私がカナダではなくオーストラリアをワーキングホリデー先に選んだ理由と結果
こんにちは、ハルです!
初めてのワーキングホリデー(以下ワーホリ)では、カナダやニュージーランド、オーストラリアの3カ国の中で迷われる方も多いのではないでしょうか?
もちろん、どの国に行っても間違いなんてありませんし、どこも素敵です。どんなことを学び、どんな経験をするのかも人それぞれ。その理由は、ワーホリはとっても自由なビザだからです。
なので、私は「ワーホリは全て自分次第」だと思っています。
そこで今回は、国選びの参考としてオーストラリアのシドニーを私の初めてのワーホリに選んだ理由と、その結課についてお伝えしようと思います。
自分的判断基準は4点
判断材料として私が考えたのは、「言語」、「街の大きさ」、「気候」、「ビザの取りやすさ」、以上の4点です!
まずは「言語」ですが、とにかく英語を学びたかったので英語圏であることが私の第一条件でした。
すると、ワーホリビザがある国は、イギリス、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリア、カナダの5カ国に絞られますね。
次に「街の大きさ」ですが、私の場合は東京で長い時間を過ごしていたので、とにかく大きな街が好きだったんですね。
自然より多くの建物、ファッションブランドがある街が当時は良いなと思っていたんです。
そこで絞られたのが、カナダのトロント、イギリスのロンドン、オーストラリアのシドニー、メルボルンでした。
次に「気候」ですが、やっぱり過ごしやすい気候がベストですね。その点、カナダのトロントの冬場は、雪も降るしマイナスまで気温が下がります。
オーストラリアのシドニーは暖かく冬もありますがほんの2ヶ月程度、メルボルンはもう少し寒くなります。
そして、ロンドンは曇り、雨がとにかく多いと聞いていたので、何となく良いイメージはなく…。
最後に「ビザの取りやすさ」です。「この国のビザが取りやすい!」とは簡単に言えませんが、まずイングランドは1月と7月の抽選で募集人数枠も年間1,000名と少なく抽選制です。6月頃から次の3月に飛び立つ予定で計画を進めていたので、何とも微妙な月の抽選かつ確実に出国したかったのでパスしました。
次にカナダ!カナダも抽選制ですが、年間6,500名と応募はしやすいものの、オーストラリアよりも少し時間が掛かります。
ビザ申請の面では、カナダもオーストラリアも大差はありませんが、「カナダは寒い!」と言うことで、最終的にオーストラリアに決めました。ちなみに、オーストラリアのワーホリビザは、申請したその日にビザがおりました。
最後に都市選びですが、メルボルンかシドニーかで迷いました。
本当に何となく、「オーストラリアと言えばシドニー!」と勝手に思い込んでいたことも大きかったと思います。(ファーストインプレッションは結構大事です!)
また、ファインディングニモを見ていたので、シドニーに決めました!(シドニーワラビー通り42、P・シャーマンですね 笑)
オーストラリアは英語の鈍りがある?
「オーストラリアに行く!」と決めてから数人のお友達やエージェントの方に、オーストラリアは少し英語が鈍っているよ、と言われることがありました。
そう言ったことは、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。実際、とてもそのことについて心配していました。
なぜなら、私は全然英語が話せないから!
ただでさえ会話ができないのに、英語がなまっていたら、もう何も理解できないと思って不安でした。
確かにオーストラリアは比較的新しい国で、多民族国家とも言われていますので色々な方言や鈍りがあってもおかしくないです。
オージー英語(オージー:Aussieとはオーストラリア人の事、カナダ人をカナディアンと呼ぶ感覚)と言うものが存在し、今でも私がよく使うのはBreak Fast(朝ご飯)をBreaky(ブレッキー)と言います。またオージーならではの発音の仕方があったりします。
実際どうだったか?全く訛りがないとは言えません!
ただ、シドニーはとにかく色んなルーツを持った方々が沢山います。もちろんオージーも沢山いますが、特にヨーロッパから来た方達、アジア圏の方、南米の方、中東の方がとても多かったです!
私のようにワーキングホリデーで来ている方、仕事でもう何年もオーストラリアに住んでいるけど生まれはヨーロッパ…なんてケースもザラにいます。
ですので、そうなってくるとあなたはオーストラリア人ではないとも言えませんし、それぞれ母国語交じりのアクセントに加えてオージーアクセントもミックスされて…ともう言葉では説明できません。(笑)
もっとわかりやすく説明するなら、十人十色、1人1人英語の発音は違います!
もうとにかく、話しまくり聞きまくって、慣れるしか無いんですよね。1人1人が話すいずれも英語であることに変わりはないので、幅広い英語を聞き取れるリスニング力が身に付きます。
一方、語学学校の先生はきれいな英語を話します。しっかり、綺麗な発音を学校で学べますので、その辺は心配要りません。学校で基本的なリスニングを経て、プライベートで色々な人たちとのコミュニケーションを経て、幅広い英語を聞き取れるようになっていくのではと思います。
シドニーにいた方達は、とてもフレンドリーだったので話しやすいと思います。また私の話し方に少しオージーアクセントが入っていたみたいで、数ヶ月滞在していただけなのに「君はもうオージーだね!」なんて言われたりすることが数え切れないほどありした。(笑)
アメリカ英語やイギリス英語とは少し異なりますが、オーストラリアで英語を聞き取れるようになるとどこに行っても訛りがあっても大体わかるようになります!
