【オーストラリア】ブリスベンの人気のフェスティバルの紹介!海外では日本のイベントも大人気!
オーストラリアは移民国家で、約30%が他国で生まれた人のようです。
日本でもワーキングホリデービザを利用して渡豪している人も多くなってきているようですし、海外から来た学生・旅行者の増加による経済効果はオーストラリアの経済を支えているそうです。
そんなオーストラリア内にて、各国の文化を紹介するフェスティバルが1年を通して、よく見られます。
今回はブリスベンで見られるフェスティバル、そして海外における日本文化の人気を知れるイベントをご紹介したいと思います。
Greek festival Paniyiri
1番最初に思い付いたのが、5月に行われるギリシャのものです。こちらは、クイーンズランド州の最大級の文化的なフェスティバルの1つです。
Paniyiriは、1976年にオーストラリアに住むギリシャ人のグループにより、ギリシャにいる時の5感、雰囲気をブリスベンの土地にという夢と共に始まりました。
このフェスティバルが開催される公園の目の前にあるギリシャのコミュニティの場所が、ブリスベン最古のもののようです。(Paniyiri-Annual Brisbane Greek Festival 参照)
ブリスベンの街から徒歩でもいけるWest Endという地域の公園で、土日2日間で行われます。(大人:$12、子供:$5、2019現在)
エリア半分が移動式遊園地で占めていて、子供たちでにぎわっています。
残りの半分がギリシャの食べ物の屋台や、ギリシャの音楽やダンスを披露しているステージがあります。
ギリシャの食べ物といえば、ハルミチーズ、ハニーパフ、ギリシャサラダなどなど。もちろんお酒が好きな方はギリシャビールも販売されています。
屋台は30店以上が出店しています。私はこの時初めてハニーパフを食べました。ふわふわのシューにハチミツと粉砂糖がかかったシンプルなものでとてもおいしかったです。
来場者のほとんどが購入しているほどの人気商品なので、このフェスティバルに行った際には是非試してみて下さい。
そして、ギリシャコーヒーという伝統的なコーヒーがあることをこの時初めて知りました。
コーヒーの粉と砂糖を一緒に煮込んだもので、とても濃く甘いものでした。粉も一緒に入っているので少しざらざらした舌ざわりです。
このコーヒーは長生きできるコーヒーとも言われているようです。
会場では、ギリシャの伝統的な衣装をまとっている人をたくさんみかけます。
男性は、今日本で流行っているプリーツスカートのような衣装といえばイメージできるでしょうか。
女性の衣装も白ベースに赤や青を用いて、とてもかわいいステッチやパターンが入っていたりして、子供が着ていると本当にかわいらしいです。気になる方は調べてみて下さい。
Le Festival
次に7月に行われるフランスのフェスティバルで、South Bankエリアで行われます。
ちなみに来年は、ギリシャのフェスティバルをやっている場所と同じところで開催予定らしいです。毎年、金~日曜日の3日間で行われます。
ここでは、フランスのワインやチーズをはじめ、クロワッサンを含むパン系などフランスの料理やスイーツが楽しめます。ステージでは、フランスのカンカンダンスなどが見られます。その他にも雑貨等のお店も見られます。
Mosaic Festival
10月には、MOSAICという多文化フェスティバルがあります。こちらは街からの徒歩圏内にあるローマストリートパーク内にて行われます。世界の音楽・ダンス・食が楽しめます。
MDA(The Multicaltural Depelopment Australia)という、団体が主催をしています。この団体は、世界中から来た多様なバックグラウンドをもって移住した人々が上手くいくように支援。また、インターナショナルの学生や難民、避難所を探している人々を援助している団体のようです。
場内では、アフリカの国の食べ物やアートの屋台が多く見られました。
その他のフェスティバル
2月には、中国の旧正月を祝う「ルナフェスティバル」があります。
8月から9月にかけては、インドやスカンジナビア、マレーシアのフェスティバルがあります。インドのイベントは、建国記念日に合わせたものやブッダの誕生祭があります。
