オーストラリア留学にオーストラリア外の海外旅行は可能?!留学中のインドネシア旅行の模様をレポート!
私はオーストラリアに学生ビザで渡航し、約11ヵ月間の留学予定です。その学生ビザの中で、5週間のスクールホリデー(お休み)を取得しました。
語学学校の場合、大学とは違い夏休みなどの長期休みがありません。そのため、語学学校には、クリスマス~年末の時期を除き、まとまったお休みがありません。
すなわち、語学学校滞在中に数週間の旅行したい場合や一時帰国したい場合などは、事前に学校側に許可を取りホリデー期間を含めた学生ビザの発給をお願いすることになります。
手続きの流れとしては、留学エージェントにお願いして、学校側の許可をお願いしてホリデーを取るような形となります。
私の留学では、クリスマスと年明けの時期に2週間の語学学校自体のホリデーがあったのと、自分で取得した5週間のホリデー合わせて7週間の休み期間がありました。
そこで私がまず思いついたのは、その期間に海外旅行に行こうという計画でした!
今回は、スクールホリデーを使って渡航したインドネシアの海外旅行の模様をシェアしたいと思います。
インドネシア行きの格安チケット購入!
オーストラリア周辺国に旅行することを想定した場合、日本から旅行すると飛行機チケットが割高になります。
しかし、オーストラリア滞在中に旅行するプランであれば、非常に安価にチケットを買うことができます。
さらに、移動時間は掛かることを覚悟で経由便のチケットを購入すれば、さらに安価なチケットが見つけることができます。
ニュージーランドやシンガポール東南アジアの近隣国は、日本よりかは安くチケットを買うことができますが、その中で今回私が旅行先に選んだのが「インドネシア」です!
その大きな理由は、私の友達がインドネシアに留学していたからです。その友達がインドネシア旅行をお勧めしてくれました。そして、その子に会うために、インドネシアに行くことを決めました。
まず調べたのが、航空チケットが安いかどうかでした。ゴールドコースト空港からインドネシアのスカルノ・ハッタ空港まで往復で32,000円ほどでした!これは直行便ではなく、シンガポールのチャンギ空港で乗り換えをして、約17時間位の時間をかけてインドネシアに着くというものでした。
渡航時間は長いものの、海外旅行で往復32,000円の航空チケットと言うのもかなり安いと思ったので、すぐにそのチケットを購入してインドネシア行きを決めました!
経由先や渡航先のビザについて調べること!
ここで私が調べたのが、インドネシアとシンガポールの入国や乗り換えにビザは必要かどうかでした。以前、私の友人がオーストラリアからニュージーランド経由で中国に行くというチケットを取った時、ニュージーランドでは乗り換えでさえ観光ビザが必要で、その友達は観光ビザを持っていませんでした。
そのため手続きにかなり時間がかかったそうです。さらには、わざわざもう一度ニュージーランドから中国までのチケットを購入し直さないといけなかったそうです…。要するに、買っていたチケット代が無駄になったことになります。
そのようなトラブルを避けるためにも、事前に乗り換える国の事まで調べておく必要があります!
ちなみに、インドネシアやシンガポールのビザについて調べた結果、短期の観光での滞在であれば、日本国籍を持っていればビザを取る必要はないとのこと!
そして、私が今回最も心配していたことは、コロナウィルスによる入国制限です。インドネシアでは未だにコロナウィルスにかかった人は1人もいないそうですが、シンガポールにはいます。
さらに、ご存知の通り日本人の感染者は中国に次ぐ大勢の感染者が報道されていますから、日本人自体が入国制限されないかどうかも不安の種でした。
そのため、シンガポールからインドネシアまで行く時に入国制限等があるのかどうか、とても心配していました。ですが実際には健康カードをそれぞれ記入して体温を係りの人に測定され、平熱であればそのまま入国ができました!
