未経験からバリスタ就職へ!オーストラリアで学んだ4週間

こんにちは!マユミです!!
私のようにオーストラリアにワーキングホリデーで滞在していて、「せっかく海外にいるから、ローカルジョブをゲットしたい!」と思う方もきっと多いと思います。
しかし、ローカルジョブ探しをする時に、さすがに丸腰では心許ないですよね?
そうした場合には、語学学校で提供されているバリスタコースがオススメです!
私は、4週間のバリスタマスターコースを受講し、就職時に役立つスキルや知識を身に付ける事ができましたので、その受講レポートをこのコラムでご紹介致します。
バリスタコース受講までの経緯
まずは私のバリスタコースお申込、受講までの経緯を簡単にご紹介。
最初のステップとして、担当カウンセラーさんに相談してシドニーとメルボルンのバリスタコースのある語学学校をいくつかご紹介してもらいました。
実は、語学学校も全てがバリスタコースを開講しているわけではなく、どちらかというと「一部の学校だけが開講」していたりします。
また、学校側でも実習スペース、バリスタマシーンやバリスタ指導ができる講師数なども限られているため、開講日やお申込上限が設定されているのが一般的です。
そのため、コースの空き状況やお申込ができる日というのは常に変わっていますので、もし興味がある方は、空きが埋まる前の早め早めの動き出しがオススメです。
私の場合、学校決定に至るまではシンプルに消去法でした。
というのも、私は調べれば調べるほど色々なオプションなどに目移りしてしまってなかなか決めることが出来ないという性格のためです(笑)
調べ過ぎると、決めた後に「実はあっちの方が良かったんじゃないか…。」などと不安になってしまうのです。
そのため、「はじめに条件を決めたら、それに乗っ取ってシンプルに決めればブレは少ない!」と言うのが個人的な意見です。
一概にどの決め方が良いとは言えませんが、特に長期で語学学校に通う方は、かかるお金も変わってきますので、妥協がないように学校選びをできると良いですよね。
また、自分でいろんな情報を集める中で別の可能性や方向を発見する事もあると思うので、もし疑問や不安に思うことが出てきたらまずは担当のエージェントさんへ直接相談するのが手っ取り早いと思います。
何はともあれ、私はメルボルンにあるUniversal Englishという語学学校のバリスタマスターコースを受講する事にしました。
・バリスタとして海外で働こう!バリスタ留学ガイド
→さらにバリスタのオススメ学校を知りたい人はこちらのコラムも参考になると思います。
まずは学校の紹介!
Universal Englishは、CBD内(メルボルンの中心地)クイーンストリート上にあり、アクセスは上々。
一番近いトラムステーションは徒歩3分以内、バスステーションに至っては学校が入居しているビルの斜め前です!
→学校前の様子
また、学校近くにコンビニやカフェ・ステーショナリーショップや本屋などが揃うので、気軽に必要なものも手に入ります。
私はホームステイをしていたので、CBDから約20キロ東に位置するDoncaster(ドンカスター)という地域から通っていました。
バスを利用して約40分で学校の最寄りのバス停に着きます。

→学校の入り口。オーストラリアは建物の名前よりも、番地が大きく書かれるので分かりやすいです。
学校はこちらのビルの1階から4階まで。エレベーターが2台ありますが、ピーク時は階段利用が手っ取り早かったです。
※オーストラリアではまずグラウンドフロア(日本では1階)があります。その上の階が1階(日本では2階)となります。日本の感覚からすると少し不思議ですね。

→ビルに入ると正面にテナント一覧が表示されています。
学校の住所は、131 Queen St, Melbourne VIC 3000となっていて、入り口の右手にエレベーター、左手に階段があります。

→各階の入り口には、学校の案内板がありますので迷う事もないですよ。

→1階のガラス扉を開けるとすぐ左手にはレセプション。
とってもフレンドリーで親切なNina(ニーナ)が新入生のオリエンテーションから対応してくれます。
レセプションは平日の8:00amから6:00pmまで対応可能。
ちなみに、学校内はフリーWi-Fiでサックサクです。

→レセプションの反対側には広々としたホール。
ホールは大きな窓から太陽光が差し込み居心地も良いです。
その奥に見えるのはライブラリーです。
また、各フロアには上記のような留学生の休憩用スペースがあります。
広い場所に限らず、ちょっとしたスペースにも休憩出来るソファーが置いてありがたいです。
それから、学内にはなんと卓球台までありますので、空き時間に良いリフレッシュができますね(笑)

→休憩用のスペースにはそれぞれ簡単なシンクと電子レンジ・浄水器(温・冷水)が備え付けられて自由に使うことが出来ます。
休み時間には、ここでみんなお弁当を温めたり、熱湯でカップラーメンを作ったりと自由に使えます。

