【先生が留学生をおもてなし!?】留学生と先生の距離が近いSPCの魅力を直接聞いてみた!
前半コラムでは、お2人がSun Pacific College(以下SPC)で働くことになった経歴などについてお聞きしました。
まだ、見ていない方はこちらの記事もご確認下さい。
後半のコラムではSPCという学校の魅力や雰囲気やお2人が勤務している名古屋キャンパスの紹介をしています。
また、現在名古屋キャンパスでは、特別な「サークル活動」をしているので、名古屋近郊に住んでいる方はぜひ参加してみてはいかがでしょう!?
それでは、後半コラムスタートです!
SPCの魅力 ~ケアンズ・ブリスベン校舎での思い出~
塩: オーストラリアのSPCで働いていた時に印象に残った思い出をぜひぜひ教えて下さい。
ラ: 私が働いていたブリスベンキャンパスでは、月毎に優秀だった(努力した)生徒を各クラスから選んで、ご褒美として先生たちが生徒におもてなしをするというのが印象的ですね!
塩: へぇ~具体的にはどんなおもてなしなんですか?
ラ: その時は5人の生徒と一緒にバンに乗って、ビーチや観光地に行って楽しみました。夕方に、夕陽を一緒に眺めたのは今でもすぐ思い出せるくらいステキな思い出です。
塩: いいなぁ~。聞いてるだけで楽しそうなのが伝わります!何が1番楽しかったですか?
ラ: 意外かもしれないけど、1番スペシャルな時間は車の中で過ごした時間です。クラスより少人数で、それぞれがこれまでの経験を話したり、好きな自分の国の曲を流したり、濃い時間を過ごしたんだ。
塩: えー!めちゃくちゃ楽しそう!
ラ: やっぱり他の学校では、このような生徒と距離の近くなれるイベントを開催していないと思うから、こうした経験は他では得られないモノだと思いますよ。
塩: 普段から生徒と先生の交流は多いんですか?
ラ: はい。ビーチやプールに行ったり、ピンポン大会など生徒と教師が一緒になって行うイベントが多く開催されています。
寺: 私の印象深い思い出は、SPCの卒業生がまたSPCに帰ってきてくれたことですね。うちの学校で出会って結婚したカップルや、当時留学していた方の子供が高校生になってSPCに留学にきてくれることが最近増えてきました。
塩: すごく素敵です!
寺: やっぱり「その学校が嫌い!」という人がもう一度その学校に来るなんてことはありえませんので、「学校にもう一度戻ってきてくれる = 学校で過ごした思い出がすごく良かった」んだなと思えます。
塩: かけがえのない日々を過ごした思い出深い母校ですもんね!
寺: はい。そうした再訪問をしてくれるような留学生に出会った時などは、特に「あぁ。私たちもサポートしてよかったな。」と心から思えます。学校運営を通じて、こうして少しでも誰かに影響やきっかけを残してあげられたことが私にとって何よりも大きなやりがいです。
塩: 逆に、語学学校で働いていてどんな点に苦労や大変さを感じますか?
寺: そうですね…1番苦労するのは「英語が話せないと自分で決め付けてしまっている生徒さんの気持ちをどう変えてあげるか。」ですね。そういった気持ちを変えてあげられるような環境づくりには、常に気を遣いつつ力を入れています。
塩: 具体的にはどのような環境づくりでしょうか?
寺: まず、SPCケアンズキャンパスにはオーストラリアで唯一の220名が滞在できる寮があるんです。校舎、寮の中ではEOP(英語のみしか話せないルール)を徹底することで、どんな人も声に出してどんどん話す環境になっています。
塩: 何より英語を喋りやすい雰囲気を作れるように工夫しているんですね!
寺: また、ほぼ毎日アクティビティを開催する事で、教室だけではなく、体を動かしながら、何か遊びを通じながら英語を使う機会や環境を整えるように意識しています。
塩: フィリピンの学校は授業と寮がセットですが、オーストラリアの学校で寮を持っているのは本当に珍しいですね!理由などがあるのでしょうか?
