一体いくら?!オーストラリアでロードトリップにかかった全ての費用を大公開!
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こんにちは!あきこです。
前回と前々回のコラムにて、西オーストラリアでのロードトリップについて書かせてもらいましたが、今回のロードトリップで実際に掛かった費用についてのコラムで〆たいと思います。
ロードトリップとは、いわゆる「車旅」で、自分たちで運転しながら旅をすることです。
私たちはキャンピングカーをレンタルし、6日間キャンピング生活しながら西オーストラリアの絶景スポットを巡りました。
そして、やはり皆さん何だかんだ気になるのは「お金の問題」ですよね!
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→ 「キャンピングカーを借りて、ロードトリップなんてお高いんじゃないの…?」って思ってる方は是非この記事を最後まで読んでみてください!
ロードトリップに興味がある方でも、キャンピングカー代から宿泊施設代、食費、その他諸々…と一体いくら掛かってしまうものなのかあまりイメージが湧かないかもしれません。
今回はあくまで個人的な旅の費用になってしまうのですが、参考までにご紹介していこうと思います♪
ロードトリップにかかった総額
今回のロードトリップは、私を含む3人で6日間かけて行いました。
最初に私たちが費用について話し合った際、「節約旅にすることを心がけるけど、ケチはしない!」という、コスパ(コストパフォーマンス)旅を意識しました!(笑)
そして、実際にかかった総額がこちらになります。
項目 | 豪ドル | 日本円 |
①キャンピングカー代 | $624.74 | 46,153円 |
②車両保険代 | $353.92 | 26,146円 |
③食費 | $261.66 | 19,330円 |
④雑費 | $25.5 | 1,884円 |
⑤キャラバンパーク(宿泊施設)代 | $243 | 17,952円 |
⑥ガソリン代 | $592.62 | 43,780円 |
⑦入場料 | $87 | 6,427円 |
合計総額 | $2,188.44 | 161,673円 |
※為替レートは2020年1月時点で計算しました。($1=73.87円)
1日$121.5(8,975円)が高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、ロードトリップで得た素敵な思い出や楽しい時間は、私の中ではなかなかコスパの効いた旅費だったと思います。
特に今現在(2020年1月 時点)のレートが$1=73.87円と円高なので、日本から来た友人は気分的に?喜んでいました。(笑)
私自身はオーストラリアドルで生活しているので、日本円になると幾らかなどは気にしていませんが、一般的なロードトリップの大体の費用目安を事前に調べたところ1週間で$1,000前後ほどでした。そのため、最終的に$730くらいに収まってくれたのは良かったかな~と思います。
それではカテゴリーごとに詳しく解説していこうと思います。
① キャンピングカー代
私たちはロードトリップするにあたり、キャンピングカーをレンタルしました。
その理由としては、以下のようなものがありました。
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→ 実際に乗っていたキャンピングカー。
以上のことから一式備わっているキャンピングカーで旅をすることにしました。
キャンピングカーの借り方については、前々回のコラム「ロードトリップの始め方」で詳しく説明していますが、実際に私たちもオンラインの比較サイトで見積もりを出しながら選びました。
「apollo」や「TRAVELLERS」のキャンピングカーは、街でもよく見かけるので、安心感はあります。しかし、いわゆる人気どころは料金が割高な気がします。見積もりを出した時も私たちが借りた車より数百ドルほど高かったと思います。
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→ オンライン上だけでなく、パンフレットもありますよ~。
また最新のものや設備品のクオリティなどが良い場合は、それに応じて金額は上がります。年式の古いものは安いですが、故障しやすいと聞いていたので避けました。
私たちはコスパ旅を掲げていたので人気・最新のものでなくてもよく、とりあえず最低限の条件がクリアしていればオッケーということでした。
予約の時点で保険などにも加入しますが、キャンピングカー代だけで計算すると6日間で$624.74のものを選びました。1日当たり$104.12になります。
これを人数で割るわけですから、一人当たりは約$35(約2,600円)とさらに安くなる訳です!