ちなみにゴールドコーストからシンガポール経由で東南アジアに行く航空会社だと、「スクート」という会社がLCCの中でも非常に安く航空券が買える会社になっています。しかし、受託手物や機内食をオプションで依頼すると、少し高くなってしまう傾向があるようです。
ですが私はバックパックで手荷物として荷物を運んだので、プラス料金をつける事はありませんでした。
もし1人で海外旅行に行きたい場合は、大きなバックパックを1つ持っていって、手荷物として持ち運べばプラス料金を払わずに済むのでオススメです。
しかし、欠点はたくさんのお土産を持って帰ることができないということと、液体類100ミリ以上を持って帰ってくることもできないということです。
もし受託手荷物を予約している場合であれば液体類はそのスーツケースに入れて受託手荷物として持ち運ぶことができるのですが、手荷物だけだとそれができないので要注意です。
帰りの際はお土産があるので、現地でお土産用のボストンバックなどを購入し、帰りだけ受託手荷物をオプションで申し込むのはアリだと思います。
ただ、インドネシア旅行後もオーストラリアでの学生生活が続くので、留学中の海外旅行では多くのお土産を買うようなことはあまりないとは思いますが…。
インドネシア旅行に持って行って良かったもの
ここでインドネシアに持って行って良かったもの紹介します。
小さめのバスタオル
小さめであることには、理由があります。タオルサイズだと小さすぎますし、大きすぎると嵩張るのでバックパックでの旅行には不向きです。
東南アジアや南半球は真夏の時期にあたるので、外は蒸し暑くなります。そのため、飛行機の中や移動のバスの中は、ガンガンに冷房を効かしています。私たち日本人にとっては、寒すぎると感じる場面が多いのです。
小さなバスタオルを持っていれば、ひざ掛けにすることもできますし、寝る時に丸めれば枕として使うこともできますので、小さなハンドタオルではなくバスタオルサイズを持っていくことをお勧めします。
バックパックで旅行したい人は場所を取るので要らないだろう…と思われる方が多いと思います。
身軽に移動したい気持ちは分かるのですが、実際に私は最終日に40度近くの熱を出して悪寒がひどかったため、このバスタオルがとても役に立ちました。
バスや電車飛行機内ではずっとこのバスタオルにくるまって、移動時間を乗り切ることができました。そのためバスタオルは必須だと思います!
除菌シート
東南アジアに行く方は、必ず除菌ジェルや除菌シートを持って行くことをお勧めします。なぜなら、インドネシアを含む東南アジアでは、屋台でご飯を食べるのが1つの名物だったりします。
屋台ではほとんどの場合、お皿やフォークスプーンを水道水で洗うのではなく桶に貯めた水で洗うことが多いのです。ですが、その水は何日も変えられてないことがあり、衛生面に不安があります…。
多くの料理は熱を通しているので食べ物自体でお腹を壊すことがなくとも、不衛生な水で洗った食器でお腹を壊すことがあるそうです。
そのため、私は除菌シートで出来る限りスプーンやフォーク、もちろん手を拭きまくっていました !(笑)
その甲斐もあってか、最終日前まではお腹を壊すことなく、過ごすことができました。
ただし、食あたりまでは防げませんでした…。(下記参照)
解熱剤と胃腸薬
お腹は壊さなかったものの、最終日に強烈な腹痛と40度にもなる高熱を出しました…。これは私のインドネシアに住んでいる友達も同じ症状でした。この日は夜中の2時30分ごろに家を出て、そこから4時間以上1人でインドネシアの路線バスを乗り継いで空港に行く予定でした。
ですが、その約2時間前に急に発熱と腹痛襲われました。幸い私は解熱剤とアレルギーの薬を持っていたので、2種類の薬を飲んで1度熱を下げてからバスに乗り込み、空港までやっとの思いで着くことができました。
もし解熱剤がなかったら…と思うと、どうなっていたか分かりません。インドネシアには24時間営業のドラッグストアは無いでしょうし、24時間営業のコンビニがあったとしても、薬が売っている可能性は低いでしょう。
もちろん私が滞在していたバンドン市には、24時間営業のコンビニはありませんでした。そのため急な発病をしたとしても対処のしようがありません。
東南アジアに限らず、日本のような24時間営業のお店は海外には無いと思って良いです。予期せぬ体調不良に見舞われる可能性も想定して、解熱剤や胃腸薬を持っていくべきです!
