オーストラリア留学中に近隣国に海外旅行に行って見よう! ~インドネシア編~
オーストラリア留学中でも、スクールホリデーを利用して他国に海外旅行ができることは前回記事で分かって頂けたと思います。
また、前回は主にオーストラリア留学中に他国への海外旅行する際の注意点などを中心にご紹介しました。余計なトラブルに巻き込まれないように、事前に予備知識をもっておくだけで随分と違うと思います。
まだ前回記事をご覧頂いていない方は、是非読んでみてください。
オーストラリア留学する人は、オーストラリア国内の観光スポットだけでなく、近隣国であるインドネシア、ニュージーランド、シンガポールなども気軽に訪れることができます。
日本から旅行するよりも移動費が安価なので、オーストラリア留学を検討している方は旅行プランをオーストラリア国外にも広げて検討してみましょう。
今回は、具体的なインドネシア旅行の模様をレポートしたいと思います。
インドネシア内の移動手段について
私たちの移動手段は、ほとんどタクシーを使いました!
タクシーを使うといましたが、私たちが使ったタクシー会社が「ゴジェック」と「グラブ」という2つの会社でした。この会社はいわゆるDiDiやUberといった配車サービスで、タクシー会社に勤めている人が、私服で自分の車を使って目的地まで連れて行ってくれるサービス。
そして、その一連の作業は全てアプリの中で完結し、目的地まで幾らであるかなどが表示されて、アプリで配車予約ができます。
予約をする時点で、私たちが外国人かどうかなどはわからないので、値段はインドネシア人たちと同じ値段で取引されます。
口頭でタクシーを拾って値段交渉する場合は、私たちは外国人であることがすぐに分かるので、高いお金をぼったくられるケースが多くなります。
ですが、このアプリを使うことによって、すべての決済がアプリの中の値段と同額になるので、騙されることなくきちんとした値段で支払いを済ませることができます。
ゴジェックやグラブは電話番号や個人的な情報を入力するだけで登録できるので、もしインドネシアに行く人がいれば、このアプリを取得することをお勧めします。
さらに安く済ましたい人はバイクの2人乗りの予約も、この2つのアプリでできるため、さらに安く移動することができます。しかし、バイクドライバーたちは交通ルールを守ったり、安全運転をしてくれたりするかは未知数です。
バイクは、最も命の危険に関わるリスクの高い移動手段なので、あまりオススメはしません。実際、私も経験のためにと、2度ほどバイクの2人乗りを経験しましたが非常に怖かったです…。(笑)
彼らは2人乗りで70キロ以上のスピードを出しますし、バスや車などの合間を縫ってかなり危険な運転をします。そのため、インドネシア国内でも事故も多発しているそうです。
ジャカルタのおすすめ観光地
私はオーストラリアに留学中の学生なので、お金を使いたくなくてジャカルタでも最小移動距離の中で観光したいと考えていました。ですが、ジャカルタは海側の地域と内陸部の地域それぞれに歴史的な建造物や風景が見ることのできる場所があります。
私は内陸部のホテルを取ったので、その近くにある多くの歴史的建造物やショッピングを楽しみました。もし海側の地域の観光地に興味がある方は、海側のホテルを予約すればそのホテルを拠点に観光がしやすくなります。
お金や時間に余裕がある方がいれば、両方楽しむことも出来る距離感ではあるので、ぜひタクシーやバイクを使って行ってみてください!今回私がお勧めする観光地は内陸部にあるものを紹介します!
イスティクラル
「イスティクラル」は、イスラム教のモスクで非常に大きな内部構造が有名です。内部の円形になっている部分には、アラビア語でイスラム教の経典の一部が書かれています。それは圧巻の光景で非常にオススメのスポットのひとつです。
ただし、金曜日はイスラム教の中で重要な日になっているので、イスラム教徒の人がお祈りに来ることが多いです。そのため、もし内部のことをゆっくり見たいのであれば、金曜日以外の日をお勧めします。
ちなみに私たちは金曜日に訪問したので、かなりの人にぎょろぎょろと見られてしまいました。ほとんど観光客はおらず、すごく見づらかったです。
また、女性は髪の毛を覆うスカーフを持ってくといいと思います。
ちなみに私たちはその時、頭からすっぽりとポンチョのようなものを着ていたので受付の人に何も言われませんでした。
実際に女性が髪の毛を出したままで入る事はほとんどないと思うので、受付でスカーフを貸し出してもらうのか、持参する方がいいと思います。
また女性の方は1階でお祈りをしている人たちのところに入ってはいけないという決まりがあるので、もし入るとすれば2階のスペースに行くようにしましょう。
これも、私たちが訪れた日が金曜日であったためかもしれませんが、誰1人として女性は1階のお祈りのスペースに入る事はありませんでした。
イスラム教徒の規則によって、祈る時は男性と女性別の場所でお祈りをしなければいけないため、私たちは女性だったので2階のスペースで見学をしました。
そして、入場料ですが基本的には無料になっています。
ただ入場する時に男の人が数人来て、靴を貸してくれと言って靴を保管してくれます。そして帰りに受付に靴を返してもらいに行くと、「お金をあなたの気持ちでいいので、幾らか払ってください。」と言われます。
そこで、私の友達は2,000ルピア(約16円)を払おうとしましたが、ダメだと言われました。そこで、その男の人は10,000ルピア(約80円)の札を見せて、「このお金以上のものだ。」と言ってきました…。(笑)