もちろんロードトリップするにも各所シーズンがあるので借りる場所・時期や選ぶ条件、どんなオプションにするかなどで見積もりにもかなり違いが出てきます。
最終的には、自分たちの条件に合ったものを探しましょう。
② 車両保険代
車両保険は見積もりを出すのと同時に加入します。
レンタル会社によってプラン内容や金額に違いはありますが、基本的に$30/1日の減額オプションか$45/1日の全額カバーオプションものが多く、どちらにするか選択式で選びます。
保険に加入しないという選択も可能ですが、何かあった場合に高額な自己負担金がかかるので、ここはケチらず加入することを強くお勧めします。
私たちの場合ですが、$55/1日の保険プランに加入し、その内容が「全額カバーオプション+追加ドライバー代 + ガスボンベ代 + テーブル&椅子」が含まれた状態になっていたのでラッキーでした!
追加ドライバー代だけでも1人頭$2×日数だったので$24の追加料金がかかる訳ですから。会社によっては、そういったお得なプランもあるのでチェックです。
よって、①+②でキャンピングカーの予約時に支払いした金額は以下の通りです。
③ 食費
食料品はキャンピングカーの受け取り後、ロードトリップを始める前にスーパーに寄り、まずは三日分ほど調達しました。
その後、折り返し地点で大きめの街に寄って、残りの日数分の食料品を買いました。
食料品にかかった費用は$215.66に加えて、お酒代が$46です。
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→ キャンピングカーの冷蔵庫。
朝昼晩と全て自炊で済ませ、外食は1度もしなかったので食費がここまで抑えられたと思います。
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→ 朝食は主にパンやフルーツなどをいただきました。
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→ ランチは公園のBBQ設備を使ったり、夕食の余り物や簡単なものをキャンピングカーで作ったりしました。
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→ 日没以降は運転をやめてキャラバンパークにステイするので、夕食を作る時間もしっかりあります。キャンピングカー内で料理したり、外で食べたりと楽しい時間です♪
3食しっかり食べて夕食時にはお酒も飲んでいたにもかかわらず、1人当たりの1日分の食費が1,000円ちょっとで済んでいたなんて!
節約旅するなら自炊は必須ですよ!
④ 雑費
キャンピングカーにキッチン用品は揃え付けられていたので、それ以外の最低限のものを事前に用意しました。
具体的には、ラップ・アルミホイル・割り箸・ウェットティッシュ・ペーパータオル・ゴミ袋・食器用洗剤・衣類用洗剤、などです。
インスタントラーメンやカレールー、日本の調味料など、オーストラリアに持ち込み可能な日本食は日本からも調達してきてもらいました。
キャンピングカーによってはキッチン用品が充実していなかったり、食器が付いていなかったりする場合もあるので、しっかり確認して事前に準備が必要となるものは用意しておきましょう。
また、キャンピングカーではなく普通車のレンタルでキャンピング生活をする場合は、もちろんイチからキャンプ用品を揃える必要があります。その分の出費も考慮しましょう。
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→ オーストラリアにあるK-martやBIG Wなどに行くと、キャンプ用品など一式揃えられますよ。
ちなみに、日用品など個人的なものは各自で持参したので、費用に含めていません。
また費用には含まれていないもので、持参して良かったと思ったものをご紹介します。
・シガーソケット
マップを使ったり調べ物したりと運転中も何かとスマホを使うので、常に充電することが出来ました。
・スピーカー
運転中の音楽は大事です!
・三脚
絶景ポイントでもどこでも確実に全員揃っての写真が撮れます。
・サングラス
運転中は特に日差し対策が必須です。日焼け対策の方もしっかりしましょう。
・レジャーシートなどの敷物
食事の際に公共のテーブルを使う場合、必ずしもキレイとは限らないのでテーブルクロス的な役割で使いました。
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→ カレーの注ぎ方に個性が…。(笑)
⑤ キャラバンパーク(宿泊施設)代
私たちが車中泊するために利用した宿泊施設は、キャラバンパークといったキャンプ場のような場所になります。
こちらも前回のコラムで詳しく説明してあるので参考にして下さい。
オーストラリア全土のキャンプ場情報が調べられる「WikiCamps」というアプリを使い、それぞれの街にあるキャラバンパークの口コミや料金、写真などを見て当日決めていました。
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→ 海沿いの野生のエミューがいたキャラバンパークです!
