オセアニアの人々は健康志向!?大人気のビーガンやオーガニック商品を紹介!
オーストラリアやニュージーランドにいると、健康志向の人々が多いことに気付きます。
ビーガン向けのメニューやグルテンフリーのオプションがあったり、オーガニックのコスメをよく見かけたりします。
今回は、健康や環境志向のビーガンやオーガニックについてみていきたいと思います。
ビーガンとは何なのか?
ベジタリアンは、お肉や魚介を食べず野菜しか食べない人のことは知っていると思います。では、皆さんはビーガンってご存知でしょうか?
一方、ビーガンとは、お肉や魚介はもちろんですが卵や乳製品も食べません。こだわる人は、服の生地や動物の毛皮は使用しないなど徹底している人々もいるようです。
これは、動物の生態や地球の環境のこと、そして自身の健康を考えて行きついた考えのようです。
では、具体的に何を食べていいのかというと、野菜や果物、ナッツ、豆腐などです。
豆類からタンパク質を摂取しています。牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクなどです。
これらは、スーパーで色々な種類を見かけることができます。豆乳は日本でも飲んでいましたが、アーモンドミルクやカシューナッツミルクなどは口にしたことがありませんでした。
少しお砂糖を加えて甘く飲みやすくしたものから、Unsweetened(砂糖加無)まで。
そのままでも癖はなく、コーヒーと混ぜてもおいしいです。1リットル2ドルほどで売っているので、留学(ワーホリ)で来られる方は試してみて下さい。
また、お米の代わりにスイートポテトやカリフラワーなどがお米サイズに切られて売っていたりします。ベジタリアンの方にはもちろん、ダイエットにもいいですよね。
カフェに行っても健康志向は見られ、例えば、ビーツや黒ゴマ、ターメリックラテなどです。ビーツのラテは、生姜が効いていて飲みやすかったです。
私が行ったビーツラテが飲めるのは、シティにあるBrewというカフェバーです。おそらくブリスベンにいる方であれば、1度は訪れているかとは思います。
飲み物といえば、美容と健康にもいいKombucha(コンブチャ)もよく見かけます。京都とかで飲むしょっぱいお茶ではなく、お酢のようにすっぱい炭酸ドリンクです。
いろいろなフレーバーが発売されていて、レモンライム、ラズベリーなど飲みやすくなっています。
個人的にはオリジナルフレーバーは苦手でしたが、フルーツが混ざっている味は飲めました。
少し脱線しますが、オーストラリアでは色々なミルクが売られています。
普通のミルクでもFull cream、 Lite (脂肪分少ない)、Skim(脂肪分無)、おなかを壊しやすい子供のためにラクトスフリーミルクなどほとんどがペットボトルに入っています。
さらに冷蔵コーナー以外にもLong life milkという紙パックに入ったものがあります。冷蔵庫に入れなくても常温保存が可能なミルクです。こちらもFull creamやSkimがあります。
グルテンフリー食品
次にグルテンフリーについてです。簡単に言うと小麦粉を使用しないパンや麺、パスタ、スイーツを食べるということでしょうか。
このグルテンフリーのメニューもよくレストランやカフェで見かけます。スーパーでは、グルテンフリー食品が数多くあり、パスタもただグルテンフリーと書いてあるのではなく大豆やひよこ豆、レンズ豆で作られたパスタが売られています。
グルテンフリーのマフィンやケーキだと、罪悪感なく食べれちゃいます。(笑)
カフェでのメニューを例にあげると、GF(グルテンフリー),VN(ビーガン)など表記されていることが多いです。
ビーガンダイエットの良し悪し
ビーガン向け食品はヘルシーでカロリーも低いものが多いので、ダイエットには最適な食品だったりします。
そこで、留学後にビーガンダイエットに挑戦する方向けの予備知識です。まずは、良い点から見ていきましょう。
・肌の状態が良くなる
・心臓病のリスクを低める
・減量
・コレステロール値が下がる
主にこれらのメリットがあります。お肉を食べる人に比べると血糖値が低くなり、コレステロール値が低い傾向があるようです。ニキビが減る効果もあるようですよ。
悪い点を挙げるとすれば、きちんと計画を立てずに食べていると栄養が偏ってしまうことです。特にプロテインや鉄の摂取低下が見られるようです。
対策としては、ナッツやキヌア・豆類からプロテインを摂取しますが、鉄分に関しては植物性より動物性の方が摂取は簡単なようなので、ダイエットの際は注意しましょう。(everydayhealth.com vegan記事参照 )
