オセアニア圏に留学したら現地のユニークな食べものに挑戦してみよう! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

オセアニア圏に留学したら現地のユニークな食べものに挑戦してみよう!

公開:2020/01/09 著者:宮本 里穂 692 Views

皆さんは、オーストラリアやニュージーランドの食べ物って何を思い浮かべますか?

オージービーフとかティムタムとかでしょうか。日本でもハンバーガーのパティがオージービーフだったり、お土産でティムタムやマヌカハニーをもらったりすることがあるのではないでしょうか。

今回は、日本ではあまり見かけないオセアニアの食べ物などをご紹介していきたいと思います。

Vegemite(ベジマイト)

出典: Facebook

これは、パンなどに塗る黒いペーストです。オーストラリアやニュージーランドの現地の人にとっては、健康食品の一種です。

ニュージーランドでホームステイした時に、はじめて口にしました。その時の感想は、しょっぱくて美味しくなかったです。なので、その後1年は、手を付けませんでした。

ステイ先のホストファーザーは、毎朝これを食パンに塗って食べるのが日課でした。

 

ですが、その後オーストラリアに来て、ある時からか食べられるようになり、今では大好きになりました。

 

中身は何なのかと言うと、野菜を発酵させたものです。結構この両国以外の国の人からは、好みが分かれます。残念なことに嫌いな人が多い模様。

何をきっかけに食べられるようになったのかというと、スーパーに売っているベジマイトチーズロールを食べてからです。これはシンプルにシナモンロールようになっていて、シナモンの代わりにベジマイトが塗ってあり、上にチーズがかかっているようなイメージです。

少し塩気は強いですが、総菜パンとして普通においしかったです。その後は、普通にトーストに塗って食べられるようになりました。

 

初めてや苦手な人は、バターを塗って薄くベジマイトを塗るもしくはその上にチーズをかけると食べやすいです。効能としては、ビタミンBが豊富なこと。

似たような商品も売っており、マーマイト(Marmaite)と呼ばれるイギリスから来たものもあります。こちらは、ビールの酒かすから作られています。ニュージーランドにも流通しているとのことで、初めて食べた時のものはこちらだったのかもしれません。

ボブリル(Bovril)という商品も味が似ています。こちらもトーストに塗ったりもしますが、醤油のような感じで煮込みに使ったりもできると友人が言っていました。こちらもイギリス発でマーマイトはパンに、後者の方は調理に使うようです。

 

→ こちらがマーマイト(出典: Facebook

 

→ こちらがボブリル(出典: Facebook

 

Weet Bix(ウィートビクス)

出典: Facebook

コチラは、オーストラリアの朝食で人気のシリアルです。全粒粉で出来たバーのようなものが箱の中にびっしり入っています。

グルテンフリー、プロテイン入り、低コレステロールなど様々な種類が発売されており、外でさっと食べられるように味付きのシリアルバーも売られています。

そのままでは味がないので、ミルクの中に入れて、砂糖やヨーグルト、フルーツなどを入れて食べられています。

 

コチラも健康食品の一種で、ビタミンやミネラル、食物繊維が多く入っています。私は個人的には味が無くあまり好きではありません。

他にレシピを見てみると、ウィートビクスを細かく潰して、ミルクと砂糖、シナモンで煮て作るポッリジや、潰したウィートビクスと小麦粉、砂糖やミルクで作るパンケーキなどがありました。

少し工夫すると食べられるかもしれないですね…。

 

Roo Meat(カンガルー肉)

出典: Facebook

オーストラリアのイメージの中には、カンガルーを挙げる方もいると思います。

カンガルーの肉は「ルーミート」と呼ばれ、スーパーに売っています。

ステーキ、ミートボール、ソーセージやフィレなど調理しやすいように加工やカットされた状態で売っています。

 

調理してみた感想は、獣のようなにおいが強い。食べた感想は、柔らかく匂いはありますがなんとか食べられる感じでした。

 

ルーミートってタンパク質や鉄分が豊富、低脂肪で女性の味方なんです。ダイエットや筋肉増強など色々効能もあるようです。

正直、調理の仕方が分からなく、シチューのように煮込みにしました。臭みを消すために、ニンニクや生姜で下味をつけることが必要だったようです。

カンガルー肉はジャーキーとしても売ってますので、お土産に購入するのも良いかも知れませんね!