寺: それは、生徒さんの留学中の限られた時間を、勉強やアクティビティに100%充ててほしいからです!食事の準備や通学時間などの無駄な時間を省くことや、勉強中にお金の心配をして欲しくないのでケアンズキャンパスでは食事付きの寮を用意しています。
塩: じゃあ、寺澤さんが思うSPCのここは他校に負けないぞ!という部分はどこですか?
寺: 雰囲気も目的も違う2つのキャンパスがあることで、その人の留学・英語ステージに併せてピッタリなサポートができる点ですね!
塩: その人のステージってどんな意味ですか?
寺: よく車の教習所に例えるのですが、「日本での勉強は教習所の教室の中」→「ケアンズでは教習所の中で車を運転し始めた段階」→「ブリスベンでやっと教習所の外で1人で運転を始めた段階」だと思っています。
塩: なるほど!ゆったりしたケアンズ、都会的なブリスベン校を自分のステージに合わせて選べるんですね。この2つのキャンパス間の転校は自由なんですか?
寺: はい。うちの学校には「転校制度」があるので、面倒な手続きをしなくて大丈夫です。ブリスベンキャンパスは、ワーホリをしたい方に特に人気となっています。
塩: それはどうしてでしょうか?
寺: ブリスベンがケアンズに比べて求人数が多いことや、授業が週4日にまとめられている(授業時間はケアンズと同じ)ためだと思います。
塩: 週4日で授業をまとめることが、どうしてワーホリの方に魅力的なんですか?
寺: 他の学校に通っているワーホリの方は「土日のみ働けます」と履歴書に書くんですよ。でも、SPCの学生は全員「金、土、日働けます」と言えるので、圧倒的に採用率が高くなってます。(笑)
塩: なるほど!ワーホリを考えている方を想った週4日の授業なんですね。では、次にお2人が思うSPCの魅力やユニークだと感じる取り組みについていくつか教えて下さい。
寺: SPCでは他の学校にはない、いろんな取り組みをしてます。例えば、日曜日の朝食は特別豪華にしていたり…。(笑)
塩: それにはどんな理由があるんですか?
寺: 留学生の生活リズムを整えるためにやってます。やっぱり留学生の多くが週末は夜更かしをする人が多いので、そのリズムを引きずって「土曜も寝坊→寝れないので夜更かし→日曜もグダグダ→月曜の授業に遅刻」という悪循環になりやすいんですね。その流れを日曜の朝食を特に豪華にすることで断ち切りたかったんです。
塩: なるほど~!豪華な朝食を食べたいから、早起きをする人が自然と増えるというわけですね。(笑)
寺: そうなんです!あとは、留学生が運動の習慣を身に着けられるようにアクティビティも定期的に開催しています。その中でも、アイアンレースは特に盛り上がりますよ。
塩: アイアンレースって何ですか?
寺: ランニング、スイミング、ミニゲームがある3つのコースを走って、優勝者には豪華商品が出るというSPC特製の運動会です!そして、参加者はレース後にBBQをします。順位に関係なく、完走者にはビールが1本もらえる特典があったりもします。
塩: へぇ~すごく楽しそうです!語学学校でここまで凝ったアクティビティをしているのは私も初めて聞きました!そうしたアクティビティを通して友人もたくさん出来そうですね。
寺: はい、他の学校にはないユニークなアクティビティを通して、生徒が英語を話しやすい雰囲気や、交流を増やせるようにSPCではあらゆる工夫をしています!
塩: ラッセルさんはSPCの魅力はなんだと思いますか?
ラ: そうだな~。SPCの魅力は色々あるけど、僕は「誰に対してもオープンなところ」が一番の魅力だと思います。SPCではマネージャーや講師の部屋のドアがいつも空いていて、質問や相談があればきちんと時間を作ってくれる環境なんです。
塩: 逆に他の学校や一般的にはどうなんですか!?
