シドニーのワーホリで1ヶ月の語学学校とホームステイ体験!実際どうだった?
こんにちは、ハルです!
ワーキングホリデーは、語学学校に通うこともできますし、通わなくても大丈夫な自由なビザです。
自分の留学目的が明確な英語力向上であれば、フルで4ヶ月間語学学校に通うことに迷いはないと思います。しかし、日常会話程度であれば、学校に通う期間は人によって判断は分かれるところです。
そのため、多くのワーホリは、語学学校にどのくらいの期間通うかが悩みの点だと思います。
また、滞在先についても悩む方が多いと思います。最初の滞在先はホームステイを選択するのがスタンダードですが、ホームステイにどのくらいお世話になるのかもかなり悩みどころですよね。
語学学校やホームステイの期間が長くなれば、それに比例してお金も掛かってきます。私の場合は、語学学校とホームステイにそれぞれ1ヶ月間申し込みました。
そこで今回は、私のシドニーでの語学学校とホームステイのエピソードについてお伝えしていこうと思います。
ぜひ、期間選びの参考になさってみてください。
なぜ1ヶ月しか語学学校に行かなかったのか?
語学学校に1ヶ月間しか通わなかった理由は、主に3つあります。
1. お金を節約したかった
学校により金額は変わってきますが、期間と金額は比例する関係にあります。単純に期間を短くすれば、それだけ支払う金額も変わってきます。私の場合は、金額が安くて日本人スタッフがいる学校を選びました。
2. 机の上でする勉強が嫌だった
人それぞれですが、私の場合はとにかくテストや筆記が苦手でした。実際の会話を通して、実践を通して体で覚える方が得意でした。なので、あまり長い期間学校に行くことは考えていませんでした。
3. 働きたかった
語学学校は昼間に学校ありますので、学校に通っている間は限られた時間しか働けません。つまり、学校に通っていなければフルタイムで働けます。働いてお金を作って自力で英語を覚えようと思っていました。
語学学校は足りないと思えば、後から期間を伸ばそうと思えば伸ばせます。そのため、「取り敢えず1ヶ月で!」といった感じで決めました。
ホームステイを1ヶ月にした理由
次にホームステイを1ヶ月にした理由についてです。こちらも語学学校と同様に、節約がメインの理由になっています。
1. お金を節約したかった
語学学校と同じく、「ホームステイも体験してみたい!」と思うと同時に、節約もしたかったからです。
2. 1人で生活してみたかった
この留学が初めての実家離れだったので、長くホームステイするよりは早く自分で自立した生活を送りたかったんです。
また、よくワーホリ前に耳にしたのは、「土地に慣れて、友達ができると自由が欲しくなるよ!」といった経験者のアドバイスもありました。
確かに友達の家に泊まることがあれば、ホストファミリーに連絡を入れなくてはいけませんし、門限があったりする場合もあります。ファミリーに迷惑をかけないよう、現地生活が慣れるまでの1ヶ月間お世話になるのが丁度良いと思っていました。
「語学学校も1ヶ月なら、ホームステイも1ヶ月にして、ワーホリ2ヶ月目から新たな生活をスタートしよう!」というプランでワーホリ計画を練りました。
今思えば、ずいぶん思い切った決断をしたと思います。(笑)
そもそも、1ヶ月しかホームステイをしない、語学学校に行かないということには、大きなリスクもあるためです。
以前に短期でも留学経験があって、何となくやり方がわかっている方なら大変ですがやっていけるとは思います。
しかし、私にとっては、全て初めて!英語は話せない!そんな中で、留学1ヶ月以内に仕事を探して、家も見つけるなんて、普通に考えるととても大変なことです…。
1ヶ月の語学学校生活は実際どうだったか?
下から2番目のクラスにいたのですが、1ヶ月経過した時の英語レベルは、「来る前よりかは、言っていることがわかる。少し話せるようになる。」程度でした。
文法に関しては、高いレベルの内容はやらず知らずで卒業する感じになります。
「文法はもちろん、基礎からしっかりとした英語を学びたい!」と思っているのならば長めに語学学校に通うことを強くお勧めします。
語学学校にもよりますが、私の学校では校外学習のような、みんなで外に出てミュージアムやビーチに行くアクティビティがありました。コチラは、先生が連れて行ってくれます。
私の場合、この1ヶ月にかけていたので、まずは全部参加することを強く意識していました!