もしビーガンダイエットを始めるならば、間違った方法ではなく健康的な生活をするためにも少し勉強した方が良さそうですね。
オーストラリアはオーガニック大国
オーストラリアのオーガニック産業は近年拡大しつつあり、大輸出国の一つです。国内でも食料品を含め、6割ほどの家庭がオーガニック商品を購入しているそうです。
オーガニックの野菜やフルーツって高いイメージがありますよね。こちらでも値段は少しし張りますが、抗酸化物質の量が多く、体のことや小さなお子さんのことを考え購入しているようです。
実際の値段比較ですが、スーパーで見てみたところ例えば、にんじん1㎏あたりで普通のだと$1.20、オーガニックになると$5.50程度。りんごだと、1キロ当たり普通のものが$5.50で、オーガニック品だと$7.50といったところでした。時期やスーパーによると思いますが、やはりオーガニックの方が高いですね。
野菜・フルーツ
スーパーでもオーガニック食品はもちろん購入できますが、多くのWEBサイトがありデリバリーしてもらえます。
例えば、The organic collectiveでは野菜やフルーツ混合の箱が届くように注文ができます。
野菜果物以外にも、粉類や穀物、ナッツや卵、コーヒーなど様々です。中には味噌もありました。
コスメ商品
こちらには、オーガニックスキンケア商品からメイクまで様々取り揃えた会社がいくつかあります。
まずは、オーストラリアのお土産で有名なJurlique(ジュリーク)やAesop(イソップ)などがあるかと思います。ジュリークのハンドクリームは、バラの香りがしてべたつきません。お土産にオススメです。イソップは東京のホテルのアメニティにも使われているそうです。
私が今使っているのが、NATIO(ナティオ)とsukin(スキン)の商品です。どちらもドラックストアでお手軽に買えるブランドです。オーガニック、自然派由来の成分でできているので、お肌にも良いかと思います。
私は、最近スキンのローズヒップオイルを購入し洗顔後に使っています。ニキビが減ったと思いますし、出来たとしても引きが早い感じがします。赤みや乾燥肌にもさらには小じわに効果的だそうです。
スキンからは、シャンプーなどのヘアケア製品も充実しています。シャンプーはシアバターやココナッツ抽出液やオリーブオイルなどで作られていて、乾燥やダメージヘアに効果があるようです。すべてのボトルは、リサイクルから作られています。
ナティオからはアイクリームを使っています。乾燥はしないですが、クマに効果があるかは少し疑問が…。洗顔スクラブも以前使っていましたが、こちらはローズヒップオイル入りで洗顔後すっきりつっぱりませんでした。
その他には、A‘kin(エイキン)、Natural Insrinct(ナチュラル・インスティンクト)、Kora(コーラ)など。
エイキンは、オーストラリア産、手摘みから作られたオーガニックコスメ。個人的には、スキンなどに比べると少しお値段が高いかと思います。
コーラは、モデルのミランダ・カーがイメージキャラクターを務めていて、自らもプロデュースしているそうです。ナチュラル・インスティンクトは、どの商品もお花の香りがします。ドラッグストアでお試しできるので、試してみて下さい。
ヘアサロン
オーガニックヘア製品のみを使用したヘアサロンもいくつかあります。カラー材も自然派のもので、こだわっているサロンは電気をソーラーパワーから作っているとか。
衣類
オーガニックコットンを使ったり、環境破壊しない繊維を使ったりした服を販売しているブランドもオーストラリアには数多くあります。(Bon、Torju、Arnhem 等)
Bonのビジネスカードは紙ではなく、生地の切れ端を使っているとか。どのブランドもシンプルな形やドレス類も多いです。
その他
お風呂場や洗濯に使う商品にもオーガニックオプションがあります。
植物由来で有毒成分もなく水に流しても環境的に大丈夫、さらに人体にも良いといったものです。レモンやラベンダーといった成分から出来ていて、洗浄レベルも問題ないようです。
留学したらビーガン・オーガニック商品を試してみよう!
実際、オーストラリアに住んでいると、健康志向や環境のことを考えた商品がやはり多いなという印象です。
スーパーやレストラン、カフェでもビーガンやベジタリアンメニューの存在が当たり前です。
留学やワーホリを機会に何か試してみるのもいいかと思います。私も無理せず少しずつ自分に合ったものを取り入れて行けたらなと思います。