真夏のオーストラリアで暑さから逃れるためのスポットを紹介!
横浜に住んでいながら小学生以来海辺に行くことがほとんどなかったのですが、朝早い時間に海沿いに行くと、暑さもなく涼しくて気持ちもリフレッシュできて以前よりも海の近くに行くことが増えた気がします。
私が住むブリスベンにはビーチはないのですが、すぐに車で行ける海沿いの街に行くと、海のすぐ横を歩いて行ける歩道や公園があったりします。
ビーチに行きたい場合は、北側のサンシャインコーストもしくは南のゴールドコーストへ行くことになります。
Wynnum(ウィナム)という海沿いの街に朝行くと、散歩している人々が多いです。この日は自然にできたスマイルを見つけることができました。なんかいいことありそうじゃないですか?(上写真)
そんなこと言ってもやはり暑さは止まらず…。涼しさを求めて、映画館に映画を観に行ったりもします。学生は割引があるところもあって、日本に比べると3分の1くらいの値段で観ることができるんです。
今回はそんなブリスベンでの暑さから逃れられるスポットをお話していきたいと思います。
海辺の散策
朝早い時間だとそこまで暑くありません。
早起きが得意な方にオススメなのは、上にも挙げたWynnum(ウィナム)やManly(マンリー)地区の海辺です。晴れている日は、どちらも空と海が一体に見えるくらい青色のコントラストがきれいですよ。
歩いたり走ったりもできますし、プールもあったりします。毎週土曜日の早朝には、Parkrunというイベントが色々な公園で行われています。このイベントは参加無料で5km走るというもの。
最初に登録してバーコードカードを発行すると毎回記録を計れるようになっています。幅広い年代に支持されオリンピック選手も参加しているとか。
知らなかったのですが、このイベントは、ボランティア団体によって各国で行われていて日本でもあるそうです。
ウィナムにはマングローブの森も近くにあります。ここでも歩道があるので、水の上からマングローブの中に入っていく感じになります。
この2つのエリアから少し南下したところにあるWellington point (ウェリントンポイント)では、潮の満ち引きによって海面に道ができKing Islandという島まで歩くことができます。
小さな緑の生い茂った島で、ぐるっと1周してもあっという間です。
行く前にサイト(Wellington point tide times等)で潮の干満が何時に来るのかチェックして、島からちゃんと戻れるようにしてくださいね。
あと、虫刺されには気を付けて下さい!
水辺に潜むmidge(ミッジ)と呼ばれる小さな蚊のような虫がたくさんいます。日本語だとブヨとかユスリカという風に出てきます。
刺されると蚊に刺されるよりも長いことかゆみと闘わなければいけないので、虫よけスプレーをするといいと思います。
涼むなら映画館へ!
涼む代表的な場所の1つは映画館しょう。
以下、ブリスベンで有名な映画館を幾つかご紹介します。
CINEPLEX AUSTRALIA(シネプレックス)
この映画館は、クイーンズランド南東部ブリスベンCBD近くのSouth Brisbane(サウスバンクエリア)を含め7か所あります。
価格は、大人$8.50、学生$6.50、子供$5と低価格の良心的な値段設定となっています。(※2020年1月現在)学生の方だと、日本円で500円もしないくらいです。ワーキングホリデーで学生でなくても650円ほどで映画を見ることができます。
さらに、月曜日から金曜日の夕方6時前なら、大人$6.50、学生$5.50とさらにお得なんです。
当日カウンターにてチケットを購入することもできますが、楽なのがオンラインでの予約です。サイトにて簡単な登録があるので登録をしてみましょう。
オンライン予約の手順は、どの映画を見たいか、もしくはどこの映画館がいいのかをクリックしていくと、作品の下に何時の上映があるかが出てきます。あとは、好きな時間をクリックして、チケットのタイプに人数を入れて、クレジットで支払うかウェブ内のチャージから決算するか選びます。
チャージは10ドルからしかできません。2回目以降にオンライン購入の際、足りない4ドルほどチャージしたくても10ドルからしかできないので少し不便です。支払いが完了すると予約番号がその画面とメールでも届きます。映画館にて機械にその番号を入力するとチケットが出てきます。
