オーストラリアの各滞在先の特徴とシェアハウストラブルの事例(体験談)をご紹介!
みなさん、こんにちは。
こちらはシドニーでワーホリ生活8ヶ月時点の記事です。
コロナウイルスの影響下という少し特殊な事例とはなりますが、オーストラリアの各滞在先のメリット・デメリット。また、シェアハウスでは特にあるあるのトラブルをご紹介します!
ちなみに、記事でご紹介しているトラブルは、私が滞在していたシェアハウスの2軒目の話となっています。(コロナの影響で外出自粛があった時期ですので、みんな少しカリカリしているのかな…というのもありますが単純に普段から感じている不満が浮き彫りになっただけなのかな?とも思います)
留学やワーホリ生活の拠点となる宿泊施設
オーストラリアの留学やワーホリ生活での住まいは、主に以下の3種類です。
学生寮も無いことは無いのですが、オーストラリアの場合ほとんどの語学学校では学生寮は完備していません。オーストラリアはワーホリ人口が多く、短期間で宿泊先の移動を繰り返すこともあってか一般的ではないんですね。
学生寮が充実しているのは、ワーホリ制度の無いアメリカやマルタ、ワーホリビザ発給数に制限のあるイギリスなどが一般的です。
以下、3種類の滞在先の利点と欠点を紹介します。なお、自分の経験に加えて、友達の意見なども総合してまとめました。
・バックパッカーズホテル
別名ドミトリーとも呼ばれたりしますが、ホテルなどのサービスを最低限まで減らした簡易宿泊施設のことです。
バス・トイレ・キッチン等、基本的に共同で、1部屋に2段ベッドがいくつか詰め込まれているイメージが一般的な気がします。
窮屈な印象を受けますが、検索サイトで探してみると、シドニーには比較的きれいな施設も多くあります!
名前どおり、バックパック1つ持って世界中を旅しているような人が泊まっていたり、定住地を決めるまでのつなぎとして、利用する人が殆どです!
・利点
・欠点
・ホームステイ
現地オーストラリアに住んでいる、いわゆるホストファミリーとの共同生活です。
ホストファミリー宅の空き部屋に住み、スタンスとしては家族の一員として迎えてくれるので、食事もファミリーが用意してくれることがほとんど。
初めての留学生活は、まずはホームステイを選ぶケースが多いと思います。
・利点
・欠点
・シェアハウス
一軒家やマンションの1室など、1つの住宅を何人かで共有して暮らすスタイルです。
その中で、ベッドルームも複数人で使用するルームシェアタイプと、各自部屋を借りるオウンルームタイプがあります。キッチンとバスルームは共同の事が多いです。
・利点
・欠点
ざっとした説明ではありますが、どれを選んでも必ず利点と欠点があります。
みなさんは、どこに重点を置きますか?
このように様々な価値観がありますので、滞在スタイルも1人1人の価値観に合わせた選択肢があると言っても良いでしょう。
周りを見てみても多くの留学生やワーキングホリデーの方々は、最初にホームステイを1ヶ月ほど滞在して、その後シェアハウスに引っ越すパターンが多いと思います。
また、バッパーの利用は、他都市に旅行に行った時に一時滞在先として利用するケースが多いと思います。日常の生活拠点として、バッパーを利用する人はかなり珍しくレアなケースですね。
私が住んでいるシェアハウス
私が住んでいた家はアパート型のシェアハウスで、キッチンとお風呂、トイレが共同となっていました。
私の契約したお部屋は、ベッドやクローゼット等の一式が一部屋に揃っていて、自分専用のいわゆるオウンルームを持っています。
シェアメイトは、イタリア、ポーランド、アルゼンチン、日本人。記事作成当時は、私含めて5人での生活でした。
記事作成当時はコロナの外出自粛モードまっただ中でしたので、「シェアハウスならワイワイ毎日みんなと楽しいんじゃないの!?」って思いませんか?
答えは「んー楽しい時も嫌な時もあります…。」です(苦笑)
私が感じていた、シェアハウスのリアルをお伝えします!
