【ワーホリ必見!】レストランバイトで使える接客英語フレーズ集
ワーホリビザで海外に渡航後、やっとの事で見つけた仕事先が「レストラン」という人は多いと思います。
実際に私もそのうちの一人で、オーストラリアに来て1ヶ月後に初出勤を迎えたアルバイトがジャパニーズレストランでした。
初出勤を終えたその日、「日常会話とレストランの接客英語って全然違うんだな!」と愕然したのを半年以上経った今でもよく覚えています。
日本語を母語として話す私たちでも、高校生になって初めて働く立場になってみると「お客さんに敬語で話すのって難しいな…。」そんな気持ちになった経験のある人は多いと思います。
海外のレストランでの初バイトもまさにそれと同じで、さらに英語は私たちの母国語ではないので難易度が上がります。当時の私は、「レストラン接客英語」を勉強し実践することで、身に着けていきました。
ウェイトレスとして働いて半年以上が経つ今では、英語の接客フレーズは考えなくてもスムーズに出てくるようになりました。
そんな私から、普段からウェイトレスとして働く時に毎回使っている「英語接客フレーズ」を解説していきます。
レストランバイトで必須な単語集
実際の接客英語を見ていく前に、海外のレストランで働くのであれば必須な単語を紹介します。毎日当たり前のように使うことになるので、しっかりと覚えておきましょう。
・前菜:「Entree」または「starter」
・メイン料理:「Main」
※例えばお客さんが、サラダを前菜、ステーキをメインで食べたいと言う場合、「Can I have the salad as an entree and the steak as a main?」と言うように使います。)
・水道水(無料の水):「tap water」
・ミネラルウォーター:「mineral water」
※ミネラルウォーターを頼まれた場合、さらに「Still(通常)」と「Sparkling(炭酸入り)」に分かれます。日本ではそれほど人気がないですが、海外ではスパークリングウォーターを飲む人がすごく多いので、炭酸の入ったミネラルウォーターなのか確認する必要があります。
・ナイフ/フォーク/スプーン:「cutlery」
・箸:「chopsticks」
入店からご案内までのフレーズ
入店から接客の際のフレーズを紹介して行きます。
いらっしゃいませ。
ジャパニーズレストランで働く場合は、入店してくるお客さんに向かって日本語でそのまま「いらっしゃいませー。」と声がけすることがほとんど。
日本食以外のレストランで働く場合、英語で「いらっしゃいませ。」に該当する言葉はないので、「Hi, how are you?」と自然に挨拶をするのが一般的です。
ご予約はございますか?
予約の有無を確認したい時は、このように尋ねるのが良いでしょう。
予約がある場合、お客さんは「Yes, under the name of ○○.(はい、〇〇という名で予約しています。)」と自己申請してくれることが多いです。
私がお席にご案内します。
お客さんを自分で席まで案内する場合、無言で案内するよりも笑顔で「I’ll show you to the table.」と言うと親切で良いです。
お席はこちらです。
とてもシンプルですが、席をお客さんに示しながら「This is your table.」と言ってあげると、お客さんは大抵「Thank you.」と言って着席してくれます。
本日はご来店ありがとうございます。
席に案内してメニューを無言でテーブルに置く形でも良いとされている店もあるかもしれませんが、せっかくなので一言「Thank you for coming today.」と声がけができると自分もお客さんも良い気持ちになれます。
最初に何かお飲物をお持ちしましょうか?
最初にドリンクのオーダーだけ取ってしまいたい場合は、このように尋ねることができます。ちなみに「Would you like to order something to drink first?」と言うこともあります。
「I haven’t decided yet, sorry!」とメニューを見てから決めたいと言われる場合も多いので、その時は「Sure, can I get you some tap water first?(もちろんです、最初にお水だけお持ちしますか?」と私は聞くようにしています。
お水を要らないと断るお客さんはなかなかいないので、最初にお水だけ提供したいという場合に便利です。
注文を取る時のフレーズ
次に注文を取る際のフレーズについてまとめてみました。
注文はお決まりですか?
自分からお客さんにアプローチしてオーダーを取る場合、「Are you ready to order?」と聞いて注文が決まっているかどうかを確認します。
「Not yet. (まだ決まっていません。)」と言われたら、「That’s okay, I’ll come back in a few minute. (大丈夫ですよ。数分後に戻りますね!)」と私はいつも言っています。
ステーキの焼き加減はどうなさいますか?
ステーキの焼き加減を聞く時は、このように聞きましょう。
本日〇〇は売り切れです。
何らかの理由により提供できない商品がある場合、このように英語では言うことが可能です。
レギュラーサイズとラージサイズがございます。
どちらのサイズにするのか聞きたい時は、このように説明してから「Which size would you like?(どちらのサイズがいいですか?)」と聞きます。
シェアなさいますか?
