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カテゴリー:現地生活情報

バックパッカーズに泊まる際にあるとちょっと便利なアイテム

公開:2019/11/15 著者:堀川 真由美 938 Views

こんにちは!マユミです!!

海外で旅行や生活拠点を決めるまでの期間など短期滞在でお世話になることが多いのが、ホステルやバックパッカーズ(バッパー)と呼ばれる形態の宿です。

私も日本でも海外でも小旅行の際に利用しています。

 

バッパーは、素泊まりの宿でお部屋内にはアメニティは揃っていませんので、自分で用意する必要性があります。

 

そこで今回は、バッパーがどんな宿なのかの紹介と、バッパーに止まる際にあると便利なアイテムをシェアしたいと思います。

そもそも宿にはどんな種類がある?

宿泊施設と一言にいっても形態はいろいろありますので、どんな宿があるのかご紹介します。

たくさん用語があってどれがどれなのか混乱しそうなのですが、実際に区分が曖昧なものも多いようですね。

 

・Hotel(ホテル)

シティ・リゾート・ビジネスホテルなど宿泊施設として一般的に思い浮かべるのがホテルではないでしょうか。もちろんランクによって値段も様々で、贅を尽くしたラグジュアリーホテルから、狭いながらも個室で基本的なアメニティは揃うビジネスホテルまであります。

日本独特の宿泊形態と言われるカプセルホテル(本当に寝床だけのスペースが確保されたホテル。シャワーなどは共有。)も最近は海外でも見かけます。狭いことは狭いのですが、格安でプライベートも確保されているので短期の利用ならば個人的には悪くないように思います。

 

・Villa(ヴィラ) / Cottage(コテージ)

自分の別荘のように過ごせる宿泊施設のこと。一般的にはヴィラの方がより高級なイメージで一軒家の場合が多い。リゾート地の水上ヴィラやコテージは有名ですよね。

 

・Aparthotel(アパートホテル) / Ccondominium(コンドミニアム )

ホテルでありながら、アパートのようにキッチン・洗濯機などの設備が付いています。

 

・B&B(ビーアンドビー)

“Bed and Breakfast”(ベッド&ブレックファースト)の省略形で、その名の通り朝食付きの民宿。基本的には小規模な宿泊施設で、一泊朝食付きで比較的低価格で利用できます。

ただ、下記の安価な宿でも、セルフの簡単な朝食を用意してくれているところもたくさんあります。

 

・Youth hotel(ユースホテル) / Hostel(ホステル ) / Guest house(ゲストハウス)

ユースホテルとホステルの2つに特に違いはありません。(ユースホステル協会に加盟しているとユースホテルと名乗れる。)

一般的には、ホステルは2段ベッドの相部屋(ドミトリールーム)を前提とした宿泊施設です。相部屋の収容人数は2~3人から10人を超える大きなものまで存在しており、収容人数に合わせて値段も変動します。トイレや洗面所、バスルームなどの施設は宿全体で共用であったり、部屋ごとに完備されていたりすることも。

ゲストハウスとも宿泊形態が似ていますが、ホステルは24時間対応のフロントが設置されていて、ゲストハウスは個人経営などの小規模型でフロントが設置されていないという区別があるようです。

 

・Backpackers(バックパッカーズ・バッパー)

ゲストハウス・ホステルなどと特に変わりがない。

宿泊場所はドミトリールーム、キッチンなど共用設備がある宿泊施設。宿泊単価が安い・人とのコミュニケーションを楽しみたいバックパッカーたち向けであることをあえて強調しているといっても良い。

 

→ 料理に必要な調味料等は持ち込みです。

 

・Motel(モーテル)

道路沿いにある車やバイクなどでの旅行者のためのホテル。駐車場が完備されていて宿泊する部屋の前に止められる。

 

・Airbnb(エアビー)

