留学準備で迷う荷造りで「生理用品」は持って行くべきか否か?オーストラリアの生理用品事情!
こんにちは!オーストラリアにてワーキングホリデー中のマユミです!
今回はガールズトークで、月に一度はお世話になります生理用品についてシェアしたいと思います。男子諸君にとって有益な情報ではないであろうということを、あらかじめお断りさせて頂きたく思います。(謝)
留学前となりますと、生理用品を日本から持っていくべきか否かは、女子には結構大きな悩みですよね。デリケートな部分ですから、知らない製品を使うのは少し躊躇するかと思います。
結論から言うと、日本の生理用品はやっぱり高品質です。ですが、現地のものでも事足ります。
あとは個人のこだわり次第ですので、ご参考までに見ていただければと思います。以下、アイテム毎に紹介していきます。
ナプキン・おりものシート
10年前でしょうか。海外よく行く友人から、「海外製のナプキンはやたらと分厚くてごわごわしていて、フローラル系の匂いがしっかりついている。」と聞きました。
それ以来、私のイメージは「海外製ナプキン=イマイチ…」というものでした。
それから年月が経ちまして、現在私はオーストラリアに滞在中で、現地の生理用品を使用しております。
実際、こちらのものを使ってきた感想としては、「まあ悪くはないし普通に使える。」と言ったところでしょうか。
誤魔化すための匂いがキツいなんてことも今のところありません。
ただし、私は日本でもオーストラリアでも極端に安いナプキンは買ったことがありません。シンプルに質が悪そうで嫌だからです。なので、この記事で紹介するのは、あくまで平均的な金額のナプキンの話です。
ナプキンの値段はブランド、数量、用途(多い日用、普通の日、夜用、羽根つき…など)によって異なりますが、一般的には3~6ドルほどです。日本で購入する際の値段と比べても特に抵抗なく購入できる金額かと思います。
スーパーや薬局どこでも絶対に見かけるブランドは「KotexのU」でラインナップも豊富。空港の小さな売店にも「Kotex by U」 が置いてありました。一番メジャーなんですね。友人談ではありますが、なんとなく日本のナプキンに近い感じがするとのことです。
その他、「Carefree」、「Cottons」、「Libra」、「Moxie」、「Stayfree」、「TOM Organic」というブランドがよく陳列されています。
ちなみに、その「Kotex」のナプキンを買ってみたものの、この青い吸収体から経血が当たらなかった場合に割とすぐ漏れ出す感じがしました。ただナプキン自体にあまり厚みがないのはいい感じ。
私が日常的に使用しているのは「Libra」というブランド。使用感のこだわりというよりはデザインがすっきりしていて好感が持てるので使っています。
ナプキン処理の際のことになりますが、「Libra」だとパッケージのサイドをキュッと押すと再度くっつきます。なので、くるっと包んできちんときれいに処理する事ができるのが良いポイントです。
ショーツタイプもあります。使った事がないので分かりませんがどうなんでしょうか…。
オーストラリアでも日本の生理用品は手に入ります。ソフィでしたら比較的大きなお店で手に入ることができますよ。
何となくですがやはり海外製のものは日本製のものと比べて、全体的にもこもこと厚みがある、その割には吸収しないという感じは多少あります。
そのため、ムレやすさがあるので日本製を使っている時よりもこまめに交換しています。
おりものシートもオーガニック、アクティブ用、めくって2回使えるものなどなど種類は豊富です。
日本では見たことない気がするんですが、安くてたくさん入っているタイプは個包装されていません。無駄な包装がないからエコだし、いちいちぺりぺり剥がさなくていいから、楽っちゃ楽です…。
と言うわけで、持ち歩きには不向き。持ち歩き用には個包装の物を買っております。
上写真のナプキンにはふざけた小話が書いてありました。「あなた自身の肘を舐めるのは不可能。」とか「これを読んだ殆どの人は肘を舐めようと試すだろう。」とか…笑ってしまいました。
すっかり海外製ナプキンやタンポンに慣れていましたが、つい先日、日本の友人がたくさんあるから、と日本製のナプキンをおすそ分けしてくれました。
使用感、やはり違うんですね。さらっと感があります。それに、きちんと経血を吸い取ってくれる…。(笑)
タンポン
こちらではタンポンは身近な製品で、商品のラインナップもかなり充実しています。ただし、日本ではプラスチックのアプリケーターが付いているものが定番かと思いますが、オーストラリアではアプリケーターなしのタイプが一般的。
