日本よりも乾燥している?オーストラリアでの乾燥対策を紹介!
こんにちは、シドニーから今日も「留学コラム」をお届けします。
オーストラリアは殆ど雨が降らない国で、乾燥しているという話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
日本と真逆で夏もカラッとしていて、過ごしやすい環境と言われることが多いですが、逆に言えば乾燥しているとも言えます。
オーストラリア留学やワーキングホリデーを前に、オーストラリアの乾燥が心配…と思っている人も少なくないでしょう。
実際に私は肌が敏感な上にひどい乾燥肌持ちなので、シドニーに来る前はとにかく乾燥が心配でした。
シドニーで約1年間を過ごしてみて、やっぱり「乾燥しているな…」と感じることは多かった気がします。
そこで、この記事では私がシドニーで実践している「乾燥対策」をシェアしたいと思います。オーストラリアでの肌の乾燥が心配…という方の参考になれば嬉しいです。
オーストラリアはどのくらい乾燥している?
日本ではぜんぜん大丈夫だったという人でも、日本とは違う気候や水も合わさって、オーストラリアでは肌が荒れてしまった…という話をよく耳にします。
それもそのはず、オーストラリアは1年を通して乾燥しているので、乾燥肌さんは特にご注意を!
そこで、わたしが今滞在しているシドニーは実際にどれだけ感想しているのか、東京とシドニーの年間平均湿度を比べて見ていきましょう。ちなみに、オーストラリアの季節は東京の真逆なので、ご注意くださいね。
シドニー | 東京 | |
1月 | 62% | 54% |
2月 | 64% | 56% |
3月 | 62% | 65% |
4月 | 59% | 66% |
5月 | 57% | 71% |
6月 | 57% | 80% |
7月 | 51% | 77% |
8月 | 49% | 77% |
9月 | 51% | 86% |
10月 | 56% | 74% |
11月 | 58% | 72% |
12月 | 59% | 61% |
こうして実際に数字で見てみると、シドニーがどれだけ乾燥しているかが一目瞭然ですよね。
日本で乾燥している冬の湿度がシドニーではほぼ1年中続くようなものです。(涙)
湿度が一番高い月で「64%」と、1年を通して湿度はあまり上がらないのが特徴的です。
オーストラリアの夏は要注意!
オーストラリアの夏は日本のように湿度が上がらないので、真夏でもカラッとしています。ジメジメとした嫌な暑さがなく、過ごしやすいといえば過ごしやすいのですが、これがかなり乾燥の原因になるんですよね。
オーストラリアの日差しは日本と比べ物にならないくらい強いので、外にいると日焼けすると共に肌表面の水分が失われてしまいます。
シドニーの夏に当たる12月~2月の湿度は、数字こそ約60%とそこまで低くないのですが、日差しが強い日はかなり乾燥するので注意が必要です。
日本人からすると、冬が乾燥の季節と思いがちですが、オーストラリアでは夏が特に乾燥する季節なのです。
夏には日焼け止め対策と共に、「乾燥対策」が欠かせません。
シドニーの真夏では、「暑い暑い…。」と言いながら、しっかりと保湿クリームを塗っていました。
オーストラリアでの乾燥対策8つ
1年を通して乾燥しているオーストラリアで、私が実際に乾燥から肌を守るために気をつけていることを8つ紹介していきます。
日本から持ってくると便利なものも一緒に紹介していくので、オーストラリアでの乾燥が不安…という人は是非参考にしてみてくださいね。
水をたくさん飲む
オーストラリアに来てから、2Lのペットボトルを片手に歩いている人をよく見かけました。
日本では1日に飲む水の量を意識して生活している人って少ないと思うんですけど、オーストラリアではなぜか「1日に必ず2L以上の水を摂取」を徹底している人が多くて驚きます。
私もそれを見習って、今は乾燥対策として水を出来るだけ多く飲むように心がけています。
肌の乾燥対策というと、つい外からの保湿に注目してしまって、体の内側から潤わせるのって見落としがちですよね。
日本ではもちろん、特に乾燥しているオーストラリアではぜひ1日に2Lの水を飲むように心がけてみてください。
乾燥対策だけではなく、水をたっぷりと摂取することは健康にも良いのでおすすめです◎
加湿器を付ける
乾燥対策と言えば、やっぱり加湿器は欠かせません。
私のようにオーストラリアにワーホリビザや学生ビザで滞在している人は、「1年」という期限があるのでなかなか大きい買い物ってしたくないですよね…。
ですが、オーストラリアの乾燥に耐えきれず、わたしは加湿器を「JB Hi-Fi」という電気屋さんで購入しました。
オーストラリアに来てすぐに購入したこの加湿器には、結局1年を通してお世話になりました。
乾燥がひどくて悩んでいる…という人は、ぜひ加湿器の購入も検討してみてください。
お手頃価格で加湿器を手に入れるなら「Kマート」がおすすめです。
湿度計を置いておく
私は部屋が乾燥しているのが嫌なので、日本から湿度計を持参。ここまでする必要はないと思いますが、私みたいに空気が少しでも乾燥していると肌に影響が出てしまう人にはおすすめですよ。
もちろんオーストラリアでも購入できると思いますが、日本だとアマゾンで簡単に手に入るのでその便利さから日本から持参しちゃいました。
これがあると常に部屋の中がどれくらい乾燥しているかが分かるので、乾燥対策がとりやすいです。
保湿クリームを常備
乾燥しているオーストラリアでは、保湿クリームが欠かせません。
やはり1年を通して乾燥しているからか、現地ドラッグストアでの保湿クリームの品揃えはとても良いです。
「QV」や「Aveeno」シリーズをはじめとした、皮膚科医推奨の保湿クリームがズラーっと並んでいるので、オーストラリアで保湿クリームに困ることはないでしょう。
なので、保湿クリームに関しては「どうしても…」というものがない限りは、現地調達でOKですよ!
