今だから言えるオーストラリア・ワーホリ中の失敗談・苦労話ぶっちゃけてみた! | 留学・ワーホリ・海外留学・語学留学は留学ドットコム

カテゴリー:ワーキングホリデー

今だから言えるオーストラリア・ワーホリ中の失敗談・苦労話ぶっちゃけてみた!

公開:2020/06/09 著者:高島 明季子 1960 Views

こんにちは!あきこです。

2年間オーストラリアでワーキングホリデーをしてきて海外生活を送ってきましたが、毎日がキラキラしていて楽しい事・上手くいく事ばかりではありません。

 

ワーホリ生活中は、正直たくさん失敗や苦労をしました!

 

ワーホリならではの出来事から日本でもよく起こるような事など、さまざまな壁にぶつかってきたのですが、これはマイナスな事ばかりではなくむしろ必要なことだと思っています。

その瞬間はもちろん悩みますし時間はかかりましたが、「じゃあ、どうしたら改善できるだろう?」と考えるきっかけにもなりました。

もちろん楽しかった事や面白い経験、いろんな人と関わりながら海外生活を過ごせたというのは大前提で、私の中では良い思い出の方がたくさん詰まったワーホリ生活でした。

 

今回はあえてワーホリ中にどんな失敗があって、それをどう改善していったかについて焦点を当てていきたいと思います!

右も左も分からない1年目

 

ワクワクもドキドキも止まらなかったオーストラリアでのワーホリ生活。

もともと海外旅行が大好きだったので、海外に長期でいられることに嬉しさが止まらず不安など全く感じていなかったと思います。

しかし、いざ生活していくとなると、理想と現実のギャップはありました。

 

慣れるまでは仕方がない部分もあったと思いますが、やはり初めての環境という中では「失敗したな~大変だったな~。」と思うことが多く、そのほとんどがワーホリ1年目の間に起こりました。

 

小さなことから大きなことも色々ありましたが、以下の4つのエピソードにまとめて紹介したいと思います。

 

① ホームステイ先で引きこもる

渡豪して最初の1ヶ月はホームステイをしましたが、この1ヶ月は正直自分の部屋に引きこもってばかりでした。

ホームステイ先はフランス人とイギリス人の若い夫婦で1歳半の男の子もいる、とても気さくで優しい家族の元でした。

厳しいルールもなく家も自由に使わせてもらえましたし、お出掛けにも連れていってもらえました。なので、ホームステイ先自体はなんの問題もなく、むしろラッキーな家庭だったと思います。

 

それにもかかわらず、単純に自分にとって1番余裕のない時期であったがためにかなり受け身になってしまっていました…。

 

自分から積極的にコミュニケーションが取れず、ただただニコニコしながらその場をしのぎ、必要以上に接せず部屋にこもってしまいました。まさしく、私にとって渡豪直後の最初の失敗です!

オーストラリアに来る前は、フィリピンで語学留学をしていました。その環境は学校内や寮に日本人もいますし、みんな協力し合いながら数ヶ月生活するので、何だかんだ楽しく過ごせました。語学学校の先生も日本人に慣れており、分かりやすく丁寧に英語を教えてくれるので授業にもついて行きやすかったと思います。

しか、しいざオーストラリアでの海外生活が始まると、いきなり自由で強制力のない英語のみの世界にほっぽり出された気分でした。

 

自分で何とかしていかなきゃいけないのに、初めての国・環境・知り合いもいない状況は、かなりストレスが溜まりました。

 

緊張もあると思いますが「私ってフィリピンで英語勉強したよね?」と思うほど、周りやネイティブの英語についていくことができませんでした…。

オーストラリアで通った語学学校では極力日本人とつるまないようにし、同じクラスで仲良くなったコロンビアとチリの子とよく一緒に過ごして、週末も遊びに出かけるようにしました。

誘われるパーティーにも参加してちょっとでも英語環境に馴染もうとしますが、自分の英語力に何度も落ち込み正直全然楽しめていなかった気がします。(笑)

 

このように毎日慣れない環境に必死についていこうとし、それがストレスになり家では一人で過ごしたくなってしまったのです。

 

