オーストラリアに来たら飲むべきオススメのご当地ドリンクを紹介
ニュースやSNSでオーストラリアの山火事のことが最近目にするようになってきました。
今に限ったことではなくもう4、5か月前から続いています。早く鎮静することを願うばかりです。気候変動もひとつの原因なんだとか。
それほどオーストラリアはまだまだ暑いです。
そんな時に飲みたくなるのが、冷たい飲み物ではないでしょうか?
今回は、オーストラリア発のスムージー店やご当地ビール含めドリンク類などをご紹介できればと思います。
あちこちで見かける「BOOST JUICE」
このBOOSTというスムージー店は、オーストラリア国内と他国合わせ500店舗以上あり、国内どこの州に行ってもまた空港内でも見かけます。飛行機に乗る前に小腹を満たすにはピッタリです。昼時は混雑していますし、朝早く出勤前に買っている人もよく見かけます。
ジュースのタイプは4種類あり、スムージー、ブレンド、ジュース、クラッシュ。スムージーが人気で、ベリー系、マンゴーやバナナなどヨーグルトが入っているものもあり、味はさっぱりしています。
今季の新商品は、アサイーやケールが入ったものです。ブレンドとジュースは、野菜を中心な健康志向。クラッシュは、ソルベとくだものをブレンドして作ります。
どれもカロリーも低く、グルテンフリーや低脂肪、プロテインが入っているものもあり、健康を考えても悪くないですし、暑い夏にはぴったりです。
なお、会員になると特典が付きます。携帯にダウンロードするか店舗でカードをもらって登録するかになります。会員になると誕生日は無料で好きなサイズがもらえたり、アプリ内で購入することやドリンクのカスタマイズもできたりします。
1回購入すると1ポイントが付与され、10ポイントで無料ドリンクがもらえます。さらにアプリ内ではそれぞれのドリンクの中身が写真で見ることができたり、細かく栄養バランスも確認したりすることができます。
ちなみに最近増えてきた紙のストローもこちらでも使用されています。
メジャードリンクの「Bundarberg Brewed」と「Bundarberg RUM」
両方ともセカンドビザのためのファームジョブで訪れる方も多いクイーンズランド州のバンダバーグという街で生まれた飲料会社です。
バンダバーグは、ブリスベンから300kmも離れています。前者は1960年に生まれラベルにオーストラリアらしいカンガルーがついているのが目印です。
ジンジャービアやアップルサイダー、レモネード、パッションフルーツやグアバなどのフルーツの炭酸飲料を発売していて、スーパーやレストランでも購入して飲むことができます。どれも炭酸は強めです。
土地の名産を生かしたジンジャービアが人気で、生姜にクイーンズランド州で取れたサトウキビと水とイーストで作られ発酵させます。
ちなみに、ジンジャービアはアルコールではありません!ジンジャエールに比べると生姜の味が強くって、フィッシュ&チップスなんかともよく合います。
商品サイトでは、「商品と合わせるとこんな飲み物が作れますよ!」といったレシピもたくさん載っています。Bundaberg Barrel という建物ではツアーもやっていて、14種類ものドリンクをテイスティングができるようです。
後者は、同じ土地でラム酒を製造しています。オージーからバンディと親しまれるシロクマがマークのラム酒。1888年にこの会社は生まれました。この時代既にラム酒はオーストラリアにて人気になりつつあったようですが、おいしくなかったんだとか。
そんな時代に地元のサトウキビ産業に目をつけて生まれたこの会社は、今ではオージーに人気のラム酒を作るまでになりました。ちなみい、1907年火事があり大きな被害を受けたこともあったようです。
こちらは見学ツアーがあり、歴史を学べたりテイスティングをしたりすることができます。ツアーの予約はオンラインか電話、もしくは直接現地の受付にて予約することができます。2016年と2017年には世界ベストラム賞を受賞しています。
ご当地ビールの「XXXX Beer」(フォーエックス)
ブリスベン、クイーンズランド州のご当地ビールです。昔、ビールのクオリティを評価するのに「x」を使っていて、そこからきた名前なんだとか。
140年ほど前に生まれたこのビール会社は、ブリスベンの中心地からバスですぐのミルトンにあります。赤色のXがバーンと大きく4つ並んでいるので迷わないと思います。
ツアーもあり歴史を学ぶことができたり、試飲ができたりします。私も参加したことがありますが、どのようにビールが作られるのか工程の見学や、今までに発売されたビールの歴史博物館みたいな部屋を見学できます。
