誰もが経験する?海外でホームシックになった時の対処法8つ
こんにちは!現在オーストラリアのシドニーでワーホリ中のちさきです。
日本にいた時は夢にまでみた海外での生活。でも実際に長いこと海外に滞在してみると、「あれ?日本が恋しい…。」とホームシックにかかってしまうことがあります。
不定期に襲いかかるホームシックですが、日本が恋しくなってしまった時に海外で「明日も頑張ろう!」と前向きな気持ちになれる方法をまとめました。
留学・ワーホリ中は誰でもホームシックになる
日本出発前は「海外に行ったらあんなキラキラ生活を送るぞ!」とワクワクで心一杯でも、実際に海外に来てみると気づかぬ間にホームシックにかかってしまう人は多いです。
意識高めの人は、「日本人とつるむのは良くない!」という強い信念で、日本人コミュニティーから距離を置いて生活している人もいます。英語オンリーの環境だと自分の気持ちを100%周囲に伝えらないことに加え、外国人とはどうしても十分に分かり合えない部分だってあります。
一度ホームシックになると自分に起こること全てをネガティブに捉えてしまうので、ホームシックは抜け出すのが難しかったりするんですよね。
でもだからと言って、ホームシックになってしまった自分を責める必要は全然ありません。
住み慣れた土地を出て、ひとりで誰も知らない土地で新たな関係を築いて生活していくのですから、ホームが恋しくなってしまうのはごく当たり前のことです。
ぜひこの記事で、ホームシックで少し気分が落ちてしまった時の対処法を紹介していくので、参考にしてみてくださいね!
ホームシック対処法
海外でホームシックを感じて悩んでいる時に、明るく前向きな気持ちを取り戻す手助けをしてくれる数々の方法をまとめました。
実際に今シドニーでワーホリ生活8ヶ月目を迎えた私も、結構な頻度でホームシックになる度、これから紹介する8つの方法で乗り切っています。
私のように日本が恋しくてたまらない…と悩んでいる人やホームシックになりそうな人必見です!
① 日本にいる家族・友達とビデオ通話
人によっては逆効果に感じることもあるかもしれませんが、私にはホームシックを乗り越える方法として有効でした。
「日本に帰って家族や友達に会いたい…。」と泣きそうになってしまった時、彼らにビデオ電話します。
そうすると、懐かしい顔と部屋の様子が画面に映って「地理的には離れているけど、こうやって繋がれるから悪くないな。」という安心した気持ちに。
今の時代はインターネットさえあれば無料で顔を見て通話できるので、それを大いに活用しましょう。時差でビデオ通話が難しいというのであれば、メッセージ上のやり取りでも多少の効果はあると思います。
海外で生活をしていると「孤独」を感じる瞬間が多く、それがホームシックの原因だったりすることも。
「自分は独りじゃない!」と再確認するためにも、日本にいる大好きな人達ととにかくたくさん連絡を取ってみることをおすすめします。
② SNSを見ないようにする
「日本に帰りたいな…。」そうメンタルが弱っている時に、日本にいる友達の楽しい姿を見てしまうとホームシックは確実に悪化します。
「なんで皆こんなに楽しそうな中、私は今こんなに寂しくて独りなんだろう?」と気分が沈む原因に。
特にインスタグラムのようなSNSは、楽しい部分だけを切り取って見えてしまうので危険です。
強いホームシックを感じるのであれば、人々の楽しそうな姿ばかりが見えてしまうSNSから少し距離を置いてみると心が落ち着くかもしれません。
部屋にこもってスマホばかりいじって他人の投稿ばかり見ていると、気分は落ち込むばかり。
そんな時は思い切って外に出て人と関わってみたり、自然と触れてみたり、自分の今やりたいことを思いっきり楽しんでみましょう!
③ 美味しい日本食を食べる
日本がすっごく恋しいその理由のひとつは、シンプルに「食」が原因かもしれません。
日本でいつも食べていた素朴な味を味わうことのできない海外で生活していれば、日本食を喉から手が出るほど欲してしまうのも当然。
海外で食べる日本食は高いですが、ホームシックを感じているときはもう仕方ありません!(笑)
Googleマップで日本食レストランを検索して、心が一番ときめいたものを食べに行きましょう!食べ親しんだ美味しい味を口にしてお腹が満たされれば、意外に私たちは単純で心も満たされたりするものです。
そんな私は日本食が大好きなので、しょっちゅう日本食を食べているんですけど、まだ物足りていません。(笑)
海外で節約生活を送りたい気持ちも分かりますが、ホームシックに悩まされた時は自分に優しくするのもありですよね。美味しい日本食を食べてみてはいかがですか?
