週末のお散歩に最適なBrisbane City Botanic Gardens(ブリスベンシティ植物園)の紹介 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:エンタメ・イベント

週末のお散歩に最適なBrisbane City Botanic Gardens(ブリスベンシティ植物園)の紹介

公開:2020/03/14 著者:宮本 里穂 1118 Views

ある日曜日にシティにあるボタニックガーデンに行ってきたので、今回ご紹介したいと思います。さて、ボタニックガーデンとは、日本語に訳すと植物園のことです。

日本で植物園と聞くとハウス内に南国の植物が展示されているイメージがありますが、オーストラリアの植物園はそのような感じのものではありません。

 

簡単に言えば、大きな公園と言った感じです。もちろん、そこに様々な植物を植えて展示しているのですが、植物鑑賞と言うよりは散歩しに行くような場所です。

 

私はブリスベンに住んでいますが、ボタニックガーデンはブリスベン以外にもシドニーやメルボルンといった主要都市の市内中心部にあります。

いずれの都市も市内のど真ん中はビル街になりますが、徒歩圏内で自然に触れることができます。考え事をしている時、勉強の息抜きをしたい時の散歩コースに最適です。

今回はブリスベンのBrisbane City Botanic Gardens(ブリスベンシティ植物園)について紹介して行きたいと思います。

Brisbane City Botanic Gardensとはどんなところ?

ブリスベンには2つのボタニックガーデンと呼ばれるガーデン公園があるのですが、今回紹介するのはシティの近くで徒歩圏内にあるBrisbane City Botanic Gardens(ブリスベンシティ植物園)です。

こちらの植物園は、QUT(クイーンズランド工科大学)と隣接しており、まさにQUTの大学生の息抜きの場になっている公園ですね。

このガーデンは、1828年に作られ、今ではオーストラリアの植物から外来種まであり、ブリスベンの人々の憩いの場となっています。

 

ウォーキングや走るも良し、ゆっくり読書をしている人もよく見かけますし、子供たちも多いです。

 

 

公園内には、広場、池や噴水、ガーデンなど都会の中とは思えない自然であふれています。

また、ブリスベンの特徴とも言える川Brisbane Riverとも隣接していて、川沿いを歩くこともできます。つい最近新しい歩道River WalkができEagle Street までつながっています。

またここからはStory Bridge(ストーリーブリッジ)も見えますよ。(下写真)ここで、このストーリーブリッジについて少し。

 

→ ボタニックガーデンから撮影。写真右側の奥に見える橋が「Story Bridge」です。

 

この橋は、崖クライムができるKangaroo Pointからナイトクラブなどが多い地域 Fortitude Valleyをつなぐ橋です。観光客の方に人気なのが、ストーリーブリッジを登るアトラクションです。

海面80m道路から50m上の鉄線を歩きます。360度ブリスベンの街を見渡すことができ、夜景を楽しめるTwilight Climbが人気だそうです。サイトから予約が必須です。高いところ大丈夫な方にオススメです。

ちなみに、シドニーにもハーバーブリッジのアーチ部分を上るブリッジクライムも有名です。ブリスベンのストーリーブリッジクライムも負けていませんよ!

 

 

ガーデン内にはどんなものがあるのか?

では、ガーデンの中でどのようなものが見られるのか、以下解説します。

 

Bamboo Grove

23種類もの竹が植えてあります。日本にいるみたいな感覚。

 

Cannon

スコットランドからブリスベンに送られた大砲です。何度かブリスベン内で場所を移動したようですが2015年にこの位置に落ち着いたようです。

 

Ornamental Ponds

60年前ほどに作られた装飾用の池です。蓮の花が咲いていて、黒いカモのような鳥や小さな魚などが住んでいます。

 

→ ガーデン内にある蓮の花が咲く池。

 

Weeping Fig Avenue

1870年代に植えられたようで、当初はシティボタニックガーデンとクイーンズパーク(現在はボタニックガーデンです)の堺を示す壁の役目を果たしていたんだとか。すごく背の高い木々が並んでいます。

 

Palms

ヤシの木も多くあり、1890年代に洪水の影響を受けて傾いている様子が見えます。

 

N Bear Pit Shelter

暑さから逃れる避難所のようなものがあるのですが、遠い昔、鳥やサルなどがいた動物園があったようでその名残のようです。

 

Tamarind

タマリンド科の大きな木もたくさんあります。大きなさやえんどうのような実ができるのが特徴です。この木は、街の中でも見かけることが多いと思います。

 

Rainforest

多雨林のゾーンもあります。個人的にこの空間が好きです。植物が生い茂っている中、水が流れていて木々の間を歩き回ることができます。

動物で言うと、大型のトカゲや長い黒いくちばしの鳥ibis(アイビス)など、ブリスベンでよく見かける動物もたくさんいます。

オーストラリアに来てびっくりしたのが、この大型トカゲ。家の庭とかにもいるんです。特に害はありません。ですが、蛇には注意してくださいね。

 

Riverside Markets(リバーサイドマーケット)

毎週日曜日にリバーサイドマーケットが開催されています。8時~15時までです。コチラは、30年以上も続いている歴史あるマーケットのようです。

ライブミュージックをしていたり、コーヒーショップやタイ料理、服やココナッツでできた器のお店などが並んでいて、暑くない朝早くから行って朝ごはんを食べたりするのもいいかと思います。

ビーガンドーナッツやフルーツティーのお店など、ヘルシーなものも多め。以前訪れた際は、手作りオカリナを作っている女性の方のお店がありました。すごく小さくて、てんとう虫の形などかわいいデザインがいっぱいでした。

 

このマーケットに限らずトルコのフードトラックがあるのですが、試していただきたいオススメの料理が1つあります。

 

トルコというとケバブのイメージが大きいですが、「Gozleme(ギョズレメ)」という平らなパンのような中に具を挟んで焼いた料理があるんです。フェタチーズとほうれん草とかキノコやお肉系もあります。

 

→ マーケットに来たら試して欲しいトルコ料理のギョズレメ。(出典: Facebook

 

他のイベント

マーケット以外にも、無料のフィットネスクラスやヨガ、タイチークラス、ボクシングフィットネスなどがあり、参加したい人はボタニックガーデンのサイト内にて詳細を見てみて下さい。

また毎週火曜日には、ボランティアの方がガーデン内をガイドして下さるツアーもあり、予約なしで参加できます。

 

QUT The Cube

出典: Facebook

 

QUTの中にある施設で3Dスクリーンなどを楽しめる施設です。ガーデンからもすぐです。

常時見れるグレートバリアリーフの様子を映した3Dや、期間によってテーマが変わる展示があります。無料の展示で毎日オープンが10~16時までです。

暑い夏に涼みに行くのもありかもしれません。

 

 

【まとめ】 留学中に1度は訪れる場所!

ブリスベン観光の方だけでなく、留学やワーキングホリデーで滞在している人も1度は訪れるであろうボタニックガーデンです。

オーストラリアは都会と自然の調和した都市が多いですが、ブリスベンもその中の1つだと言えるでしょう。

勉強の息抜き、週末にぶらっと散歩に出かけたい時には、ブリスベンシティ植物園に行って見てくださいね!

 

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