オーストラリア観光するなら何処に行く?旅行計画を立てる際に抑えておきたい基本情報 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

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オーストラリア観光するなら何処に行く?旅行計画を立てる際に抑えておきたい基本情報

公開:2019/12/28 著者:宮本 里穂 493 Views

12月に入って日本は一段と寒くなってきているでしょうか。

季節が真逆のブリスベンでは、燃えるように熱くなってきました。

この熱によってシドニーやブリスベン周辺では山火事が勃発中なくらいで、夜になると焦げたにおいが涼しい風と共に漂ってきます。数多くのコアラが火事によって被害を受けているようです。

 

留学やワーホリだけでなく、海外旅行の行先としてオーストラリアに来られる方もいるかと思います。

 

今回は、私の旅行経験を元に各地の気候とオススメ観光地などをご紹介したいと思います。

オーストラリアは広大なので、一度の旅行で全てを周ることは困難です。どこに旅行に行くか、もしくは留学拠点はどこにするか、まずは行き先を絞る必要性があります。各地域の特徴を知るための資料としてご覧頂けると幸いです。

本題に入る前にビザのことを少しだけお話します。3か月以内の観光には、観光ビザが必要です。ツアーを申し込んだからOKというわけではないのでご注意を。EATAS(イータス=観光ビザ)は、オンラインから申し込みができますので、申請をお忘れなく!

ブリスベン(クィーンズランド州)

東にあたるクィーンズランド州にある首都です。この州の気候は、冬でも寒くなく薄いジャケットなどが朝と晩にあればいいくらいで、昼間は暑いくらいです。12月から2月あたりの夏は30度以上で雨の日が少ないです。

ブリスベンには、Lone Pine Koala Sanctuaryがあります。こちらでは、実際にコアラを抱っこできたり、カンガルーに餌をあげたりができます。コアラはどこでも抱っこできるのではなく、クィーンズランド州と西オーストラリア州のみと決められています。

この施設では、タスマニアデビルやウォンバットなどの様々な動物を見ることも出来ます。シティからも近く、バスで1本、またはフェリーで行くこともできます。そんなに広くないので、半日で回れちゃいます。

動物が好きな方には、オーストラリア動物園もあります。ブリスベンから北へ車で1時間くらいの場所です。電車とバスでも行けます。こちらは広いので1日中楽しめます。オーストラリアの動物からキリンや蛇や鳥まで様々見ることができます。

 

ゴールドコースト(クィーンズランド州)

ビーチが広がる光景で有名なゴールドコーストですが、日本では人気の観光地として挙げられる一つかと思います。ブリスベンからも近く、車で1時間と少しでしょうか。そういう意味では、ブリスベンとゴールドコーストはセットで観光するのが良いでしょう。

ゴールドコーストで、一番有名なのがリゾート地でもあるサーファーズパラダイス。海岸沿いには、カフェやレストランやショッピングモールが広がっています。

その他にも、水族館や遊園地などがあります。映画をモチーフにした遊園地やプールが併設されており、家族連れや学生さんにぴったりです。

 

フレーザー島(クィーンズランド州)

私が個人的におすすめしたいのがこのフレーザー島です。ブリスベンからバスや車で北へさらにフェリーで行けます。

世界遺産にも登録されている砂でできた島で、キャンプ地としても人気です。ビーチも綺麗ですし、湖や緑も多く水泳もブッシュウォーキングなど自然を楽しめます。

犬のようなディンゴには気を付けて下さい。島に入ると近づかないように注意を受けましたし、赤ちゃんが襲われて病院行きになるニュースもありました。

その他、クィーンズランド州では、ケアンズやバリアリーフへの観光も人気です。

 

シドニー(ニューサウスウェールズ州)

ニューサウスウェールズ州の首都であるシドにーの気候は、夏は30度前後で、冬は15度くらいまで上がるので過ごしやすい気候。

観光客の方やアジア系の留学生が多い印象でした。誰もが知る観光地ですよね。オーストラリアの中では最も都市規模が大きいので、観光の見所は最もたくさんある場所だとも言えるでしょう。

ハーバーブリッジやオペラハウスなどは、みなさんご存知だと思いますので省略します。その他、少し郊外に足を伸ばせば、ボンダイビーチやマンリービーチ、地元の人々が楽しむローカルのビーチなど、綺麗なビーチも多くあります。

 

タスマニア(タスマニア州)

メルボルンからフェリーでも行ける島になっています。

基本的には、夏は22度前後と過ごしやすく、冬は最低が5度程度で日中は15度くらいでコートは朝晩に必要なくらいです。私は夏の12月に行きましたが肌寒かったです。

タスマニアの観光地は、首都であるホバートに集まります。ヨーロッパにいるかのような街並みで、こじんまりした街です。市内から近いところにあるウェリントン山の頂上からの景色は絶景でした。

 

→ ウェリントン山の頂上から撮影したホバートの街並み。

 

ウェリントン山は、車やバスツアーで行くことができます。朝に港の方に歩いていくとバスツアーの方々が集まっており、ツアー内容を説明してくださりその場で参加出来ちゃいます。色々な国からの観光客の方がいらっしゃいました。