→ どこかぎこちなかった渡豪当初。

 

上手く気持ちを切り替えられず、ネガティブモードになってしまっていたと思います。

良いホームステイ先でもあったので、余計「部屋に引きこもる」という自分の行動にも罪悪感があり、申し訳なく思っていました。

 

今思えば、そんなに難しく考え込まずにもっと気楽にいけばよかったのにと思いますが、当時はそれがなかなか出来ませんでした。

 

この時は自分でも仕方がないと割り切っていて、この時の気持ちや状況などは忘れないようノートに書き留めていました。

家の勉強ではインプットを重視して、無理矢理表向きに頑張ろうはせず「次に似たシチュエーションが来たらその時は後悔しないような行動を取ろう!」と、自分に飴作戦でその場をしのぎました。

その後、1年目も後半に差し掛かる頃、たまたま住んだのがオーストラリア人夫婦と小学生の兄妹のいる家でした。

 

この頃になればだいぶ生活にも環境にも慣れていたし、前回のことがあるので同じような状況にならないよう心がけました。

 

自分の部屋のドアをオープンにしておいたので、子供達ともよく遊んだし、夫婦とも会話しやすい環境を作りました。

イースターホリデーには、家族にシェアメイトと一緒にキャンプへ連れていってもらったりもして、良い時間を過ごすことができたと思います。

 

→ オージーファミリーとの本格キャンプに行きました!

 

② Wワークで仕事漬けの日々

渡豪し初めて仕事探しをして、苦労しながらも何とか仕事をゲットできました。しかし、1つだけでは生活が厳しかったので2つ目の仕事も始めました。

それまで貯金で生活していたのもありますし、せっかくゲットできた仕事だったので、とにかく頑張ろうと働きまくりました。

朝5時起きで午前中~昼過ぎまではカフェで仕事をして、一旦帰宅後夕方~夜はレストレンで働きました。そして、そこから仕事仲間と飲みに行くという日々を繰り返していました。そんな生活スタイルだったので、もちろん休日はヘトヘトでダラダラしてしまう1日です。

 

それが数ヶ月間続き、自分で好んだスケジュールでしたが、仕事ばかりで毎日疲れていた気がします。

 

まとまった時間が取れず自分の時間を過ごせていないことや、友人とのんびり遊べない状況に、せっかくオーストラリアにいるのに海外生活自体を全然楽しめていないことにハッとしました。

仕事探しする際、最初はとにかく何でもいいから仕事がゲットできればいいというスタンスだったので、面接時に何でも相手に合わせるようなYesマンで状態になっていて、詳しい情報を質問して聞いたりしませんでした。

いざ働きだしたら思ったより自分の希望が通じなかったこともあり、そのため2つの仕事をうまくコントロールできない状態になったのです。

 

→ 仕事漬けだったある月の仕事のスケジュール。

 

仕事自体は新鮮で楽しかったですが、何でもOKといった勢いで飛び込んでしまったが故に、このような事態になってしまったのです。

その後は、掛け持ちしなくても1つの職場で生活できる仕事を探そうと思いました。

給料や手当、どのくらいシフトに入れるのか、時間帯はいつか、その他気になることなど面接の時点でしっかり確認し、自分が納得した上で仕事できるよう気をつけました。

 

仕事をすることも大切だけど、生活を楽しんだり勉強する時間を確保したり友人との時間も大切にしたりと、バランスを保つことも必要だな〜と思いました。

 

③ シェアメイトと仲良くなれなかった

あるシェアハウスに住んでいた時、周りのシェアメイトはドイツ人や中国人、韓国人でした。

みんなファームの仕事をしていたので、働く時間帯と家にいる時間帯がほとんど重なっていました。

またファーム仲間もたくさんいて、友達の友達は友達という感じで、色んな人と関わる機会がありました。

 

よくSNSでみる光景は、国籍色豊かな中みんなで仲良くパーティーして「イェーイ!」とした感じでしょうか。(笑)何だか楽しそうで憧れますよね。

 

→ 私がファーム時代に住んでいた11人ほどいたシェアハウス。

 

