文化の違いが面白い!オーストラリアと日本の「スーパー」の違い10個 | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:現地生活情報

文化の違いが面白い!オーストラリアと日本の「スーパー」の違い10個

公開:2020/05/22 著者:黒須 千咲 4450 Views

こんにちは。私はオーストラリア・シドニーに滞在中ですが、国の食文化がよく分かるスーパーマーケットは、海外に行くと訪れるのが密かに楽しみな場所だったりします。

シドニーで約1年間を過ごし、今ではオーストラリアのスーパーは日常と化してしまいました。

しかし、最初は「オーストラリアのスーパー楽しすぎる!」とColesやWoolworthsに行くのが楽しくて仕方ありませんでした!(笑)

 

オーストラリアのスーパーには、日本と比べて異なるところが盛りだくさんあるからです!

 

この記事では、そんなオーストラリアのスーパーの特徴を10個紹介していきます。

知っておくとオーストラリアでの買い出しがより楽しめるようになると思いますので、是非ご一読ください!

① 「1/2 PRICE」セールが毎日開催されている

 

オーストラリア滞在経験者、みんな大好きなのが「1/2 PRICE SALE」。大手のスーパー「Coles」や「Woolworths」では、毎週あらゆるジャンルの対象商品を半額で購入することができます。

毎週月曜日にその週の水曜日〜次の週の火曜日まで有効なチラシが発表され、そのチラシは「今週はポテチが半額!」、「エナジードリンクMonster6本入りが半額!」とお買い得情報の宝庫。

日本のスーパーでもお買い得品はありますが、せいぜい2割引程度ではないでしょうか。

 

日本にいた頃は2割引でもかなり喜んでいましたが、オーストラリアでは「半額」ですからその太っ腹さに驚きです!

 

「毎週こんなたくさんの商品を半額で売って赤字にならないの!?」と心配してしまうほどです。

でもスーパーに行っておいしそうなお菓子が半額だと、買う予定もなかったのについ手に取ってしまうので、この半額戦略は有効なのかもしれません。

チョコレート売り場に行くと、いつでも必ずどれかしらのチョコが半額で手に入ってしまう次第です。半額の誘惑につられて、必要ないものまで買ってしまうので買いすぎには気をつけましょう!

 

② 野菜やフルーツは量り売り

日本のスーパーでは、パック売りが基本の野菜やフルーツ。バラ売りで買ったとしても、1個いくらという値段設定ですよね。

でもオーストラリアでは、いくつかの商品(アスパラガス1束やキャベツ1個など)を除いて、すべての野菜とフルーツは量り売りで販売されています。

スーパーに行くとあらゆる野菜とフルーツが包装されずにズラーっと並んでいますよ。

 

→ スーパーに並ぶたくさんの野菜やフルーツ。

 

個人的にはこの量り売りのシステムがすごく好きで、日本でも量り売り制度にしてほしいと思っています。

「生姜が大さじ1杯だけ必要!」とか「ニンニクが一欠片だけほしい!」という時に、欲しい分だけ買えるのは本当に無駄がなくて便利なんですよね。

小さい生姜のかけらを見つけてセルフレジで計量して、お値段たったの「30セント(約20円)」みたいなことを私はよくやっています。(笑)

 

ひとり暮らしが多いワーホリ勢なんかも、バナナやみかんを欲しい数だけ量り売りで購入できるのはかなり助かります!

 

大量買いが基本なこの国ですが、野菜とフルーツに関しては欲しい分だけ買えるので安心です。

 

③ 1キロあたりの価格表示

日本でお肉売り場に行くと、「100gあたり100円」といった表示がありますよね。

でもオーストラリアでは、肉はもちろん、野菜・フルーツの価格表示は「1キロあたり〇〇ドル」です。

自分の頭の中で計算すれば別に同じことなのかもしれないですが、1キロあたりの価格を表示するところが本当にオーストラリアらしいなと面白いですよね。

 

→ ナッツも1キロあたりの値段表示。

 

ただ、この1キロあたりの価格表示の分かりにくさは異常です。

 

りんごが1キロあたり4ドルって言われても、安いんだか高いんだかよく分からないですし、「1個だいたいいくらなの?」って思いませんか?