→教室はティファニーブルーのすっきりとした色のドアーとガラス張りの教室で清潔感があります。

→こちらは、コンピューターラボ(パソコンルーム)の風景です。
学校内には、図書館、パソコンルーム、スタディールーム、校内カフェ、屋外テラス等の施設に加え、各教室には大型デジタルスクリーンが完備されています。
学生サポート・特色について
教育都市と言われるメルボルンには、たくさんの公立、私立の学校が集まっています。
そんな中で、Universal Englishが持つ特徴はずばりこんな感じです。
そう、Universal Englishは単に英語を学ぶだけでなく、英語を利用してスキルアップを目指す人を対象にしています。
オーストラリアで資格取得やインターン等でキャリアを積み、日本に帰った後でも経験を生かして活躍する事ができるんです!
また、Universal Englishは専門学校としては珍しく、グループ内に大学も設置されているため、学士号・修士号が取得できる高等教育も受講できます。
また、芸術・デザイン学科、看護学科、ITスペシャリスト学科などの専門性に秀でた多くの私立・公立高等教育機関とも提携しています。
そして、学内の英語講師の多くは10年以上教育現場に携わっているベテラン講師で、大学で芸術・デザイン学や舞台・演劇学を専攻していた講師が在籍しているとの事です。
さらにコースだけではなく、在籍する学生へのサポートも充実しています!
やっぱり海外に来て間もない頃に頼りになるのが日本語が通じるスタッフの存在ではないでしょうか。
Universal Englishでは、学校スタッフがSNSを通じて日本人に役立つ情報を発信したり、日本人のLINEグループもあり、メルボルンの情報発信も頻繁に行ってくれるため非常にありがたいです。
また、授業の他にも毎週行われるアクティビティーも豊富で、現地就活サポート「ジョブ・クラブ」なども無料で利用が可能です。

→学内の催し物がわかる掲示版
ちなみに、私が在籍していた時に参加の人数制限はありましたが、なんとクリケットのゲームのフリーチケットなどもありました!
バリスタコースについて
私がUniversal Englishで受講したのは、バリスタマスターコースという4週間にわたってのプログラムです。
当時のコース内容をざっくりまとめると以下の通り。
Universal Cafe(校内のカフェ)にて、生徒が実際にバリスタとして働けます。
そして、授業の内容は以下の通り。
・コーヒーの挽き方
・ミルクスチーミングの方法
・メルボルンコーヒーの説明
・ラテアート
・コーヒーの歴史・産地等についての説明
・焙煎工場見学
・エスプレッソマシン以外でのコーヒー抽出方法
(ハンドドリップ・エアロプレス等)
・カスタマーサービスについて
・レジュメ指導
・テイスティング・カッピング
・筆記、実技テスト
・卒業、証書授与
授業自体は、月曜日から水曜日の10:45~12:15と短いスケジュールです。
ライトなコース設定なので、仕事をしながら、他の授業を受けながらコースを受けているクラスメイトもいました。
ちなみにバリスタ3日間の集中コースもあります。
基本的なメルボルンコーヒーの知識を得るための授業内容としては、正直この3日間のコースでいいでしょう。
では、1ヶ月のコースをとるメリットはなんでしょうか?
そちらは、詳しく下記にて説明したいと思います!
入学初日の流れ
毎月第一月曜日がUniversal Englishのバリスタコース入学日です。
まずはオリエンテーション が10:30 am からスタート。
事前に書類記入などがあるので、余裕を持って学校に到着しておく事をお勧めします。
オリエンテーションは英語ですがはっきりゆっくり、難しくない単語を選んで説明してくれます。
メルボルン生活においての基本的な情報(病院・交通機関・緊急時)や学校のポリシーなどについて説明があります。
そして、オリエンテーションが終われば早速授業に移行します!
バリスタコースの入学基準はIntermediates(中級)レベル以上で、入学前のプレテストがあります。
バリスタコースの実習場所
ジャーン!こちらが私たちの授業&実習場のユニバーサルカフェです。
カフェは校内の2階にあり、学内の誰でも格安で引き立てコーヒーを飲む事が出来ます。
メルボルンの一般的なショップのコーヒー値段と比べると半額ですので、なかなか値打ちです!
もちろんミルクの種類を変更や熱さの調整などなど、追加料金なしで出来ちゃうので自分の好みに合ったコーヒーを気軽に試すことも出来ますね。
おかげさまで私たちバリスタコース受講者も練習が出来るわけです!
これが地味にものすごくありがたかったです。