オーストラリアに来てから日本では手に入らないブランドのクリームが買えるのが嬉しくて、いろいろ試してみました。
最終的には、やっぱり「Aveeno」シリーズが個人的に一番お勧めです。
ボディーローションからクリームまで種類がたくさんあるので、「どれが良いか分からない!」というのであれば、ぜひ「Skin relief moisture repair cream」を試してほしいなと思います。
パッケージに「intense moisture」とあるだけあって、かなり潤います◎
また、香料が入っていないので、敏感肌の人でも安心して使えますよ。
基本的にローションよりもクリームの方が保湿度は高めなので、特に乾燥する時期はクリームを使うのがおすすめです。
フェイスパックは日本から持参したものが◎
顔の乾燥対策としてフェイスパックを愛用している女子は多いはず。
私も日本から持参したものと、日本に一時帰国した友達からお土産でもらったものを大切に愛用しています。
オーストラリアでもフェイスパックは大活躍なのですが、オーストラリアでは日本で主流のシート型フェイスパックはあまり見かけません。
それに見かけたとしても、肌に合うか不安でなかなか手が出せないですよね…。
アジア系の美容品を扱うお店に行けば、日本のフェイスパックが売っていますが値段はかなり高め。
そのため、これからオーストラリアに渡航する人は是非フェイスパックを日本から持参することをお勧めします。
フェイスパックに限らず、自分のお肌と相性のよい基礎化粧品は多少嵩張っても日本から持参するのが良いかもしれません。
敏感肌用のハンド・ボディソープを使う
乾燥する時期って、手元の乾燥が気になりますよね。特にコロナウイルスが流行している今、これまで以上に頻繁に手を洗うようになったので手荒れは深刻化しています。
私は1ヶ月前くらいまで、スーパーで買ったごく普通のハンドソープを使っていました。しかし、毎日何度も手を洗った結果、手がものすごく荒れてしまいました。
手荒れに悩まされた私は、ドラッグストアにて「For sensitive skin(敏感肌用)」の液体石鹸を購入。この肌に優しい石鹸に切り替えてからは、手が荒れにくくなり大満足しています。
そして、ボディー用にも敏感肌用に作られたソープフリーのものを使用しています。
ソープフリーのボディーソープには、肌の潤い成分を奪ってしまう石鹸成分が入っていないので、肌の潤いを保ちつつきれいに洗浄できてとってもおすすめです。
オーストラリアで肌の乾燥に悩まされたときは、是非QVやDermaveenから出ているソープフリーのボディーソープを試してみてください。
Aesopのハンドクリームで手を保湿
イソップといえばオーストラリア初のコスメブランドで、日本でも高い人気を誇っていますよね。
シドニーにはイソップの店舗がたくさんあるので、オーストラリアでイソップ製品を愛用している人は多いでしょう。
私もそのうちのひとりで、イソップのレスクションハンドバームを手の保湿に使っています。
友達から誕生日プレゼントでもらって以来、柑橘系のよい香りと保湿力の虜になってしまいました。(笑)
オーストラリア発祥のコスメブランドなだけあって、日本よりも多少安く手に入ります。オーストラリア滞在中は、是非贅沢にイソップを使って乾燥対策を楽しみましょう!
アベンヌウォーターで小まめに顔を保湿
日本でも大人気のアベンヌ製品は、オーストラリアでもドラッグストアで購入ができるんです。中でも特に人気のある「アベンヌウォーター」は、現地のドラッグストアの「Priceline」で普通に売っていますよ。
アベンヌウォーターの良いところは、化粧の上からでもさっとスプレーするだけで、顔全体を簡単に潤おすことができるところです。
外出先での顔の乾燥対策に、私はいつもカバンに入れて持ち歩いています。
オーストラリアに滞在するなら乾燥対策は必須!
1年を通して乾燥しているオーストラリアに長期滞在するのであれば、季節に合わせた乾燥対策が必須です。
日本と比べると確かにかなり乾燥していますが、加湿器や多くの水を摂取、クリーム等の保湿対策をとっていれば問題ありません。
日本から愛用しているフェイスパックや乾燥対策用の基礎化粧品は、持参するのがお勧めです。
ただ保湿クリームや敏感肌用のボディーソープに関しては、オーストラリアでは皮膚科医推奨の商品が多く、困らないので安心してくださいね!
オーストラリアに来たら乾燥対策を忘れずに、楽しいオーストラリア生活を送りましょう。
【参考文献】
・Weather Atlas / Average humidity Sydney, Australia
https://www.weather-atlas.com/en/australia/sydney-climate#humidity_relative
・気象庁 / 東京 月ごとの値(気温・蒸気圧・湿度)
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2018&month=&day=&view=a2