特に今の時期は、コロナウィルスの影響でどの空港でも体温のチェックを欠かさずにしています。もし解熱剤がなければ、空港歩いている時点で熱があることに気付かれて、出国ができなくなることも考えられます。検査のために隔離されたりすれば、当然チケットはキャンセルになって帰国の時期が遅れることになるでしょう。
もしコロナやインフルエンザのような症状があれば、解熱剤を飲んで飛行機に乗るのは危険な行動なので、すぐに現地の大きな病院で診察を受けるべきです。
ですが、私の場合、食あたりだということが確実でした。
私とその友達2人で屋台の牛乳を飲んで、「これはもしかしたらお腹を壊すかもしれないね。」と話していたところ、夜中のほぼ同じ時間帯に吐き気と発熱を2人とも発症しました。
そのため、これは絶対に食あたりだと言うことに気づいていました。このような場合であれば、自分がもっと薬を持っていれば、それを飲んで体調を落ち着かせることができたかもしれません。
また、車酔いをしやすいタイプの方であれば、酔い止めの薬も持っていった方が良いです。
東南アジアは、日本に比べて道路が塗装されていない地域も多いので、そういった場合かなりの揺れが予想されます。また、発展途上国は交通ルールも緩いので、ドライバーの運転もかなり荒いです。
実際にインドネシアでは、猛スピードでガタガタの道を走っていました。私は車酔いをするタイプでは無いのですが、私の友達は非常に苦しそうでした…。(泣)
海外旅行で、より良い時間を過ごすためにも、薬類はきちんと持っていく方が良いと思います!
インドネシア旅行で気をつけること
インドネシアと言えば、多くの日本人がバリ島想像するかもしれません。今回、私が訪れたのは首都のジャカルタと、第二の都市と言われるバンドンシティーです。そのため、観光地であるバリ島よりは、治安が良くないと思います。
インドネシアではスリはもちろん、強盗なども多発しています!そのため自分の貴重品などはきちんとハンドバック等に入れること。できればそのチャックに小さな鍵をつけるなどして工夫をし、中に手が入らないような状況を作るべきです。
ちなみに私は百均で小さな鍵を買って、それをリュックのチャック1つずつに付けていました。毎回、開けるときに少し面倒ではありますが、パスポートや財布を取られる方が後々に面倒なことになるので、それは仕方ないことだと思って毎回鍵を開けていました。
ジャカルタでは、特に都市部と貧困の地域が密接しています。そのため、グランドインドネシアなどの非常に大きなデパートがあるすぐ横の道で、スラムに住んでいる子供たちがお金をせがんでくることもありました。
このように都市部に、スラムに住んでいる人たちがお金を求めてくることが多いジャカルタでは、当然の如く犯罪が多発しています。
「都会だから大丈夫!」という意識ではなく、いつも犯罪が近くにあるという意識を持っていた方がいいと思います。
【まとめ】 ホリデーを取って近隣国に旅行してみよう!
今回はオーストラリアに学生ビザで渡航した私が、スクールホリデーを取って、その期間を利用してインドネシア旅行に行ったエピソードを紹介しました。
良くオーストラリアとニュージーランドで迷う人がいますが、「1つの国に留学したら、もう1つの国には行けない…。」と思い込んでいる人は多いのではないでしょうか?カナダとアメリカの関係も同じですよね。
より自分の希望条件に適した留学国を選んで、もう1つの国は旅行で訪れることも可能だと言うことを知って頂ければと思います。
一度留学がスタートしたら、その留学が終わるまで出国ができないと思い込んでいるなら、そんなことはありませんのでご安心ください!
私のようにスクールホリデーを取っておいて、その期間で海外旅行に行けますし、もちろん日本への一時帰国だって可能です。
ワーキングホリデーの方でもビザ期間内で他国に旅行に行ったり、日本に一時帰国したりすることも可能です。ワーホリビザの有効期限内であれば、何度でも入出国はできます。
1つの国に留まって滞在するだけが全てではありませんので、是非近隣国への海外旅行も行って見ましょう!次回はインドネシア旅行の後半戦をお届けします。