【オーストラリア留学】ゴールドコーストを留学先に選ぶメリットとデメリット
留学をする上で、どの国に留学するかがとても重要になってきます。
どのような生活を送りたいかによって望む国も変わりますし、それぞれの国に強み、弱みがあります。それを事前に調べていくことはとても重要になっていきます。
国毎にも特徴がありますが、その国の中の都市毎にも違いがありますので、都市選びも重要になってきます。
オーストラリアのような広大な国であれば、都市が違えば気候も違いますし、観光客向けの都市だったり、ビジネス向けの都市だったり、のんびりとした田舎町だったりと様々です。
都市を選ぶ時のポイントとして、メリットとデメリットの両面があるので、その両面を理解して最終判断することが重要です。
今回は、筆者がゴールドコースト留学を選んで良かったと思うメリットと「ここがちょっとな…。」と思うデメリットを紹介していきたいと思います!
メリット: 冬のクリスマスや新年を味わうことができる
オーストラリアといえば、日本と四季が反対であるのが有名ですよね!
そのため、日本での冬のイベントもオーストラリアでは夏のイベントです!日本での冬のイベントといえば、クリスマスと新年ですよね。
日本では寒い中過ごしますが、オーストラリアではまた違ったクリスマスや新年の一面を見ることができます。
オーストラリアのクリスマスの日は筆者自身ホストファミリーと一緒に海で過ごしました。
筆者自身クリスマスの日に海で過ごすのは初めてだったのでとても新鮮でした。オーストラリアでのクリスマスの記事を以前に書いているのでよかったら見てみてください!
新年には筆者はサーファーズパラダイスのビーチで過ごしました。サーファーズパラダイスビーチでは夜の8時と年越しの12時の2回花火が上がるのでビーチにはたくさんの人々が集まっていました。
夏の年越しということもあり、このように海で暑い中新年を迎えることは初めてでした。筆者自身まさか新年に友達とビーチで花火を見た後にアイスを食べるなど思ってもいなかったので、日本の新年とは全く違う過ごし方で少し違和感すらありました。
ですが、これら全てが新しい経験なので、とても良い思い出になりました。
このように四季が違うからこそ日本とは違った経験ができるのでとても新鮮な上、貴重な経験をすることができます!
メリット: 一年を通して暖かく晴れの日が多い
ゴールドコーストのイメージとして多く挙がるのが、温暖な気候で晴れの日が比較的多いというのがあると思います。
筆者自身もゴールドコーストを留学先に選んだ理由の1つとして、筆者が留学する時期にゴールドコーストは夏であり、なおかつ過ごしやすいと聞いていたからです。
筆者自身寒さがとても苦手だったので、カナダのマイナス数十度の気温に耐えられる自信がありませんでした。
一方、オーストラリアは筆者が留学した時期は夏ということもあり、実際にゴールドコーストは気温が不安定なシドニーやメルボルンと比較するとかなり安定していました。夏場は暑くて33度ほどになりますが、40度に達することはありません。
真夏は紫外線もきつく日中は暑い日が続きますが、日本ほど湿気がないのでカラッとしているため、日本の夏ほど大変ではありません。夜の気温は湿気が少ないのでかなり肌寒く感じる日もありますが、基本的に過ごしやすい日が続くので、ゴールドコーストでの夏は日本よりも過ごしやすいです。
冬もカナダのように気温がマイナスになることや、日本ほど寒くなることはあまりないそうなので、友人から聞いた話によると、冬場は晴れの日がほとんどなので日中はとても暖かいと聞きました。
そして、何と言ってもゴールドコーストの魅力の1つとしては晴れの日が多いことです!
365日を通して300日が晴れと言われているゴールドコースト。それが本当かと言われると、実際はもっと降っているイメージがありますが、日本に比べると断然晴れが多いですし、雨といっても一日中雨ということはなく、通り雨が1時間降るくらいの頻度です。
去年長期化した山火事からもわかるように比較的に晴れの日が多いです。しかし、オーストラリアにも雨季があり、今年は異例にもゴールドコーストでは約一週間雨が続き、筆者自身ゴールドコーストに来てからこのような雨に見舞われることは初めてでした。
このように異例な気候に見舞われることもありますが、比較的過ごし易い気候と天気が多いのでゴールドコーストにおいて気候に悩まされることはあまりないでしょう!
メリット: すぐ海に行くことができる
何と言ってもゴールドコーストの魅力としては、海にいつでも行きたい時に行くことができるという点です!
筆者自身、日本では比較的都会に住んでいるため、暇な日に軽く海に遊びに行ったり、学校帰りに海に行ったりすることはあり得ませんでした。しかし、ゴールドコーストに来てからは、ほぼ毎週学校終わりに海に出かけたり、ご飯を食べた後に海に行ったりと何かあれば海に行くということが日常化しました。
ゴールドコーストでの生活は学校や課題など頑張ることはたくさんありますが、比較的町全体の雰囲気がのんびりしているため、いつもせわしなく過ごしている日本とは違った生活を送ることに憧れていた筆者からすると、とても貴重な経験です!
筆者の場合、語学学校がゴールドコーストかブリスベンにキャンパスがあり、どちらかを選ぶことができましたが、比較的都会なブリスベンと比べるとゴールドコーストキャンパスにして良かったなと思っています!