→校内に貼ってあるカフェの案内ポスター(右)
また、カフェの営業時間は以下の通りで、それぞれのシフトを2〜3人で回していきます。
週8〜12時間(1日約3時間程度)です。
Cafe Roster | ||||
Monday-Thursday | Friday | Saturday | Sunday | |
Morning Shift | 7:45-10:55 | 8:45-12:30 | 8:45-12:30 | Café is closed |
Afternoon Shift | 12:00-14:30 | Café is closed | Café is closed | |
Evening Shift | 16:45-19:00 | 16:45-19:00 |
一日の始まりの朝8:00から早速先生たちがわらわらとやってきては、コーヒーをオーダーしてくれます。
授業の休憩時間など、1日の内で何度かピークがやってくるので、それを回していくのがいい練習になります。
CBD内(メルボルン市内)のカフェは、学校のカフェとは比べものにならないほど忙しいのです…!
バリスタコースを受けてよかった事
まず、基本としてメルボルンコーヒーについての知識を得られること。
この基本が分かっていなければバリスタとして働くのは難しいからです。
パッと指示を出されてカップなのかグラスなのか、サイズやエスプレッソ量などが想像出来るといいでしょう。
また、バリスタコースには、同じバリスタを目指す仲間が集まります。
さらに練習時間には、バリスタコースを卒業した先輩もやってきます。
という訳で、授業時間以外でも技術を高め合う事ができることに加え、バリスタ関連の情報交換が活発です。
ターゲットとする地域が違えば求人情報をシェアしたり、お互いの近状を話して刺激をもらったりすることもしばしば。

→メルボルン市内にあるカフェの名刺。
それからローカルジョブの獲得を目指している人が多いので、当然モチベーションが高く、仕事に関しても英語力に関しても一緒に頑張ろうと思える同士が見つかりました。
また、1ヶ月のバリスタマスターコースでは学校のカフェで実際にコーヒーを提供することが出来るので実践的です。
準備から片付けまで、クラス全員で1ヶ月のシフト(朝昼晩)を回します。
もちろん英語でのコミュニケーションとなりますので、カフェでの基本的な英会話のロールプレイングにもなります。
クラスメイトの接客英語も聞くことで、自分の表現の幅を広げられます。
繰り返しオーダーを受けて作ることで、頭にメルボルンコーヒーのメニューを叩き込む事が出来ます。
さらに授業時間以外で先生たちと会話が出来る機会がゲットできるのは嬉しいおまけです。
そして、仕事探しにおいての大きな利点もありました。
それは1ヶ月ながらもオーストラリアでの職探しの上で大事なエクスペリエンス(経験)を得る事ができ、担当講師のリファレンス(推薦)もレジュメに記入する事が出来ること!
バリスタ経験は、オーストラリアの仕事探しにおいて重要なポイントとなります。
たとえ校内のカフェだとしても、経験がゼロではないというのは武器となりますよ。
また、リファレンスはレジュメに信ぴょう性を持たせる大事なパートです。
バリスタの仕事はエスプレッソを入れる、ミルクフォームを作る、といった単純な作業のように見えますがとっても奥が深く、一朝一夕でコントロール出来るようになるものではありません。
そのために必要なのは地道な練習です。
という訳でバリスタの仕事を3日間のみでマスターするのは到底無理な話です。
Uitには3日間のバリスタコースもありますが、受講するなら4週間のマスターコースをオススメします。
有難いことに、学校のスペースを借りて繰り返し練習をすることが出来ます。(事前予約制でミルクなどの消耗品は全て自分で準備する必要があります。)
上記は練習で使っているフードカラーリングと最安値のロングライフミルク。
エスプレッソと質感は変わってしましますが、フードカラーリングを代わりに使ってみたりと工夫しています。
イマイチだったところ
私のタームは日本人がとても多かったようです(苦笑)
やはりバリスタコースは現在日本人に人気なコースの一つでもありますので、タイミングによっては仕方のないところだとは思いますが…
ただ、その分、練習時間にスチーミングなどのテクニックについてなど、込み入った話をする時は日本語に頼ってしまっていたところもありました。
そのため、その分スキルに関しては深く吸収することが出来ましたが、お互い英語に関しても厳しく意識していれば、より良い時間だったのではないかと思います。
そして、技術的な指導面で言うと、実際のカフェではミルクフォームを1度で2、3杯分のコーヒーをとるように作る事が多く、そこからオーダーに合うようにミルクフォームをエスプレッソに注ぎます。
実際のアルバイトのトライアルでも1度で2杯分のミルクを作り、指定されたコーヒーを作るように求められる事が多いです。
学校ではミルクフォームを1杯ずつしか作ることしかしかったので自分で練習してコツを掴んでいくしかありません。(一度にかなりの量のミルクを使うので、練習用のミルクを買うにもコストがかさみます)
4週間という授業時間内では、コーヒーの作り分けまで技術が及ばないというのも大きな要因ではあるかと思います。
私の1ヶ月の成果をご覧あれ!
コツコツ練習を重ねた甲斐もあり、ラテアートもそれなりのものが出来るようになってきました。
4週間でどれだけ進歩する事が出来るのか、恥ずかしながら…皆さんにシェアしたいと思います。