 

Lamington (ラミントン)

出典: Facebook

 

オーストラリアの国民的ケーキです。四角い形のチョコレートでコーティングされたスポンジケーキで周りにココナッツパウダーがまぶしてあります。中には、クリームやジャムが入っています。

スーパーやパン屋さんでも売られていますし、何かの集まりなどには絶対に誰かが持ってくるなといった印象です。

ニュージーランド発祥だとの論争もあるようですが、オーストラリアでは1901年クイーンズランド州にて偶然スポンジケーキをチョコレートに落としてしまったところから生まれたようです。でもそれより前に、ニュージーランドのウェリントンで生まれていたとかなんとか…。

 

Anzac Biscuits(アンザックビスケット)

出典: Facebook

こちらは、オーストラリアとニュージーランドでよく見かけます。

オーツやココナッツフレークなどで作られた触感がザクザクした食べ応えのあるクッキーです。

ANZAC(Australia and New Zealand Army Corps)第一次世界大戦の両国の軍隊の名前からきていて、アンザックデーというホリデー(祝日)も4月にあります。簡単に作れて日持ちする食べ物を兵隊さんにというところから生まれました。

 

Tim Tam(ティムタム)

チョコレートビスケットです。日本でもプラザやKALDIで見かけたことがあります。豪のARNOTT‘S(アーノッツ社)から発売されていて、オリジナル、ダークチョコレート、キャラメルやダブルチョコレートなど色々な種類があります。

季節限定商品も出されています。ティムタム1個につき100カロリー近くなので、食べすぎに注意です。夏は冷凍庫に入れておいて食べるとおいしいです。

アーノッツ社からは様々なタイプのビスケットやスナックが発売されています。ショートブレッドやレモンクリーム、クマの形のクッキーなど。私のオススメはレモンクリームが入ったビスケットで、甘じょっぱくビスコみたいな懐かしい味です。

 

番外編ですが、同じくアーノッツ社から販売されている、SHAPES(シェイプス)はオーストラリアの子供の定番お菓子だそう。

大人にとっても、おつまみにもピッタリです。ピザ、BBQ、チキン味が出ており、今年にはベジマイト&チーズ味が発売されました。

どれもお土産にオススメです。

 

出典: Facebook

 

Hokey Pokey Ice Cream(ホーキーポーキーアイス)

出典: Facebook

ニュージーランドで人気のアイスクリームのフレーバーです。バニラアイスの中にカリカリしたキャラメルの小さな塊が入ったものです。スーパーにはもちろん、アイスクリームストアには必ずあります。

お店の一例として、New Zealand Naturalはオーストラリアのショッピングセンター内でも見かけますし、ニュージーランドで有名なアイスクリームショップの GIAPO(ギアポ)でももちろん扱っています。

ギアポはオークランドで有名なお店で、私がいた3年前は小さいお店でしたが、現在は場所を変えキッチン完備の店舗にリニューアルしたそうです。インスタ映えばっちりのアイスです。

 

Sausage sizzle(ソーセージシズル)

出典: Facebook

Sizzle(シズル)とは、日本語でジュージューという擬音語です。簡単に言えばこれはホットドックで、肉を鉄板で焼いているときの音からこんな名前がつきました。そんなのどこでも食べられると思われるかもしれませんが…見た目が違うんです。

長いロールではなく、普通の食パンにソーセージと玉ねぎとBBQソースやトマトソースなどを入れ半分に折りたたみながら食べます。

よく学校のイベントやスポーツクラブやチャリティーのイベントの時に作られる簡易のホットドックです。オーストラリア、ニュージーランド両国で見られ、だいたい1ドルくらいです。小腹が空いたときのスナックにちょうどいいです。

 

SOLOとL&P

出典: Facebook

両方ともレモン味の炭酸ドリンクです。ソロはオーストラリア、L&Pはニュージーランドで飲まれています。

L&PはLemon(レモン)とPaeroa(パイロア)という街の名前の略です。元々は、この街で作られる炭酸ミネラル水とレモンジュースから作られていたそうですが、現在ではコカ・コーラ社が製造していて、オーストラリアのColesというスーパーでも取り扱っています。

一方ソロは、Schweppes社から販売され、この会社はソロとレモネードもあります。この違いはよく分かりませんが、友人はソロの方がレモンの味が強いと言っていました。こちらに来た際は、飲み比べてみて下さい。

 

Pickled Beetroot(ビーツのピクルス)

出典: Facebook

 

日本でも人気がでてきた栄養豊富な野菜です。

もちろんスーパーの野菜コーナーにあるのですが、便利なのがスライスのビートルートがピクルスになった缶です。カフェでもサンドイッチやハンバーガーの中に入っていることも多いです。

 

【まとめ】 現地ならではの商品を試してみよう!

その他にも、洗い物を極力減らせ簡単に調理できる商品もよく見かけます。

スパゲッティ缶や水やミルクを入れて温めるだけのフレーバー付きオーツ、水を入れてシェイクするだけで作れるパンケーキ、サラダやパスタとまぜるだけでおいしいフレーバー付きツナ缶など。

ツナ缶については種類が驚くほどあって、トマトバジル、レモン&ペッパー、インディアンもしくはマレーシアカレー、マンゴーチリなど。独特なものから試しやすいものまで様々です。

 

海外留学は、現地の人々の食文化を経験してみるのも楽しみの1つです。

留学・旅行で来た際は、是非臆せず挑戦してみて下さい。意外とはまるものもあるかもしれません。珍しいモノを見つけたら、お土産として購入するのもオススメです!

またこれからも見たことないものがあったら発信していきます。

 

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