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カテゴリー:現地生活情報

オーペアって何!?オーペアの探し方と仕事内容のまとめ

公開:2019/11/16 著者:宮本 里穂 2600 Views

オーペアとは、簡単に言えばホームステイの形の住み込みのベビーシッターです。

 

共働きの家族に入り、子供の学校の送り迎えなどのお世話をする代わりに、プライベートのお部屋と食事が無料で提供され、家庭によりますがおこづかいをもらえるお仕事の形です。

 

アメリカではオーペアのためのビザがあります。こちらは18~26歳と年齢制限があり、保育経験を問われます。

保育士の資格を問われるわけではないようですが、渡米前に保育園等でバイトをして保育の経験200時間を積む必要があるようです。

 

一方、オーストラリアやニュージーランドでは、ワーキングホリデーのビザの方がこの仕事に就く場合が多いように思います。

 

特に保育経験は問われないことが多いですが、あることに越したことはありません。元保育士さんなどにはぴったりだと思います。

オーストラリアでは、ドイツやヨーロッパから来たワーホリの子が学校に迎えに来ているのをよく見かけました。その他にも、カナダ、ヨーロッパの地域でもオーペアのビザを必要とされることなく、この仕事をすることができます。

今回の記事では、オーペアの仕組みや仕事の探し方などについてシェアしたいと思います。

家族探しはどうすればいい?

1つ目は、現地の求人サイトを使う。現地の英語のサイトで探すと、もちろん英語を第一言語として日常で使っている家族を見つけられると思います。

その国で生まれ育ったご両親もいれば、元々は違う国の生まれで移民として来た方々もいて様々です。そういったご家庭は、母国語と英語を使っていることも多いようで、英語に訛りがあったということも聞きます。

私の友人は、マレーシア人の家族の元で働いていたのですが、英語はもちろんマレー語も使われていたそうです。メリットとしては、マレーシア現地の料理を食べられること、そして英語の勉強と加えて他国の文化の違いも経験できることです。

 

2つ目は、現地の日本人に向けたサイトを使う。こちらは、日本人とオーストラリアのご夫婦など、片方が日本人の親であることが多いです。

日本のスタイルのまま、英語も使えるので言語に対して不安がある方は、こちらを探してみるのもオススメです。

ニュージーランドでは、nzdaisuki.com、オーストラリアでは、NICHIGO PRESSを見てみて下さい。こちらのサイトでは、求人、部屋探しなどもできるので、渡豪渡新の際に使う機会が多いです。

 

Aupair Worldでオーペア先を探したエピソード

私はこちらのサイトを使って家族を見つけました。なぜ私がオーペアの仕事を探していたかというと、ニュージーランドに生活していた際、日本語環境が多めであったことの反省点より英語環境で住みたかったから。

そして、あまりお金をかけることなく英語を日常から学ぶことができ、同時に文化を学べるからです。

そんな中見つけたのがこのサイトでした。私は日本にいる間に家族を見つけたかったので渡豪の3か月前くらいからサイトを利用していました。

 

オーペアとしての登録は無料ですが、ファミリー側はサイト利用料として月々お金がかかるようなので、そこも安心かと思います。

 

使い方は簡単、まず登録をします。登録の際は、どのくらいの期間を希望しているのか、自己PR・家族に向けての意気込み等を記載するのと、飲酒・たばこの有無、車の運転はできるかなどの項目のチェックです。

運転はできる方がマッチする家族が増えます。またメッセージを繰り返しているとFirst Aidを持っているかと聞かれることがあります。これは応急処置のちょっとした証明証のことで、持っていなくても大丈夫ですが、これも持っていたらプラスです。現地で、半日くらいですぐ取れてしまうものなので、相手から資格保持を求められたら取ると良いでしょう。

そしてすべて終わったら、ファミリー探し開始です。どの国で、いつから開始したいか、期間はどのくらいかを入力すると当てはまる結果が出てきます。

 

「この家族がいいかな!」と思ったら早速メッセージを送りましょう。何回か続くと、MessengerやSkypeでの簡単な面接になることが多いです。実際にご両親の方や子供たちと英語で話すことになるので緊張はしますが、お互い一緒に暮らしていくことになる可能性もありますし、いろいろ聞きたいことがあったら聞くといいと思います。

その後は、双方が一致したら、向こうから契約書が送られてきてサインをして終了です。

オーストラリアのことをお話すると、メルボルンやシドニーなど大きな都市周辺が多いですが、少し都心から離れた地区にお家があることが多いように感じました。

 

私は実際に4~5件ほどメッセージをサイト内でし、Skypeミーティングまでいったのは2件でした。ですが、5人もお子さんがいたり、新生児がいたりと保育の仕事に全く関わってこなかった者にとっては、心配しかなくお断りしてしましました。