フルーツ売り場に置いてある秤を使えば、買いたい分の正確な値段が分かりますが、面倒なので最近は買いたいだけレジに持って行って、そこで答え合わせをしています。(笑)

きっと数週間分の食料をまとめ買いするオーストラリア人にとっては、100gあたりの値段表示ではNGなのでしょう。

 

④ セルフレジの数が多い

オーストラリアのスーパーでのお会計は、セルフレジが基本です。

こっちに来てもうすぐ1年になりますが、セルフレジがあるスーパーで有人レジを使ったことは一度もありません。

オーストラリアは人件費が高いので、人件費を節約するための対策なのでしょうか?

 

→ オーストラリアでは、セルフレジでのお会計が基本!

 

自分でバーコードをスキャン、そして量り売りのものは秤になっているレジの台に置いてレジに通します。そして、お会計はカードでタップするだけ。

せっかく外国にいるのに「お店の人と英語で会話しないの?」と思う人もいるかもしれませんが、私はこのセルフレジが楽で気に入っています。(笑)

運が悪く混雑時に当たってしまった時を除けば列になることも少ないので、ささっと買い物ができて助かっています。

 

ただこのセルフレジ、現金払いでも支払可能なレジと、カードのみのレジに分かれています。現金払い可能なレジ数が結構少ないのでご注意ください!

 

カードのみのマシーンを使うと「This machine takes card only, do you wish to continue?」と表示されるので、現金で支払いたい場合は他の台へと移動しましょう。

 

⑤ お惣菜が充実していない

オーストラリアのスーパーで少し残念に感じているのが、お惣菜の種類が充実していないことです。

日本だと「今夜はさっと食べられるものを買って帰ろう!」となれば、いくらでもチョイスがありますよね。

でもオーストラリアのスーパーで買えるお惣菜は、以下のような種類しか売っておらず、本当に選択肢が狭いのです。

 

・巻き寿し
・揚げ物(フライドポテトやナゲット)
・パン
・サラダ

 

Woolworthにはたまにカレーライスが売っていますが、10ドル(約700円)もするのであまり手を出したくありません。

これはオーストラリアのコンビニがぜんぜん便利じゃないことにも通じることですが、オーストラリアではお惣菜系のフードがかなり手に入りにくいです。

おにぎりやお弁当が安く買える日本の凄さを実感します…。

 

⑥ 薄切り肉が売っていない

オーストラリア滞在中に「日本食を自炊したい!」ってなった時にすごく不便に感じるのが、薄切り肉や細切れ肉が売ってないことです。

生姜焼きや牛丼、炒めものなど、日本食って薄切り肉を使うことが多いですよね。

オーストラリアでもアジアスーパーに行けば冷凍の薄切り肉が手に入ります。

 

しかし、日常的に利用する地元のスーパーである「Coles」や「Woolworths」ではなかなか手に入りません。

 

Colesにはかろうじて豚の薄切り肉だけ売っていますが、値段が結構張ります。

ちょっと話がずれますが、オーストラリアってお肉の値段が基本的に日本よりも高いんです。

薄切り肉が売ってないこと、お肉の値段が高いことが合わさり、自炊できるメニューが結構限られてしまうところが辛いところです。日本に帰国したら、スーパーのお肉売り場を眺めるだけで幸せになれそうです(笑)

 

⑦ ソフトドリンクは大容量の方が安い

オーストラリアの物価が高い例として、よく500mlのコーラが1本4ドルなんて言われていますよね。

でも実際にスーパーに行ってみると、2Lの大容量コーラが3ドル前後で買えることがあるんです。要するに、大容量の方が安いと言う、日本では見られない現象が…。

2Lの大容量コーラを見ると「え、コーラ意外と安く買えるんだ!」って思うんですが、「買い物帰りにコーラが飲みたいな…。」なんて時に、500mlの冷えているコーラの値段を見ると3~4ドルもするので驚きます。