サウスバンクは、ブリスベン中心にハイスクールや語学学校が多いので学生で混んでいます。反対に、Balmoralや Hawthorneの映画館は比較的穏やかです。
売店では、ポップコーンをはじめスナックやカラフルなドリンクが売られていて、大きな丸いアイスを購入している人をよく見かけます。
映画館によっては全くチケットを確認されることなく入れてしまうところもあるので、なんか緩いなといつも思ってしまいます…。
Hawthorneには、普通の映像タイプの映画館の目の前にHawthorne Deluxeという名の映画館があり、こちらのみ高輝度のレーザープロジェクターによる映像上映になっています。
Event Cinema(イベントシネマ)
こちらの映画館はショッピングセンター主にWestfieldの中に入っていることが多いです。
先ほどのシネプレックスはブリスベン周辺のみですが、こちらはオーストラリア全土に渡っています。
値段は、大人$23.50、学生$19.50、子供$18.00となっています。(※2020年1月現在)
大体、日本円で約1,800円なので日本と同じくらいの値段設定でしょうか。
ちなみに、こちらのイベントシネマはニュージーランドにも数多くあります。
買い物が好きな方は、映画の終わった後にWestfield(デパート)で買い物もできます。
このショッピングセンターはアメリカやイギリスにもあるのだとか。
美術館、図書館と博物館
どれもCultural Centreというバス停からすぐのところに密集しています。ブリスベン中心からもビクトリア橋を渡ってすぐです。
ブリスベンの美術館
「Queensland Art Gallery」 と 「Gallery of Modern Art」 は、両方ともブリスベン中心に近いサウスンバンクのエリアにある美術館です。川沿いにある美術館は眺めもいいですよ!
両方合わせて17,000点以上のオーストラリアのアーティストの作品や世界のアーティストの作品を展示しています。
アボリジニー文化を象徴されるような作品などいくつものブースに分かれています。
アジア圏の作品は、1,000以上に及び1960年ごろから現代までの作品まで集められています。
日本人の作品もあり、草間弥生さんの作品もあります。作品のタイプは絵画から陶芸品、写真、銅像など色々です。また、期間によって変わる有料展示もあります。
クリスマス、ボクシングデーとグッドフライデー以外はオープンしています。入場料は無料です。
図書館
ブリスベン中心に1つと、美術館などがあるサウスバンクエリアに1つあります。Brisbane Square Libraryは街中にあり、祝日以外は毎日開いています。
椅子やソファなど多くあり、勉強するにも読書や作業をするにもぴったりです。CDやDVDも借りることができます。週末には英会話グループが催す練習会があったりもします。
図書カードを作れば4週間で20冊まで借りることが可能です。カードを作るには、必要なものはIDと共に現在の住所がわかるものを持参する必要があります。
私は、オーストラリアの免許書を見せましたが、他のアイディアとしては、銀行からや仕事に必要なタックスファイルナンバーの通知の際の封筒などが使えると思います。
もう一つが、State Library of Queensland です。州立図書館で、市立の図書館に比べて大きいです。こちらには、ピアノルームがあり、アップライトタイプのオルガンが置いてあります。
サイトにて予約ができるのですが、いつも予約で埋まっています。正直、一向に予約が取れる気配はないです…。
その場に行って、もし誰も来ていなければ職員の方に使用許可がもらえるので、どうしても使い方は図書館にまずは行ってみて下さい。
博物館
Queensland Museumは、クイーンズランドの恐竜や植物の化石や陸と海の生態系、宝石、さらには昔の人々によって使われていた道具・装飾品、歴史に関する展示がされています。入場料は無料です。
まとめ
海辺に行っての自然の涼しさを楽しむのはもちろんですが、日中の暑い時間帯は映画館に行って、新作の映画をお得に観つつ英語の勉強も兼ねるのも良いですね。
勉強目的の方々であれば、図書館で涼みながら勉強するパターンが一番多いかも知れませんね!
無料で涼むなら、博物館や美術館でゆっくりするのもいいですよね。美術館や博物館は、特別展示が変わるのでいつ行っても楽しめると思います。