ワーホリの必須アイテムである銀行口座!オーストラリアのメジャー銀行ANZの銀行口座をオンライン開設してみた!
こんにちは。ワーキングホリデーや留学の際にやることリストの1つにも入る銀行口座開設について、今回は紹介したいと思います。
オーストラリアのメジャーな銀行はANZ、Commonwealth Bank、Westpacなどが挙げられます。ちなみに、ニュージーランドの大手だと、ANZ、Kiwi Bank、BNZなどです。
私はオーストラリアに来る前にニュージーランドにも留学していたため、オーストラリアとニュージーランドの両方に店舗があるANZを選びました。
ANZ銀行は日本にも支店があり、日本国内にいる時から銀行口座の開設が可能です。
通常は、皆さん現地到着後に銀行口座を開設するのが一般的です。
しかし、私は煩雑な手続きは早めに終わらせておきたいと思い、日本にいる時に銀行口座開設をしてしまいました。ANZ銀行の口座開設はオンライン申請ができるので、とても便利なんです!
今回はANZ銀行のオンライン開設についてお話したいと思います。ちなみに、現地のANZ銀行窓口で直接口座開設する場合は、以下の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。
Wiseが話題沸騰!海外送金もデビットカードも超便利
→最近では…なんと「渡航後にわざわざ海外で現地銀行口座を開設しなくても良い」という便利な金融サービス(Wise)も出てきてますので、こちらもぜひご参考ください!
ANZ銀行とは?
ANZは、”The Australia and New Zealand Banking Group Limited”の略で、オーストラリア・ニュージーランド銀行グループです。どこのシティにも必ずあるので、留学・ワーキングホリデーで銀行口座を開設する際に人気の銀行です。
上述の通り、日本にも東京と大阪に支店があります。日本で銀行口座開設する場合は、手数料9,000円でオーストラリアの支店に普通預金口座を開設することが可能です。
ちなみに、キャッシュカードの受け取りは現地となり、解約も現地でしかできませんのでご注意を。
日本語で日本から口座開設したい方には、手数料が掛かりますが日本での口座開設をお勧めします。
ワーキングホリデーでニュージーランドに行った際は、とあるエージェントさんを使ったのですが、その際は現地で銀行口座を開設する方式でした。
オーストラリアに来る祭は、ニュージーランドでもANZを使っていて使い勝手が分かっていたことから、またANZを使うことにしました。口座開設の際には、日本からオンラインにて口座を開設しました。
オンラインの特典は、1年間口座保管費が無料なことです。その後も、25歳以下の場合や、毎月2,000ドル以上の収入がある場合などは引き続き無料で保持できます。これに当てはまらない場合は、毎月5ドルの口座管理費が引かれます。
日本からオンラインで開設
私が銀行口座開設した方法は、オンライン申請(英語サイト)です。オンライン申請であれば、日本国内で申請はしてはいますが、口座開設時の手数料はかかりません。
手順さえ分かれば、英語サイトであっても手続きは10分くらいで終えられるので、直接銀行窓口で口座開設するのが不安な方は、オンライン申請を選択してみましょう!