土曜日に開催されているサラマンカマーケットも人気です。ご当地商品の販売やアーティストさんたちのアートも楽しめるとか。私は、平日に行ってしまったのでマーケットはありませんでしたが、レストランやのチョコレート店、アートが飾られており楽しめました。

 

パース(西オーストラリア州)

西オーストラリアの首都です。ブリスベンから飛行機で5時間半です。気候は夏は30度前後で、冬は10度を下回ることも。

この街でオススメなのがフリーマントルという街です。パース市内から電車で30分ほどです。ヨーロッパ調の建物が並び週末にはマーケットがやっており、歴史的な建物も多く観光地としてももちろんですが、住みやすそうな街だなという印象でした。

その他には、フェリーで行くロットネスト島でしょうか。自然保護区に指定されている国立公園です。カンガルーと同じ有袋類でニコニコしているように見える顔の持ち主クオッカを見ることができることでも有名です。

 

→ ヨーロッパ調の歴史的建造物が多いフリーマントルの街並み。

 

アデレード(南オーストラリア州)

南オーストラリアの首都であるこの街の気候は、夏は30度前後、冬の最低気温が10度くらいです。乾燥した夏が特徴的です。ですが、温暖化のためか最近の予報では、38度など40度近くになることも。

この暖かい気候を生かして、イチゴやレモン畑、ワイナリーが多いです。ワーホリのセカンドビザ取得のために、ファームジョブで訪れる人も多いのではないでしょうか。

街では、美術館や博物館巡り、郊外ではワイナリー巡りをするのがいいかと思います。
ビーチはクィーンズランド州に比べると静かな印象でした。

 

→ アデレードはワイナリーが多く、ファームジョブで訪れるワーホリが多い。

 

メルボルン(ビクトリア州)

ビクトリア州の首都であるメルボルンは、ワーホリの方にも人気ですよね。カフェ文化が強く、街にはたくさんのカフェがあります。気候は、夏でも25度前後で、冬は最低が7、8度まで下がります。

渡豪の際、ブリスベンに行く前に立ち寄った初めての街がここでした。ブリスベンはパーカーくらいあればいいからと言われていたので油断していました。メルボルンは寒かったです…。

もちろんカフェ巡りをしながら街を散策するのもオススメですが、運転できるのであれば、グレートオーシャンロードをドライブするのもおススメです。海岸沿いの243kmにもなる道路のドライブ中には絶景が広がっています。

 

 

【まとめ】 オーストラリアは温暖で観光し易い国

以上が6州の首都を含めた街の紹介でした。この他には、首都特別地域のキャンベラ、北のノーザンテリトリーの首都であるダーウィンの2つの特別地域です。

キャンベラはオーストラリアの首都であり、国会議事堂や国立大学もあります。メルボルンやシドニーから車で3時間ほどです。春には大きな花の祭典があります。

ノーザンテリトリーにあるダーウィンは、国立公園が多く自然を楽しみたい人におすすめです。オーストラリアと言えば、エアーズロックでしょうか。こちらもこの北特別区域にあたります。

 

→ オーストラリア観光するなら、エアーズロックには訪問しておきたい場所。

 

エアーズロックは、2か月前に登山が禁止されてしましました。アボリジニー(先住民)の言葉でウルルと呼ばれ、アボリジニー達は自分たちの聖地を守るため登山禁止を長年言い続けていたようです。

残念ながら既に登山はできませんが、近くまで行ってサンセットやサンライズと共に楽しむツアーなど各旅行会社から出ていますので探してみて下さい。

気温は、1年を通して30度以上です。体感温度が40度くらいだそう。

 

オーストラリアの旅行の際、特に12~1月の夏の時期には、日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、サングラスの着用する、水分を持ち歩くのは必須です。

 

ちなみに、辺鄙な場所を除き大抵のエリアでは、水道水を飲んでも問題ありません。日差しが痛いほど強いです。暑さには気を付けて下さい。

季節によっては、蚊などの虫よけ対策も必須な場所も。普通の蚊でも強いかゆみを伴ったり、アリも噛んできたりします。

各都市では、電車、バス、トラムなどの交通手段があります。2日程度の滞在でしたら現金でチケットを購入するといいと思いますが、1都市に長く滞在するのでしたらICカードを購入した方が安いです。ICカードは各都市により異なり、Go Card(ブリスベン、ゴールドコースト)、Myki(メルボルン)、SmartRider(パース)などがあります。

 

→ 各都市では公共交通機関も充実しているので、観光するにもさほど困らない。

 

今回ご紹介した内容は一部に過ぎません。まだまだお伝えしていない観光スポットがたくさんあります。皆さんの興味のある地域を絞って、さらに掘り下げて調べてみてください。

オーストラリアは日本と時差もそれほどありませんし、日本と比べると暖かい気候のところが多く観光するには最適な国です。

場所によっては暑すぎるかもしれませんが、紫外線に気を付けて海や山のアクティビティを思う存分楽しんでください。

 

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