リスニング力が鍛えられた証拠ですね!英語は英語ですから、聞き取れない英語があるうちは、まだまだ未熟と言うことですね。
仕事で英語を使うことを考えたら、こちらから相手を選ぶことができませんから、相手の英語を聞き取れないことは致命傷です。
もちろん、皆さんそれぞれ英語に対して目指す先が違うとは思います。私の場合は「日本に帰って試験を受けて良い会社に入ろう!」なんて事は思っていなかったので、とにかく外に出向きたくさんの人達と会話を重ねて英語を習得しました。
なので、たまに仕事仲間のオージーイタリアン(両親がイタリア人で生まれはオーストラリア)のお友達から教わった言葉が英語だと思って使っていたら、それはイタリア語だった…なんてことも良くありました。(笑)
私の英語の習得方法はサバイバル英語に近いかも知れませんが、英語力を基礎からしっかり身に着けた上で幅広くコミュニケーションを取れるようになりたいなら、語学学校でしっかり勉強しましょう。
ちなみに、アジア圏のお友達とは、比較的自分と似たアクセントで話すので英語が聞き取りやすい傾向にはあります。ただ、せっかくですので色々な国の方達とお話しして、アクセントの特徴や使う単語の違いなど感じてみると、とても楽しいですよ!
ごく稀に、地方からいらしたオージーの方の発音が全く分からない…何てこともありました。しかし、英語がペラペラの職場仲間も分かっていなかったので、そこは気にしなくていいと思います。(笑)
日本で言うと、日本人でも東北弁が聞き取り難いのと一緒です。どの国でも地方に行けば、訛りが強くなるので、そこまでカバーすることはネイティブでもできないようです。
カナダに来て分かったオージー英語のこと
シドニーで出会った沢山の方達の中で多かったのは、アジア圏、ヨーロッパ、中東、南米の方々でした。一方、カナダ、アメリカの方は比較的少なかった傾向にあります。なので、たまに会うカナダ人のお友達は、とても早く英語を話すな…とシドニーにいた時に思っていました。
日本に帰国してから、アメリカに留学していたお友達と英語で話す機会がありましたが、またこれも使い方やアクセントが違うんですよね。(笑)そこで初めて、オージー英語に染まっていたことに気がつきました!
とは言え、英語は英語ですので理解はできます。ただ、やっぱり地域が違うと、英語の種類も違うんだな…ということに気がついた瞬間ではありました。
その後、カナダにワーホリに来て思ったことは、カナダ人は話すスピードが早いこと!
シドニーの時のように人それぞれアクセントが見事に違うと言うよりかは、全員が大体同じアクセントで話すけど早い!という感じです。
単語自体はとても聞き取りやすいですが、話すテンポがとにかく早いです。
カナダの英語は綺麗で聞き取りやすいと言われますが、それはその通りだとしてもテンポが速いので、英語初心者は苦戦するように思います。
結果的に全く英語がわからない状態で、初めて行った国がオーストラリアで良かったと今はすごく思っています。
やっぱりオーストラリアがオススメ!
カナダに行く前、トロントにワーホリで行った経験のあるお友達から、「オーストラリアの次にカナダに行くなんて、寒くてビーチが恋しくなるよ!」と言われました。
実際、今とてもオーストラリアのビーチが恋しいです!
今年は世界中で暖冬なので、トロントの人々は、「今年はそんなに寒く無いよ~。」なんて言っていますが、やっぱり寒いです。
シドニーと比べると寒さの度合いが違いますよね!シドニーは九州くらいの気候ですし、トロントは北海道ですから…。(笑)
そのため、カナダに来ている人の中には、冬の間だけ暖かい国に避難している方もいます。(笑)
まだトロントでの生活が長く無いので、これからきっと沢山の魅力に気付くとは思います。またそれも、これからご紹介できたらと思います。
個人的にではありますが、オーストラリアのシドニーはとってもオススメします!1年間とても楽しく過ごせました。
もちろん自分次第ではありますが、気候やそこに住んでいる人たちは自分ではどうにもできませんし、お天気が良いだけでとても気分がいいです。それに自然とオープンにもなります!
お仕事探しで街を歩くのも、マーケットに行くのも、夜バーから帰るのも、シドニーはとにかく心地がいいんです。
ワーホリに行きたいと思っているならば、早めに行くべきだと私は思います。ワーホリに成功も失敗もありませんので、これから行かれる方は思う存分楽しんでください!
恥は捨てて行けなんてよく聞きますが、そんなもの飛行機に乗っている間に落ちます。(笑)今回の記事がどなたかの参考になれば幸いです。
また、シドニー、カナダの魅力やホームステイ、お仕事についてなども今後紹介していけたらと思います! Bye!