まずANZのサイト内の「Moving to Australia」というページを開き、「Apply now」をタップして登録していきます。ちなみに、このページはANZ銀行のトップページから見つけづらいので、検索エンジンで「ANZ Moving to Australia」と入れて検索するのがベストです。
個人の口座の場合は「Single」になります。コチラをタップします。
ちなみに、「Joint」は、複数名義の共同口座になるので、こちらは関係ありません。
質問項目1番目の「Do you hold a Commonwealth Seniors Health Card, Health Care Card or a Pensioner Concession Card?」は、現地向けの方かどかの質問なので、「No」をタップ。
質問項目2番目の「Do you already bank with us?(既にANZにお金を預けていますか?)」は「No」をタップ。
下にある「start」ボタンをタップして、次のページに進みます。
「Mr」「Miss」「Ms」「Mrs」から自分に合うものを選択。
「First name」には自分の名前。「Middle name」は空欄のまま。「Family name」には自分の苗字を記入。
「Date of birth」には、自分の生年月日を選択。
「Where do you live?」には、日本の住所を記載します。
例えば、自分の日本の住まいは、以下の住所だとします。
こちらを英語表記に変えると以下の通り。
コチラを元に記入していくと以下のようになります。
「Is your home address also your mailing address?」では、郵便の宛先が同じ場合には「Yes」をタップ。違う場合には、「No」をタップします。Noを選択すると郵便の宛先住所を記入する形となります。
通常は「Yes」をタップします。
「How can we contact you?」の質問はメールアドレスを記入します。確認のため2か所目も同じメールアドレスを記入します。
「Primary phone」の質問は、「Mobile(携帯電話)」か「Home(固定電話)」を選択し、電話番号を入力します。
「Secondary phone」は任意なので、記入したい人は記入してください。
「What type of visa will you be using?」は、自分のビザを選択します。通常は”Working holiday visa”または”Student”になります。
“Student”を選ぶと、「Where will you be studying?」の質問が現れるので、該当するものを選びましょう。通常は”Language school”になろうかと思います。
「Which state will you be living in?」は、自分の留学先の州を選択します。
「City/Suburb」は任意項目ですが、決まっている場合は記入します。
「Arrival Date」は、オーストラリア到着日を選択します。
「Verbal Security Code」は本人確認するためのセキュリティーコードです。電話や窓口で聞かれた場合に答えるパスワードです。1~20桁までのアルファベットか数字を組み合わせて記入します。確認のため2箇所目も同じパスワードを記入します。
「Are you a Tax Resident of Australia only? 」は、「あなたはオーストラリアだけの納税者(税法上の居住者)ですか?」と言う質問になります。この質問は、「No」タップします。タップすると、下に追加の質問が現れます。
「Please include below all countries excluding Australia in which you are a tax resident.」の質問は、自分の居住国である”Japan”と記入します。
「Taxpayer Identification Number (TIN) or country equivalent can be provided for this country?」の質問は「Yes」をタップします。「TIN or country equivalent」には、マイナンバーの番号を記入します。
最後に一番下の「Continue」をタップして次のページに進みます。
上写真の通り、カードの色を3種類から選択できます。
「Would you like to open an ANZ Online Saver account at the same time?」の質問ですが、「オンラインでの口座も開きますか?」といった意味です。オンラインでお金を動かしたり、支払いができたり確認等ができるので開設した方が良いです。というのも、シェアハウスの支払いなどでも必要になってくると思うので。特に問題なければ、ココは「Yes」をタップします。
ページ最後の「Continue」をタップして次のページに進みます。
最後のページでは、個人情報の確認と規約の確認のページです。
「Declarations, terms and conditions」の項目になります。1番目と2番目のボックスはプライバシーや利用規約に関する項目になります。チェックを入れてください。
3番目は、キャッシュカードの発行を申請する項目ですので、ここにもチェックを入れます。
4番目は、プロモーション情報(宣伝)の送付を希望するかどうかのチェック項目です。希望する場合のみチェックを入れればOKです。
