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カテゴリー:現地生活情報

【ワーホリ必見!】ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)の口座開設方法とキャッシュカードのアクティベート方法を解説!

公開:2020/03/20 著者:堀川 真由美 10248 Views

こんにちは!マユミです!!

学生の方もワーキングホリデーの方もオーストラリア渡航後には、大抵の人は銀行口座を開設する必要があると思います。

特に現地で働いた場合はオーストラリアの銀行口座に入金されますので、ワーキングホリデーの方には必須。

 

また、日々の些細な決済も銀行のカードでサクッと決済をするのがオーストラリアでは一般的で、現金を持ち歩かないというスタイルが一般的に浸透しています。

 

オーストラリアには大手の銀行が4つあります。

 

・ANZ銀行(Australia and New Zealand Bank)
・ウェストパック銀行(Westpac)
・コモンウェルス銀行(Commonwealth Bank)
・ナショナル・オーストラリア銀行(National Australia Bank)

 

今の所、各銀行口座を利用していて不都合があったということを周りからは聞いていないので、各々好みで選べば良いかと思います。

私はメルボルンにて、ナショナル・オーストラリア銀行の口座を作りました。選んだ理由は普通預金口座の口座維持手数料がかからないからというシンプルな理由です。

 

→最近では…なんと「渡航後にわざわざ海外で現地銀行口座を開設しなくても良い」という便利な金融サービス(Wise)も出てきてますので、こちらもぜひご参考ください!

NABでの銀行口座開設

まずは銀行の窓口に行って、口座を作りたいという旨を伝えます。

口座を作るにはアポイントメント(予約)が必要だということなので、日時、担当者、それから口座の開設に必要なものを教えてもらいました。

 

・パスポート
・VISAのコピー
・飛行機の搭乗券や国際免許証など本人を証明できるもの
・現金(入金する分)

 

そして、指定された日時に銀行へ向かいます。

本人確認、開設する口座の選択、住所の登録、口座への入金を済ませて当日は終了です。

 

→ 私が開設した口座は、この Transaction Accounts の Classic Banking account。

 

私はワーキングホリデー渡航者が主に利用する口座を教えてもらって、「Classic Banking account」を利用することに。

ちなみに、海外の銀行の普通口座は銀行独自の口座名がつけられています。上記の「Classic Banking account」もNAB独自の口座名称であって、他銀行では同様の口座名はありません。そのため、窓口では一般的名称である「Saving Account(普通預金口座)」を作りたいと伝えればOKです。

“I want to open the Saving Account.” と言った具合です。

 

キャッシュカードのアクティベート

 

後日、登録した住所に銀行のキャッシュカードが送られてきます。しかし、そのままではカードは使用できないので、ATMで使えるように自身でアクティベート(利用できる状態にすること)をします。

まずはカードの裏面にサインをしましょう。次にアプリかオンライン上でカードが使えるようにしていきます。(電話、SMS、店舗でも可能)

私はアプリからアクティベートしたので、今回はその方法をお伝えします。

 

 

まずはこのアプリをゲット。Google Play またはApple Storeからダウンロード。

 

 

こちらがスタート画面。「Join NAB」をタップ。

ログイン画面が表示されますが登録が完了していないので下方にある「Register for internet banking」をタップ。

 

 

Registration(登録)画面に移動します。

送付されたカードの裏面上部に記載されている8から10桁の「NAB ID」を入力します。

使用規約に同意したら、チェックボックスにチェックを入れて「Continue」をタップ。

 

 

NAB IDは、カード裏側の上部に記載されているナンバーです。インターネットバンキングへのアクセスの際に必要になります。

 

 

その後、登録した電話番号のSMS宛にセキュリティコードが送られてきますので、そちらを入力。さらにパスワードを作って入力します。(パスワードは6文字以上、数字やローマ字、ハイフンなど2種類以上を混ぜて作成すること。)

確認のためにもう一度パスワードを入力。日本でもおなじみの作業ですね。

「Continue」をタップ。

 

 

Eメールアドレスの入力、Online statementsもチェックを入れてしまいましょう。紙ベースでの取引明細の郵送を受け取らない、という同意項目です。

「Continue」をタップ。

Registration confirmation(登録の確認)画面、Account summary(アカウントの概要)が次に表示されたら手続きは完了。

その後、登録したEメールアドレス宛にアカウントがアクティベートされたことを知らせるメールが届きます。

 