もちろん私もシェアメイトやファーム仲間とBBQや誕生日会、各国の料理を作ったパーティーなど行いました。

しかし、何だかしっくりこない自分もいました。心地良かったかと言えば、そうではありませんでした。

取り敢えず、そうした場に参加して周りに馴染んでいるフリをして、自分を繕っているような…。

 

それからは、「確かに周りは楽しそうだし友好関係もどんどん広がりそうだけど、そこに執着する必要はないな~。」と思い、気が合う友人や自然と仲良くなる人と行動するようになりました。

 

私にとってこの時は大勢で派手に「イェーイ!」というより、数人で質素に「ケラケラ」していた方が楽しかったのです。

そう思うようになってから、必ずしもシェアメイトと何としてでも仲良くならなきゃというプレッシャー(?)のようなものは消え、自然に身を任せればいいと悟りました。(笑)

その後、ワーホリ2年目の頃に、バックパッカーに3ヶ月間滞在して生活していた時期もあります。国際色豊かで大勢の人が利用する宿泊施設でしたが、ここでもあまり形にかかわらず、自然にしていれば仲良くなる人とは知らぬ間に仲良くなっていき、楽しい時間を過ごせました。

 

 

→ 心から楽しいと思える瞬間を大切にできた!

 

シェアハウスの良い所は、日常的にシェアメイトと関わることができるので、仲良くなりやすく日常会話ができるなとメリットもたくさんあります。

しかし、必ずしもイコールではありません。現実には気が合わないことやトラブルだってよく起こります。

「〇〇と言えばこう!」という先入観や「こうしなきゃいけない!」という固定概念を持っていると、ストレスの度合いは大きくなります。

 

シェアハウスでもメリットとデメリットの両方あることを踏まえて、その中で自分が心地いいスタイルで過ごせるよう工夫していくことがいいかもしれませんね!

 

④ 職場のオーナーにいじめられる

ちょっとヘビーな感じになってしまいますが、ある時の職場のオーナーになぜか毛嫌いされてしまい、理不尽に怒られたり嫌味を言われたりと結構苦痛な仕事先でした。

オーナーの機嫌が悪いと、いつもと同じことをしていても急に「何やってんのよ!」怒られるとか、他の人には何も言わなかったのに私がやると注意されるとか。言い出したらキリがないほどです。

今では「そんな事もあったな~。」と笑ってしまいますが、当時はイライラが止まりませんでしたね。(笑)

 

あまりに仕事内容が酷い場合や給料がちゃんと支払われない、契約違反があると話は別ですが、人間関係が合う合わないことや理不尽なことなど個人的に納得できない事って、結構どこでもあり得ることなので、そこで無闇に辞めたりはしませんでした。

 

ただ、コミュニティ(自分の居場所)が職場の1つだと気が滅入ってしまうので、私はシフトを減らして夜間の学校に通いだしました。ある意味、シフトを減らす口実として!(笑)

自分ではどうしようもない状況でも、別の居場所を作ることで少しは気が紛れますし、気分転換にもなります。

また新しい環境では、新たな発見や出会いや良いことが待っているかもしれませんしね!

 

他の居場所を作ることで、その嫌なものの割合を減らしてしまうのです。例えば、2分の1だった割合から、3分の1や4分の1など。

 

余裕が出てきたワーホリ2年目

 

以上のようなことを1年目で経験し、様々な失敗や苦労しながらも改善策を考えて実践を繰り返してきたことで、2年目は比較的余裕を持って過ごすことができました。

一度ぶつかった壁には免疫がついているような感じで、特に自分がどういう時に落ち込んだりするかのパターンやそのサイクル・期間なども大体分かるようになってきました。その後は、状況をそこまでネガティブに捉えなくなりました。

失敗や苦労することがあっても落ち込み過ぎず、また自分はダメだと追い込んでしまうのではなく、むしろそれをチャンスだと思ってみることが大事です!

 

最初は大変に感じるかもしれませんが、ちょっとずつ修正しながらちょっとずつ成長していければ、そのうち確固たる自信に変わってくると思います!

 

是非参考にしてみてください。

 

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