【オーストラリア・シドニー】人間の行動は世界中どこでも一緒!コロナの影響でスーパーにトイレットペーパーが消えた!
こんにちは。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルスの影響は至るところに広がっており、日本では大手企業がリモートワークを適用していたり、ディズニーランドが一時閉園になっていたり、様々なイベントが中止・延期になったりと大きな影響を受けています。
私が住むオーストラリアでも大きな動きが出てきました。ここ1週間でオーストラリアでの感染者が3倍になっている状況を踏まえて、政府がすべての入国者に対して14日間の自主的な隔離を求めることを発表しました。
ちなみに、お隣のニュージーランドでは一足先に対応している措置とのことです。
こういった政府の動きもさることながら、すでに現地で生活している我々も日常生活においてコロナの影響を受けています。
それは、日本でもつい数週間前に起きた現象!
トイレットペーパーが全然買えないのです!
人間パニックに陥ると、人間の行動は世界中共通なのかも知れませんね…。
今回は日本でも起きたトイレットペーパーがスーパーから消える現象をレポートします。
スーパーにトイレットペーパーが無い!
オーストラリアには、「Woolworths」と「Coles」2大スーパーがあります。私が住むシドニーにも、この2つのスーパーはあちこちにあります。
普段なら、それらのスーパーへ行けば、トイレットペーパーが買えないなんてことはまずありません。ですが、最近の店頭は下記のような状態です…。
日本でも数週間前から同じ状況なので、既に見慣れた光景になっているかも知れませんが、オーストラリアでこのような光景を見るのは、やっぱり異常な感じがします。
日中、売り切れ状態が続いており、現在1回の買い物につき、購入できるトイレットペーパーの個数が制限されているスーパーもあります。
周りのオージーたちは、「トイレットペーパーを買いだめするなんてどうかしてるよ!」といった意見が大半を占めています。
しかし、現地ではトイレットペーパーをめぐる殴り合いのケンカが勃発するスーパーもあり、ニュースになっています。何とも呆れた話であると同時に、完全にパニックに陥っている人がいます…。
日本では今回のコロナウイルス以前にも東北沖地震の時もスーパーからトイレットペーパーやお水、お米などがしばらく消えた経験をしていますから、日本人にとっては慣れている部分もあると思います。
しかし、オーストラリアは地震も無い国ですし、これまでもパニックらしいパニックは無かったので、やはり一部の人はパニックになってしまったのも頷けます。
ちなみに私の住むエリアでは、トイレットペーパーだけでなく、マスク、ティッシュペーパー、お米やパスタなども品薄状態が続いています。
消耗品や長期保存の利く食材を買い占める人たちが多いのです。こうした部分も、日本では震災の時に経験したことなので、人間の分かりやすい行動だったりしますね。
トイレットペーパーはどうやって買えば良い?
トイレットペーパーが無いと結構困りますよね…。ワーホリ生活者の多くはシェアハウスなどに住んでおり、物が置けるスペースも限られているため、日用品や食品のストックをあまり持っていないと思います。
シェアハウスの同居人たちの中にも、手元に少ししかないために、できるだけ公共施設でトイレに行くようにしてトイレットペーパーを節約している人がいたくらいです。
私もそろそろ切らしてしまう状態になったため、3~4日間ほど探していましたが、お昼前に行っても棚はすっからかんでした。店員さんに訊ねてみても首を横に振るだけでした。
ですが、朝早くに行くと購入できることが分かりました!
あくまでも私の住む近所の話になりますが、朝9時台までに行けば大抵購入できるようです。
私もトイレットペーパーのためだけに早起きして買いに行きました。
日本でもマスク難民が毎朝ドラッグストアの前で行列していますが、海外でも狙い目は朝と言うことに変わりはありませんね!
コロナウイルスの影響は、オーストラリアでも着実に広がりつつあります。
日本と比べると1カ月遅い感じなので、オーストラリアでもこれから感染者が増えて、報道もコロナで加熱するのでしょうか?!
こんな状態がいつまで続くのか…。一刻も早い収束を祈っています。