メリット: 服に気を使わなくて良い
これは人それぞれかと思いますが、筆者自身日本では、大学に行くにしろ出かけるにしろ、今日はどんな服を着てどんな髪型をするかなど身だしなみにとても気を使っていました。
しかし、ゴールドコーストでは、多くの人々が、夏場はタンクトップにショートパンツやスカートにサンダルとラフな服装をしているため、筆者のイメージとしては、ほとんどの人が服に対しての執着がないイメージです。
ゴールドコーストにきて最初のうちは、気を使っていたものの、しばらくするとラフな格好に慣れてしまいました。
これについては賛否両論あると思いますが、筆者からすると人目を機にする必要なく、準備に無駄な時間をかけることなく、飾らない姿でいることができることはゴールドコーストの魅力だと感じました!
次にデメリットについて紹介して行きたいと思います。
デメリット: 差別がまだある
オーストラリアでは、アメリカやカナダに比べて、未だに白豪主義が根深く残っている国なのでしばしば差別発言や行為に合うことがあります。
筆者自身もゴールドコーストに来て間もない頃に差別行為に合いました。
その日はハロウィンの日で筆者は友人と大学にあるバーのハロウィンパーティーに参加していました。その帰り道に友人と日本語で話しながら歩いていると、突然近寄ってきた車に卵を投げられ暴言を吐かれました。
筆者自身オーストラリアに来る前にアジア人に対する差別行為として、卵を投げつけられることをインターネットで知っていました。その時には驚きましたが、こういうことかと納得してしました。
その他にも電車で待っていると、中年の男の人に差別的発言をされることもありました。このようにしばしば差別発言をされることもあります。
最初のうちは少し気分が落ち込むこともありましたが、次第に筆者自身あまり気にせず、こんな人もいるという程度に軽く受け止めるようになりました。
そして、もちろんこのような人は一部であり、ほとんどの人々が差別をすることなく、とても優しく接してくれます。
一部の人のせいで気分を害することもありますが、そのような場合はあまり深く気にしないことが一番です!
デメリット: お店が閉まるのが早い
ゴールドコーストは、何しろお店が閉まるのがとても早いです!
日本の百貨店やショッピングセンターなどは基本午後8時や9時まで営業しているお店が多いですが、ゴールドコーストでは午後5時~6時の間に閉まってしまう店が多いです。
パシフィックフェアというゴールドコースト最大のショッピングモールでもお店によりますが、午後5~6時に閉店するお店がほとんどです。
また、閉店間際に行くと、すでに閉まっている店も少なくありません。テーマパークも午後5時で閉まる所が多いです!さらに、飲食店もバーなどは遅くまで営業していますが、その他の飲食店は夜9時や10時で閉まって意しまうと悪露も少なくありません。
日本では基本的に飲食店は夜遅くまで営業していたり、夜中まで賑わっていたりする店が多いですが、ゴールドコーストでは9時を過ぎるとたとえ金曜日でも人気はかなり少ないです。
しかし、サーファーズパラダイスなどのクラブやバーが立ち並んでいる周辺は、観光客も多いため週末は賑わっています!
デメリット: 日本人が多い
ゴールドコーストはとにかく日本人が多いです!
ゴールドコースト自体日本人から人気のあるスポットとして有名なので日本人観光客が多いのもわかりますが、とにかくかなり多いです。
街を歩いていると、毎日多くの日本人にすれ違います。留学以外にもワーキングホリデーで来ている方もたくさんいます。
筆者自身も初めて今の語学学校に初めて行った時には、日本人の多さにびっくりしました。
筆者の学校では日本人は短期や1年留学などの生徒が多かったため、日本人が多い時期とそうでない時期との差は激しいです。例えば、本当に多い時期だと、春休みや夏休みの1ヶ月で日本人生徒が一気に30人ほど来る時があります。ここまで増えると、留学している意識が飛んでしまいそうになります…。
筆者自身も最初のうちは同じ国の人と話す安心感を求めてしまっていましたが、それではいけないと思い積極的に他の国の人に声をかけていくようにしました。
ゴールドコーストは日本人が多くて、日本食レストランやアジアンストアなど安心できる場所がたくさんある点ではとても便利です。
しかし、語学学校や街中では本当に日本人が多いので、このデメリットに負けないためにも自分を甘やかさず厳しく、安心を求めて日本人と話しすぎないことが重要です!
デメリット: カード社会
これはゴールドコーストに限ったことではありませんが、とにかくオーストラリアはカード社会です。何を買うにもクレジットカードが便利とされています。筆者自身もこれは初めのうちは現金社会である日本に慣れてしまっているためになかなか慣れませんでした。
例えば、学校でプリンターを利用する際にもクレジットカードを利用しますし、電車代もそうですし、とにかく何を買うにもクレジットカードを使います。
現在はカード社会に慣れてきましたが、それゆえに日本がいかに現金社会なのかを知りました…。
クレジットカードは便利ですが、使っているという意識なく使ってしまっている場合もあるので、記録をつけるなど注意しながら使うことが重要です!
特にデメリット部分に目を向けることが大事!
いかがでしたでしょうか。
筆者自身ゴールドコースト留学も終盤に差し掛かっています。今回はメリットとデメリットの両方を述べましたが、筆者自身この留学を経て、ゴールドコーストという街や人々がとても好きになりました。
最初の頃は初めてのことばかりで、緊張や不安なこともたくさんありましたが、留学先のゴールドオーストを選んで心から良かったなと思っています!
それぞれの国がそれぞれのメリットとデメリットを持っていますので、留学先選びもその両面を理解した上で決めることがとても重要です。
デメリットがあらかじめ分かっていれば、その部分を自分自身の努力でカバーしなければいけないことも分かった上で渡航することができます。
それを事前に分かっていないと、現地で現実を知ることで失望の方が大きくなり、モチベーションが下がってしまう方も多くいます。自分が上手く行かないことを、環境のせいにする典型的なパターンに陥ってしまいます。
自分自身が一生懸命頑張れる場所、楽しむことができる留学先を見つけてくださいね!