【オーストラリア留学・ワーホリ準備】現地調達でOK!日本から持っていく必要のないもの
オーストラリア留学やワーホリでの海外渡航を直前にすると、「あれもこれも全部持っていきたい!」とスーツケースの重量制限に頭を悩まされますよね。
「海外留学に持ってくべきもの」の情報がネットにたくさん溢れているからこそ、持ち物の取捨選択がこんなにも難しいんだと思います。
そこで、本記事は逆の発想で、長期海外渡航の際に「意外と現地調達で大丈夫なもの=日本から必ずしも持ってく必要はないアイテム」を紹介します。
特にオーストラリアは都市部であればお店も充実しているので、日本から必ずしも持って行かなければならないモノは限られています。
もちろん「絶対にこれがないと無理!」という相当なこだわりがある場合は別の話ですが、そうでない場合はスーツケースの重量を減らすのに役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
衣類
スーツケースのスペースの多くを占めてしまうのが服。
私もオーストラリアに来る前は、「現地で服買えるか分からないし、持ってるだけ全部持ってこう!」なんて思っていました。
でもオーストラリアに来てみると、H&Mやユニクロ・無印良品といった馴染みのファストファッションブランドがたくさんあります。「Tシャツが欲しい!」、「ワイシャツが欲しい!」となれば正直何でも簡単に手に入るんです!
それにKマートやターゲットに行けば300円とかいう安さでTシャツが買えちゃうので、海外現地での服の調達に困ることはまずありません。
もちろん渡航先の地域の様子にもよりますが、どこでもH&MやZARAをはじめとするファストファッションはあるので大抵のものは揃います。
それにオーストラリアでは「Glue Store」、「Cotton on」や「Sportsgirl」といった流行りの可愛い・お洒落な服が揃うアパレルショップもたくさん並びます。ですので、日本からおしゃれな洋服をたくさん持っていく必要はありません。
海外に来ると、その現地の人たちがしているようなファッションスタイルにチャレンジしたくなったりするもの。
あえて日本から持ってくるおしゃれ用の服は最低限に抑えて、現地でのショッピングを楽しむのも良いかもしれませんね。
ただシェアハウスやホームステイの規定で「洗濯は週に一回だけ」なんてルールのもと生活をしなければいけない場合もあります。そんな時の場合に、1週間着回せるくらいの最低限の服は持っていって、あとは現地で買い足すくらいの感覚がちょうど良いと思います。
シャンプー・コンディショナー
シャンプーやコンディショナーなどのヘアケアアイテムは、よっぽどのお気に入りのアイテムがなければ現地調達で十分です。
「現地のは自分の髪質に合わないかも…。」と懸念する人も多いようですが、実は現地の品の方がその土地の水質にあった成分で作られていることもあります。
逆に日本製のコンディショナーを硬水のシャワーで使っていたら、「髪がパサパサになってしまった!」という話も聞くので、むしろ現地調達を私はお勧めします。
それにオーストラリアではドラッグストアに足を運べば、日本人でも親しみ深い「パンテーン」を始めとしたブランドがずらりと並んでいます。
ちなみに、オーストラリアのドラッグストアやスーパーでは週毎に対象商品が変わるセールがあるのですが、その割引率がすごくて「50%オフ」。日本じゃ考えられないですよね。
言ってしまえば毎週何かしら半額で買えてしまうので、ヘアケアアイテムが半額セールの対象品になってる週にまとめ買いすれば、かなり安く大容量のものが手に入ってお得です。
ボディーソープ
こちらもヘアケアアイテムと同じで、特に強いこだわりがなければ現地調達で大満足できます。
スーパーやドラッグストアに行けば、「NIVEA」や「Dove」などの日本で有名なブランドから出ているボディーソープが揃っているので安心ですね。
それに加えて、敏感肌の人にもってこいの洗浄成分の入っていないソープフリーのボディーソープもここオーストラリアではたくさん売っているので、私のように敏感肌で海外の製品が肌に合うか心配という人でも大丈夫です。
保湿クリーム
私はアトピー持ちで保湿クリーム無しには生きられないので、日本出発前は「オーストラリアで肌に合うクリーム見つけられるかな…?」とかなり心配していました。
でもオーストラリアのドラッグストアには、「dermatologist recommended(皮膚科医推奨)」の保湿ケア用品がたくさん売っていて、敏感肌の私でも満足できる保湿クリームが手に入りました。
ちなみに、今現在私が好きで使っているクリームは、「Aveeno(アビーノ)」といいう商品。オーストラリアではすごく有名なブランドで、ドラッグストアはもちろん、スーパーでも普通に売られています。
歯磨き粉
毎日使う歯磨き粉ですが、現地調達で満足どころか日本に帰国する際にはオーストラリアの歯磨き粉をストック用に買って帰ろうと計画しているくらいです。(笑)
というのも、日本では市販が禁止されている成分の入ったホワイトニング歯磨き粉が、海外では普通にドラッグストアで安値で売られているからです。
ちなみに私が愛用しているのは、colgateから出ている「オプティックホワイト・ハイインパクト」という歯磨き粉なんですが、これで歯を磨いていると歯が白くなっている気がします。
ホワイトニング効果のある歯磨き粉が10ドル(約750円)以下で手に入るのは嬉しいですよね!