→練習初めのラテ。これは一体なんでしょうか(笑)
最初は、白いかたまりを浮かすだけで正直精一杯です。
ミルクフォームも適切に作れていないので、サラッとしていますね。

→こちらは4週間後
なんとかミルクフォームの作り方のコツを掴み、表面もツヤっとした美味しそうなコーヒーを作る事が出来るようになりました。
嬉しいです!
とはいえ奥の深いコーヒーの世界。4週間ではまだまだなのですが…^^;
仕事について
ちなみにこのコース、90%ローカルカフェ就職率との文句がありますが、それは正直違いました。
そんなに甘くない、というのがリアルです。
私もレジュメを配り歩きましたが、メルボルンに来て2週間だと伝えると「メルボルンの事も何も知らないでしょう、忙しいから仕事を教える時間はないんだ」と言われたことも。
うぬぬ…。悔しいですね。
とは言え、こちらも仕事は必要ですから負けてられません。
仕事を探す中で大事なことはなんでしょうか
これは個人的には以下の3つに尽きるかと思います。
1. ガッツと運
2. 実力・経験
3. 英語力
→この3つが伴って初めてローカルカフェにて働けます!
働き始めたら経歴がつくので次からは仕事が見つけやすくなります。
ただ一番に言えることは、高度な英語力や経験よりも、ものともしないガッツだと感じました。
私のクラスメイトには、誰よりも早くレジュメを配り出して少しずつインタビューのパターンを掴み、自分のしたいことを伝えてチャンスを勝ち取っていった学生がいました。
コースが終わる頃には仕事をゲットして、今では2店舗のカフェでバリスタとして働いています。
トライアル(仕事のお試し期間)の数もこなしていく事で、どんどん度胸もつくものです。
そのトライアルがダメだったとしてもがっかりする必要は全くなく、経験を積むしかありません。
メルボルンにはもの凄い数のカフェがあります!
ですから、今度はこうしてみよう、などと戦略を立てて次に挑む事が出来ます。
もちろん運やタイミングも実力の内。
レジュメを2、3件配っただけでチャンスをゲットした人もいます。
他にはFacebookに自分のラテアートをポストして、仕事をゲットした子もいます。(Melbourne Barista UnionというFacebookグループの活動が活発でバリスタの求人もよく見かけます。気になる方はチェックしてみてください。)
どの人も何かしらアクションを起こしているからこそ運を掴んだわけです。
動かなければ棒にも当たりません。
随時更新される情報にアンテナを張っておくのも大事な事ですね。
また、メルボルンで実際にバリスタとして働いているバリスタコースの講師も、「とにかくなんでもいいから引っかかりを作れ」とアドバスをくれました。
経験がつけば、後から仕事は付いてきます!
バリスタにこだわらず、オールラウンダーやホールスタッフ。なんだっていいんです。
そこからとにかく次に繋げていく事が大事なんです!
さて、私はと言うと、コース受講後2週間以内にはオールラウンダー(ウエイトレス・バリスタ・キャッシャーなんでもする役割)としてのジョブ2つゲットする事が出来ました!
どちらもインターネット上で募集していた訳ではなく、サバーブ(郊外)にあるカフェに手当たり次第レジュメを手配りした結果でした。
以下のコラムでも、仕事探しについてより詳しく紹介しています。
また、仕事を掴むにはガッツが必要ですが、働き続けるには間違いなく英語力は必要です。
私も含めてこれは大きな問題です。
最高のコーヒーを作れても、お客さんが何をオーダーしているのか正確に聞き取れていなければ間違ったものを提供してしまう可能性もあります。
お客さんが欲しいものを提供出来なくては全く意味を成しませんね。
他のスタッフが何を言っているのか分からなければ、指示を受け取る事が出来ずに「仕事が出来ない人」だとレッテルを貼られる事でしょう。
それではクビにされるのも時間の問題です。一緒に頑張りましょう!(笑)
バリスタコースを受講して思ったこと
実は初めは行かなくても良いかもと思っていた学校。
ですが、たった4週間のバリスタコースでしたが、今は行ってよかったと思っています。
むしろ現地で自分の英語力が全然足りていないことを痛感し、もっと勉強したいと思ったほどでした。
語学学校には学びたいという人がたくさん集まっていて、とってもエネルギッシュな場所です。
また、簡単に友達を作る事ができ、地域の情報や生活、仕事といった情報収拾も出来ます。
海外に来たものの寂しくて「早々に挫折しまった…。」というワーホリ渡航者の話も聞く事があります。
学校に通う期間は、自分を海外に少しずつ対応させる準備期間と考えて通ってみるといいかもしれません。
海外での過ごし方には沢山の選択肢があります。今回はそのうちの1つをシェアさせて頂きました!
皆さんの今後のお役に立てると幸いです!