お店によっては、グループのお客さんが個別で頼んでいるのか、シェアなのかを確認して、必要であればシェア用のプレートを出すことがあります。
そんな時はこのように確認を取りましょう。
ご注文の確認をさせてください
お客さんと注文内容を確認したい場合は一言、このように言ってから確認しましょう。
かしこまりました。
お客さんに何かを頼まれた時は「Yes」でも良いですが、「Sure」や「Of course」と言った方がより丁寧に聞こえます。
※おまけ 「これで足りますか?」と言われた時はどうする?
注文を取る時にすごくよく聞かれるのが、「Is it enough for 2 people?(2人で食べるのに十分な量?)」、「Do you think it’s enough for 4 people?(4人でこの量で足りると思いますか?)」という質問です。
もちろん人によって食べる量は違うし、お腹の空き具合にもよるので判断がつきにくいですよね。
そんな時に使える便利なフレーズをいくつか紹介しておきます。
個人的には足りると思います。 ※この「personally」を使うのがポイントです!
十分になり得ます。
お腹の減り具合によります。
いつでも後から追加注文できます。
余談ですが、一度お客さんに「これで足りると思う?」と聞かれて、明らかに頼んだ量が少なかったので「ちょっと足りないかもしれません。」と私は言ったんですよね。
お客さんが食べている最中に様子を伺いに行くと、「This is more than enough. You must eat a lot!(これで十分すぎるよ!あなた大食いでしょ〜!)」と笑いながら言われてしまいました。(笑)
頼んだ量が足りるか足りないかの判断は、難しいのでくれぐれも断言はしないで、上で紹介したような少し回りくどいフレーズをぜひ積極的に使ってみてくださいね。
ウェイターとして使いたいサービスフレーズ
1ランク上の接客をするために覚えておきたいフレーズです。
何かお困りでないですか?
お客さんが食事をしている最中、もしかしらた「もうちょっとお醤油が欲しいわ…。」とウェイターに話しかけるタイミングを伺っているかもしれません。
特にお客さんから呼ばれなくても、「何か必要かな?」と思った時は自分からアプローチしてみましょう。
その際、「Is everything okay here?(全て問題ないですか?)」や「Do you need anything?(何か必要ですか?)」と声がけをすると良いでしょう。
こちらお済みですか?
お客さんが食べ終わったであろうお皿やグラスを下げたい時は、一言「Have you finished with this one?」や「Can I take this glass?」と言いながら行なっています。
逆にお客さんから「Can you take this plate?(このお皿下げてくれますか?)」とお願いされることもあるので、そんな時は「Sure!(もちろんです!)」と言うだけでOKです。
料理はいかがでしたか?
下げものをしている最中や伝票をテーブルに持って行った時などに、少しお客さんとコミュニケーションを取りたいという人は、「How was everything?」や「How was the dessert?」と料理やサービスの感想を聞いてみましょう。
(お客さんの感想に対して)良かったです。
お客さんの料理やサービス全般に対する感想を伺って、良い感想を言われたら上記の表現にはもちろん、「I’m glad you enjoyed the food.」や「I’m glad to hear that.」と言うのが良いでしょう。
もちろんこの場面においては、自由にお客さんと話すチャンスなので、「I like this ice cream too!(私もこのアイス好きなんですよね!)」などと自分ならではの反応をしてあげるとお客さんも喜んでくれます。
ラストオーダーを取る時のフレーズ
ラストオーダーの時のフレーズですので、こちらも覚えておきましょう。
ラストオーダーの時間です。
ラストオーダーの時間になったらこのフレーズが使えます。下で解説している「Would you like to order something else?」と一緒に聞いてあげると丁寧で良いと思います。
何か他にご注文はございますか?
この文を応用すれば、以下のように聞くことができます。
何かデザートをご注文なさいますか?
何か他にドリンクご注文なさいますか?
日常映画で友達に話す感覚で、「What do you want?」とは言わないように気をつけましょう。
そんなつもりはなくても、上から目線で失礼に聞こえてしまいます。
お会計時のフレーズ
飲食が終わり、会計前に行われるやり取りです。
こちらがお会計です。
「Can I have the bill, please?」とお客さんに言われたら、お会計をテーブルに持っていきます。
伝票のことを英語では「bill」と言います。
※中には「check」と言うお客さんもいるので注意。
お会計は30ドルです。
カードと現金払いどちらになさいますか?
クレジットカード払いだと2%の手数料がかかります。
「is that okay?」とお客さんの了承を得てから会計に進みましょう。
【まとめ】レストランで働くなら覚えておこう!
オーストラリアのレストランで、ウェイターとして働く私が普段からよく使っている接客英語フレーズをご紹介しました。
こう見てみると数が多くて覚えるのが大変なように見えるかもしれませんが、一度覚えてしまって毎日繰り返し使っていると、自然と口から出るようになります。
初めて海外のレストランでアルバイトをすることになったけど、英語力が不安と悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考に接客英語を覚えてみてくださいね。今は不安でも、慣れれば英語で丁寧な接客ができるようになります。