私が留学前にやっておけば良かったと思うこと6選を紹介 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:留学の準備

私が留学前にやっておけば良かったと思うこと6選を紹介

公開:2020/01/12 著者:和中 美樹 721 Views

こんにちは!

今回は筆者が留学している中で、留学前にこれをやっておいて良かった、またはやっておけばよかったことを紹介したいと思います。

これから留学予定の方、または留学を考えている方の参考になればと思います。

① スピーキングの対策

まず1つ目は、スピーキングの対策です。

日本人はスピーキングが苦手な人が多いでしょう。それもそのはず、中学校や高校生の時、英語を学ぶ際にほとんどスピーキングには触れてこなかったと思います。

語学学校の先生もそれについてはよく理解しています。生徒同士でペアになって一人が話し、もう一人がその内容を記述するという時、筆者の担任は「日本人は話し手に回りなさい。」と言いました。

 

その理由としては、「日本人はリーディングの力や単語力は十分に持っている。しかし、それを直接スピーキングに生かすことができていない。せっかく単語や文法は理解していてもそれをスピーキングに生かせず、焦ってぐちゃぐちゃな文法になってしまう。」というものでした。

 

筆者自身もそれについては、その通りだと思いました。実際中国人の生徒たちは、スピーキングに対してとても強いです。

彼らは何も見ずに自分の考えをはっきりいうことが出来ます。文法が完璧などというわけではありませんが、焦って発言に困ることもないので、内容が伝わります。

さらに、彼らはプレゼンの時にスピーキング力を発揮します。例えば、多くの日本人は英語でプレゼンをする際に発言する内容を紙に書いて多少記憶し、本番に臨むことが多いのではないでしょうか。しかし、中国人は違います。

 

彼らはパワーポイントのスライド資料を作成すると、後はそのパワーポイントに従って述べたい内容や詳細を何も見ることなく発言します。

 

言わば、パワーポイントが私たちの言うプレゼン内容の紙と考えていて、彼らは文法を間違えることにも恐れず、いちいち英語に置き換えたりなどせずに、自然に英語を発言しています。

正直、彼らの単語力や文法の力は、日本人よりもあるとは言えません。

しかし、彼らは英語を話すことに抵抗がなく、とても慣れているのです。これは日本人には無い彼らの強みであると感じました。

 

それゆえに日本人はスピーキング能力を留学前にある程度つけて、英語を話すことに慣れておくとよいでしょう。

 

留学前から準備しておくことで、ホストファミリーとの会話もよりスムーズに行うことができるでしょう。

筆者のスピーキング対策としては、オンライン英会話のネイティブキャンプです。筆者自身スピーキングに自身がなかったということもあり、母親の勧めでイティブキャンプを始めました。

初めは、英語を話すことに本当に自信がなく、始めた当初は緊張もあり、上手く話すこともできませんでしたが、次第に会話にも慣れ、文法を学ぶ中で、自分で文章を作る際もあまり不自由なくすぐに作ることができるようになりました。

 

→ 留学前にオンライン英会話のネイティブキャンプでスピーキング対策をしていた。

 

皆さんもスピーキングに自身がないと言う場合は、ネイティブキャンプなどのオンライン英会話を利用して、海外の人とコミュニケーションを持つ機会を設けると良いでしょう。

 

現地に行けばスピーキングには慣れますが、行ってからでいいやと言う考えでは行けません。スピーキングに慣れるためには、ある程度時間がかかります。

現地に行って苦労しないためにも事前に慣れておく方が良いでしょう。

 

② リスニンングの対策

2つ目はリスニング対策です。こちらも非常に重要です。コミュニケーションを取る上で、リスニング力がなければ、相手の話している内容を理解することが出来ず、上手くコミュニケーションを取ることが出来ません。

筆者自身留学前に洋画を観ることや、ネイティブキャンプを通じてリスニングを行なっていましたが、それでも筆者自身オーストラリアに来て、最初のうちは自分のリスニング力の無さを改めて実感しました。

実際映画を見る際は英語の字幕をつけていたし、ネイティブキャンプでも筆者が理解しやすいように、あまり早くないスピードで話してくれていたので、理解できたのだと改めて感じました。

 

現地ではたまに留学生と気遣ってゆっくり話してくれる方もいますが、基本は早口なので容赦ないです。

そのため、留学を控えている方や留学を考えている方は、早いうちからリスニング対策をしておくことをお勧めします。

 

そして、オーストラリア留学を考えている方は、注意してください。ご存知ではあるとは思いますが、オーストラリアにはオーストラリア訛りが存在します。

 