5番目の項目は、納税者情報が変更された場合は、30日以内にANZに連絡することの確認となりますので、こちらもチェックを入れます。
最後に右下にあるグリーンの「Submit」ボタンをクリックし完了です。
オンライン申請後
終了後、メールにて確認と受付番号がついた内容のメールが届きます。2日後には、口座番号の詳細メールが届きました。さらにその2日後、電話が来ていたのですが、仕事で取れませんでした。
メールにて事情を返信すると、「カードを受け取れる支店をお伝えしたいので、いつ到着するのかと滞在先を教えて下さい。」と連絡が来たので返答しました。
この2日後、「現地に着いた際に、滞在先に1番近い〇〇支店に行ってください。」といった内容のメールが届きました。難しい内容のメールではないので、心配ないかと思います。
オーストラリア到着後、その支店にてパスポートを見せると、キャッシュカードを受け取れました。
その場では、カードを使えるように登録してくれて、オンラインにもアクセスできるようにCustomer Registration Numberと初期パスワードを発行して貰いました。
キャッシュカードを受け取った際、パスワードは1度アクセスした後は、すぐに変更して下さいと注意をされました。
このキャッシュカードを使えば、ATMにて預金(deposit)や出金(withdraw)もできます。
ATMは街の中でもたくさん見かけます。ファーマーズマーケットやナイトマーケットなど、現金しか使えないところがある場合はその場にATMがあったりもします。
メールには、到着6週間以内にカードを取りに来るようにと記載がありました。入国6週間以内であれば身分証明の提示はパスポートだけで大丈夫なのですが、過ぎるとそれ以外にも提出を求められるので非常に厄介です。
入国した日が分かるように、印刷した飛行機のeチケットをパスポートに挟んで提出することをお勧めします。
キャッシュカードを紛失・盗難してしまったら
ニュージーランドにてバイトをしていた際に、空き巣に入られカードが盗まれたことが1度ありました。不思議なことに、従業員全員クレジットカードや現金は残されANZや他の銀行のキャッシュカードのみ盗まれていました。
こんな時どうすればいいのか、パニックになりますよね…。学校の帰りにANZに行って盗まれたことを話して、カードを止めてもらいました。そしてすぐに新しいカードと新しいパスワードを作り終わりました。
この時は確かパスポートを見せた気がします。新パスワード設定後1時間ほどで使えるようになります。
こんなにすぐに新しいカードをもらえて、すぐに使えることになるなんて思っていなかったので驚きでした。この時は、Paywave(非接触決済)機能のないANZカードだったので、使う時は必ず暗証番号が必要でした。ですが今は、タッチするだけで支払いが出来てしまうので落としたりしてしまったら…怖いですね。
皆さんも紛失・盗難の際には、銀行窓口に行けばすぐに解決するので、落ち着いてすぐに近くのANZの支店に行ってみてください。
また場所によっては、日本語でのアシスタントスタッフが在籍している支店もあるそうなので、語学学校で日本人スタッフに確認してみましょう。
オンラインでの支払い
シェアハウスの支払いやその他の支払いをオンラインにて簡単にすることができます。
まず、ANZの自分のオンラインページにアクセスします。そして、「Payment」を押して「Pay Anyone」を選択します。
入金が終わるとレシートが発行されます。送金の確認で相手にレシートを送ることもできます。
ANZから国内の他銀行への支払いの場合でも1日遅くとも2日ほど。国際送金の場合は、もう少し時間がかかってしまいます。
その他の銀行関連情報
オンラインページの中には、「Transfer between my accounts」という項目があります。これは、Access Advantage (普通口座)やOnline saverなどの自分の口座間にてお金を動かせるところです。
仕事での給料は普通口座に入ると思うのですが、それを金利の高いOnline saverに移すことで、貯金を多少増やすことができます。
また、同棲するような場合は、新しく共同の口座を作ったり、もしくは相手の口座に加わったりすることも可能です。加わると自分の名前が付いた、2人同じ番号のカードがもらえます。
帰国時の銀行口座閉鎖手続き
日本に帰国前に口座を閉じる場合は、パスポートを持って行って日本に帰国するので閉めたいことを伝えると対応してくれます。現金で残金を受け取るか、日本の口座に送金するかになります。
私はニュージーランドからの帰国の際は、送金にしました。国際送金は、手数料が5,000円前後引かれますので、手数料が痛い人は現金で受け取りましょう。
また、ニュージーランドにて口座を閉めているので、もし送金が何かの手違いで送金が届かなかった場合の補償はありませんと言われました。
【まとめ】 口座開設の選択肢が豊富なANZ銀行
ANZはどちらの国でも大手ですし、日本にも支店があることから日本からでも口座開設をしやすいと思います。
部屋を借りる、仕事を始めるなど必ず必要になってくる銀行開設です。
ANZの場合は、「日本の支店で日本語での口座開設」、「オンライン口座開設」、「直接窓口での口座開設」と3つの選択肢が選べるので大変便利です。
英語力によっては、銀行口座開設手続きに不安を感じる人もいると思うので、自分にとってハードルが低い方法を選択すると良いでしょう。
多くの留学生やワーキングホリデーの方は、ANZを選択していますので、安心感もありますね。1つの候補としてANZを考えてみて下さい。