新型コロナウイルスに関する英単語を紹介!英語でニュースを読んでみよう
こんにちは、シドニーでワーホリ中の「ちさき」です。
毎日「新型コロナウイルス」のニュースや情報が絶えることなく目に入ってきますよね。
「もう疲れた!」と目を背けたくなる気持ちも分かりますが、やっぱり自分の身を守るためには最新情報のチェックが欠かせません。そこで今回はちょっと視点を変えてみましょう。
留学やワーキングホリデーが延期になってしまっている方にとっては、自分の渡航予定の国の動向も気になると思います。
各国領事館のホームページなど日本語情報サイトもありますが、英語サイトでニュースを読むことは情報収集のみならず、英語の勉強にもなります。
「そんな人の役にたてれば!」と思い、わたしが普段コロナウイルスの情報収集をする上でよく見かける英単語を紹介します。
一次情報を手に入れるには「英語」が役立つ!
例えば、オーストラリアのコロナウイルス最新情報が知りたいという時、オーストラリア政府のホームページを参考にするのが一番間違いない情報の仕入れ方ですよね。
SNSやインターネット検索を使うのももちろん手ですが、時にネットの情報は情報源が怪しかったり、情報が古かったりということがあります。特に誰によって書かれたのかも分からないような情報を鵜呑みにするのは危険です。
もちろん、英語が分からないと海外の情報が分からないということはないですが、英語が読めると正確な海外の情報が手に入れやすくなります。オーストラリア政府のホームページには、常に最新の情報がアップデートされています。
各国政府のホームページにアクセスすることで、政府がどんな対策を取っているのか、そして国内の感染者数など知りたいことはほとんど記載されています。
また、少しマイナーな国になってくると「日本語で検索しても見つからない情報」って意外と多いんですよね。
そんな時は思い切って英語で検索してみるのも情報を得る方法としては有効です。
英語は海外の人とコミュニケーションをとるツールであると同時に、海外の1次情報を得るツールとして、特に今のような緊急時にはとても役に立ちます◎
「英語で海外の情報を読んでみようかな!」という人にとって、知っておくと役立つコロナウイルス関連の英単語を以下で紹介していくので参考にしてみてくださいね。
コロナウイルス関連のニュースでよく見かける英単語を紹介
私は今、シドニーに滞在しているのでコロナウイルスの最新情報をゲットするにあたって、政府のホームページやニュースサイトを英語で読むことが多いです。
そこで、コロナウイルスの情報を英語で仕入れるにあたって、知っておきたい頻出英単語をまとめてみました。特によく見かけるものに関しては、解説付きで紹介していきます。
近い将来に「渡航を考えている国の最新ニュースや政府の発表を知りたい!」という人の参考になれば嬉しいです。
・COVID-19 「コロナウイルスの正式名称」
WHO(世界保健機構)によって定められた正式名称。
「Corona(コロナ)」+「Virus(ウイルス)」+「Disease(病気)」+「2019」で、それぞれの頭文字とウイルスが発見された年が由来です。
・novel coronavirus 「新型コロナウイルス」
新しいとか新型を意味する「novel」を用いて、新型コロナウイルスと言及することがあります。
「novel」は小説という意味もありますが、「新奇」や「奇抜」と言った意味もあります。
・Pandemic 「感染爆発」
パンデミックは日本語でも最近はよく使われていますよね。
もとはギリシャ語が由来の単語で、病気が世界的に大流行して制御が不能になった状態のことを意味します。
オーストラリア政府のホームページを訪れると、「The World Health Organization has announced that COVID-19 is a pandemic.(WHOはCOVID-19がパンデミックであることを発表した。)」と大きく記載されています。
・amid 「〜の最中に」
英語のニュースを読んでいると、「amid the COVID-19 crisis…」のように「amid」という英単語をよく見かけます。
コロナウイルスが流行するまで私も知らなかった単語だったので、調べてみると「〜の最中に」という意味であることがわかりました。
コロナウイルス危機真っ只中の今…といったニュアンスでよく使われている英単語で、タイトル中に使われることが多いです。
・confirmed case「確認されたケース」
英語では「The number of people infected with coronavirus is ◯ (染者数は◯名)」よりも「There are ◯ confirmed cases …(感染が確認されたケースは◯)」という言い方を好む傾向にあります。