ラ: 私が以前働いていた学校では、部屋の前に大きく「Don’t knock」と書いてあったんです。(笑)これは実際「Don’t talk to me」という意味と同じですよね?
塩: そんな学校もあるんですね…。そういった学校もある中で、誰に対してもオープンな校風は魅力的です!
SPC名古屋キャンパスでのお2人の仕事内容 ~ワーホリサークルとは?~
塩: 話が変わりますが、お2人は名古屋でどのようなお仕事をされているんですか?
ラ: 私は英会話教室で日本人に対して英語教えることが主な仕事です。それに加えてSPC名古屋キャンパスの学業分野の管理や、カリキュラムの作成もやってるよ。教室で実際に英語を教える仕事とカリキュラムの作成など、バランス良くこなしてます。
寺: 私は英会話学校の立ち上げを担当しています。SPCはケアンズとブリスベンで語学学校をやっているので、そのノウハウを活かした名古屋でも英会話スクールを開講しています。
塩: SPC名古屋キャンパスでは、英会話スクールの運営だけなんでしょうか?
寺: いいえ、英会話スクールだけじゃつまらないので、日本語を学びたい外国人に向けた「日本語学校」も運営しています!2020年から文部科学省から正式な認定を受けて、日本語学校として日本語クラスの開講も行います。
塩: 英語を学びたい人と、日本語を学びたい人の両者が集まる学校ということですね!
寺: はい!SPC名古屋キャンパスでは、英語を学びに来る日本人と日本語を勉強したい外国人が交流できるようなカフェスペースを1階に設けていまして、そういった活動もどんどん進めていってます。
塩: 日本語と英語を学ぶ人々の双方の交流…。すごく面白そうです!
寺: 言語はもちろんですが、言語だけではなくお互いの文化も学べるような出会いの場にしていきたいと思っています。
塩: 名古屋キャンパスでは、セールスをしない交流目的のワーホリサークルがあると聞いたのですが、それについて教えていただけますか?
寺: はい、ワーホリサークル(IKOKKA:いこっか)は「留学経験者」と「これから留学行く予定があるという方」を対象に月2回程度行っています。これは、留学に行きたい人と経験者が交流できる場を作りたいという想いから誕生しました。
ラ: 僕も新天地の日本に移って生活を始めた経験がたくさんあるので、そこで得た経験や知識をみなさんにシェアできると思います。
塩: ラッセルさんも友達や知り合いがいない中で、日本語ゼロからの日本生活スタートですもんね!きっと日本に日本語を学びにやってくる留学生や、これから海外へ行く留学生にもすごく役に立つと思います。
ラ: 「日本だと留学に行きたい人同士が知り合ったり、話合いをしたりする機会や場所がない。」というのは、日本人の留学生からたくさん耳にしてから、すごく良い機会になると思うな。
塩: やっぱりコミュニティがあれば、「この不安は自分だけじゃないんだ…。」と安心できたり、留学経験者から話を聞いたりすれば自信を持っていろんな決断もできますよね!私が留学する前にもこのサークルがあったらなぁ…。(笑)
寺: あはは。(笑)このサークルは具体的にはワーホリの経験者さんに来てもらって、ネットに載ってない情報を主に発信しています。生の声やどこに聞けば良いかわからないような事を出発前にいろいろ情報共有できるようにしているんですよ。
ラ: 学校や英語の事はもちろんですが、部屋探し、バーでスマートに女性に声をかけるにはなども話をしています。(笑)
寺: SPCとしては、「オーストラリアに語学学校を運営している英会話スクールならではのサポートをしたい!」という想いから、こういった無料で参加できるサークルを開催しているんです。
記事を見ている方へ寺澤さん、ラッセルさんからのアドバイス
塩: 英語力を伸ばすために重要なことはなんだと思いますか?