海外の銀行口座でできること

上記の手続きで無事銀行の開設作業は終了です。ちなみに、海外の銀行には通帳はありません。オンライン上で全て管理します。何というか、オーストラリアの銀行は日本よりカジュアル。手軽に金銭のやりとりが可能です。その代わりに何かトラブルがあった時も自己責任の色が強いようですね。

銀行のキャッシュカード、オンラインアプリで出来ることはざっくりこんな感じ。

 

・1日最大2,000ドル まで引き出し可能
・収入支出の確認
・出金方法をクレジットまたはビザデビットか支払い方法をその都度で選べる
・アプリ上でお金のトランスファー(振込等)
・キャッシュアウト(お店のレジで現金を引き出せる)

 

出金・入金の基本的な操作はもちろん、個人的にはトランスファー機能がとっても重宝しています。

友達と割り勘する時も友達のアカウントナンバーとBSBナンバー(Bank state branchの略。銀行支店コード。)さえ教えてもらえれば、気軽に自分の銀行口座からお金を友達の口座へお金を送金する事が可能。手数料等もかかりません。

一度番号を登録してしまえば、次からは再度番号を登録し直す必要もありません。送金レシートも送った相手にSNS等を通して送ることもできます。便利…!

 

EFTPOSって何?

さて、ゲットしたキャッシュカードで早速お買い物。カードを出せばカード決済であることをお店側も察してEFTPOS端末機器の用意をしてくれます。

しかしここで一つ疑問が。EFTPOSって何だ…!?

 

EFTPOSとは、 ”Electronic Funds Transfer at Point of Sales” の略称です。

 

キャッシュカードに付いている機能で、銀行口座から直接代金を支払える仕組みなのでクレジットカードとは異なります。

日本ではあまり流行っていませんが、デビット決済のことです。

EFTPOSの利用には、基本的には手数料はかかりませんが、個人店では利用の際のミニマムペイ(利用の際に最低金額が設定されている)があったり、店舗で独自に手数料を請求されたりする場合もあります。

 

キャッシュレス最高!

オーストラリアではキャッシュレスでのお買い物が一般的です。コーヒー一杯でもカード決済で済ませます。メルボルンのカフェで働いていた際もお客さんの支払い方法を見ているとカード決済が一番多く、スマートフォンまたはアップルウォッチでの決済も多かったです。現金での決済は、全体の1~2割程度だったように記憶しています。

私もオーストラリアに来てからは、スマートフォンの電子決済で買い物を済ますようになりました。レジ前で小銭をワタワタと確認する必要も財布を持ち歩く必要もなくなり、とっても便利です。

こちらも簡単に登録する事が可能ですので、バンクアカウントの開設ついでにこちらも利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

とは言え、コインランドリーを利用したり、マーケットに出かけたりすると、現金が必要な機会に遭遇することも。

ATMが近くにない時は、「キャッシュアウト」を利用します。スーパーマーケットなどのレジにて、店員さんにキャッシュアウトをお願いして必要な金額を伝えます。そして、EFTPOSにカードをスライドさせて、暗証番号を入力するだけ。

何と簡単!現金をゲットする事ができます。ATMを探す必要がなく、手数料もかからないいというのはありがたいですね…!

 

【最後に】 早速、銀行口座を解説してみよう!

銀行口座の開設は、渡航後にすぐ行うタスクの一つです。早速窓口で英会話を行うのは緊張するかと思います。

 

銀行スタッフも英語が不自由な留学生やワーキングホリデーの人々には慣れているようで、とっても丁寧・親切に対応してもらえました。

 

語学学校でできた友達と一緒に口座開設に行くことをオススメします!1人より2人3人で挑めば、何にも怖くありません。不安も一気に解消することでしょう!

さらにエージェントを利用する方は、担当エージェントや現地スタッフも付いているので安心ですね。

以下、ANZ銀行での銀行口座開設についての記事もありますので、ANZ銀行を利用する予定の方はこちらも参考にしてみてください。ちなみに、多くの学生やワーホリは、ANZかNABで銀行口座開設するケースが多いようです。

 

 

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