真夏のオーストラリアのクリスマスとは⼀体どんな感じ?日本にはないイベントなど紹介
みなさんクリスマスといえば、冬を想像しますよね!
しかし、こちらオーストラリアでは、クリスマスのシーズンは夏なので、⽇本とは違った雰囲気のクリスマスを味わうことができます。筆者も今年初めてサマークリスマスというものを経験しました。
⽇本にはないようなイベントもたくさんあったので、今回は筆者が実際体験したオーストラリアのゴールドコーストやブリスベンでのクリスマスに加え、ボクシングデーについてお話しします。
クリスマスキャロルとは?
まずはクリスマスキャロルについてお話しします。クリスマスキャロルとは、主にクリスマスイベントのことです。雰囲気は夏ということもあり、⽇本のお祭りのような感じでもあります。
多くの人々が広場のような場所に集まって舞台でクリスマスソングを歌ったり踊ったりしているのを観たり、観客⾃⾝も踊ったり、歌ったりします。
クリスマスキャロルはブロードビーチ、サーファーズパラダイス、ブロードウォーターパークなどいくつかの場所で⽇程はバラバラに⾏われます。
筆者⾃⾝は、サーファーズパラダイスとブロードビーチで⾏われたクリスマスイベントに⾏きました。
ブロードビーチのクリスマスキャロルはいくつかの屋台が出店していて、海沿いの芝⽣に座ってご飯を⾷べたり、⾳楽に合わせて歌ったり踊ったりしながら楽しみました。
本来ならば、ブロードビーチのクリスマスキャロルは花⽕が上がるのですが、今年は⼭⽕事のせいで中⽌になりました…。(悲)
サーファーズパラダイスのクリスマスキャロルは、サーファーズパラダイスのビーチの⼿間にはたくさんの売店があります。
舞台はビーチに設置されていたので、観客はビーチに座って観たり、歌ったりと⾃由な雰囲気でした。
付近では電⼦タイプのろうそくが売っていて、人々はそれを振りながら歌やダンスを楽しんでいました!
ブリスベンのクリスマスイベント
次はブリスベンのクリスマスイベントについてお話しします。ブリスベンのクリスマスイベントはゴールドコーストとは少し違います。
まず、ブリスベンの場合は、主にサウスバンクやクイーンストリート周辺で毎年クリスマスイベントが⾏われます。また、サウスバンクではクリスマスマーケットが開かれます。
サウスバンクでは毎週末にマーケットが⾏われていますが、クリスマスの時期にはクリスマスらしい商品がたくさん並んでいます。クリスマスらしい可愛い⼩物などもあるので、クリスマスプレゼントをここで買うのもいいでしょう。
マーケットは夜まで⾏われているので夜だと、よりクリスマスらしい雰囲気を味わえるでしょう!
次にオススメするのが、ブリスベンのクリスマスシーズンに有名なシティーホールのライトアップと、その前にそびえ立つクリスマスツリーです!
クリスマスツリーは夜になると光り始め、様々な⾊に変化するのでとても綺麗です。そして、そのツリーの隣にはサンタさんに⼿紙を投函するところがあります。
さらにシティーホールではプロジェクションマッピングが⾏われ、映像がとても可愛くて、さらに簡単なストーリになっているので、それもまた面白いです。
このプロジェクションマッピングは毎 15 分おきに⾏われ、その間はシティーホール前の広場でパフォーマンスをしたりしているので、それを見るのも面白いですね!
また、クイーンストリートモールではクリスマスパレードも⾏われます。そのためクリスマスシーズンのクイーンストリートモールは特に多くの⼈で賑わっています。
そして、サウスバンクではクリスマスシーズンには花⽕が上がります!ボードウォークや⼈⼯ビーチからも見ることができ、20:00~20:15の15分間ではありますが、綺麗な打ち上げ花⽕を見ることができるのでオススメです!
ただし、どのイベントも基本23⽇か24⽇までなので、見逃さないように注意してくださいね!
クリスマス当⽇の過ごし⽅
次にオーストラリアでのクリスマスの過ごし⽅をお話しします。
⽇本ではクリスマスは友⼈と過ごしたり家族と過ごしたりするにしても、お昼間は普通にショッピングに出かけたり、夜にケーキを⾷べたり、チキンを⾷べたりする家が多いとは思います。しかし、ここオーストラリアでの過ごし⽅は違います!
オーストラリアのクリスマスは、基本的に⽇本のお正⽉のように家族や親戚達が集まるイベントなのです。
さらに、クリスマス当⽇はどこのお店も開いていません。ショッピングモールはもちろんのこと、スーパーでさえも空いていません。さらに、電⾞も本数を減りますし、バスの場合だと1⽇運休しているルートも少なくありません。
そのため、オーストラリアの人々は、必ず前⽇までに買い出しを済ませています。クリスマス当⽇はレストランが空いているくらいなので、オーストラリアではほとんどの人々が⾃宅や親戚の家で1⽇を過ごすことになります!