キャンピングカーの場合は充電が必要になるため、「Powered site(パワーサイト) 」といって充電コンセントや水道が利用できる料金を選ぶ必要性があります。
参考までに、1泊した街と私たちが利用したキャラバンパークの利用料金が以下の通り。
宿泊した街 | 費用 | |
1日目 | Cervantes泊 | $56 |
2日目 | Kalbarri泊 | $41 |
3日目 | Monkey Mia泊 | $72 |
4日目 | Geraldton泊 | $36 |
5日目 | Karlgarin泊 | $36 |
小さな街だと一ヶ所しかなこともありますが、大きめの街であればキャラバンパークは何ヶ所か点在しているので、口コミや料金などみて比較しながら選ぶことができます。
しかし、料金が安かったとしても、口コミや評価が悪い、立地が悪いなどの場合は極力避けました。
6日目にはパースに戻り、キャンピングカーをレンタル会社に返却してロードトリップは終了しました。
キャラバンパークは1人幾らかではなく車1台分の料金なので、人数で割れば安くつきます。
キャラバンパーク内のものは、キッチンからBBQ設備、共有スペース、トイレ、シャワーなど自由に使えるので、これといって不便さは感じませんでした。
洗濯機や乾燥機もほとんどのキャラバンパークに置いてあるので、1回につき$4程度かかりますが洗濯したい時は利用可能です。
キャラバンパークは、ホテルやバックパッカーズのような宿泊施設ではないものの、はるかに安くつくのでキャンピング生活も悪くないですよ~!
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→ 一番キレイだった共有スペース兼キッチン。
⑥ ガソリン代
ロードトリップなので、やはりガソリンはコストがかかってしまいます。
距離に応じてですが、1日に2~3回ほど給油していました。
ガソリンスタンドは、「FuelMap」というオーストラリア全土のガソリンスタンド情報を調べられる無料アプリを使いながら探しました。
「そろそろ給油したいけど、ガソリンスタンドがどこにあるか分からない!」なんて事にならないようダウンロードしておく事をオススメします。
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→ 給油中。何度もやるうちに慣れます。
⑦ 各種入場料
場所によっては、入場料がかかることもあります。特に国立公園や保護施設など。
1人分の料金がかかることもありますが、基本的に車1台分の料金のところが多いので、その時は人数で割れますよね。
参考までに、入場料がかかった場所です。(2020年11月 時点)
場所 | 費用 |
モンキーマイア | $15/1人 |
カルバリ国立公園 | $15/車1台 |
ナンバン国立公園 | $15/車1台 |
ウェーブロック | $12/車1台 |
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→ 有人の場合もありますが、無人の場合は機械で入場料を支払います。
自分たちが楽しめる費用でロードトリップしよう!
以上のような内容から、6日間のロードトリップにかかった全ての費用は、1人当たり【$729.5(53,892円)】です。
1日当たりに平均換算すると、【$121.5(8,975円)】になります。約1週間でこのくらいの費用なら、現実味のある金額ではないでしょうか?
正直なところ私は旅行の計画を立てたり、やりくりするのが得意な方なので、結構いい感じに節約旅ができたのではないかと自負しております。
しかし!大事なのはお金をかけようが節約しようが、その場の環境をいかに楽しめるかがポイントだと思っています!!
私たちは自炊することで食費を抑えましたが、外食が多くなって食費がかさんだとしてもそれが幸せならそれでオッケーなのです。
キャンピングカーも安全を重視して多少値が張ってしまっても、無事にロードトリップができればそれに越したことはありません!
今回は参考までに私たちの旅費を公開しましたが、自分たちが納得する費用の範囲内で自分たちなりの良い思い出が出来れば、それでロードトリップは大成功になると思います。
なので、費用はあくまでも目安にして頂き、各自が思いっきり楽しめるロードトリップを是非試してみてください♪
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→ シェルビーチにて。人生楽しんだもん勝ちです!