数字とともに「confirmed case」という単語を見つけたら、現時点で確認ができているテストで陽性が出た人の数なんだなと思ってください。
・self-isolation「自己隔離」
「You need to self-isolate for 2 weeks…(2週間自己管理をする必要がある)」のように動詞として使われることもあります。
・social distancing 「社会距離戦略」
今、オーストラリアではこの「Social distancing」がすごく重要視されています。
政府から他人とは1.5m以上の距離を置いて「社会的距離」を保つように定められており、これを破った人には厳しい罰金が課せられます。
・Quarantine 「隔離」
もともとは保健所や病院などで感染症にかかった人を隔離することや、空港などの「検疫」を意味する英単語。
コロナウイルス大流行中の今では、単純に「社会から離れて病気を蔓延させないように隔離すること」を意味するケースが多いです。なので、自宅での自己隔離であってもこの単語を使います。
・ban 「禁止」
禁止という意味のこの英単語は、最近のニュースでは頻出。
「Travel ban」で旅行禁止という意味になります。
・non-essential 「不必要な」
現在のシドニーは、絶対的に必要でないサービスを提供するお店や施設はすべてクローズしている状況です。
「The government has announced all the non-essential services will be closed .(政府はすべての不必要なサービスの休業を発表した。)」のように使われます。
・contagious 「伝染しやすい」
英文のニュースを読んでいると、「The novel corona virus is highly contagious.(新型コロナウイルスは伝染性が高い。)」といった文をよく目にします。
「highly contagious」で伝染性が高いという意味になるので、覚えておくと便利です。
・panic buying 「パニック買い / 買い占め」
そのままなので理解しやすいですが、コロナウイルスの「未知の恐怖」からトイレットペーパーやパスタを買い占めることを英語で「Panic buying」と読んでいます。
もし海外にいる友達にスーパーの状況について聞いてみたいなんていう場合は、「Is there panic buying in your country?」と聞いてみてくださいね。
「Don’t panic buy! (買い占めしないで!)」など「Panic buy」は動詞として使われることもあります。
・test positive/negative 「陽性/陰性が出る」
コロナウイルスの陽性反応が出ることを、英語では「人 has tested positive」と言います。
・work from home「在宅勤務」
日本でも在宅勤務に変わったという人は多いですが、ここシドニーでもかなりの人が在宅勤務をしているようです。
・lockdown「都市閉鎖」
国によって状況はさまざまですが、ヨーロッパの各国では本格的なロックダウンが行われていますよね。
シドニーは今のところ、そこまで本格的なロックダウンには至っていませんが、不要不急の外出は禁止されています。
正当な理由なく外を歩いていると罰金を課せられるので、食料の買出しと短時間の運動以外は自宅で待機しています。
その他覚えておくと便利な英単語
・precaution「予防策」
・infect 「感染する」
・close contact 「濃厚接触」
・symptoms 「症状」
・incubation period「潜伏期間」
・pneumonia 「肺炎」
・outbreak 「流行病の急増」
・death toll 「死者数」
・fatigue 「倦怠感」
・Travel restrictions 「出入国に関する制限」
・school closure 「休講」
【まとめ】英語でニュースを読んでみよう!
コロナウイルスで心が落ち着かない不安な日々が続いています。
海外に滞在中で現地情報をいち早く知りたいという人はもちろん、日本での自宅待機でいつもの英語学習に飽きてしまった…という人は、ぜひ英語で世界各国の状況を読んでみるのがおすすめです。
世界の状況が把握できると同時に、英語の勉強にもなってまさに「一石二鳥」ですよね。留学やワーキングホリデーを控えている方にとって、実践的な勉強で最適です!
またこの記事で紹介したコロナウイルスに関連する英単語は、コロナウイルス終息後も知っておいて損はないものばかりなのでこの際に覚えてしまうといいでしょう。
コロナに負けずに正しい情報収集と自宅待機、そして自宅でできる英語学習を頑張っていきましょう!
私は引き続き、シドニーから最新情報をお届けしていきます。