ブリスベンで開催されるイベントや博覧会を楽しめるBrisbane Convention & Exhibition Centreを紹介!
こんにちは。突然ですが、このふわふわした鳥ご存知でしょうか。(写真)
答えは、Kookaburra(クカバラ)。オーストラリアに生息するワライカワセミです。白くてふわふわしてて、かわいくないですか?見かけによらず爆笑しているかのように大声で鳴くのが特徴です。
声が聞こえてもあまり見かけることが私はなかったのですが、この日はローマストリートパークで1つの枝に5羽も止まっているのに遭遇しました。そういえば、日本語のクラスでも‘クカバラのク’とくちばしを合わせたイラストでカタカナを教えていました。
さて、みなさんは読書好きですか?ブリスベンでは、1年に2~3回セカンドハンドの本のイベントがあるんです。2冊で1ドルとか、質がいいものでも2.5ドルで買えます!
このイベントは、South Bank (サウスバンク)にある「Brisbane convention & Exhibition Centre」にて行われます。
日本の東京ビックサイトとかそんなイメージでしょうか。このセンターでは、誰でも参加できるイベントや博覧会から、大事な協議会が行われることも。今回は、このセンターで行われるイベントの一部をご紹介します。
Brisbane convention & Exhibition Centreとは?
施設内には、企業の制作発表や何かの式典などもできる音響も整った大規模ホールや、多くの会議室、これからご紹介するイベントが行われる展示ホールがあります。
また、センター内には、カフェとレストランもあります。ホテルやレストランなどが多いブリスベン中心地からアクセスもいいので、開催側としては国内外からのビジネストリップの招集にも便利なのだと思います。
また、世界ベスト展示会場アワードの1つになっている場所です。
Lifeline Bookfest Brisbane
何千冊以上のセカンドハンドの本が置かれるこのイベントは、10日間に渡って行われます。Lifelineという団体が行っていて、Lifelineの活動の一部としては自殺を防ごうと24時間いつでも話を聞いてくれるサービスなどを行っているグループです。またこのイベントのスタッフの方々は、ボランティアだそうです。
このイベントはブリスベンのみではなく、ゴールドコーストやイプスウィッチなどクイーンズランド州一体で行われています。売られている本は一般からはもちろんですが、中には本屋さんや図書館からの寄付もあります。
販売ブースは3つに分かれていて、「$1.00」、「$2.5」、「High Quality」でそれぞれ販売されています。
1ドルコーナー
子供の本は2冊で1ドルとなっていて、古いものが多いですが、読めない程度ではありません。
楽譜やDVDもあります。その他、小説やレシピ本、語学系から様々です。前回行った時には、手のひらサイズのミニ英英辞書を購入しました。
あまりジャンル分けがはっきりされていないので、お宝探しのような感覚でいいものがあったらラッキーです。1点ものから何冊かあるものまで。日本の司馬遼太郎の本もありましたし、レコードもありました。
好きな映画の原作ならストーリーは頭に入っているので多少は読みやすいので、今回私は、「プラダを着た悪魔」の本とその続編の本を買いました。
J-SHINE(小学校英語指導者資格)の勉強している方、もしくは資格取得した方は日本でも使える英語の絵本を購入するのもありだと思います。
はらぺこ青虫やWe going to bear hunt、The Gruffaloなど人気の絵本をはじめ、英単語やアルファベットを学べる学習的な本、その他山のように児童向け書籍がありました。
2.5ドルとハイクォリティーコーナー
やはり1ドルコーナーに比べ質がいいのはもちろんです。小説や子供の本に加え、CD、歴史やアート、オーストラリア、コミック、スポーツなどもう少し細かく分かれているのでどこに何があるのかが分かりやすいです。
MONOPOL(モノポリー)などのボードゲームやパズルなんかもあります。モノポリーは人生ゲームのようなものですが、オーストラリアでは地域毎にオリジナル版が発売されているのをご存じでしょうか?
オーストラリア版では駒がカンガルーやクカバラが使われていて、その他ゴールドコースト、シドニーやメルボルン版もあり、その都市にあった駒やイラストで作られています。少し荷物にはなってしまいますが、オーストラリアの思い出にお土産としてどうでしょうか。
同じ本でも1ドルコーナーとハイクォリティーコーナーの両方にある場合があります。
単純に値段を取るか、質を取るかですね。また、本は定期的に補充されるので、いつ行っても山のように本が置いてあります。
支払いは、それぞれのブースに設置してあります。袋は売っていますが、環境のことを考え家から持参することをサイトでは推奨しています。また、本の寄付やボランティアを申し込むこともできます。
World Travel Expo
こちらは観光業界のイベントで多くの航空会社や旅行会社が集まります。
ブリスベンだけではなく、シドニーやホバート、メルボルン、パースなど全州で行われ、週末2日間で行われます。これから旅行を考えている人がその場でツアーを決めることもできますし、中にはハネムーン先を探している人も来るとか。
ツアリズムのコースを取っている人にオススメと先生がおっしゃっていたイベントです。オーストラリアの会社だけではなく、ニュージーランド航空、エアカナダやエアアジアなどの各国の航空会社から、また各国の旅行会社その中には日本のJTBのブースもあります。クルージング専門の会社やディズニーリゾートに特化したブースまで。
イベント内では、チケットをスキャンして参加できるコンテストがあって、運が良ければエコノミー往復券やホテルの宿泊券が当たります!
チケットは無料で、サイトで登録をするだけなので簡単です。オーストラリアで大手の旅行会社FLIGHT CENTER(フライトセンター)も参加しています。
この会社は、オーストラリア以外にも11の国にて旅行会社を運営しています。オーストラリアでは、どこのショッピングセンターにも入っていて、中には2か所も同じセンターに入っていることもあります。赤が背景のロゴで店内も赤が基調としているので目立ちます。
航空券、パッケージツアー(航空券+宿泊)やクルージング、ツアーなど取り揃えています。何か旅行先でトラブルがあった際も24時間対応電話サービスがあるので安心です。
例えば、飛行機の遅延で乗り継ぎができない場合や、その他プランと違った時など。普段路面店では入りにくいかもしれないけど、気軽に話だけ聞くにもいい機会だと思います。
旅行好きな人はもちろん特に旅行の予定がなくても、いるだけでわくわくするイベントです。実際に航空券を調べると、バリ島とかアジア圏へのチケットが日本から行くよりも安い場合が多いです。帰国前に旅行して帰るプランとかも考えられますよね。そんな下調べにも◎。
Supanova Comic Con & Gaming
このイベントは、ゲームやコミックのイベントでこの週末はコスプレをしている人が街にも現れます。昨年はたくさんのキャラクターがバス停にいるのを見ました。
ブリスベン以外にも、シドニーやメルボルン、アデレードなどの主要都市でも行われています。
1回友達に連れられて行ったのですが、ほとんどの人がコスプレをしている会場の中、新作ゲームの体験プレイ、たくさんのアニメやゲームに関するブースがありました。
イベントの名前から連想されるゲームやコミックのみではなく、スターウォーズやターミネーターなどの映画、TVショー、キャラクターグッズ、バーチャル映像を使ったものなどのテクノロジー系などジャンルも様々です。
チケットは、大人$37.50となっていて、12歳以下は無料です。
現地のイベントに参加してみよう!
日本でも同じようなイベントはあると思いますが、国が違えばやはり内容も違いますし、新たな発見があるはずです。
日本のイベントとは異なり英語環境なので、日本で同じようなイベントに参加したことがあっても、また発見もあって楽しいと思いますよ。
毎回違ったイベントが催されるので、サイトにてチェックすることをオススメします。