【留学準備に最適!】日本にいながら英語に触れる方法
近い将来に留学やワーホリで海外渡航を控えていて、「現地に行ってから英語頑張ろう!」なんて思っていませんか?
もちろん人々が日常的に英語を話す国に行けば、英語に触れる機会が自然と増えるのは事実です。
でも、日本で英語力を上げられるだけ上げてから渡航して、現地では英語のアウトプット(実際に英語を使うこと)に努めた方が、効率よく英語の伸びを実感できるのもまた事実。
でも、アウトプットするためには、単語の暗記や文法の知識が無いと話が成立しません。そのため、出発前の日本での英語学習が大事になってきます。
とは言っても、日本にいながら触れることのできる英語には限りがあるのでは?と思う人も多いのはないでしょうか。
今回は、私が実際に学生時代にやっていた日本にいながら英語に触れる方法を紹介していきます。
① 海外ドラマを見る
海外ドラマって、実はネイティブスピーカーが日常的に使う生の英語を聞いて学べる最高の英語教材です。
私自身も英語の勉強に励んでいた高校生時代には「英語が聞き取れるようになりたい!話せるようになりたい!」という一心で、グリーやアグリーベティーなどの海外ドラマを毎日欠かさず観ていました。
単にストーリーが面白くてやめられなかったと言うのもありますが、今ではあの時海外ドラマをたくさん観ていたお陰で、英語が上達したなと実感しています。
そんな私が英語の勉強材として、海外ドラマをお勧めする理由は大きく分けて2つ。
1つ目は、海外ドラマのエピソード数の多さと1エピソードの長さにあります。
洋画やユーチューブと比べて、海外ドラマが優れているのは「今日はどれ観よう?」と作品を選ぶ時間を省けるところです。
ひとつ観たい作品を選んでしまえば、あとは毎日「続きを観る」だけ。そして、1エピソードは大体20分〜40分なので、観たい時にサクッと手軽に観れるのが良いんですよね。
これなら毎日忙しい学生さんでも、通勤時間や寝る前のちょっとした時間に簡単に英語触れることができるし、継続しやすいと思います。
たかが40分と思うかもしれませんが、これを毎日続けたら1週間で4時間半強になります。
「英語に触れる機会なんてないから…。」と何もしないより、毎日海外ドラマを観て英語に触れている方が絶対良いはずです。何事もチリは積もれば山となります。
そして、英語学習にもってこいの理由2つ目は、海外ドラマは日常表現の宝庫であること。
非日常が描かれることの多い洋画と比べて、ドラマは登場人物の日常に密着して面白おかしく描くようなものが多いのが特徴です。つまり、自分の日常で使えるような英語表現がたくさん出てくるので、そのまますぐ繰り返し使うことができます。
教科書では学べないようなフランクな言い回しだったり、ジョークを交えた会話だったりと、まさに留学先で待ち受けているリアルな英語に触れる良い練習になります。
ただここでひとつ注意して欲しいのは、ただボケーっと観ているだけではあまり意味がないということです。
残念ながら、ただ海外ドラマを観るだけで英語が喋れるようになるという訳ではなく、自分の力で海外ドラマという最高の英語教材を最大活用していく必要があります。
英語で「make the most out of 〜(〜を最大限に活かす)」というフレーズがありますが、まさにそれですね!(笑)
「こんな言い方するんだ!」とか「この英単語、ネイティブの人ってこうやって使うんだ…。」といったように、登場人物の発する「英語表現」に注目ながら観るのがコツです。
もし余裕あれば、自分が実際に使ってみたい英語表現や知らなかった単語などをノートにメモしながらの鑑賞ができればさらに良し。
私は上の写真のように、ひたすら「これ使えそうだし覚えておきたいな!」という英語表現をノートに書き留めておいて、暇な時間にノートを眺めて覚えるようにしていました。
私のやり方が全てという訳ではないので、試行錯誤して自分にあった「海外ドラマ鑑賞法」を見つけてみてくださいね。
ちなみに、よくある「字幕はどうする?」問題ですが、ある程度聞き取れるのであれば英語字幕を使うのがおすすめです。
私の場合は英語フレーズのメモを取りたい時に正しいスペルをその場で確認することができて便利だったので、英語字幕で海外ドラマ鑑賞をしていました。
② ネットサービスを使う
今の時代ネットを利用すれば、海外にいる人と繋がれるサービスがたくさんあります。
例えば、「HiNative(https://hinative.com/en-US)」というウェブサイトでは登録すると「この英文正しいですか?」や「英語で〇〇って何と言いますか?」といった英語に関する質問を投稿することができます。すると、英語を母国語とするユーザーがあなたの質問に答えてくれます。
その代わりに私たちも日本語を勉強している外国人の投稿する質問に答えてあげることで、助け合いの言語交換場となる仕組みですね。
他には「Hellotalk(https://www.hellotalk.com/)」という言語交換アプリもおすすめ。
このアプリでは英語を学んでいる日本人と日本語を学ぶ外国人が、お互いの言語学習をサポートし合う「言語交換」が可能。
Hellotalkのような言語交換アプリでは、他にも「タンデム(https://www.tandem.net/)」というものがあります。