何と言ってもツアーガイドのおじさんが面白かったので、90分間あっという間でした。参加者1名になってもツアーは行われるとのことでした。たまにクーポンサイト(私の時は、Scoopon)では、普段大人$32に対して半額で予約できたりもするので、チェックしてみて下さい。
XXXX GOLDが人気ですが、ビターがいい方はXXXX Bitter、夏にはSummer Bright Lager シリーズもあり、ライムやマンゴー味も出ています。普通のアルコール飲料に比べて軽い感じです。
その他、VICTORIA BITTEやCARLTON DRUGHT、Fostersと言った種類のビールもあります。行く前にホームページにてさらっと見ておくと、英語でぶわーっと説明されても聞きやすいと思います。
そう言えば、こちらに来てびっくりしたことですが、お店の看板にHOTELと書いてあるのに宿泊するところではなくパブだということです。昔はホテルがアルコールを出せる免許があり、みんなそこで飲んでいたようで、今では宿泊場は設けず名前だけを使っているところが多いからだそうです。
ちなみに、オーストラリアやニュージーランドでは18歳から飲酒が認められています。また、BYOという文字をニュージーランドやオーストラリアのレストランやパブで見かけます。これは、”Bring Your Own”から来ていて、アルコールの持ち込み可という意味です。
レストランに他から購入したビールやワインを持って行って、飲食ができます。お店によっては冷蔵庫で冷やしてくれたりもしますよ。
行く前にBYOかどうか確認する時に便利なのが、「zomato」という日本の食べログのようなサイト(アプリ)です。
指定の地域を入れてそこで人気のレストランやカフェ、どこの国の料理が提供されているのか検索することもできて、とても便利でよく使っています。それぞれにメニューやレビュー、ベジタリアンのオプションがあるかどうかなど、インフォメーションや写真が載っています。
初めて訪れる土地で飲食店を探す時に役に立ちます。カフェで作業される方は、Wi-Fiがあるかどうかも確認できます。
オーストラリアは「ワイン」も有名
こちらに来て思ったのは、ワインが安いなということ。5ドル(400円ほど)で購入できます。
主に南オーストラリアやビクトリア州、タスマニア地域などの涼しい気候の地域で作られています。ファームジョブで、ワイナリーの仕事に関わる方もいるかと思います。
有名なワイナリーとしては、ビクトリアのYarra Valley、南オーストラリアBarossa Valley
などが挙げられ、シラーズやシャルドネ、ソーヴィニヨンブランなど多種作られています。
Moscatoと書かれたワインは甘くて飲みやすいです。
体にいいココナッツウォーター「Cocobella」
オーストラリアのスーパーでよく見かけるのが、ここの「Cocobella」というココナッツウォーターです。
この会社からは、ウォーターの他にもヨーグルトも発売されています。脂肪分ゼロで防腐剤未使用、純ココナッツウォーターです。ビーガンの人々からの支持も高いようです。スイカ、チョコレート、ピーチとマンゴーなどのフレーバーもあります。
ココナッツヨーグルトは、デイリーフリーはもちろんのこと、グルテンフリー・ラクトスフリーで、善玉菌も入っています。普通の味、バニラ、イチゴ、パッションフルーツ、マンゴー味があります。
気になるお味ですが、香りは普通のヨーグルトですが、口にするとふんわりココナッツの香りと味がしておいしいです。朝ごはんにぴったりのデザートカップも発売されています。ヨーグルトの上にグルテンフリーのシリアルが乗っています。
ココナッツサイダーもあり、カフェイン・砂糖フリー、食物繊維も入っています。このサイダーのマンゴー味を飲んでみましたが少し薄味でした。
ここでココナッツウォーターについて少し解説すると、94%が水で低脂肪。ビタミンC、ミネラル、食物繊維が豊富だとか。そして、腎臓結石や糖尿病、血圧や心臓関係の病気の助けにもなるようです。
水のような飲み物ですが、意外と体にいいものなんですね。
まとめ
オーストラリアは暑い土地柄なのもあり、さっぱりしたコールドドリンクが人気でしかも健康志向なものも多くあります。
オーストラリア留学やワーホリ、旅行で来た際には、是非これらのオーストラリアのドリンクを試してみてください。
なお、州や季節によって違ったりもするので、友達と飲み比べするのもいいかと思います。