスに住みますが、郵便物のやり取りがあまりわからなかったので、私は信頼できるエージェント宛に送ってもらうことにしました。送付する住所は、指定出来ますのでご安心下さい。
このIDを持っておけば、パスポートを普段持ち歩く必要はなくなりますし、その他の身分証の提示の際はこれ一つで全てOKです。NSW州に留学やワーホリする方は、持っておいて損はないです。興味がある方は是非取得をお勧めします。
【まとめ】殆どのものは現地で手に入る!
今回のコラムはいかがでしたでしょうか?
留学中に本当に使えるものと必要がないものを、私の経験を踏まえてまとめさせていただきました。
留学を考えられている方、日本からの持ち物は最低限で大丈夫です。大抵のものは、現地でも揃えることが出来ますので。みなさまの留学が快適で一生の思い出になりますように!