筆者自身もオーストラリア訛りが存在していることは知っていましたが、現地に行けばすぐ慣れるだろうと思っていました。

しかし、いざ行ってみると、筆者のホストファミリーはかなり訛りが強く、最初のうちは本当に聞き取ることが出来ませんでした。

そのため、筆者は留学を始めてからになりますが、オーストラリア訛りとはどう言うものかがYouTubeの動画を見ながら、オーストラリア訛りについてしっかりと調べました。

 

現在ではこの訛りにも慣れましたが、最初のうちは聞き取ることに必死でした。

 

このようにオーストラリアに留学予定の方などは、訛りについて調べておくと現地に行った際に早く慣れることができるでしょう。

 

出発前の勉強に関しては、リスニングとスピーキングを重点的に勉強することをお勧めします。

 

この中にリーディングやライティングが入っていない理由としては、日本人は中学生や高校生の時に文法を重点的に教わり、主にリーディング、ライティングに触れる機会は多いからです。

正直、語学学校で学ぶリーディングのレベルは、日本人にとっては簡単に感じることもあります。そのため、語学学校の入学前の筆記テストでリーディングとライティングで良い成績を取り、上のクラスに入る人もいます。

しかし、スピーキング力とリスニング力不足により、授業についていくのが大変と感じる人も少なくないそうです。

 

⓷ 留学先の国について学ぶ

3つ目は留学先について学ぶことです。これはとても重要なことです。現地の気温、気候、文化はもちろんのこと人気の食べ物や、歌手なども事前に調べておくと良いでしょう。

現地の人々がどのような生活をしているのかを事前に調べておくと、現地の生活に慣れるのも早いです。さらに、インターネット上で書かれていたことを実際に見つけると、とても嬉しくなります。

また、インターネット上の情報が全て正しいとは限らないので、現地に到着してからインターネット上ではこう書いてあったけど、実際はこうなのだという、新たな発見をするのもとても面白いですし、話のネタとしてもホストファミリーなどに伝えてもとても盛り上がるでしょう。

 

筆者の場合、ボクシングデー(12月26日に行われる日本でいう年明けセールのようなもの)は一年を通して一番安い日だと思っていましたが、それを筆者のホストファミリーに伝えると、「そんなことないよ!」と言われました。

筆者のホストファミリーによると、もちろんお店や物にもよりますが、ボクシングデーを見越して9月頃から徐々に値段を上げていくお店が多いとのこと。そのため、実質ボクシングデーで値下げしてはいるものの、それほど安いわけではないそうなのです。

ファミリーからは「実際8月頃がとてもお買い得。」だと言われ、ボクシングデーがどの日よりも一番安いと思っていた筆者にとっては驚きでした。

 

このように留学先のことを事前に調べておくと、話を広げるネタにもなりますし、留学をさらに楽しむ1つの方法にもなるでしょう。

 

④ 日本についての知識を深める

4つ目は日本についての知識を深めることです。

 

こちらは正直、留学先の国について学ぶことよりも重要です。

 

留学する際にみなさん一度は、留学先について色々調べると思います。

しかし、自国についてはあまり調べずに、留学に行く方も多いのではないでしょうか。

 

「日本に住んでいるのだから、日本のことはある程度知ってるでしょ!」そう思っている方も少なくないと思います。

 

実際筆者自身も、日本の大学の先生から日本についていっぱい調べときなさいと言われていたので調べながらも、心のどこかでこのように思っていました。しかし、実際留学してみると、想像以上に日本について聞かれることが多いです。

学校の授業でも、日本はどうなのか聞かれる機会がたくさんあります。また、プレゼンで環境や文化など日本はどう違うのか、日本の特徴について発表する機会も何度かありました。

さらに、ホストファミリーとの会話でも日本について尋ねられることはたくさんあります。筆者自身が個人的に一番驚いた質問が、国家についてでした。ある日、筆者はホームステイ先でラグビーの世界選手権を家族と観ていました。そして、その日の試合には日本が出ていました。そして、試合の際に日本人選手が国歌斉唱をしていました。

 

すると、突然ホストマザーが「日本の国歌の意味はどういう意味なの?」と、筆者に尋ねてきました。

 

筆者はあまりに突然のことに戸惑いました。なぜなら、まさか国歌の意味について聞かれるとは思っていなかったからです。

国歌の意味については小学校で習ったのかもしれませんが、全く覚えていませんでしたし、正直あまり気になったこともありませんでした。

そこで、筆者はインターネットで急いで調べましたが、後々国家の理由を今まで知らなかったことをとても恥ずかしく思いました。

 

このように海外の人にとっては、日本人が何気なく当たり前に行なっていることなど、日常では気にしたことのないようなことが尋ねられたりします。

 

そんな時のためにも日本についてよく知っておくと、尋ねられた際にも恥ずかしい思いをしたりすることは無くなります。

「日本人のくせにこんなことも知らないのか…。」と思われないためにも、事前に調べておくと良いでしょう!

