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オーストラリアから帰国前に確認しておきたい6つのこと

更新:2024/05/09(公開:2020/04/06) 著者:高島 明季子 1022 Views

このコラムではオーストラリアから日本に帰国する際に、出来るだけ帰国前に確認・手続きしておきたいものをについてまとめています。

日本に戻ってからだと対応がしにくいものがあるため、忘れずにしっかりチェックしていきましょう!

① 銀行口座の解約

オーストラリアの銀行は基本的に口座維持費がかかるので、完全帰国する方や特に帰国後オーストラリアの口座が必要ない方は、銀行口座解約の手続きをしましょう。

一時帰国の場合でもいつ戻って来れるか未定であれば、解約してしまうことをオススメします。特に現在はコロナウイルスの影響で、各国からいつ入国禁止令が解除されるか分からない状況でもあるので尚更です。

口座解約なら利用している銀行の支店へ行き、口座を解約したいことを伝えれば銀行員の方が手続きを行うので、あとは書面にサインすれば完了です。

 

必要なものは銀行のキャッシュカード(デビットカード)とパスポートになります。

 

しかし、どうしてもオーストラリアの口座をそのまま維持したい方や、状況的に解約することが難しい方など様々な状態の留学生・ワーホリの方もいると思います。

以下、オーストラリアの場合にはなってしまいますが、銀行口座解約・維持等の手続き方法を別の記事にまとめたのでそちらを参考にしてみて下さい。

 

 

② 携帯電話とSIMの解約

 

プリペイド式のSIMを使っている場合は、使用するデータ(GB)料金の先払いをしていると思います。

なので、更新日が過ぎるか、データを使い切った時点で使えなくなるため、特に解約手続きなどをする必要はありません。

 

しかし、毎月自動更新(引き落とし)のタイプを契約or設定しているなら解約しましょう。

 

また1年間や2年間の縛りがある形でキャリアと契約しているなら、解約の手続きを行いましょう。早期解約の場合は違約金の発生や、日払いでの支払いがあるかもしれませんので確認しておきましょう。

 

③ 交通ICカード残高確認

 

交通ICカードも基本的にプリペイド式なので解約という手続きはいりません。

 

しかし、自動引き落としの設定をしている方は早めに停止しておきましょう!

 

停め忘れてしまっていて、帰り際に「勝手に自動チャージされちゃった!」ということがないように。

帰国時にカード内のチャージ金額がたくさん残っていて、「どうしても帰国前に払い戻ししたい!」と言う方もいると思います。

そんな方は、少し面倒な手続きにはなりますが、各州の交通ICカードによって払い戻し方法の条件さえクリアすれば払い戻しができる場合もあるので、以下を参考にしてみてください。

 

・QLD系交通ICカード「Go card(ゴーカード)」

主要エリアにブリスベンやゴールドコーストがあり、TransLink(トランスリンク)という交通局の管轄です。

残金が50ドル以下の場合は、大きめの駅やコンビニなどのお店で払い戻しが可能です。どこの駅やお店で払い戻しが出来るかは、トランスリンクのサイトから確認することができます。ちなみにブリスベン空港内では払い戻しが出来ますが、ゴールドコースト空港内では出来ないようです。

残金が50ドル以上の場合は、トランスリンクのサイトから返金申請用紙をダウンロードし記入した上で指定の住所へ郵送する必要があります。残高はオーストラリアの銀行口座に返金されます。

 

・NSW系交通ICカード「Opal card(オパールカード)」

主要エリアにシドニーがあり、NSW Transport(NSW トランスポート)という交通局の管轄です。

カード内の残金を払い戻ししたい場合は、上記のサイトから返金申請用紙をダウンロードし記入した上で指定の住所へ郵送する必要があります。オーストラリアの銀行口座が必要です。

なお、払い戻しが可能なケースは、カードに5ドル以上に残っている場合のみ払い戻しは可能です。

 

・VIC系交通ICカード「myki(マイキー)」

主にメルボルンで使える交通ICカードになり、Public Transport Victoria(パブリック・トランスポート・ヴィクトリア)という交通局が管轄です。

カード内の残金を払い戻ししたい場合は、上記のサイトから返金申請用紙をダウンロードし記入した上で指定の住所へ郵送する必要があります。残高はオーストラリアの銀行口座に返金されます。

払い戻しが可能になるケースは、10ドル以上カードに残っている場合で、カード料金の6ドル以外の残金が返金されます。

 

・WA系交通カード「Smart Rider(スマートライダー)」

主にパースで使える交通ICカードになり、Transperth(トランスパース)という交通局の管轄です。

スマートライダーは、払い戻しができないので注意して下さい。

スマートライダーを利用する場合は、大金を一度にチャージしておくのではなく、少額をこまめにチャージすることをオススメします。

 

④ シェアハウス退去の報告

 

シェアハウスの退去日はできるだけ早めにオーナーに報告しておきましょう。

予定日が決まっていなくても、もしかしたら帰国するかもしれないという事を一言伝えておくだけでもいいと思います。

シェアハウスに入居する際に、「退去日は2週間前にオーナーに伝える」や「最低3ヶ月の滞在」など各々でルールがあると思います。通常は退去時にルール違反があればボンド(入居時の預かり金)が戻ってこない場合があります。

 

約束よりも早めの退去や帰国であったとしても、オーナーによってはボンドを返してくれるかもしれませんのでまずは早めの相談がベストです。

 

⑤ 職場に退職を伝える

次は、帰国するため仕事を辞めることをきちんと伝えましょう。

無断で帰国することのないよう、しっかりと社会人としてのルールは守りましょう。

給料が未払いの場合、どのように支払われるかなどの相談も行いましょう。

 

⑥ タックスリターン(確定申告)申請

オーストラリアの会計年度は7月1日~翌年6月30日までです。

タックスリターン(オーストラリア版)に関する詳しい記事は、以下の記事を参考にして下さい。

 

→税理士さんが監修した記事なので参考になると思います。

 

また、カナダのタックスリターンに関する記事はこちらを参考にして下さい。

 

 

以上の6項目を確認したら後はパッキング!

 

以上の6つの項目を手続き・確認すればあとは帰国の準備や荷物のパッキングをすれば基本的なことは大丈夫だと思います。

荷物の整理が追いつかず、スーツケースの重さが利用する航空会社の規定の量を超えてしまう場合があると思います。その場合は、超過料金を支払うか、国際郵便などで荷物を郵送、荷物宅配サービスをしている会社もあるので調べてみましょう。

これを機に断捨離して身軽になって帰国してもいいと思います!

 

上記の情報が少しでも参考になれば幸いです!

 

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