クラスの中には、学生ビザで働いている生徒もちろんいます。ワーホリでも目的は人それぞれですから、真面目に勉強するタイプでない人もいます。そういった生徒は、学校に来たり来なかったりでした。
全員が語学学校にしっかり毎日来るような感じではなかったので、とにかくブレないことは大切でした。
語学学校生活で大事にしていたことは、沢山の友達をつくること。ランチを一緒に食べたり、バーに行ったり、そこで沢山会話をしました。また、その友達の友達は、上のレベルのクラスにいて英語がペラペラなんて事もあります。そういった友達つながりで英語上級者と沢山話すことで英語に耳が慣れる機会を増やしました。
後はとにかく喋る!文法の間違いを恐れてなかなか話せない人や、そもそも人見知りで…なんて人も沢山みてきましたが、そんな事言っていたらチャンスを逃します。本人の性格もあるので、上記でも紹介した通り、私は初見の人相手であっても話すことに抵抗が無いタイプなので、積極的に話しかけていく方が合っていました。
実際、私が話そうとするだけで相手も耳を傾けてくれますし、自分の限られた単語や文法の範囲であっても理解してくれます。また、「ここはこうやって言うんだよ!」などと私の知らなかった事、文法のミスなども教えてくれることもありました。
人と関わる全てのタイミングを学習の場に変えていくことはとても大切です。
また、語学学校にいる友達や外の世界で出会う人、頑張って話そうとしている姿勢が伝われば絶対に助けてくれます。
シドニーには多くの違うルーツを持った方々がいて、英語を勉強して来た人が沢山います。
良くオーストラリアは移民が多い国と言われますが、その移民の方々も最初から英語を話せたワケではありません。
こうしたオーストラリアならではの土壌があるので、英語を勉強している人に対して、とても理解があるんです。
なので、恐れずに話そうとすることは、私がやっていたことの中で、とても良かったことです。
また、語学学校に通うことは、友達作りにもとても良い環境です。特に初めての留学や1人で新しい国に行くのであれば、短期間であっても語学学校に通うと良いです。
実際、私はその1ヶ月間で出会った友達と、今でも連絡を取り仲良くしています!
ホームステイはどうだったか?
ホームステイもたった1か月でしたが、こんなに素敵な経験をしたのは初めてでした。
そして、とても恋しいですし、お家を去る際は悲しくてウーバーの中で泣きました。
私は、とても素敵なファミリーに出会うことが出来ました。
私がお世話になったホームステイは、North Sydneyというシドニーの上の方の地区のCollaroyという海沿いのお家でした。家族構成は、お父さんとお母さん、8歳の娘さんと猫との生活でした。
猫は噛みつくし、8歳の娘さんはとにかくやんちゃで、日本のお子さんでは考えられないくらい少しクレイジーな元気な子でした。(笑)
幼いお子さんと子供向けの映画を一緒に観たり話したりするのは、難しい英語が出てこないのでとても良い勉強になります!
ホームステイ先でもとにかく沢山話すことを意識していました。ホストマザーとファーザーは日本からの留学生を過去にも受け入れていた経験があり、私の話す英語を直してくれたりわかりやすく説明してくれたりしました。ホームステイは、とても居心地よく、また常に英語を接せる環境は、この先の生活にとても助かりました。
また、オージーのご家庭と聞いてはいたのですが、ファーザーはコロンビア出身でコロンビアの家庭料理を作ってくれたり、娘さんと一緒にスパニッシュを学んだりしていました。今まで全く知らなかった文化に触れて生活体験できたことや、文化から来る物事の考え方や捉え方の違いを体験できたことは、今の私に大きくつながっています。
費用を抑えて留学しようと思っている方は沢山いると思いますし、私もそうでした。人によっては、ホームステイも高いからと選択肢から外す人もいます。
しかし、ホームステイに関しては、1ヶ月だけであったとしても体験できて本当に良かったなと思っています。
今でもホストマザーとは連絡を取り合っていて、現在はスペインに引っ越したそうなので、次の大きな休みで会いに行く予定です。
その後シェアハウスは見つかった?
シドニーに到着してから2週間でシェアハウス探しを始めましたがとにかく難しい。
日本人向けのサイトでシェアハウス探しをしていたのですが、「オーナーへの連絡は英語でお願いします。」なんて事ザラにあったからです。
そしてもう1つの問題が、土地勘がないこと!とにかくGoogle翻訳とGoogleマップを駆使して、物件を探しました。
オーナーに連絡を入れて、シェアハウスの内見に行くのですが、学校後や土日を使ってとなるので、なかなか忙しくスケジュール管理が大変でした。また、即決できれば良いのですが、思った以上に汚かったり、同居人の数が多かったりと問題も多いです。
引越し2週間前にシェアハウスを探し始めれば良いとは聞いていたのですが、とにかくシェアハウス探しは余裕を持って行っていただきたいです。
結果的にシェアハウス先は見つかりましたが、相当厳しかったです。初めての土地、初めての海外での良い経験にはなりましたが、タイトなスケジュールでのシェアハウス探しはお勧めはしません!
ワーホリあるあるですが、「現地に到着してすぐ探せばいいか!」なんて考える人がいますが、そんな余裕着いたばかりの頃はありません。
また、日本から決めていくのもなかなかリスクがあります。詐欺に引っ掛かる人が多いと聞きます。実際、お金を払っているのに、その場所に行ったら架空の住所だった…なんてことだったら最悪ですからね!
シェアハウス探しは、実際に行って見学してから決めることを強くお勧めします。
余裕を持ったプランの方がベターかも!
自分の住む国を変えての生活1ヶ月程度で、また新たな土地、環境、言葉で生活を変えるのは簡単なことではありません。
日本を出発してから、ジェットコースターのようにバタバタでした。
初めてのワーホリでというならば、少し余裕を持ってゆっくり土地に慣れて環境に慣れてから動く方が安全だとは思います。
正直、私は大変でした…。(笑)
ただ、それでも何とかなりましたので、心配しすぎずこれから新たに行く方々には楽しんでいただきたいです。
この辺のところは、性格も大いに関係してくると思います。この記事を読んでいて、私と似たような物怖じしないで他人にも話して行けるタイプの人であれば、大変ですが何とかしていけるかも知れません。
次回は、シドニーでのローカルジョブについてお伝えしていこうと思います。Bye!