歯磨き粉に関しては、むしろ現地調達をおすすめします。ぜひ日本では手に入らないホワイトニング効果のある歯磨き粉を試してみてはいかがですか。
日焼け止め
オーストラリアは日差しがかなり強いことはご存知の通りだと思います。
オーストラリア歴の長い知り合いからは、よく「オーストラリアの紫外線は日本の7倍だから、ちゃんと毎日日焼け止めを塗らなきゃダメだよ!」と言われています。
そこで必須になってくるのが日焼け止めクリームですが、これも特に強いこだわりがない場合は現地調達で大丈夫です。
私のように超敏感肌の人でも使えるような、オートミールで作られた肌に優しいけどちゃんと日差しから守ってくれる有能な日焼け止めがドラッグストアでたくさん売られているので安心です。
日本人の私たちに馴染みの深い「NIVEA」等の日焼け止めもたくさん売っています。
私は肌に優しいオートミールが原料で作られた、こちらの「Derma Veen(ダーマビーン)」の日焼け止めを愛用しています。
マスク
渡航前に「現地で風邪ひくかもしれないし、マスク持ってこう!」という思いで、マスクをパッキングしましたが、1度も使うことはありませんでした。
日本では毎日誰かしらマスクをつけている人を見かけますが、ここオーストラリアではほとんど見かけることはありません。
海外ではマスクをするのは医者くらいなので、日常生活でマスクを付けていると何か深刻な病気をしていると勘違いされることがあります。
そのため、日本にいた時の感覚でマスクを付けられないのが現実。海外でのマスクの出番は少なさそうです。そのため、日本のようにドラッグストアにマスクが山積みで売られてる光景も見かけません。
マスクをする機会があるとすれば、自宅の中だけに留まるでしょう。
大量の現金
海外は日本よりもキャッシュレス化が進んでいる国が多く、オーストラリアもそのうちのひとつ。
駅にある自動販売機や路上の駐車マシーンまで「これもクレジットカードで支払いできるんだ!」と驚かされることが多いです。
オーストラリア人が会計する姿を見ていても、ほとんどの人がクレジットカードか銀行のデビットカードでタップしてスマートに会計を済ませています。
クレジットカード払いができない店は、機械の故障を除いて今まで見た事がありません。
それなので現金を持ってくるより、海外で使えるクレジットカードを持参してくる方がかなり心強いと思います。
万が一のために2~3万円程度の現金を持参するなら良いですが、心配だからと言って何十万円も現金で持ってくるのは逆に危険です。
海外でも使えるクレジットカード、またはデビットカードを日本から持参するようにしましょう。
ガイドブック
長期の留学の場合、「毎日観光!」というよりも現地の人に馴染んで生活していく形になるので、正直ガイドブックは必要ないと思います。
私もシドニーに到着した際は分からないことだらけでしたが、今の時代スマホがあればなんでも調べられるし、欲しい情報はなんでも手に入ります。
電車の乗り継ぎから現地のイベント情報まですべて、知りたいことは今でもいつも「スマホからインターネット」で調べています。
ガイドブックのように分厚い本は重いし、かさ張りがちなので、どうしても必要っていう訳でなければ日本に置いていくようにしましょう。
日本でガイドブックを見ていて必要な情報があれば、必要なページだけ写メを取ってスマホに保存して持ってくるのがオススメです。
レシピ本
海外の長期滞在となると、お金のためにも自炊が必須になってきます。もしかしたら現地で仲良くなった友達から「日本食を作って!」とお願いされるなんてこともあるかもしれないですよね。
そこで日本食のレシピ本を持って行こうと思う人もいるかもしれないですが、正直のところネットのレシピで十分です。むしろスマホの方が、分厚い本を持ち歩くよりも使い勝手が良いくらいです。
私もここオーストラリアで和食を自炊することが多いですが、その時に必要になる日本食のレシピはいつもネットで探しています。
ティッシュ
留学の準備サイトを見て回っていると、「海外のティッシュは高いから日本から持参するように。」と書かれている事が多かったです。しかし、少なくともオーストラリアでは全ての物価が高いので、ティッシュだけものすごく高いと感じることもないです。
確かに街中で無料のポケットティッシュを配ってくれるなんてことは海外ではないですが(笑)、スーパーやドラッグストアに行けば普通に売っています。
「どうしても鼻セレブじゃないとダメ!」というなら話は別ですが、特にこだわりがない場合は現地調達で十分やっていけます。
電子辞書
海外で生活していると、友達とのふとした会話の中で新しい英単語を学んだりするもの。
でも遊びに行く時を含め、ずっと肌身離さず「電子辞書」を持ち歩くのは正直少し不便ですよね。
私と私の周りの友達はいつも「英語のあの単語が思い出せない!」という時は、スマホの辞書アプリを利用しています。
スマホならいつも持っているので、ささっとその場で調べられ、余計な荷物を持ち歩かなくて良いので気楽です。
オーストラリアでワーホリしていて、「電子辞書を持って来ればよかった…!」と後悔した事は今の所ありません。
ただし、語学学校によっては授業中にスマホの使用を良く思わない先生がいたり、使用そのものを禁止していたりする可能性はあるので、語学留学(勉強中心)の方にとってはあった方が良いかも知れません。
【まとめ】 現地調達でOKなものは意外に多い!
私がワーホリでオーストラリアに来てみて、「これは日本から持ってくる必要はない・現地調達で十分だな。」と感じたアイテムを紹介しました。
海外留学やワーホリは長期滞在になることが多いので、パッキングには苦戦しますよね。スーツケースがパンパンになって、「どれを諦めるか…。」の選別作業は特に。
そんな時、この記事が少しでもパッキングの参考になれば幸いです。
渡航前はどうしても「全部持って行かなきゃ!」という謎の使命感に襲われますが、実際に渡航してみると意外となんでも現地調達ができるので大丈夫。
荷造りする時のコツは、「これはさすがに持って行かなきゃダメかな…?」という視点でパッキングすると、余計なモノを排除できるはずです。
最悪の場合、日本にいる家族にお願いして荷物を送ってもらうこともできるので、悩みすぎず渡航前のパッキングを楽しんでくださいね。