新生児になにかあったらどうしよう…と。保育の資格はいりませんが、責任はもちろんあるお仕事です。小さい子と関わる以上、ケガはもちろん病気になることもあるので。

正直諦めかけていた渡豪1か月前に急にメッセージが来て、あっという間にその家に行くことが決まりました。実はそれまでメルボルンかパースで探していたため、ブリスベンという街の名前さえ知りませんでした…。(笑)

 

またクイーンズランド州において、チャイルドケアの仕事をするには、ブルーカードと呼ばれるカードを保持しなくてはいけませんので、確認してみて下さい。

 

このブルーカードは、日本からでも応募できました。

私を含めて周りの子も応募から2か月待っても届かないことが多かったので、少し待ってみて何もなければメールで問い合わせすることをおすすめします。

このブルーカードを持っておけば、ベビーシッターや小学校でのボランティア活動することが許されます。

 

オーペアの仕事内容とは!?

オーペアの仕事内容は、その家族の求めるものによって多少変動します。お子さんの年齢によっても仕事内容が変わると思って良いでしょう。

私の仕事内容としては以下の通りです。

 

・朝学校に行くまでの支度の手伝い(洗顔や歯磨き、着替え、かばんチェックなど)
・朝ごはんを作る
・ランチを作る
・学校の送り迎え
・午後は親御さんが帰るまで遊ぶ
・宿題を見る
・たまに夕ご飯を作る
・寝かしつける(夜勤時のみ)
・多少の掃除

 

この場合、子供が学校とデイケア(保育園)に行っている間は空き時間となります。

シフトが不定期だったので、最初のうちはオーペアの仕事と近くの小学校で日本語を教えるボランティア活動をしていました。また、途中から語学学校に行ったりもしていました。

基本的には、デイケア(保育園)などに行っていない子を1日中見たりするケースが多く、拘束時間が長いのがオーペアになります。

 

ですが私の場合正直こちらの内容だと、オーペアというよりかはデミペアに近い内容だったと思います。

ちなみに、デミペアとは半分という意味のデミという言葉を使っている分、1日に4時間ほどの手伝いを平日5日間するイメージです。日中は空き時間が多いので、その間に学校に行ったり、バイトに行ったりすることもできます。

もっと短時間で探しいている方は、ベビーシッターの仕事も多くみられます。週に2回放課後だけなど探しているファミリーもいますので。

 

オーペアの仕事は、決まった時間シフト、仕事内容も変動するので、自分の生活スタイルにあった働き方を探してみて下さい。

 

子供のお弁当の中身はどんな感じ?

デイケアに通う子供のお弁当の中身って、どんなものだか想像できますか?

日本でお弁当を子供に作る場合、色合いを考えたりやかわいくしたり、キャラ弁を作ってみたり色々と凝っていると思います。オーストラリアではどうでしょうか。

私が入った家庭では、にんじんやきゅうりなどの野菜スティック、バナナやりんご丸ごと、サンドイッチなどとても簡単なものでいいと言われました。それと、ビスケットなどのスナックも可。

 

お弁当の中にお菓子を入れていいことには驚きでした。

 

デイケアに行って他の子の食べている様子を見ても、野菜が多くヘルシーなものが多いですし、チーズとクッラカーなども定番のような気がします。

ただ、野菜果物が苦手な子にとっては栄養が偏ってしまうと思います。

ちなみに、アレルギーの子に対する配慮として、ピーナッツバターの使用は禁止です。

 

家庭内の行事に関して

もちろん語学学校に行ったり飲食店で働いていたりすると、友達とオーストラリアのハロウィーンやクリスマスなどの行事を楽しめると思います。ですが、オーペアをしていると、子供たちと過ごすことによって、また違った角度で楽しめると思います。

そこまでの準備を一緒にすることでわくわく感も増えます。「サンタが来たよー!」ってクリスマスの朝4時半には起こされちゃいました。

子供の誕生日に関しては、屋外・屋内の施設を借りて友達を呼んで大がかりなものになります。子供の好きなキャラクターなどテーマを決め、お皿やケーキ全てをテーマに合わせて統一してと、子供にとっても特別な日になることと思います。

そんな日に携われるのもオーペアをしているからだと言えます。

 

→ 子供たちと一緒に育てた向日葵がクリスマスに咲きました。

 

自分の生活スタイルにあったファミリーを探そう!

正直英語はもちろん子供の面倒を見ることも不安だと思いますが、ゆっくり自分のペースで、子供たちと距離を縮めればいいと思います。

向こうの家族の方も他国からのオーペアの受け入れには慣れていることが多いと思うので、まずはたくさんコミュニケーションをしてみて下さい。どんな環境でチャイルドケアの仕事をしたいのかを考え、自分にあったファミリーに出会えるといいですね。

私は今でも付き合いがあり、最初はおむつを履いて単語くらいしか話さなかった子がおしゃべりになり、アルファベットの練習や足し算をしている様子を見ると「大きくなったな…。」と親目線?お姉ちゃん目線?になっています。(笑)

 

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