そこで、私たちは少し怖くなったので10,000ルピアを払ってそそくさと帰っていきました。ですが、あれはあまり良くない手法です。もし、そのお金を払わなければ、彼らは靴を返してはくれません。
もし入場料を払いたくなければ、靴を渡さないことが1番良いかと思います。もしくは、私たちが訪れた金曜日は特別な日でもあるので、お金をとられた可能性もあります。
その辺のところは良く分かりませんが、外国人を狙ったぼったくりの一種と言えばそれまでです。金額が金額なので、日本人にとっては騙されたと大騒ぎするレベルではありませんが、それでも気分の良いものではありません。
そういったこともあるので、モスクに行く場合は事前にきちんと調べていってから行くべきです…。
ジャカルタ大聖堂
「ジャカルタ大聖堂」は、キリスト教のカトリック系の教会です。先程、紹介したイスティクラルから歩いて10分ほどのところにあります。
この教会の魅力は、非常に大きなステンドガラスや、高い天井、内部の細かなデザインまでが非常に繊細で美しいこと。ヨーロッパの教会と違って、多くの観光客でごった返すことはありません。
なので、ゆっくりと自分たちのペースで教会を観光することができます。もちろん入場料は無料で、ミサの時以外は観光客も入場することができます。ちなみに私が訪れた日はその前に結婚式をしていたようで、きれいなお花や飾り付けが非常に教会の雰囲気とマッチングしていてとても綺麗でした。
私たちは、運良くその新郎新婦さんたちが写真を撮っているところを見ることができましたが、非常に幸せな気分になりました。
また、その横ではマリア像の下でお祈りをしている信者の方や、ヨーロッパ圏からの観光客の方が数人いる程度で、非常に静かな雰囲気でした。
先程のモスクと違って女性だから髪の毛を隠さなければならないといったルールや、女性と男性の祈る場所が違うといったこともないので、先ほどよりかはゆっくりと見学することができたように思います。
モナス
「モナス」は、独立広場の中にある大きな塔です。
これは非常に有名で、「ジャカルタ 観光」などで調べると、必ず出てくる観光地になっています。
中はエレベーターがついていて上まで上がることができるようですが、私はホテル自体が高層ホテルだったこともあり、高い位置からジャカルタの街の風景を特段見たいと思わなかったので、その広場に行って写真だけ撮って帰ってきました…。(笑)
正直、独立広場自体は何があると言うわけではなく、広い面積に自然がたくさんあるような広場で、あまり歴史的では無い風景が広がっていました。
それに加えてその日が大雨だったため、あまり公園内をゆっくりと移動することができずに室内で観光していました。
もし高いところからジャカルタを見渡したいと言う人がいれば、モナスに上がるのもいいと思います。その下に小さな博物館のようなものがあるようなので、それもインドネシアの歴史を知るためにも良い機会になると思いますのでぜひ行ってみて下さい!
グランドインドネシア
グランドインドネシアは、大きな商業ショッピングセンターの名前です。日本で言う三井アウトレットパークのようなもので、いろんな国際的なお店が入っています。日本のそごうや無印良品、餃子の王将や大戸屋などの日本食レストランも、このグランドインドネシアの中にあります。
私たちはインドネシアの日本食に興味があったので、そのグランドインドネシアの最上階あたりにあるレストランゾーンに行って餃子の王将や大戸屋に食事に行きました!
お値段もそこまで高くなく食べられますし、非常に安心して食事をすることができました。味はとても美味しくて感動しました!
他にもグランドインドネシアには服屋さんでH&Mやforever21、ヴィクトリアズシークレットなど日本では撤退したグループや、まだ日本には参入していない下着用品屋さんなど、女の子からすればショッピングには最適なお店になっています!
気になるお値段ですが、基本的にH&Mやforever21などの世界的に参入している服屋さんの値段は、日本やオーストラリアと同じ位の値段でした。
物価が安いインドネシアだからといって、これらの商品は特段安いわけではないので、特段海外で購入するメリットはないと言えます。
そして、このグランドインドネシアでは、SIMカードも購入できます。
私はインドネシア自体に多くのWi-Fiがないことを知っていたので、SIMカードを買いたいなと思っていました。そして、グランドインドネシアの最上階あたりにある携帯やパソコン屋さんの中で、SIMカードを見つけてオススメされたものを購入しました。
私は10 GBで大体1,000円位のものを購入しました。また、店員さんが全て設定をしてくれました。インドネシアではWi-Fiはほとんどないので、緊急のためにもポケットWi-Fiを持っていくか、現地でSIMカードを購入した方がより安全で快適な旅をすることができると思います!
ちなみに空港でも私が購入したSIMカードを購入することができます。どちらが安いかどうか分かりませんが、グランドインドネシアまで行かなくても購入することは可能です。
またコンビニエンスストアで売っているという話も聞いたことがあります。ですがそういったところでSIMカードを購入しても、設定までしてくれるかどうかは微妙です。
やはり、安全な携帯ショップや、SIMカード専門のお店で買うことをおすすめします!
スクールホリデーをインドネシアで満喫!
いかがでしたでしょうか。海外留学中での第三国への旅行は値段的にも、非常にお得に海外へ行くことのできる機会になります。
また、自分が学んだ英語力を試す場としても、海外生活で培ってきた経験を試す場としても、最適なものになると思います!
是非、皆さんも留学中の海外旅行にチャレンジしてみてください!