誰かがご飯を作ってくれて、「一緒に食べる?」と言ってくれたり、Netflixを一緒に見たり、シェアメイトの友達との出会いがあったりと、とても良い国際交流の場であることは間違いありません!
ただ、当時はオーストラリア政府の指示で、屋内屋外問わず不必要な3人以上の集会を禁止というルールがありました。
ですので、シェアメイトみんなで集まってご飯を食べることはできなかったんですね。
当時私のシェアメイトは、みんな最低でも5ヶ月くらい一緒に住んでいたので、決して“見ず知らずの人”という感覚ではありません。
しかし、コロナウイルスの感染リスクを考えると、除菌スプレーを多用しての生活でしたし、他の子の咳やくしゃみが聞こえてくると敏感に反応してしました。
せっかくの国際交流の場に住んでいるにも関わらず口数は減っていく一方という状態です。。
そして、冒頭でも触れたシェアハウス内でのトラブルですが、いわゆる「キッチン掃除問題」です。
これは、どこのシェアハウスでもあるあるだと思います(笑)
普段から、キッチンのシンクに使用済みのお皿やコップ、カトラリーがそのまま放置されていることがあります。毎回使ったらすぐ洗っているこちらとしては、すごく気になります。
ただ複数人で生活しているシェアハウスの難点なところは、犯人はすぐに特定できないことです。なので、結局「やった、やらない」と言った口論になってしまうのです…。
シェアハウスに住む心得として、ある程度寛容な心を持つことが大切です。そして、きちんと自分は掃除している場合は、その旨を主張することが大事!
こうしたシェアハウスの掃除については、シェアハウスのオーナーからシェアメイト全員に、警告のようなメールが届いたことがあります。
ある特定の人が洗い物をしないだけなのに、「全員にペナルティが課される」というような内容で、私はすぐに抗議の返信メールをしました。
きちんとそこで説明したため、オーナーもわかってくれ、ペナルティが課されることはなかったのですが、あらぬ誤解を避けるためにもハッキリと主張することが本当に大切です!
当初の気持ちとしては、シェアメイト同士でギクシャクしたくないし、オーナーに誰かの事を告げ口することは何だか気が引けました。
そのため、気になることはあっても黙って生活していたのですが…自分の言いたいことはしっかり伝えないといけないオーストラリアですので、黙ったままはNGです。(黙っていたため自分までもが悪者にされてしまったら大変です!)
そして、私の経験上、片付けない奴はいつまで経っても、片付けません!何度言おうと、びっくりするくらいやりません!(笑)
そのくせに、自分の正統性を主張してくるので決して負けないようにしましょう!
そして、出発前はあれだけ国際交流を楽しみにしていたはずなのに、しばらく経つと「一緒に住むなら日本人だけで住みたいよね。」なんて言う、日本人留学やワーホリは結構いたりします。
私は以前住んでいたシェアハウスも含めると、インド人、ロシア人、ブラジル人、ドイツ人とも住んだことがありますが、その気持ちは良くわかります。
やはり、綺麗好きでルールを守るということに関して、日本人は長けているなと思います。海外の人は、シェアハウスのルールを平気で無視する人も多いので…。
海外では真実かどうかではなく「言ったもん勝ち!」なところが大いにありますので、拙い英語でも自分の気持ちを主張していきましょう!
全てのことには「利点」と「欠点」が共存
今回、バッパー、シェアハウス、ホームステイの3つの宿泊先を紹介しましたが、それぞれに利点と欠点があることが分かったと思います。
ネット上では、「日本人と一緒にシェアハウス滞在するのは良くない!」とか「ジャパニーズレストランで働くのは良くない!」という意見の方が強く見られます。
しかし、今回ご紹介した通り国際色豊かなシェアハウスだって欠点はあります。一方、ジャパニーズレストランで働くことに関しても、利点だって当然あるワケです。
何が正しくて何が間違いかは、簡単言い表せない複雑な関係が絡んでいます。自分の性格や求めている環境に適しているかどうかが最も重要です。
ワーキングホリデー中は、良いことも悪い事もすべて自分の経験にできると良いですので、当時私は「Stay Positive, Stay Safe」をモットーに生活していました!
こちらの記事がみなさんの少しでも参考になれば幸いです。