使ってみた感想としてはどちらも「言語交換ができる場」として、同じくらい良かったです。あとはアプリの使用感等の好みで、好きな方を使えば良いと思います。
私も実際に「英語をもっと使う機会はないかな?」と考えていた大学生時代に、言語交換アプリを使ってアメリカ人やイギリス人とチャットをして英語を教えてもらっていました。
実際に英語でチャットすることで、カジュアルな英語表現やスラングを学ぶことができたし、同時に異文化交流のような会話で盛り上がることもできてすごく楽しかったです。
中には私の英語の課題の添削を進んでしてくれる人までいました。もちろん、こちら側も日本語を勉強している相手の手助けをして成り立つ言語交換ですが、英語力がつくことは間違いないです。
このような便利なネットサービスを利用すれば、日本にいながら英語のネイティブスピーカーに日々の英語学習の質問をしたり、英語でチャットしたりすることができます。
例えば、「これからオーストラリアに留学するよ!」という人だったら、オーストラリア人とチャットをしてオーストラリアの文化やおすすめスポットについて英語で聞いたりしても楽しいかもしれませんね。
③ 英語で日記をつける
英語を自宅で勉強していると、ついつい文法や単語の暗記などインプットばかりしてしまって実際に英語を使うことを忘れてしまいがち。
英語を喋れるようになりたいのなら、自分の頭の中にある英語の知識を何らかの形で外に出す(アウトプット)のが必須です。
少しでもアウトプットの場を増やすために、私は英語で日記をつけていた時期があります。その日にあったことや思ったことなど、英語で辞書を引きながら試行錯誤して書いていました。
日記は面倒だというのであれば、SNSで「英語で呟く専用アカウント」を作成して、ひたすら英語でひとことを投稿していくという方法もあります。
自分の知っている英文法や英単語を精一杯に使って文にしていく作業は、英語を使う良い練習になります。
自分の考えや感じたことを英語にする機会って意外と少ないので、日常生活でこのように英語をアウトプットする場を設けておくと良いでしょう。
④ 英語で独り言を言う
英語を話す練習をしてくれる友達が周りにいれば一番良いのですが、なかなかそのような場はありません。もちろん、私の場合は周りも英語を話せる友達はいなかったので、独りで英語を喋ることをやっていました。
やり方は、最初こそ恥ずかしいですが、家でひとりの時に「あ、そろそろお昼ご飯食べなきゃ…。」とか思ったことをとっさに英語で口から出すようにするのみ。
人が周りにいるのであれば、(頭の中で)考え事を英語でするのも同じく有効的です。
私は高校生の時、朝礼の校長先生の話を頭の中で同時通訳するっていうのをやっていました(笑)
今思うとちょっと笑えますが、こんな感じで英語をどれだけ多く自分の生活の中に取り入れていくかばかりを考えていた高校生時代でした。
ちょっと話が前後してしまいますが、これは③の日記を書く作業と同じ原理です。
頭の中に入っている英語知識を実際に外に出すことが重要で、知識の出し入れに慣れることにすごく意味があります。
ここの連動がスムーズに行えれば、自分の思っていることを自然に英語で発することができるようになるはずです。
留学で海外に行ってから…ではなく、ぜひ日本にいる今からトレーニング開始してみてください。
⑤ 英語で調べ物をする
英語を勉強していると「英語で何かを読みたいけど、何を読んでいいか分からない…。」という問題に出くわすことありませんか?
そんな時に個人的におすすめしたいのが、英語で調べ物をして英語の記事を読むという方法です。
例えば、留学準備期間に、「オーストラリアの現地の物価ってどうなんだろう?」と思うことがあるはずです。そしたら、それをそのまま英語で検索してみましょう。
例えば、「living costs in Australia (オーストラリアの生活費)」や「What to pack for summer in Australis(夏のオーストラリアに持ってくもの)」で検索してみると、それに関する英文の記事がズラーっと検索結果に並びます。
自分が今知りたいことについて書かれている記事なら、長文読解で出される難解な文章よりも読みやすいはず。
英語を読む練習だけでなく、自分が欲しい情報も同時に得られてまさに一石二鳥ですよね。
「How to do 〜(〜する方法)」や「What to 〜 in Australia(オーストラリアで〜すべきもの/こと)」といったキーワードで自分が今知りたいことを検索してみてください。
たまに日本語サイトには載ってないようなレア情報が英語で調べることで手に入ることもあります。
英語の勉強を兼ねて、留学準備期間に必須な検索作業を英語でしてみるのもオススメです。
【まとめ】 留学前から英語漬けの日々を送ろう!
私が英語を勉強していた学生時代に実際に毎日やっていた「日本にいながらも英語にたくさん触れる方法」を5つ紹介しました。
どれも自宅で簡単に始められる・継続しやすいものばかりだと思います。
留学先で英語漬けの日々を送るための事前準備として、渡航前の今から出来るだけ多くの英語に触れておきましょう。