 

⑤ 「したいこと」と「すること」のリストを作る

5つ目は留学先でしたいことや、することのリストを作ることです。

これもとても重要なことの1つです。例えば、留学するにあたって重要なことの1つに海外で携帯をどうするかということです。

 

1つ目の方法としては、日本で使用している携帯を海外でも使うか、2つ目は留学先で別の携帯を購入し、留学先ではそれを利用するかで別れます。

 

そして1つ目の日本の携帯を使うにあたっても、2つの方法があります。

 

まず、Wi-Fiを使って生活をするという選択肢であり、2つ目が現地のSIMを購入して利用する方法があります。

 

まず、1つ目は長期留学の際は向いていませんが、短期留学の場合は国によってはWi-Fiを利用した方が安く済む場合があります。

オーストラリアに関しましては、短期留学の際でもSIMを利用した方が圧倒的に安く済むので、SIMを購入して利用するのが良いでしょう。オーストラリアの場合、SIMはスーパーでも普通に売っているのでわざわざ携帯ショップに行く必要もありません。

そのため、オーストラリア留学の際はSIMを購入して利用することが一番便利でしょう。しかし、SIMを利用する上で一点注意が必要です。

 

それは、日本でSIMロック解除を必ずしておくことです。

 

去年まではSIM解除が機種変更3ヶ月以内はSIMロックを解除できないシステムになっていましたが、去年の増税とともに機種変更のあとすぐにSIMロック解除できるようになりました。

そのため機種変更などの心配をする必要はありませんが、SIMロック解除は基本個人で行う場合がほとんどです。

事前に日本でSIM解除をして渡航することで、現地ですぐに現地のSIMに変更することができます。

 

また、SIMロック解除ですが、機種によっては日本で行わなければならない場合もあるので注意してください。

 

さらに現地で携帯購入する際にも留学先にも様々な携帯会社が存在するのであらかじめそれぞれの携帯会社の利点欠点を調べ、自分にあった携帯会社を決めておくと良いでしょう。

このように国によってどの方法安く済むのかは様々なので、現地に行って困らないためにも、事前に日本であらかじめ調べておくことをお勧めします。

 

これは携帯だけの話ではなく、日用品や薬、交通手段などにも当たります。

 

現地で購入できるものできないものをわかる限り日本で調べ、そして必要なものなども事前に出発前に調べておくと現地について困ることはないので、必ず調べてからいくことをお勧めします。

そして、もう1つ。現地でやりたいこと、行きたい所を事前に調べておくと、ホストファミリーとの会話の1つにもなります。

ファミリーとしても「たくさん調べてきてくれたんだな。」と好印象でもありますし、家庭によっては、休みの日に連れて行ったりしてくれるので、事前にいくつか行きたい場所のリストを作っておくことをお勧めします。

 

⑥ 自分の留学の目的、将来何をしたいかを決めておく

最後は、自分の留学の目的や将来何をしたいかを決めておくことです。こちらも重要なことの1つです。

 

語学学校の授業のトピックでは、このような内容を扱うことは少なくありません。授業だけでなく、ホストファミリーにも尋ねられることが多いです。

 

その際に、「まだ迷っている、決めかねている。」そういう意見も良いとは思いますが、全く決まっていないとなるとそれは別です。

いくつか候補はあるが、「その中からどれにするかはわからない。こういう職業柄に就いてみたいけど、まだ迷っている。」といった話ができるのが理想的です。

そうすれば、様々な人からの意見を聞くこともできますし、話を広げることもできます。

 

しかし、全く将来のことについて何も決まっていないという意見は、話を広げることもできませんし、あまり好印象ではありません。

 

筆者自身授業でこのトピックについて話す機会がありましたが、日本人は割と将来について曖昧な人が多いイメージがありました。

これは筆者のクラスが多かったというだけかもしれませんが、中国から来ている生徒は比較的目標があり、将来はこうしたいというビジョンがはっきりしている印象でした。

 

授業でも家でも、この手のトピックは頻繁に聞かれることが多いので、はっきり決まっていなくとも選択肢としてどのようなものがあるのかなどをリサーチしておくと良いでしょう。

 

そうすることで、留学の目的もよりはっきりしたものになってくるでしょう。

 

当たり前のことを当たり前に準備しよう!

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したことは、当たり前だという内容も多かったかも知れませんが、これらの内容は分かっていながら案外忘れがちです。

 

なぜなら、誰もが当たり前のことだと思っているからです。

 

筆者自身も留学前に分かっていたものの、また今度にしよう、明日にしようなどと引き伸ばしてしまい、結局ギリギリになってしまいました。

こうした下準備は面倒なことも多いかも知れませんが、面倒だからこそ現地に行ってから役立つことばかりだったりもするワケです。

出発前ギリギリに焦らないためにも、事前に時間に余裕を持ってすることをお勧めします!

 

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