 

→ 500mlのコーラの定価は3.75ドル。

 

日本人の私からすると本当に理解に苦しむんですが、オーストラリアのスーパーではなぜか大容量のソフトドリンクの方が、500mlのものよりも安く買えるんです。

大きい方が安いなんて、まさに留学太りする原因のひとつですよね。

 

⑧ 卵が割れていないかチェックが必要

日本のスーパーで卵を購入する時に、卵が割れていないかチェックする人はほぼいないと思います。

そもそも、きちんとシールで蓋が閉じられているし、透明のプラスチックケースに入っていますし、販売時点で割れている卵なんて見たことがありません。

ですが、オーストラリアの卵売り場は少々カオス化していることが多いです…。

 

→ オーストラリアの卵では紙のカートンに入っているため、中身を空けてみないと分からない。

 

オーストラリアの卵売り場では、蓋が開けられた卵パックが置いてあったり、卵の中身が割れて出ちゃっているのがあったり、「この卵は大丈夫か確認しておこう…。」という気持ちにさせられます。

実際に蓋を開けて卵を見てみると、結構な頻度でヒビが入っていたり割れていたりするので驚きですよね。

ちなみに、卵売り場を常温にしているスーパーもあれば、冷蔵庫に保管しているスーパーの2つがあり、それも個人的にすごく謎に思っています。また、オーストラリアの卵の賞味期限は異様に長いです。

 

1ヶ月くらい余裕で持つのですごく不思議に思っていたんですが、これは「卵を生で食べないこと。」を想定しての期間だそうです。

 

日本では、「卵を生で食べること」を想定しての賞味期限だから短いんですね。オーストラリアに来るまで知りませんでした!

 

⑨ お酒の取り扱いなし

オーストラリアのスーパーにはアルコール売り場がありません!

日本ではコンビニでもお酒が買えるのに、オーストラリアではコンビニはもちろん、スーパーでもお酒が買えないのは驚きですよね。

 

お酒は「Bottle Shop」と呼ばれるお酒専門店にて購入する必要があります。大型のスーパーだとすぐ横に隣接されているケースも多いです。

 

ボトルショップとして一番有名なのが、Woolworthsグループの「BWS」で、BWSはビール、ワイン、スピリッツの略になっています。

未成年や酔っ払いがお酒を買えないよう、お酒の取り扱いに関して厳しいのがオーストラリアの特徴です。

 

→ アルコール専門店「BWS」の外観。

 

⑩ ショッピングカートが巨大

さすがは大量売り&大量買いの国「オーストラリア」。

スーパーのショッピングカートのサイズに驚く日本人は多いと思います。

日本だとカートにかごを置いて使うのが一般的ですが、オーストラリアのショッピングカートはかごを使わず商品をそのまま直でカートに放り込むスタイルです。

 

→ このカートで小さい方のサイズです。(笑)

 

カートがかなりでかいので、混雑時なんかは狭い通路を行き来するのがすごく大変なんですよね。

「こんなに大きいカート必要あるの!?」と思いますが、スーパーで買い物をしているオーストラリア人を見ているとカートが山盛りになるほど買い込んでいるので驚きます。(笑)

 

【まとめ】大きいスーパーで買い物を楽しもう!

 

日本のスーパーと比べて「ここが違う!」というオーストラリアのスーパーの特徴を10個まとめて紹介しました。

 

全体的にオーストラリアのスーパーは、日本と比べて何もかもが「大きい!」傾向にありますよね。

 

スーパーは広々としていて商品の数がとにかく多いですし、商品一つひとつのサイズもかなりビッグです。

オーストラリアを訪れた際には、「日本のスーパーとの違い」に注目しながら、ショッピングを楽しんでみてくださいね!

 

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