また、クリスマスグッズに関しては、⽇本ではクリスマスイブやクリスマス当⽇にも買うことができます。しかし、オーストラリアでは、クリスマスイブにはもう26⽇のボクシングデーに備えて品変えをしており、クリスマスイブの⽇にはクリスマスグッズはほとんど無くなっているので買い忘れに注意です。
筆者⾃⾝のクリスマスの過過ごし⽅ですが、筆者はホームステイをしているので、ホームステイ先の家族と共にクリスマスを過ごしました。筆者のホームステイ先の家族はすでに結婚している娘さんがいたので、その家に親戚なども早朝から始まり、みんなで朝⾷を食べました。
その後はおしゃべりなどをしながら、クリスマスプレゼント交換を⾏いました。プレゼント交換が終わると、そのお家は⽬の前がビーチに面していたので、みんなでビーチに⾏き、サッカーをしたり、バドミントンをしたり、海で遊んだりしました!
そのビーチでは多くの人々が家族で遊んでいました。このように筆者⾃⾝クリスマスにビーチに⾏って遊ぶことは初めてだったので新鮮でした!
イルミネーションや学校でのイベント
オーストラリアでは、あまりイルミネーションをしている家を多くは⾒かけませんでしたが、イルミネーションをしている家はかなりどこのお家も凝っていました。
運河に面している周辺の家々は、イルミネーションをしているところが多かったです。そのため、イルミネーションを⾒に行くツアーもあるそうです。
学校でもクリスマスイベントがあり、授業終了後に建物の入り口の⼿前でご飯やクッキーを配ったり、サンタと写真を撮るスペースがあったりしました。夏ということもあり、サンタは半袖半ズボン姿で、オーストラリアらしいなと思いました。
ボクシングデーについて
みなさん聞いたことある⽅もない⽅もいらっしゃるとは思いますが、26⽇のボクシングデーについてもお話しします。
ボクシングデーとは、⽇本でいう初売りのようなもので、⼀年に⼀度の⼤セールといってもいいでしょう。
オーストラリアでもボクシングデーは、ブラックフライデーよりもお買い得と⾔われています。そのため筆者もボクシングデーとはどんなものなのか知るために、実際にパシフィックフェアという巨⼤ショッピングモールに⾏っていきました。
まず、ボクシングデー当⽇は普段よりも電⾞もかなり混んでいます。筆者⾃⾝ 10 時くらいに出たのですが、パシフィックフェアに着くとすでにお勢の⼈で賑わっていました。すでに両⼿いっぱいに買い物袋を持っている⼈もたくさんいました。
さらにお店によっては⼊場制限している店もあり、店の前には⻑蛇の列ができている店もあり、筆者⾃⾝オーストラリアでこのように活気にあふれているショッピングモールの様⼦を見るのは初めてだったので驚きました。
セール商品に関しては、セールしている店もあれば、⼀切セールしていないお店もありましたし、商品によってもそれぞれでした。筆者⾃⾝イソップの商品を購⼊したいと思い、パシフィックフェアに期待を寄せていったもののセールが⾏われていなくて残念でした。
しかし、洋服屋さんはほとんどがセールを⾏っていて、お買い得商品がたくさんあり、若い⼦たちも両⼿いっぱいに商品を持っていました。
ゴールドコーストのショッピングするところは主にハーバータウンとパシフィックフェアになると思いますが、パシフィックフェアは⽇頃からアウトレット商品を置いているので、ボクシングデー当⽇もパシフィックフェアよりもとても多くの⼈で賑わっています。
そのため、本来なら⾞で 5分ほどのところを 1 時間かかってしまう場合もあるそうなのでなるべくバスや電⾞で行くことをお勧めします。
このボクシングデーは基本的に26⽇に⾏われますが、お店によっては前⽇や前々⽇くらいから⾏っている店もあるので、お洋服を買う場合などは要チェックですね!
夏のクリスマスを楽しもう!
いかがでしたでしょうか?
夏のクリスマスは、最初は全く筆者⾃⾝想像できませんでした。しかし、海辺で遊んだり、泳いだりと⽇本のクリスマスではできないような経験をできてとても楽しかったです!
筆者のオーストラリアのクリスマスの印象としては、オーストラリアのクリスマスは⽇本のお正⽉とよく似ていると感じました。
以前からオーストラリアでは、お正⽉よりクリスマスの⽅が重要だと聞いていましたが、本当にその通りだと感じました!
新しいクリスマスを過ごしてみたい⽅は、留学やワーホリでクリスマスシーズンに被るようにスケジューリングしてみましょう。