いわゆる民泊。家の一軒借り、一部屋貸しや、シェアルームなどタイプが色々。さらに期間も用途に合わせて長期から短期まで。自宅のような感じで宿泊する事が出来るのが魅力。オーナーさんとご飯に行って仲良くなるケースもあり、旅行先での新しいエクスペリエンスとしても人気。

 

ホステル・バックパッカーの特徴

ここで、バッパーの特徴を列記してみたいと思います。この条件が揃っていたら、その宿の種類はバッパーと捉えて良いでしょう。

ホステルはバッパーと殆ど変わりませんが、少しだけグレードが高いイメージです。ですが、上記でも説明した通り、明確な線引きラインはありません。

 

・宿泊場所はドミトリールームと呼ばれる相部屋。
・共用のリビング・キッチンなどが用意されている。
・アメニティに関しては用意されていない。タオルや歯ブラシ・シャンプーなどは自分で準備する必要がある。
・旅行者同士のコミュニケーションが取りやすい。イベントもチラホラ行われる。
・他人と同じ部屋で寝泊まりするのでプライベートはほぼない。
・セキュリティに関しては自身で十二分に気をつける必要がある。

 

→ バッパー内の共同キッチン。

 

限られた空間でいかに快適に過ごすか

バックパッカーズ等のドミトリールームタイプの宿では、個人のスペースは基本的にはベットの上とロッカーぐらいでしょうか。そんな限られたスペースで滞在をちょっと快適にするアイテムを紹介していきます。

 

・100均一の物干し
・S字フック(大きめ)
・南京錠・ワイヤーロック
・スイムタオル(セームタオル)
・スクラバウォッシュ
・スリッパ
・延長コード
・虫除け加工済みのトラベルシーツ

 

100均一の物干し・ワイヤーハンガー

滞在中の洗濯物、特に外に干したくない下着や無くしがちな靴下など干す時に便利ですよ。折りたためて小さめのものが場所も取らずおすすめです。

それに気軽に使えるワイヤーハンガーも数本用意してくと、ささっと上着を掛けたりできるので便利ですね。

 

S字フック(大きめ)

物凄く地味ですが、個人的にはあるととっても助かるアイテム。バスルームにタオルや着替え、ちょっとした荷物を持ち込むが「置く場所がない…。」なんてこともよくあります。

そんな時は太めのS字フックをドアにかけて、バックやバスポーチなりを引っ掛ける。これだけでストレスが変わってきます。もちろんベッドに引っ掛けてちょっとした荷物をぶら下げたり、コードを巻きつけたりも出来るし大活躍です。

 

南京錠・ワイヤーロック

治安がいいと言われるオーストラリアですが、それでも私、全然信用していません。(笑)

しかもバックパッカーズは安いお宿ですから金銭的に余裕がある人が泊まっているわけでもありません。実際、バックグラウンドが全く分からない人と同じ部屋で寝泊まりします。盗まれればそれは自己責任と思っていいでしょう。

「共同の冷蔵庫に置いておいた食材がなくなった…。」なんてこともよく聞きます。私が泊まったあるバッパーでは、なんと住み込みのスタッフが宿泊者のビールを飲んじゃって首になった…なんて話も聞きました。

 

安心しないで出来るだけ貴重品は目につかないように。「こんなモノ取る人いないでしょ…。」と思っていても盗る人は盗りますよ。後から嫌な思いをするぐらいなら、自分であらかじめ自己防衛をしておいた方がよいでしょう。そんな時にマストなのが南京錠です。

それから私はワイヤーロックも使ったりします。例えばバックパック(リュック)などの鞄とベッドのポールを括り付けたりすれば簡単には持って行かれません。ただ自分自身でもワイヤーを取るのが面倒くさかったりします。(笑)

実際のセキュリティ能力に合わせて、「私は防犯対策をしています。」というアピールも大事ですから。

 

スイムタオル(セームタオル)