④ 日本人の友達と遊ぶ
日本に対するホームシックは、海外で同じ苦悩を抱えている日本人の友人と話すことで軽減されることがあります。
私はオーストラリアでのワーホリ中、日本に帰国後も会いたいと思える日本人の友人ができました。
そんな友達と話していると、自分と同じく「日本に帰りたい…。」とホームシックを抱えている人が多くて、すごく話が盛り上がります。
そんなたわいもない話ができる現地で出会った日本人の友達の存在はかなり大きく、心の支えになります。
そんな話をしているうちに気づいたらホームシックで暗い気分だったのが、「残りの海外での生活頑張ろうね!楽しもうよ!」そんな明るい雰囲気になっていることが多いです。
また普段から慣れない英語での会話で、自分の気持ちを思うように人に伝えられなくて、ストレスが溜まっているという人にももってこいです。
普段の鬱憤を私たちが自由自在に操れる日本語で喋ってしまえば、案外すっきりするかもしれません。
海外でホームシックになってしまった時は、現地で同じように海外での生活を送っている日本人の友人と、今感じている不満や日本に対する恋しい気持ちを赤裸々に語り合うとスッキリするのでおすすめです。
⑤ 新たな楽しみを見つけてみる
ワーホリや留学生活を送っていると、毎日そして毎週全く同じスケジュールをこなしているだけの生活に飽き飽きしてしまう人は多いはず。
楽しくキラキラするはずだった海外での生活への期待と、代わり映えしない毎日のギャップから「もう帰りたい!」とホームシックになってしまうんですよね。
数ヶ月前の私は完全にこれ。唯一の楽しみは食べることくらいだったので、とにかく日本に帰りたくて仕方ありませんでした。
私は現在アルバイトとライター業務を掛け持ちしていて、出勤する日と家でライター業をする日の繰り返しにモヤモヤしていたある日、「カフェに行ってみようかな…。」とカフェでライターの仕事をすることに。
そしたら私はカフェで美味しいコーヒーを飲みながらパソコンで作業をするひとりの時間が楽しすぎてハマりました。(笑)
なので、最近は休みの日はカフェへ行って記事を書いているんですが、前と比べて「密かな楽しみ」ができたことで幸福度がUP。ホームシックで悩むことも少なくなった気がします。
少し個人的な話になってしまいましたが、私が言いたかったのは、自分が「楽しい」「好き」と思える何かを見つけるとホームシックは軽減されるということです。
・おしゃれなカフェ巡りをする。
・ひとり映画してみる。
・好きなカフェのメニューを全制覇してみる。
・ヨガをする。
もう本当になんでも良いと思います。
自分がやってて楽しいと思えるなにか、趣味レベルまで行く必要もありません。
自分なりの密かな楽しみを見つけて没頭すれば、ホームシックのことなんて忘れられます◎
⑥ 時には自分に甘く優しく
海外に来てホームシックにかかった時、頭をよぎるのが「今海外生活での弱音を吐いたら、周りの人をがっかりさせてしまうかもしれない…。」という考え。
私もオーストラリアに来た当初に強いホームシックを感じましたが、「自分が辛いということを周りには言えない。」と思っていました。
あんなに楽しそうに日本を出国した自分を、笑顔と涙で見送ってくれた家族をがっかりさせたくない…という気持ちで、今思うと自分を追い詰めていたのは自分自身だった思います。
でも、私みたいに自分に厳しすぎるのはホームシックを確実に悪化させます。
時には自分に甘く接してあげるのも大切。
自分がホームシックなことを認め、泣きたいなら泣く、そしてまた前向きな気持ちに戻れるように楽しいことを考えましょう!
ホームシックを感じてしまったからといって、「自分はメンタルが弱いのか?」と落ち込んではいけません。
むしろ「自分ひとりで親元を離れて、海外で生活できてるなんて自分はすごい!」と自分を誉めてあげるくらいが良いです。
私もちょっと海外での生活に疲れてしまったり落ち込んだ時は、「慣れない外国で働いてるってだけでもすごい!」と自分を甘やかしています。(笑)
⑦ プチ旅行に行ってみる
旅行といっても飛行機に乗っての大掛かりな旅行をする必要はありません。
いつも行ってる学校や職場のある町から少し離れた町を訪れるなり、ちょっと遠くのビーチや山に行ってみるなり、プチ旅行を計画するのもホームシックを忘れるひとつの手です。
ワーホリで一つのシティに長いこと生活していると、どうしても見慣れた風景に心がときめかなくなってしまうので、そんな時は少し遠出してみると良い気分転換になります。
私は去年のクリスマスに、シドニーのシティから車で1時間ちょい離れたセントラルコーストという場所を訪れました。
見慣れたシドニーの町とは雰囲気が違って、薄れかけていたオーストラリアに対する「好き」が復活。
とても良い気分転換でホームシックも吹っ飛びました!
⑧ 帰国したらやりたいことリストを作る
日本の良いところばかりが頭に思い浮かんで今すぐ飛んで帰りたくなるような日は、気持ちを紛らわせようったってもう無理です。
そんな時は正々堂々と、日本に帰国したらやりたいことを全部リスト化してしまいましょう。
・とろろを食べたい。
・家族と一緒に食事がしたい。
・日本の正月を過ごしたい。
・コンビニに行きたい。
・ららぽーとに行きたい。
こんな感じで日本に帰国したらやりたいことを思いつく限り書いていると、ホームシックで悲しかった気持ちが、なぜか「楽しみ」というプラスの感情に変わります。
とにかくネガティブなことを考えないようにするのが、ホームシックの対処法として有効なので、日本でやりたいことがたくさんあるならリスト化してみてください!
【まとめ】 ホームシックになっても大丈夫!
私がホームシックに感じた時にやっていて効果があると感じている対処法をご紹介しました。
どんなに海外生活に憧れていた人でも、実際に海外で生活してみるとホームシックを感じてしまうことはあります。
ホームシックになるのはごく自然なことなので、悩み過ぎずにこの記事で紹介した対処法の中から自分に合うものを見つけてみてください◎
でも「もうどうしても無理!」という時には無理は禁物。
そんな時には一時帰国を考えてみるなり、自分の心が安らぎを感じられる方向に素直に進んでいってくださいね。