寺: 私は「恥ずかしがらずに話すこと」や「自分は英語が話せると信じること」が何より重要です!日本からの留学生は高い単語力や文法力があるにも関わらず、英語が話せないと思ってしまうので、話せなくなってしまう方が多いんです。
塩: その恥ずかしさを取り除く方法が「自分は話せると信じること」なんですね。
寺: はい。実際、身の回りにあるものって、英語でどう言うか知ってるものが多いと思うんです。でも、ロシア語で椅子とか犬とかをなんて言うか知らないですよね?
塩: ロシア語では見当もつきません…。でも英語ならChairやDogと知っています。
寺: そこなんです。みんな思っているよりも意外と英単語を知っているんですよ!「準備は出来ているから、あとはその単語を組み合わせて声に出すだけだよ。」と生徒にはよく声をかけます。
塩: 自身は英語が話せるんだと信じることが、英語力を伸ばす第一歩ということですね。ラッセルさんは今までの経験から、どのような留学生が英語力を伸びると考えますか?
ラ: 早く英語を学べる人は、意識的に外国人と関わったり、そのグループにいたりする人だと思うな。同じ国同士で固まるのは、悪いことではないし快適だけど、やっぱりその快適な環境から出られた人は圧倒的に英語が伸びてるよ。
塩: でも、外国人グループに1人で飛び込むのは怖い気もします…。
ラ:その点は安心して!SPCのアクティビティではなるべく、違う国の人が一緒になるようにしています。そこから友人になって、学校生活以外でも一緒に過ごす仲間を見つけることが出来るよ。
塩: 英語力を高め合える仲間をゲットする場があるんですね!
ラ: SPCのクラスの中やアクティビティでは、私たち先生が席の配置を工夫したりできますが、学校外はやっぱりどうすることもできないんですよ。なので、やはりアルバイトなどもぜひ外国人が多い環境を選んで、英語を話す必要がある環境に居続けるのが重要だと感じます。
塩: では最後に「留学を考えている方」に一言アドバイスをお願いします。
寺: 「いつか留学したい」や「話せるようになったら」と考えているなら、一旦、外に出てしまうこともおすすめですよ!現地に行って、初めて自分に何が足りないかわかることもあると思います。ただ、日本で勉強できる英語学習をしておくと、現地に来てから成長速度が早いのも間違いありません。
ラ: 僕は留学は「人生が変わる経験」だと思ってます。英語力だけじゃなく、きっと色々なことに気が付く人生の中でも1番、2番くらいに大きな経験になると思う。例えば、僕はスペイン語を勉強して、英語という言語への理解が深まったと感じたんだ。それと同じで、そこで生活して多文化を学ぶことで、新しい自文化の発見に繋がると思うよ。
【まとめ】他校にはない独自カラーのある語学学校SPC
後半のコラムでは、SPCでの思い出や名古屋で行っているワーホリサークルについてお話でしたが、どうでしたか?
SPCで長く働かれている、お2人だからこそわかる「SPCで学ぶことの魅力」をたくさんお聞きすることが出来ました!また、お話を伺ってSPCが行っているユニークな取り組みがとても印象的でした。
「生徒がどうしたら自信を持って英語を話すことができるか。」や「生徒の健康を考えたアクティビティはできないか。」など、学校の全ての取り組みや努力が生徒を想う気持ち、おもてなしの心が出発点になっていて、「ここまで生徒想いの学校なのか!」とすごく驚きました。
そして、そういった取り組みの結果、卒業生がまたSPCに挨拶に来てくれたり、かつての生徒のお子さんが世代をまたいでSPCに留学したりするんですね!
SPCの学校や費用について詳しく知りたいという方は、LINEなどからぜひ気軽にお問い合わせくださいね!
改めましてインタビューに協力してくださった寺澤さん、ラッセルさんありがとうございました。