オーストラリアで初めてタンポンを買って包装を開けた時は割と衝撃でした。「吸収体だけやん…。」このようなタイプのものはフィンガータイプと言うようです。
日本のものは基本的にアプリケーター付きです。プラスチックのアプリケーターのおかげで大きな摩擦なくタンポンを膣に入れることができ、押し出し用の筒がついているので簡単に吸収体を膣の奥まで入れる事ができます。何より直接タンポンを触れる事がないので最高に清潔。
オーストラリアにて、アプリケーター付きのタンポンは殆どありません。
使い方ですが、ビニールの包装を開けたら下部にあるヒモをきちんと伸ばして、あとは指で押し込みます。
膣の奥の無感覚になるところまで入れないといけないのですが、初めは指で押し込むのが怖くて手前で止めてしまったためにタンポンがにゅっと出て来てしまったり、違和感があったりとしましたが…慣れました。(笑)
こちらのタンポンの良いところを挙げるとすれば、アプリケーターがない分、コンパクト。それから余分なプラスチックゴミが出ないのでエコですね。
アプリケータータイプですが、先日やっと見つけました!メジャーなのは、やはり吸収体のみのシンプルなものです。
今回、薬局2軒とスーパーマーケット2軒を回りましたが、取り扱っていたのは薬局1件で、1ブランドのみでした。2020年4月現在、私はファームジョブのため小さな田舎町に住んでおり、都市部ではもう少し品揃えがいい可能性はあります。
値段も吸収体タイプと変わりません。取り出し方については日本製のものと変わりはありません。ヒモを引っ張って取り出します。
私が使ったことのあるタンポンは、「Maxie」、「Tom Organic」、「Kotex by」 の3製品(トップ画像参照)ですが、個人的には小さめで先が少しラウンドになっていて、なおかつ包装を剥がしやすいという点から「Maxie」の製品が使いやすかったように感じます。
レギュラーサイズで一番小さかったのは「Tom Organic」ですが、他製品より1.5ドルほどお高めで包装も微妙に剥がし辛い…。
ちなみに吸収量によってタンポンのサイズも割と変わってきます。超吸水タイプ(スーパー)を買ったら、痛くてたまりませんでした。もうレギュラーしか買いません。それにしても、オーストラリアの生理用品はデザインが可愛くて選ぶのが楽しくなっちゃいますね。
月経カップ
月経カップってご存知ですか?こちらでは、「Menstrual cup(メンスチュアルカップ)」と呼んでいます。基本的にはシリコン製のラッパの型をしています。このカップを折り曲げて、膣の中にぶち込みます。
製品によって異なりますが経血をカップに30mL保持でき、最大7~8時間ほど装着可能なものが一般的です。 ※使用の際は製品の使用書をご確認ください。
一つの製品 で30~50ドルほどするので、値段が高いように感じますが洗って何度も使えるために、ランニングコストを考えるとかなり安いかと思います。「10年使える?」なんて話も聞いたこともあります。
私はナプキンとタンポンを併用していますが、それがこれ一本で済むと思うと楽ですよね。何よりエコフレンドリー。
と言うわけで、有名どころの「duvacup(ディーバカップ)」は大抵どこの薬局やスーパーの生理用品コーナーには置いてあります。
オーガニック系のショップにも何種類か置いてあるのが定番です。
上写真は、日本製の月経カップ。オーガニック系コスメショップで取り扱いがあります。カップの折りたたみ方法も色々あり、サイズにも違いがあります。日本人の膣は欧米人に比べて小さいので、もしかしたら日本製のカップの方が使いやすいかも知れませんね。
私の友達はすごく気に入ったようですが、私は何度挑戦しても何だかうまく装着できませんでした。また別製品でチャレンジしてみたいと思います。自分で洗って使うのがちょっと…という人もいますし、こちらも好みがありますね。興味がある方はぜひトライしてはいかがでしょうか。
使用方法については、YouTube等の動画を見られた方が分かりやすいと思いますのでぜひチェックしてみてください。
その他
デリケートゾーンのケアもきちんとするのが女子のたしなみであります。というわけでデリケートゾーン専用のソープも。気になる匂いを抑えるものや、弱酸性に調節してあってデリケートゾーンに優しい仕様です。一番よく見るのはこちらのFemfreshのシリーズです。
・ピル
月経コントロールが必要な方、ピルを購入するにはまずは現地の病院で診察を受ける必要があります。処方箋をもらって薬局へ。日本で購入するより値段は結構お手軽だとのことです。