スカンジナビアは、スウェーデン・ノルウェーのある北欧の国々のお祭りです。おいしいシナモンロールが食べられます。10月には日本でもお馴染みのドイツの「オクトーバーフェスト」もあります。
その他にも、韓国やイタリアなどのイベントがあるので、毎週何があるかWEBサイトでチェックするといいと思います。
映画が好きな方には各国の映画のフェスティバルもあり、フランスやスペイン、北欧からの映画を楽しめます。
日本のイベントは大人気
日本の文化に興味がある外国の方は多いように感じます。
街には日本食料理屋が多く見られますし、ダイソーやユニクロなどの日系企業もあり、海外にいても日本が身近に感じます。そのため、外国人にとっても、日本は身近な存在になりつつあります。
そんなこともあって、日本を紹介するイベントも定期開催されています。以下では、オセアニアでの日本のフェスティバルをいくつかご紹介します。
ブリスベンでの日本関連イベントですが、私が把握する限り2つあります。1つ目は、8月にある日本庭園のある「Mt Coot-tha(マウント・クーサ)」で行われるものです。
中では、餅つきをはじめ、太鼓演奏、着物の着付け、華道のショーや盆栽の展示など。こども用には、凧を作ったり、折り紙をしたりするコーナーが設置されていました。
このイベント自体はそれほど大きなものではありませんが、この会場はボタニックガーデンの中で開催されており、さらにプラネタリウムもあるので1日中楽しめると思います。
2つ目のイベントは、7月に行われ、その名も「Matsuri Japanese Festival」です。こちらでも、太鼓のステージや合唱などもありました。場所の規模に対して屋台が充実していたなという印象です。焼き鳥ややきそばはもちろん、さらには抹茶ラテ、日本酒までありました。
日本のイベントといえば、ニュージーランドのオークランドでも規模の大きい「Japan Day」というものが開催されています。
前夜祭を含め、2日間で4~5万人ほどの来場者数になります。伝統文化から現代の日本文化を紹介、体験してもらうことによりニュージーランドとの文化交流を目的に開催され、今年で18回目になるイベントです。
私は、3年前こちらに出演者として参加しました。シェアハウスで一緒だった人が実行委員をされていたのがきっかけで、ステージでの演奏などをしました。ニュージーランドでは、他にもカンタベリーでも開催されます。開催日は、毎年変わるので確認してみて下さい。ちなみに来年は2月のようなので、オークランドに留学される方は是非行ってみましょう。
ステージでは、太鼓やダンスのパフォーマンスはもちろんですが、コスプレをしてアニソンを歌うなど幅は様々です。本当に会場では日本人も外国の方もコスプレをしている人が多くみられました。アニメ・漫画が好きな人にはオススメです。
その他にも、現地の日系企業のブースや華道・書道・三味線・日本食の屋台など様々です。
私が参加した時は、ラグビーワールドカップ前回大会のときの選手や、野球選手などもゲストで来ていらっしゃいました。
このようなイベントは、日本文化に興味がある方が多いからフェスティバルが成り立つのもありますが、オークランドにおいては日本人会・実行委員会の方々の結束の強さも成功につながっていると感じました。
またボランティアとして関わることで人とのつながりも増えるので、時間があれば開催側にボランティアとして参加することを個人的にお勧めします。私は、声をかけて下さった方の関係で、合唱団の伴奏をする機会やピアノレッスンをする機会を頂いて、素敵な出会いがたくさんありました。
もちろん、日本以外の他国のイベントでもボランティアを募集していることが多いので、興味があれば英語の勉強にもなりますし、チャレンジしてみるといいと思います。
【まとめ】 各国のイベントに参加しよう!
移民国家において色々な文化に触れ、食を楽しむことができるフェスティバルは、行く価値があると思います。
また、日本の文化を伝える側になることで、また違った面でいい経験になりますし勉強になります。
是非、時間が合えばボランティア、またはお客さんとして足を運んでみてはいかがでしょうか。