バックパッカーズに泊まる際は、荷物は最小限にしたいもの。衣料系の中で場所を取るのはバスタオルでしょう。そんな時に便利なのがこのスイムタオル。ポイントはとっても薄いところ。なので、かさばらない。

 

→ 自分の持っている標準的なサイズのバスタオルと大きさを比べてみました。

 

→ それぞれバスタオルとスポーツタオルを畳んでみました。

 

→ 重さも比べてみたところ、スイムタオルの方が大きいにも関わらずスイムタオルの方が軽い。

 

そんな薄くて大丈夫かと思われるかもしれませんが、スイムタオルとは吸水性に富んだ特殊な生地を使用したタオルです。吸水性の高さから水泳選手を始め広く使用されています。

さらに嬉しいのが速乾性。バッパーでは部屋干しを良くします。狭い場所でいつまでもジメジメとしたタオルを干しておきたくないので本当に助かります。

ただ使い心地に関しては、タオルの方がふわふわで気持ちいいのは正直なところです。

 

スクラバウォッシュ

洗濯機がバックパッカーズにある時はいいんですが無い所もあります。その際はバックパッカーズを出て、ランドリーまで行く必要があります。そしてランドリーの洗濯機が大きくて一度に入れる量が少ないと損した気分になる…。

チョロチョロと毎日出る洗濯物を手洗いしていた時もありましたが、水はそこら中に飛ぶし、面倒くさい…。

そんな方には、スクラバウォッシュがとっても便利です。使い方は以下の通り。

 

① 洗剤と洗濯物バックに入れて水を注ぐ
② 口を閉じて空気を抜く
③ 押し洗い(バックの内側にツブツブがついている。)
④ 水を切る。(ちょっと水は切りにくい)

 

ちょっとお値段するのがネックですがバックパッカーズに長期滞在する場合など、コインランドリーを使わないで済むと思えば十分元も取れそうです。

 

→ スクラバウォッシュの取扱説明書。

 

スリッパ

スリッパは安いもので十分です。濡れても大丈夫なもの、指が分かれていなくて足をズボッと突っ込めるサンダルがオススメ。共同のシャワールームですが足場が水でべっちゃべちゃなところもあります。

シャワーの後にまたスニーカーなんか履きたくないですしね…。

 

→ こんなしょんぼりなシャワールームもありますからスリッパがあると便利。

 

延長コード・テーブルタップ

私たちは、もはや電子機器がないと生きていけない生活を送っています。特にスマートフォンですよね。絶対1日の終わりには充電したい。ところが、団体の部屋にいくつコンセントのアウトレットがあるのかー。

気の利くバックパッカーズはテーブルタップ(いわゆるタコ足配線)を置いてくれていることがありますが、無いところももちろんあります。タコ足配線はあったほうがいいです。みんなが幸せになります。

私はコンセントが自分の陣地から遠いことも考えて延長コードタイプにしましたが、直接アウトプットをタコ足にするタイプから、USBのコネクタが付いたものも、色んなタイプがありますから、お好みのタイプのものをどうぞ。

 

→ 私のものは5つのタイプのコンセントに対応する形状で便利。ただし変圧器ではない。

 

虫除け加工済みのトラベルシーツ

今まで泊まったバックパッカーズで虫に刺されるような被害を受けたことはありません。ただ値段の安いバッパーのマットを私は信用していません。(笑)

一見清潔そうに見えてもダニ・ノミはどこにいるかわからないので…。このトラベルシーツは蚊にも効果があるそうですが、まだ蚊が多いところで使ったことがないので効果のほどは不明です。

あとは単純に自分が確実に洗ったシーツですから間違いなく清潔。精神的に安心できます。

 

→ バッパーのラウンジ風景。

 


 

いかがだったでしょうか。

無ければなくても問題はないですが、あれば少しストレスが軽減されるアイテムを、私の個人的な経験をもとにご紹介してみました!

皆さんがホステルやバックパッカーズを利用される際にいくらか参考になれば幸いです。

 

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