ちなみにもしも避妊に失敗したかも…と言う場合は、48時間以内に服用する緊急用のピル(モーニングアフターピル)があります。
こちらは薬局にてすぐ購入することができます。直接事情を説明して所定の用紙に詳細を記入するだけです。
・妊娠検査薬
こちらもスーパー、ファーマシーで手に入ります。値段は何本入りか、アナログ・デジタル式かによっても値段に大きく差があります。
生理に関する英単語と英会話
生理は女性にとってとても身近なもの。生理に関する英単語・英語表現もおさらいしておきましょう。
生理
そう言えば、「magic day」となんて表現する人もいました。確かに気持ちの浮き沈みも激しくなりますから、あながちマジックというのは言い得て妙な気もします。
・When was your last period?(前回の生理はいつですか?)
My last period was April 9.(前回の生理は4月9日です。)
My last period was 10 days ago.(10日前です。)
・Do you have your period now?(生理中ですか?)
I’m on my period.(生理中です。)
I’m on the third day of my period.(生理3日目です。)
I’m on Day2 of my period.(生理2日目です。)
・My period is coming soon.(もうすぐ生理です。)
・My period was due yesterday.(昨日生理が来る予定でした。)
・My period is a week late.(1週間生理が遅れています。)
・My period hasn’t come yet.(まだ生理が来ていない。)
・I missed my period last month.(先月生理が来ませんでした。)
・My period has come.(生理が来ました。)
・I got my period today.(今日生理になりました。)
・She got her period on Monday.(彼女は月曜に生理が来ました。)
生理周期
・My menstrual cycle is 30days.(わたしの生理は30日周期です。)
・My menstrual cycle is irregular.(生理が不規則です。)
おりもの
・I have a lot of discharge.(おりものが多いです。)
不正出血
・I have sometimes have abnormal vaginal bleeding. (ときどき不正出血があります。)
生理痛
・I have a terrible cramps. (生理痛がひどいです。)
(生理中の)出血量
・How many days do you flow?(何日間出血しますか。)
生理用品に関する英単語
・生理用品: feminine products / sanitary item
・ナプキン: sanitary napkins / sanitary pad
・おりもの用シート: liners / daily pad
・タンポン: tampons
・生理用ショーツ: period shorts / sanitary shorts
・ピル: pill / contraceptive pill / birth control pill
長期滞在では現地製品を使用するのが一般的
オーストラリアの生理用品のイメージが伝わったでしょうか?
ちなみにオーストラリアの大型スーパーColesやWoolworthでは1週間毎にセールの品が変わるのですが、たまに生理用品も一気に半額になる時がありますので、ちょくちょく棚をチェックして安い時にまとめて買っておくのも賢い手かと思います。
海外生活においては、現地で手に入るものは現地で、というのが私の基本的なスタンスです。
何が大事なのかは人それぞれですし、私の知り合いでも複数名スーツケースの半分を生理用品で埋めて、海外渡航に臨んでいる人もいました。(笑)
持って行ける荷物の量にも限りがありますし、渡航先に自分が「これは必要!」と思うもの全てを持ち込むことは難しいです。生理用品が自分の中でどの程度の優先順位を占めるのかによりますが、必要最低限の量だけ取り敢えず持って行くのが一般的ではあります。
こちらの記事が皆さんの取捨選択にお役に立てれば幸いです。
※国際郵便で渡航先に荷物を送る手もありますが、割高になると言うことをお忘れなく…!
・どうしても日本のものが必要なアナタ。国際郵便を使おう!